2,014年
12月29日(月) 白塚海岸
少し時間がとれたので12月8日に確認出来なかったクロガモとミミカイツブリを探しにいった。 昨日はクロガモとビロードキンクロ
の♂も近くで見られたそうだけど、今日ははるかに遠くビロードキンクロの♀と幼鳥とクロガモは♀タイプが僅かばかりしか見られ
なかった。
ミミカイツブリは1羽。 他はホオジロガモの♀タイプ。 はるか遠くにアビが1羽だけ浮いていたけど直ぐに行方が知れなくなった。
白塚漁港でツバメが2羽飛んでいた。 普通ツバメと思うけど確認できず。 年が明けたら暖かくて風の無い日にもう一度行くぞ!
12月22日(月) 養老公園
12月22日に雨で行けなかった養老公園に行ってみた。 陽射しのない寒い中でアオシギが来ていないか探してみたけど残念な
がらおらず、馬鹿に愛想のよいカワガラスだけが愛嬌を振りまいてくれた。
雪の降る前はルリビタキなどがたくさんいたらしいけど今日は見当たらなかった。 積雪で餌がとれなくて移動したのだろう。
養老公園で出会った鳥たち
ハクセキレイ キセキレイ ビンズイ ヒヨドリ モズ カワガラス ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス
エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上16種類
12月12日(金) 小鳥がいない
冬の小鳥を探して国道258号線を北上。 途中であちこち寄り道して冬の小鳥を探したけど何もいない。 養老公園にも寄るつ
もりだったけど養老山系は生憎と雨雲の中。 雨が降っていたので更に北上。 垂井町まで行ってやっと数十羽のミヤマガラスを
見つけた。
この場所は5年ほど前までミヤマガラスの越冬地で、群れの中に時々コクマルガラスが混じり、淡色型の個体も見られた有名な探
鳥地であった。 その後少しづつ移動してここ3年ほどはまったく見られなくなっていた。 6〜70羽と数が少なく、コクマルガラスは
混じっていなかったけど、復活すればまた出会いが有るだろう。 期待したい。
12月8日(月) 雲出川河口のコクガン
風がなく天気良し・・・絶好の鳥見日和だったけど満潮が7時過ぎと潮だけが悪く、到着した10時頃は大潮とも相俟って鳥たちはは
るか彼方だった。 志登茂川河口でミミカイツブリを探すもハジロカイツブリばかり。
安濃川河口に移動するもミヤコドリが数羽いるものの他に見るべきものが無くて雲出川河口に移動。 今日のターゲットのひとつ
のコクガンを7羽確認したけどあまりにも遠かった。
安濃川河口で三河ナンバーの方がミヤコドリを撮ってみえ、コクガンを探しに雲出川の方に行かれると言って見えたけど見られた
のかしら? 昨年は10羽以上のズグロカモメがいたけど今日は1羽もいなかった。
帰りがけに白塚海岸でミミカイツブリやクロガモを探したけど確認できず、ウミアイサも1羽も見られなかった。
ツルシギが2羽越冬している模様。 南のぼら池は何にもいない・・・隣接する太陽光発電所が嫌われているようだ。
今日は、30数年ぶりに会うことになっていた級友と、鳥たちを見ながらとても楽しい時間を過ごすことができた。
カイツブリ ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ コクガン(7) マガモ
カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ
スズガモ ホオジロガモ ミサゴ トビ オオタカ チュウヒ ミヤコドリ(10+) シロチドリ ダイゼン
ハマシギ ツルシギ(2) イソシギ タシギ タカブシギ ミユビシギ セイタカシギ(7) ユリカモメ セグロカモメ
オオセグロカモメ ウミネコ キジバト ハクセキレイ ヒヨドリ モズ イソヒヨドリ ツグミ カワラヒワ ムクドリ
ハシボソガラス ハシブトガラス 以上48種類
11月5・6日(水・木) ソデグロヅル幼鳥
現地の新聞でも報道されたソデグロヅルの幼鳥を一泊二日で見に行ってきた。 広大な水田地帯にはコウノトリの営巣用の
タワーもあり、コウノトリ保護のために無農薬で米作りをしているとのことで昆虫やタニシなどの餌が多い。
現地到着は夕方になったけど、現地の人が観察していたので声をかけたら親切に教えてくれた。
それによると、幼鳥はコウノトリを親と思うのか近付いてゆくとコウノトリはそれを受け入れ、温かく保護しているようだとの事だ
った。 そんな気持があるのかどうかはわからないけど、同じ地区でコウノトリが2羽見られた。
新聞報道によると、幼鳥は10月29日に到着したそうだけど、この様子だと幼鳥は越冬するかもしれない。
10月1・2日(水・木) この時期にそれは無いだろうのタカ渡り
白樺峠ルートの渡りが順調なので太平洋ルートに注目していたら9月29日と30日の二日間連続で900羽ほど飛んだ。
晴天が続いているし、この時期にピークを迎えることが多いので「今日こそ!」・・・と満を持して1日に出かけた。
10月1日(水)
