タイワンハクセキレイ   
                              スズメ目  セキレイ科  英名:White  Wagtail
                                              学名:Motacilla Alba ocularis

      全   長   :21cm  
      観察可能時期:日本海の離島や南西諸島に旅鳥として飛来するが、記録はホオジロハクセキレイより少ない。
      生 息 地   :平地から山地の農耕地・草地・公園・水田などで餌を探す地上性。
      類 似 種   :ハクセキレイ  
      特   徴   :過眼線はハクセキレイと同じ。 夏羽の♂は頭と胸が黒いが背中は青灰色で風切り羽には白い
                羽縁がある。   胸から腮(さい)にかけての部分が黒く、下の嘴に届くのが特徴。

 
    シベリア東部からアラスカ方面に分布・繁殖し、冬季は東南アジアに渡って越冬する。  国内でも少数が分布している
   とする説がある。    
 
     写真のハクセキレイは胸の黒い部分が腮に達し、更に下の嘴に届いている。  背中が青灰色であることからタイワン
    ハクセキレイの条件を備えている。 日本にも少数が分布していると言われているのでタイワンハクセキレイだろう。
     2,008年4月12日の撮影であるが、翌2,009年の同じ日にも目撃。  それ以後は毎年探しているが出会いは無く、
    東海地方では稀と思われる。
    
                         2,008年4月12日  愛西市立田
            


     この角度で見ると胸の様子がよくわかる。  ハクセキレイは仔細に観察しているが、胸の黒い部分が嘴にまで達して
    いる個体を見る事はない。
                         2,008年4月12日   愛西市立田
            

 



                                記;2,011年12月26日


                                     目次に戻る