ハイイロヒレアシシギ  
                                 チドリ目   ヒレアシシギ科  
                                 英名:Grey Phalarope
                                               

      全  長   :21cm  
     観察可能時期:旅鳥として4〜5月に観察されることが多い。 
     生 息 場 所:沖合いで群を作って生活するので類似のアカエリヒレアシシギより観察機会は少ない。
               海上が荒れると港湾・内湾・河川や池に入ることがあるが稀。       
      類 似 種  :アカエリヒレアシシギ
      特  徴   :アカエリヒレアシシギと同じく♂より♀の方が羽が鮮やか。


   ロシアから北米大陸の北極海沿岸で繁殖し、南米・アフリカ大陸の西岸の沿岸で越冬する。 日本へは旅鳥
  として立ち寄ってゆくが、主として海上で生活するので目にする機会は稀。


   岡崎市の田園地帯に舞い降りたハイイロヒレアシシギの♂は脚を傷めていたもよう。 この個体は夏羽に換
  羽途中であるが、嘴の黄色い部分が少ないことと、羽模様から第1回夏羽とみられる。
                             
2,008年6月3日  岡崎市
                



                            2,008年6月3日  岡崎市
       



   2,010年4月の末に近い頃、2羽のハイイロヒレアシシギが愛西市のカモがよく越冬する川に飛来した。
  この写真を撮ったのは4月27日だが、2〜3日前に入っていたそうだ。 24日に強風が吹いているのでその
  頃に流されてきた可能性がある。
   この4月は天候が不順で銚子市には約1,000羽のハイイロヒレアシシギが飛来し、月末頃にも100羽く
  らいいたそうだ。

   飛来した2羽は写真で見られるように成鳥の♀で左側の個体は夏羽が完成しており、右側の個体は胸の
  辺りに若干冬羽が残っている。 ハイイロヒレアシシギは基本的にはプランクトンなどの動物食で、岸辺の葦原
  に沿って移動しながら水面をついばんで餌を食べていた。

                            
2,010年4月27日  愛西市  
       

   4月27日は雨で翌28日も午前中は雨だった。  早朝に行ってみたら2羽のうち換羽の遅れている1羽しか
  見当たらなかった。  もう1羽も別の場所にいると聞いて捜してみたが誰も見付けた人はいない。 
   2羽で一緒に行動するわけでもないようだ。 この日も1羽は終日いたが、翌29日にはいなくなっていた。 
   この写真は上の右側の個体。
                           
2,010年4月27日  愛西市  
       



   コガモと比べてとても小さかったが美しかった。  ヒレアシシギ科としてシギ科とは別の科に分類されている
  ようにアカエリヒレアシシギと同じく水に浮かんで泳ぐのが得意だが、ミズカキは無く代わりにオオバンのような
  ヒレが足に付いている。
   ヒレの付いた足が写ってないかアカエリヒレアシシギの写真を探したが泥田の中を歩いている写真では泥
  が付いていてヒレは見えなかった。  
                          
 2,010年4月28日  愛西市 
       
  
    とても美しかった。
       


   飛翔時には白い翼帯が目立った。      2,010年4月28日  愛西市
       






                        記:2,008年9月14日
                          2,010年5月10日

  

                           目次に戻る