汐川干潟を覗いてシギチをチェックした。 ダイゼンが24羽にオオソリハシシギ幼鳥(1)・オバシギ幼鳥(3)・ハマシギ(7)など。
ゆっくり出かけたので恋路が浜駐車場に到着したのは昼前だった。 旧知の友人ご夫妻がおられたので状況を聞いてみると
「ぼつぼつ・・」との事だった。 爆発すると思っていたのでちょっと残念。 チゴハヤブサがよく通過したけど遠く、3時頃まで観察
して全体で50羽近く見られたと思うけど写真距離には来てくれなかった。
3時頃にビューホテルの駐車場に行った。 西宮からこられたというご夫妻がみえて朝から149羽と教えてくださり、意外に少な
いのでびっくりしたけど直後にサシバが頭上を飛んでくれて151羽になった。
この日の伊良湖岬のタカ渡りの速報ではトータルで273羽となっていてやはり少なかった。
10月2日(木)
朝6時過ぎから観察するも9時前まで1羽も現れず、ほぼ毎年来ているけどこんなことは初めて。 風は南東の追い風で最悪だっ
た。 それでも9時過ぎにハチクマが近くを飛んで慌ててシャッターを押した。 その後はごくたまにハチクマやサシバが現れただ
けで、なんともならず、朝方は晴れていた空に灰色の雲が広がってゆく。 低いところを飛ぶものは見えないから恋路が浜ではもっ
と見えているかもしれない・・・それに昼食は持っていなかったので11時に山上から下りて恋路が浜の駐車場に移動した。
観察グループに山上の様子を伝え、今日の記録を見せてもらったら「同じようなもの」と・・・。 まったく動きがないまま12時半
頃には雨が降り出したので諦めて撤収した。
帰りにもう一度汐川干潟に寄った。 昨日と同じメンバーからオバシギが消え、ソリハシシギ(1)・イソシギ(2)・シロチドリ(4)が新
たに加わっていた。
まとめ
明日から台風の影響を受けて天候が悪く、来週明けには台風が接近しそうで暫くは期待できないだろう。 台風通過後好天が続
くと残っているものが飛ぶと期待するけど、昨年はトータルで3,000羽台と異常だった。 台風明けにどれくらい飛んでくれるか・・・
昨年のことがあるので気になるところ。
今回は鳥たちとの出会いは少なかったけど、旧知の大勢のバーダーさんと出会うことが出来てとても楽しかった。
皆さん有難うございました。 また初対面だった皆さん・・有難うございました。
9月22日(月) 秋のタカ渡り
今年は好天が続いているのでタカの渡りが早そうだ。 内陸ルートの白樺峠の速報を見るとサシバが8,000羽を超えていたの
で明神の森の様子を見に行った。
現地到着は8時半・・・状況を聞くとまだ1羽も出ていないとのことだった。 しかし、今年の記録を見せていただいて仰天!
昨日21日はサシバだけで1,200羽を超えている。
出遅れたかな・・・・それでも9時頃からぼつぼつ飛び始めて時々10羽くらいのタカ柱が立つ。 残念なのは風が強くて上空高い
ところを通過するのと、靄がかかって視界が悪かったこと。
昼過ぎまでにサシバ243羽・ハチクマ12羽など合計で270羽くらい通過して行ったけど、12時以降はぱったりと止まってしまっ
たので14時頃に山をおりた。 明日も行きたいけど用事があって駄目。 海岸ルートはどうかな〜・・・?
9月20日(土) 驚きの埋立地の干潟
大阪湾の埋立地の干潟が賑わっていると聞いて様子を見に行ったらそこには驚きの光景が広がっていた。
埋め立ててどれくらいになるのかは判らないが、大きな池が有って40cmを超える黒鯛や50cmを超えるボラの死骸があちこちに
累々と横たわっていてとても汚くて小さな干潟が岸辺に広がっていた。 魚の形が残っているので暫く前まで海と繋がっていて最近
締め切られたのだろう。
その汚い干潟にたくさんの鳥たちがいた。 個体数の多いのはメダイチドリ・トウネン・ハマシギくらいで他はほとんど1羽。 淡水
ではないと思うけどどれくらい塩分を含んだ水なのか舐めてみたかったけど水際まで下りられなかった。
塩分がかなり残っているはずなのに淡水性のアオアシシギ・コアオアシシギ・エリマキシギなどが1羽づつだけど姿を見せる。
そして、そこに初見のヒメウズラシギの幼鳥が1羽いた。 ヨーロッパトウネンも1羽いるらしいけど、識別できる範囲では見付け
られなかった。 後日、トウネンと判定した個体がヨーロッパトウネンと判明。
久しぶりにたくさんの鳥たちを見たので挙げておく。
カワウ ダイサギ コサギ クロツラヘラサギ(1) アオサギ カルガモ ミサゴ トビ ハヤブサ(4)
チョウゲンボウ(2) シロチドリ メダイチドリ オオメダイチドリ(1) ダイゼン(1) トウネン ヨーロッパトウネン(1)
ヒメウズラシギ(1) ハマシギ コオバシギ(1) エリマキシギ(幼鳥1) コアオアシシギ(1) アオアシシギ(1)
キアシシギ(1) ソリハシシギ(1) ウミネコ ハシボソガラス 以上26種類
9月18日(木) 庄内川河口
日光川河口になぜシギが来ないのか・・・庄内川河口を見に行った。 7時33分の干潮に対して桑名市内を抜けるのに時間が掛
かり、名古屋市野鳥観察館に到着したのは9時半を回っていた。 早速フィールドスコープで干潟を見るも、いない・・いない・・い
ない!
