| イソヒヨドリの繁殖観察 2,026年 (心ならずも子育て支援) 目次に戻る 1,これまで 野鳥に餌付けするのは生態系を乱すから良くない・・と言われているけど「日本野鳥保護連盟」 が発行した「庭に小鳥を」という小冊子のなかに餌の少ない時期に小鳥たちに餌をやろうという記 述が有ってそれに基づいて餌を出した。 冬になって庭でジョウビタキを見かけたので餌を出してやったら数日で餌付いた。 うちで出して やる餌に依存しないように1回に出すミルワームの量は朝夕とも10匹以下に制限した。 その僅かな餌を横取りして2,023年の12月上旬に最初に居付いたのがイソヒヨドリの♂の幼 鳥で一冬過ごした24年の3月26日を最後にいなくなった。 その年の秋、11月22日に3羽のイソヒヨドリが現れ、♂幼鳥が庭に居ついて越冬した。 25年の3月26日に♀が現れて近くで繁殖し、1度の失敗の後6月に雛が生まれて7月15日を 皮きりに4羽の♂と2羽の♀が巣立った。 最初に生まれた♂が父親の後を継いで庭を縄張りとし 母親と他の子供たちは分散していった。 2,イソヒヨドリの子育て 巣作りは♀が行い、「抱卵日数は約15日、巣内での育雛期間は15~18日、産卵数は3~6個」 平均5卵で抱卵は主として♀が行う。 巣立後は17~25日間両親からの給餌を受ける。 巣立ち後は「雛分け」と言って父親組と母親 組に分かれて給餌されか、父親か母親のどちらかが1羽で全ての雛を育ててその割合はほゞ同じ だったとの報告が有る。 (Bird Research News Vol.8 №8 イソヒヨドリ 2011,8,25) 3, 2,026年 ジュニアと名付けた♂幼鳥は父親の縄張りを継承して給餌を受けながら成長して年を越した。 2026年2月5日 ♂第1回冬羽 ![]() 2月26日(木) 今年の2月は10日過ぎから気温が二桁を超え、20日頃からは20℃を超える日 が出るなど今までにない暖かさになった。 この日に突然♀が現れた。 昨年より1ヶ月早い到着で同時に1羽の♂も一緒だった。 ♂♀共に 風切り羽や雨覆いの先に白斑の有る若い個体だった。 ![]() ![]() 体を膨らませて新顔を威嚇するジュニアに対して若い♂は戸惑っていた。 この写真は夕方の赤い光 線を浴びているのが怒りの強さを物語っているように見えて異様である。 ♀はさっさと餌を食べて知らぬ顔。 にらみ合いは続いたまま日没となった。 単独で暮らすイソヒヨドリが何故♂♀連れだって現れたのか、ジュニアの父親が現れた時も3羽で 現れ、単独で縄張りを持つと思っていたので不思議だった。 2月27日(金) 新参の若い♂はいなくなって♀だけが残った。 ジュニアと♀は餌を挟んで警戒 しあい、囀り合戦を続けていた。 ![]() 2月28日(土) この日は♀は姿を見せず、ジュニアだけが餌を食べにきて繁殖するにはまだ早いか なと思った。 巣を作ってやるつもりでアイデアを練っていたのでしばらくの猶予が出来た。 3月1日(日) 素晴らしいな囀りが聞こえたので見たらジュニアだったので餌を出してやったら食べて 行った。 その後暫くしたら♀が姿を見せた。 まだいたんだ・・・餌を出したら食べていった。 この日は2羽で飛ぶ姿をしばしば目撃したけどヒヨドリかイソヒヨドリか確認できなかった。 ひょっとすると2羽は番いになったかもしれない。 壊れかけている古いプランターに穴をあけて巣箱 にしようと急いで作り、家の西側の外からは見えない場所にブロックを並べてその上に置いた。 ひょっとして巣作りの場所はもう選んで巣作りしているかもしれない。 巣材を運ぶ姿は見てないけど 作ってやった巣は使わないかもしれない。 それはそれで仕方がない。 3月2日(月) 2羽は出してやる餌を仲良く分け合って食べることは無く、餌争いをしているのは昨年 の番いと同じである。 昨年は圧倒的に♀が強くて♂はほとんど食べられなかった。 今年は今のとこ ろ♂の方が強くて♀は食べらない。子育ての事を考えると♀に食べてほしいので♂のいない時を見計 らって出してやるが、♂も近くにいて飛んでくる。 番いによって随分違うものだが、これが巣外育雛に 影響するのか興味深い。 3月4日(水) 餌を食べられない♀に別の餌入れを用意してやった。 しかし、♂が見張ってるせいか 餌を出してやっても少し食べるだけで♂を警戒している。 見守っているだけしか出来ない。 3月11日(水) 相変わらず夕方になると2羽揃って現れて2ヵ所の餌入れで食事。 繁殖入りした気配 は見られない。 卵は1日に1個づつ産み、揃ってから抱卵に入るとされている。 3月12日(木) 夕方、♂を気にするのか♀が自分の分の餌を残していなくなってしまった。 |