カワウとカモたちとミサゴがいるだけでシギチは1羽もいない。 はるか遠くで5羽ほどの小型が飛んできておりるのを見たけど
種類までは判らない。 今の次期ならダイゼンやソリハシシギ・オバシギに大型も少しいていいはずだ。
観察館から1.5kmほど上流の庄内川干潟に大型シギが動いているのが見えたので行ってみたらオグロシギにアオアシシギ。
ソリハシシギ23羽にダイゼン1羽にアカアシシギも1羽いた。 遠くて写真にはならなかったけど面白かった。
ダイゼンとソリハシシギを除けば淡水性のシギばかり。 日光川河口にシギチが来ない理由は海岸を好むシギがいないから
だった。 観察したシギチ
ダイゼン(1) トウネン(4) アカアシシギ(1) アオアシシギ(13) キアシシギ(2) ソリハシシギ(23)
オグロシギ(12)
9月15日(月) ダイゼンばっか
今日こそは・・・と日光川河口に行ってみたけどダイゼンが10羽にシロチドリが20羽ほどいただけだった。 今年は水位が
高いのか岸近くの石組みが水没しており、鳥たちの居場所が無い。 昨年までは満潮時でも沈むことが無かったような気がする。
名古屋市野鳥観察館のHPを見ると15日のブログで「先週はシギチが少なかった」と書かれていてやはり少なかったようだ。
15日にはオグロシギやアオアシシギが見られたようだけどこれらは淡水性シギ。 海岸のシギは相変わらず少ないようだ。
それはそれとして、三河の海岸も鳥たちの姿が少ないようでバーダーの増加に反比例して鳥たちが減っている。 来年は復活し
てくれますように。
9月11日(木) 全部タシギ
南の方では週末に「Spoon billed」が出てたいそう賑わったそうだ。 近い将来絶滅が危惧されているこの愛らしいシギは、野鳥
世界に飛び込んだ限り一度は見て撮っておきたい憧れのシギ。 警戒心の薄いシギだけど、数十人も集まって見られていると
悟るとあちこち飛び回って写真の撮れた人は僅かだったらしい。
南に行ってみようかと思ったけど天気が悪いこともあって内陸のシギチを見に行った。 渡りのピークは終わっていて種類も数も
少なかったけどタマシギの親子やカルガモの親子とジシギがたくさんいたのでまずまず楽しめた。
特にジシギである。 草むらにいるジシギはタシギ以外・・・という意識が強く、一度に4羽もいたのをオオジシギかチュウジシギ
と見て
暫く粘って写真を撮った。 群れで居るのをおかしいと思わなくてはいけなかった。 撮ってきた写真を見ると全部タシギ。
別の場所で見たのもタシギ。 全部で30羽近く全部タシギだった。 残念!
コチドリ トウネン(1) オジロトウネン(2) アオアシシギ(3) コアオアシシギ(1) クサシギ
イソシギ タカブシギ(約20) タシギ(30)
9月7日(日) 内陸シギチ
タカブシギは30羽ほどカウントしたけど他は相変わらず少なくどうしようもない感じだった。 個体数が減っているのだろう。
コチドリ・トウネン(6)・アオアシシギ(1)・クサシギ・イソシギ・タカブシギ(約30)・ジシギSP(1)
9月3日(水) 日光川河口
シギチの渡りの最盛期に入っている。 満潮が12時30分と汐が良くなってきたので日光川の河口を見に行った。 11時に現地
到着。 わくわくしながら海岸を見たけどイソシギを3羽見ただけで何もいない。 昨年はオバシギやオオソリハシシギなどかなりい
たのに・・・。 シギチが少ないのか満潮時に休む場所が変わったのか・・・・。 驚きだった。
庄内川河口にはどれくらい渡ってきているのか一度見てこないと・・・。
8月30日(土) 淡水シギチ
多少は動きがあるようだけど、今日はますます少なくなってアオアシシギは2羽、コアオアシシギは1羽しか見られなかった。
水の入った休耕田は散在しているけど、下を掻いてないので土が固いらしく中には水があるのにひび割れているところもある。
こんな状態なので餌がいないのか採れないのかいるのはケリばかり。 掻いた所が2〜3箇所なのでそこだけみればお終い。
コチドリ・アオアシシギ(2)・コアオアシシギ(1)・タカブシギ(約20)・イソシギ・セイタカシギ(成鳥♂1・幼鳥2)
8月27日(水) ショウドウツバメ
今年もショウドウツバメの渡りが始まり、愛西市の田園地帯に集まり始めた。 電線にずらりと並んでいるのをカウントしたら
370羽。 飛んでいるのもたくさんいたので現在500羽くらいだろう。
これからどんどん数が増えて最盛期にはこの10倍以上になる。
8月25日(月) 貧弱な淡水シギチ
8日経っても数も種類も増えておらず寂しかった。
今期初めてのジシギを見た。 オオジシギかチュウジシギ・・・黒っぽいのでチュウジシギかと思ったけど、ちらりと見えた尾羽
からオオジシギと判断した。 悩ましいシーズンがやってきた。
コチドリ・アオアシシギ(約20)・コアオアシシギ(1)・タカブシギ(約10)・イソシギ・タマシギ(♀1) ・オオジシギ(1)
8月17日(日) 内陸の淡水シギチ
前回から10日経ったので様子を見に行った。 アオアシシギとタカブシギが僅かばかり散在している程度で変わりなし。
昨年多くのシギチが集まっていた田んぼ、8月7日に見に行ったときは草ぼうぼうでがっかりしたが、今日はすっかり耕されて草
が無くなり、10羽くらいのアオアシシギとそれ以上のタカブシギが集まっていた。
他にはイソシギとタマシギ・コチドリだけで小さいシギは見られなかった。 それでも随分と賑わってきた。
コチドリ・アオアシシギ(約20)・タカブシギ(約20)・イソシギ・クサシギ(1)・タマシギ(♂1・♀2)
8月7日(木) 内陸シギチ
今年も秋のシギチの渡りが始まっている頃なので若干早いけど内陸の淡水シギチの様子を見に行った。 今年も水をたたえた
休耕田があちこちに散在してまずまずの環境だが、今日はあちこちのあぜ道に作業員が入り込んで草刈が行われていたので影響
があったかもしれない。
一枚の田んぼに10羽のアオアシシギが集まっていた。 ほかの田んぼで2羽見かけたので全部で12羽だけど、ほかはタカブシ
ギ2羽、 クサシギ1羽とまだ少なかった。 タマシギ♂1羽。
サギは大中小と併せて今年もとてもたくさんいた。 飛び立つたびに白い羽が羽が抜け、あちこちにたくさん散らばっていたのは
換羽しているからだろう。 昨年まではほとんど気付かなかったな〜・・
8月6日(水) ツバメの塒入り
お盆に向けてツバメの塒入りが最盛期になるころなので今年もいつもの場所が塒になっているか確かめにいった。 揖斐川右岸
の油島大橋の上流約1km付近。
今日の日没は午後の6時50分で、現地には6時30分頃に到着。 曇り空で薄暗いので早くも中州の芦原にはたくさんのツバメが
集まっていたけど上空はまだぱらぱらと数が少なかった。
日没時間の頃には数がぐんと増えて上空は夥しい数になった。 葦原を群れになってツバメが乱舞し、鼻先を掠めて飛んでゆく。
1万羽はくだらないと思われる大変な数だった。
今日は雷が怖かったので写真が撮れなかったけど、天気の良い日にじっくりチャレンジしてみたい。
7月4日(金) 岐阜市に現れたコウノトリ
岐阜市の北部に1羽のコウノトリが飛来、4日の午後2時に西の方向に飛び去っていった。 現地での話では2日の午後に発見
されたそうで、現地の人や野鳥ファン併せて30人ほどの人が遠巻きにして見守っていた。 現地に着くと写真を5枚撮ったところ
で飛んで電柱の上に止まった。 餌を持っているように見えたけど写真を見たら手ぶら。
20分ほど電柱にとまっていたあと近くの田んぼにおり、餌を探して歩き始めた。 驚いたことに直ぐ脇をカメラを持った一人の
カメラマンが追いかけるように歩いている。 あの人は何であんなところに? いくら人の手が入ったコウノトリとは言え人を警戒
する。
拙いな〜・・・・と思っていたら果たして午後の2時にあっさり飛び立ち、上空を旋回しながら次第に西の方に飛んで消えていった。
足に取り付けられていた足環からこのコウノトリは2,013年4月19日生まれの若い♀で、個体識別番号はJ0073。
父親は2,008年4月27日野外繁殖で生まれたJ0008、母親は2,008年5月1日野外繁殖で生まれたJ0010で、父親とは
別の系統である。 なお、足環は左脚が上から赤・緑・青、右脚は上から短い黒・長い黒だった。
6月27日(金) 抱卵
気になっているアオバズクをチェックに行った。 カラスに追われながらもいつもの場所に戻ってきているので子育てしているのは
間違いないけど、巣の中に親の姿が見えないと心配になる。
今日は巣の下で見上げたらこちらを見下ろしている親の姿が初めて見えた。 見えていたのは片目だけだったけど一安心した。
間もなく巣の下にカメラの砲列が敷かれそうだけど、穏やかに観察してほしいね。
6月23日(月) 久々のヨシゴイ
ヨシゴイの雛が出てくるには少し早いと思ったけど様子を見に行った。 地元のウォッチャーさんたちによるとやはりもう少し先だろうと
の事だった。 ヨシゴイは3羽なので巣は一つ。
現地到着はゆっくりだったので10時過ぎ、11時35分に♀が飛んだけど写真は撮れなかった。 現地の人からいろいろと教えていた
だいたので大よその巣の場所や、行動のパターンがわかったので次回が楽しみだけど詳細は内緒。
1時間半くらい経ったら♂が姿を見せるだろうと推測して待っていたら、教えてもらった餌採り場に午後の1時前に姿を見せた。 飛ぶ
のを待っていたら蒲の中途辺までよじ登ってから飛んだ。 しかし、予測した方向と違っていたので行ってみたら20mくらい先で餌を獲っ
ていた。
2,010年の7月にヒクイナの雛の成長を観察・記録した。 今年もヒクイナの雛が4羽いるとのことで、そのうちの1羽を見る事が出来
た。 4年前の記録を見ると約1ヶ月早い繁殖で、7月21日に観察したのと同じくらいの大きさになっていた。
前回は管理人さんが草を刈ってくださっていたので写真が撮りやすかったけど、今年は草が伸び放題なので観察し難くなった。
6月10日(火) 員弁のアオバズク
昨日はカラスの追われて行方不明になった後の到着だった。 居ないはずは無いのだけど一度は姿を見ておきたい。 今日は
午後の2時頃に行ってみたらカラスはおらず、1羽だけいつもの場所にいるのを確認して安心した。
もう1羽は・・と探したけど見付からず、巣の中にも見える範囲にはいなかった。
カラスに負けるな・・・そう願いながら「頑張れ!」と声をかけたら突然飛び立って隣の高い木の枝に移り、更に他の木に移って行方がわ
からなくなった。 夕方、餌を捕りに飛び立ってゆくのは何度か見に行ったけど、昼間飛ぶのは初めて・・。
かなり神経質になっている。 カラスの圧力はそうとう強いようで先行きが心配。
5月30日(金) 員弁のアオバズク
とうの昔に到着しているはずのアオバズクに挨拶しておこうと出かけてみたけど今日は見付けられなかった。 巣の中に居れば頭なり
尻尾なりが見えるはずだけど気配なし。 また行って探してみないと・・・。
5月10日(土) 緑地公園のカラアカハラ
カラアカハラが出ているよ・・と教えてもらって早速駆けつけた。 カラアカハラは2,009年の1月に玉野市の公園で見ているけど、雨で
暗いうえに出が悪くてまともに撮れなかった。 現地の人たちは三重から来たといったらとても親切だったのに・・・・。 本当はわざわざ
見に行ったのではなく、斐伊川までナキハクチョウなどを見に行った帰りだった。 あの年はいろいろと凄い年だったね。
と言うことで5年ぶりの出会いに期待した。 到着すると木の上に飛び上がるのをちらりと見たあと、梢の高いところで見事な歌を歌う姿
を見せてくれた。
その後は落ち葉の積もった場所で落ち葉をひっくり返して餌を探すところを写真に撮ったけど暗くてSSが上がらず、ピントが合わずで惨敗
状態だった。 仕方ないね。
こんな悪条件の中で手持ちで撮影している人が何人かいた。 まともに撮れていないと思うけど、きれいに撮れていたらすごいことだ。
5月8日(木) 日光川河口
干潟に行きたかったけど汐回りが悪いので今日も日光川河口へシギチの入り込み状況をチェックにいった。 4日前には500羽もいた
ハマシギが今日は居場所を変えたらしく6羽しかいなかった。 大型のシギを期待したけどチュウシャクシギだけ。
キアシシギが増えて46羽、トウネンはどっさり増えて95羽もいた。 今年はシギチの渡りが遅いのかもしれない。
シロチドリ・メダイチドリ(8)・キョウジョシギ(3)・トウネン(95)・ハマシギ(6)・キアシシギ(46)・イソシギ・チュウシャクシギ(約26)
5月4日(日) 日光川河口
庄内川河口の干潟が水没したとき、シギチドリの汐待ち場所の一つがここである。 到着したときハマシギの群が飛び回っていた。
下りた時に200羽までカウントして残りを見たら半分以上残っていたので500羽くらいはいたが、飛んでいる集団は大きく見えなかった。
数千羽の群だとさぞ壮観だろう。 ハマシギの群の向こう側を離れていく大型シギの群がいた。 オオソリハシシギかチュウシャクシギか
確認出来なかった。 暫くしてぽつんぽつんとチュウシャクシギが何羽か飛んできたので多分チュウシャクシギだろう。
メダイチドリ(8)・キョウジョシギ(2)・トウネン(6)・ハマシギ(約500)・キアシシギ(10)・イソシギ・チュウシャクシギ(約20)
4月7日(月) ミミカイツブリは北帰
なかなか機会が無くて行けなかったミミカイツブリを探しに行った。 過去の記録を見ると2,010年の4月8日に夏羽を撮影している。
町屋海岸に行ってみると海岸近くで底引き網漁船が漁をやっていてカモたちははるか遠く。 漁船がいなくなってから双眼鏡で探してみたら
豆粒くらいの大きさでカイツブリがいる。 近付くのを待ったけどいっこうに寄ってこない。
遠いけど写真を撮って拡大してみたらハジロカイツブリのように見えたので、フィールドスコープを持ってきてみたらやはりハジロカイツブリ
でミミカイツブリは確認出来なかった。
ハジロカイツブリは何羽か集まっていて近寄ってこない。 ミミカイツブリなら単独行動が多く、しばしば写真距離まで近寄ってくる。
3月中に来れば見られたのに残念だった。
2,010年4月8日撮影のミミカイツブリ夏羽 こんな写真を期待したけどちょっと遅かった。
先日、河口のほうで見たよ・・・と教えていただいた。 どなたかチャレンジしてみてください。
3月29日(土) リベンジのツリスガラ
今日も7時過ぎに現地に着いてツリスガラを待った。 土曜日なので大勢来ているかと思ったけどレンジャクやアオバトに人気が集
まっているようで先客は僅かに4人。 お出ましは9時10分頃で柳の木に4羽の♀タイプが載った。 ギャラリーの数は20人。
20分ほど柳の木で遊んでから隣に移り、更に上流側の小さな桜の木に移ったあと葦原に潜り込んでいった。 かろうじて見える
ところで2羽がちらちらと動いていたけどやがて見えなくなった。 この間約30分で10時には皆さん一斉に引き上げていった。
成鳥♂の夏羽がいなかったので一人で30分ほど待ってみたが音沙汰なかった。
掲載写真は10年3月22日に撮影した♀の成鳥夏羽と思われる個体で、本日撮影した個体とは顔付きに明らかな違いがある。
各種図鑑を見ると♂成鳥夏羽は問題ないとして、♀や若鳥などは必ずしも識別が明確ではない気がする。 間違っていたら御免!
。
3月28日(金) またも空振りのツリスガラ
快晴風無し・・・絶好のツリスガラ日和に満を持して早朝から出かけて7時過ぎに現着。 すでに10人以上のギャラリーが詰め掛けて
いた。 今日こそ・・・と思って10時半まで待ったけど音沙汰がなかったので諦めて撤退した。
3月16日(日) ツリスガラはまだかな?
梅林のキマユムシクイを探しに行った。 暖かな一日で白梅は咲き終わっていたけど散歩の人で大賑わい。朝方はいたらしいけど、
これだけ賑やかだと難しい。 いるのがわかれば良いのでレンジャクポイントに移動。
各地からレンジャクのニュースが伝わってくるので養老のレンジャクポイントに行ってみたけど影も形もなし。 ルートが変わったのか
な〜?
そこでツリスガラはまだかな〜・・と長良川の河口に移動した。 到着は12時半。 誰も居なかったので午前中の様子はわからな
いが2時前まで待ったけどオオジュリンだけ。
昨年は何回か通ったけど出会い無し。 2,012年は3月22日〜4月12日にかけて見ているが、今年は寒さが続いたのでまだ
早いのだろう。
2月26日(水) 公園のベニヒワ♀
画像掲示板に投稿していただいたベニヒワがあまりにも美しかったので久しぶりに自分も撮っておこうと公園に出掛けた。 生憎と午前中は
用事が有ったので到着は昼ごろとなった。 現地に到着してみると100人近いカメラマンが所在無さ気にあちこちに散在している。 これは
良くない雰囲気だな〜と様子を伺うと午前中は時々出たけどぱったりだとか。 一緒に行動しているカワラヒワは地上で採食しているのに
ベニヒワは混じっていない。 1時間半ほど待ったけどこの様子では多分写真は撮れないだろうと2時前にはギブアップした。
これまで見たベニヒワは群だったせいか警戒心は比較的薄くて最短では数メートルくらいまで寄ってきたのに、今日は昼前後に周回コースで
駅伝が開かれていて絶えずランナーが近くを通り、また100人ものカメラマンもプレッシャーになったのだろう。 カワラヒワが地上に降りて
餌を探しても混じることは無かった。
帰りの途中で♂♀2羽のチョウゲンボウと出会った。 ランデブー飛行をしていたのでペアリングが出来ているのだろう。 そう言えば、昨年
の夏に蟹江の辺りでチョウゲンボウを見た。 このカップルはこの近くで繁殖するのだろうか。 興味深いことである。
2月24日(月) 雲出川河口遠征
河口があまりにも広いのでねらい目は干潮時より満潮時だ。 沖合いの干潟が水没すると鳥たちは海岸近くにやってくる。 今日の狙いは
ツクシガモとコクガンとミミカイツブリで、まずは安濃川河口から見ていったらミヤコドリが31羽で寂しかった。 ホオジロガモを撮影。
雲出川河口にツクシガモは4羽いたけど遠いのに警戒心が強く、車から出るだけでさらに遠くに行ってしまった。 まだ若いと思われるダイ
シャクシギが1羽。 ズグロカモメが1羽いたけど、コクガンは見付けられなかった。
南のぼら池に面して太陽子発電のパネルがずらりと並べられている。 その影響があるのか鳥たちがまったくいない。 ぼら池の方にも
タシギが僅かに居るだけだった。 こんなのは初めてだ。
白塚海岸でミミカイツブリを3羽確認したけどなかなか近寄ってくれなかった。 少数のハジロカイツブリは夏羽への換羽が始まってかなり
進んでいたけど、ミミカイツブリはまだ冬羽のまんま。
沖の方にクロガモが6羽いた。 クロガモはなかなか岸近くに来てくれない。
ミユビシギやハマシギから見放されていた白塚海岸も今年はハマシギ・ミユビシギが海岸線に沿ってたくさんいた。 地元の古老と暫く話を
したら、今年はずーっとこんなものだとかで復活してきて嬉しい。 天気の良い日に一日居ても面白そう。
カイツブリ ハジロカイツブリ ミミカイツブリ(3) カンムリカイツブリ ダイサギ コサギ アオサギ ツクシガモ(4)
マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ
クロガモ(6) ホオジロガモ ウミアイサ トビ オオバン ミヤコドリ(31) シロチドリ タゲリ ハマシギ
ミユビシギ ダイシャクシギ(1) タシギ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ホイグリン系カモメ
ズグロカモメ(1) キジバト ヒバリ ハクセキレイ ツグミ ホオジロ キジバト スズメ ムクドリ ハシボソガラス
以上44種類
1月24日(金) 木曽川町のコハクチョウ
木曽川町のコハクチョウの様子を見に行った。 3〜4年前からNPOスワンを守る会が餌をやっているようで、静かに観察してください
との看板が立てられていて数人のカメラマンが三脚を立てていた。 。
コハクチョウは全部で51羽。 成鳥が44羽に幼鳥が7羽とアンバランス。 もっと幼鳥の数が多くてもいいのに・・・。
泳いでいるコハクチョウもいたが、大部分は浅瀬にぼうっと突っ立って餌を待って動きが少なかった。
いつごろからコハクチョウが来るようになり、どんな経緯から餌をやるようになったのだろうね?
1月18日(土) ダム湖の鳥たち
12日のガン・カモ調査の際に山村ダムで素敵なベニマシコに出会った。 もう一度会いたいと出掛けて見たけど鳴き声すら聞こえなかった。
餌になりそうな木の実や草がたくさんあるのに、出会ったのはジョウビタキやエナガ・メジロ・コゲラの混群くらいでここも小鳥がいなかった。
ガン・カモ調査の時には数羽見かけたオシドリも今日は姿が見えず。
帰りがけに久しぶりに桑名のカワアイサを見に行った。 ♂メス1羽づつの2羽いたけど生憎の逆光だった。
1月6日(月) その後のイスカ
その後のイスカがどうなっているか確かめに行った。 朝方は駐車場近くに出ていたらしいが、到着が午後になっしまったのが残念だった。
先客の方が一人お見えになったので状況を聞いたら「鳴き声が聞こえるのでいるけど・・・」とのこと。 先月見た時には群がっていた黒松
の木にはアトリがいた。 松のみを食べるわけでは無く害虫を食べるそうだ。
しばらく待っている間に松の木の根元に散らばっている実を数個拾い、家に帰ってから分解して何を食べているのか調べたら結構立派な
種があった。 幾つか纏めて食べてみたところ味はしないけどとろりと脂のある感じがした。
その後何回か数羽から30羽くらいの群れがあらわれたけど遠くに止まって証拠程度の写真しか撮れなかった。 いるのを確認できただ
けでも良かったけど、落ち着かなく飛び回っていたので旅立ちが近いのかもしれない。 旅立ちを確かめたいけどちょっと遠い。
2,013年
12月5日(木) 南へのミニ遠征
シノリガモのその後を見がてら南に遠征。 9時半ごろ派川河口に着いたけどまだ汐が高くてヒドリガモもいなかったのそのまま南下。
海岸線に沿ってカモメを探しながら南下するも若松漁港に50羽くらいいただけで、かってたくさんいた千代崎海岸では1羽しか見なかった。
ミユビシギとハマシギはあちこちで見たけど数は少なかった。
志登茂川河口・安濃川河口は11時頃の到着となったが汐が下がっていて数羽のミヤコドリは見たものの、期待したミミカイツブリは姿が
見えず、見るべきものが無かったので更に南下して雲出川河口へ。 さすがにカモを中心とした鳥たちの数が多い。
1,200oの望遠レンズでコクガンを撮っている方が見えた。 しかし河口の干潟は汐が低いのであまりにも広大。 2羽のコクガンは
はるかに遠かった。 コクガンは後から4羽飛んできて全部で6羽だった。
驚くべきはズグロカモメが三渡川の河口付近に14羽もいたことだ。 こんなにたくさんのズグロカモメを見たのは初めてだった。
先客さんからはご自分で撮影された野鳥写真を使った素敵なカレンダーを頂いた。 有難うございました。
ぼら池はタシギに混じってオオハシシギが1羽いた。 南のぼら池は水位が高くて見るもの無し。 チュウヒを見たかったけど姿を見せ
なかった。
シノリガモが気になったので早めに引き返して午後の3時過ぎに鈴鹿川派川河口に到着。 ヒドリガモはたくさんいたけどシノリガモは
見つからず。 どうも抜けたようだ。
図鑑と首っ引きで観察している方が見えたので声をかけたら「ウミウかヒメウか・・・」と悩んで見えた。 そんな馬鹿なと見たらヒメウが波打
ち際でしきりに潜って餌を探し、時々魚を捕らえて上がってくる。 幼鳥のようだけど外洋の岩礁地帯に生息するヒメウが湾奥に珍しいことで、
危うく見逃すところだった。 鵜だってきちんと見なければいけないと言うこと。 教えてくれた人には丁重にお礼を言っておいた。
そして更に椿事が・・・・。 吉崎海岸の沖合いに白いものが浮かんでいたので見たらミコアイサの♂がぽつんと海上に浮いていた。
はっきりと♂の特徴を示しているが、エクリプスから繁殖羽に換羽中なのか若い個体なのか、ステージの判定が出来なかった。 水鳥たち
はいろんな羽模様を見せてくれて奥行きが深い。 という事で面白かった。 お会いした皆さん有難うございました。
10月8日(火) 伊良湖岬のタカ渡り
この時期であれば多い年だとサシバだけでもすでに10,000羽くらい飛んでいる時期なのに今年はサシバが1,000羽にも満たないく
らい少ない。 気温が高いので渡りが遅れているとか、台風の影響で渡りが遅れているとか、別のルートで渡っているとか色んなことが言わ
れている。
昨日は正午前に恋路が浜の駐車場に到着。 聞いてみると10羽も行ってないとのことで、夕方4時頃まで粘ってみたけどチゴハヤブサ
など小さい系統を主に10羽くらい見ただけだった。 午前中、雨が降ってその影響が有ったかもしれない。
伊良湖の記録を見ると17羽でチゴハヤブサが1羽しか数えられていないけど、カウントは午後の2時過ぎに終了している。 その後に小
さい系やサシバも若干飛んでくれた。
二日目の今日はビューホテルの駐車場で観察。 朝の6時過ぎにハチクマと見られる2羽が飛び、朝の8時過ぎまで10羽くらい飛んだけ
どとても遠かった。 8時半に浜松市を30羽の群が通過したと教えてもらった。 1時間位したらこちらに到着すると楽しみにしていたら
10時頃にハチクマを2羽含む約10羽が現れたけどこれも遠かった。 その後はさっぱりになったので昼前に恋路が浜の駐車場に移動。
直後にサシバ2羽とチゴハヤブサだったと思うけど小さいのが通過。 午後の2時過ぎで切り上げた時点で合計で30羽くらいと思う。
1時40分頃に岬の上に現れた隼が15分以上も上空に滞空し、風に乗って凧のように一点に停止。 風乗りを楽しんでいるように見えた。
写真は取れなかったけどしっかり楽しませてくれてからホテルの方に飛び去っていった。
その後サシバが1羽通過したのを汐に切り上げたけど、今日の伊良湖の記録を見ると2時過ぎから1時間に60羽くらい飛んでサシバだけ
で200羽近くになっている。 もう暫く粘ればよかった。
明日は台風の影響で天候が悪いけど、台風が去った後に残っているかもしれないタカたちが一斉に飛んでくれるのを期待する。
帰りに汐川干潟に寄ってみた。 干潮から少し上げ潮になった時間帯に、ダイゼンが約40羽。 オオソリハシシギの若鳥が1羽。
メダイチドリ冬羽が数羽・ハマシギ数羽・オバシギが10羽くらいとイソシギが数羽。 シロチドリも10羽くらいいたけど寂しい限りだった。
オオアジサシは行きも帰りも見当たらなかった。
9月26日(木) 再び関ヶ原のタカ渡り
昨日の白樺峠はサシバだけで800羽以上飛んだ。 強い風に一抹の不安を覚えながら再び明神の森へ。 今日は8時過ぎに到着す
るとすでに50羽くらい出ていて到着時にも4羽ほど飛んでいるのが見えた。 今日は大当たりだぞ・・・と期待に胸が膨らんだけどその後は
さっぱり。 時々近くを通るハチクマなどもいたがカメラの設定が誤っていてブレブレ写真ばかり。
10時半頃を最後に昼過ぎまで出ず、台風の余波で強風が吹き荒れるようになったので12時半に山を下りた。
ツミ1・ハチクマ8・サシバ約80羽と今日もサシバが大部分だった。
いつもより朝食が1時間早かったので11時前には空腹で腹がグーグーなった。 お昼を食べようとしたらコンビニで買った弁当が無い。
猿に盗られた・・・一瞬そう思ったけど車のドアは閉まっている。 はたと思い当たった。 ミニストップで弁当を買った時に一緒にホット
コーヒーも買った。 セルフサービスで自分でカップにコーヒーを注いでクリームと砂糖を入れ、蓋をして店を出るときに弁当を置き忘れて
しまったのだ。 がっくりして周りの人に話したら心優しい方がパンを分けてくださった。 おかげで餓死することもなく無事に山を下りる
ことができました。 有難うございました。 深謝!
9月25日(水) 関ヶ原のタカ渡り
白樺峠の情報を見るとタカ渡りの内陸ルートは昨日までにサシバが7,700羽をカウントして最盛期を過ぎている感じだが、自分の頭の
中には24・5日頃に明神の森のピークの一つがあるとの思いが強い。
現着は8時半で定点観察の人が一人いただけだった。 平日でも車が停められないほど大勢の人が詰め掛けていたのにちょっとびっくり!
8時40分から30分ほどの間に20〜30羽のタカ柱が立ったが高くて写真にならなかった。 9時10分までに80羽くらい飛んだけどあと
はさっぱり。 10時40分頃からぼつぼつ飛び始め、11時10分までにトータルで70羽ほどプラスして150羽ほどだった。
小型が数羽混じったがあとは全てサシバでハチクマは1羽も確認出来なかった。 今日は滋賀からお見えのお二人さんと4人だけの静か
なウォッチングとなった。 数は少なくて高いところばかり飛び、醍醐味に欠けて写真も撮れなかったけどタカ柱は何回も見られたし、標高
500mの山の上は涼しくて気持が良かった。 昼前にはぱったりと止まったので13時半に山をおりた。
今日の白樺峠はサシバが800羽・・・ふーむ・・・。
9月19日(木) そろそろ終盤の内陸シギチの渡り
内陸の淡水シギチの様子を見に行った。 エリマキシギ・トウネンが1羽づつ、アオアシシギは7羽・タカブシギは15羽くらいと増え
ていた。 タシギはいたが他のジシギとの出会いは無し。 全体的に寂しかった。
帰りがけの南の方にエリマキシギの幼鳥が1羽いた。 最初に見たエリマキシギと同一個体の可能性がある。
9月15日(月) 台風一過
台風の落し物がないか近場を回って見たけど吹き返しの強風が吹き荒れて何も見付からなかった。 エリマキシギが1羽いたけどこ
れは長逗留している個体かもしれない。 ほかにアオアシシギ(2)・タカブシギ・タシギが少しいただけで落し物は無かった。
9月14日(土) 雲出川河口周辺
雲出川河口周辺の様子は光昌さんの「光昌のホーム」にお邪魔すれば大体わかるけど、個体数など自分でも見ておきたい。 今日は
朝方に用事があって出遅れた上に桑名から四日市までの名四国道が大変な渋滞で現地到着は昼前になってしまった。
海岸でシロチドリ・メダイチドリ・オオメダイチドリ・ミユビシギ・トウネンなど見たけど個体数は多くなかった。 オオメダイチドリは5羽居る
って教えてもらったけどトウネンが気になった。 風が強かったので近くで撮りたかったけど警戒心が強くて近寄れなかった。
池に行くと石積みの上にセイタカシギとアオアシシギらしいのがいたので確認しようとしたらハヤブサが突っ込んで飛ばれてしまった。 狩
は成功しなかったけど、セイタカシギが犠牲になることもあるそうだ。
もう一つの池にはセイタカシギやオグロシギ(2羽いたらしいが1羽しか確認できず)がいたけど水位が高くて小型のシギはいなかった。
五主の海岸で遥かの沖合いをフィールドスコープで見ていたらオオアジサシが何羽かいたけど豆粒の大きさ。 周辺で乱舞していた海鳥
はカモメもいたけどオオミズナギドリだった。 田んぼで見かけたジシギは・・・・・。
白塚漁港から三重大学にかけての堤防道路は工事のため来年の3月末まで通り抜け禁止になっていた。 公園までは行けそう。
帰りの渋滞が心配だったので2時半頃には帰途についたけど津市内より北の方で少々混んだだけですいすいだった。
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ トビ ミサゴ ハヤブサ
チョウゲンボウ シロチドリ メダイチドリ オオメダイチドリ トウネン ハマシギ アオアシシギ(9) キアシシギ
オオソリハシシギ(4) チュウシャクシギ(6) タシギ ミユビシギ オグロシギ(1) ジシギsp セイタカシギ(14) ウミネコ
オオアジサシ オオミズナギドリ ドバト ツバメ ハクセキレイ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上35種類
9月11日(水) 日光川河口
汐が回ってきたので様子を見に行った。 地質調査のボウリングは終わっていたが、例年ならたくさんのシギが体を休めている対岸の
防潮堤に1羽も居ないなど相変わらず少なかった。
2週間前には4羽だったオバシギが31羽に増えていたけどオオソリハシシギはいなかった。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ ホシハジロ シロチドリ ダイゼン(約60) トウネン(1) ハマシギ(16)
オバシギ(31) イソシギ(6) ソリハシシギ(3) キジバト ハクセキレイ スズメ ハシボソガラス 以上17種類
9月9日(月) 淡水シギチ
大雨が降ったので状況が変わっていないか様子を見に行った。 今期初認のオグロシギとエリマキシギの幼鳥を2羽づつ見たけど全体
的に相変わらず少なくてがっかりした。 この地で久しくバーダーさんを見る事は無かったが、今日は珍しく2台の車を見かけた。 しかし、
あまりの少なさに呆れたのか直ぐにいなくなった。
オグロシギは2羽いたけど田んぼの向こう側に逃げてしまった。 近付くのを待っていたけどあまりの暑さに一旦離れて1時間くらいして
戻ってみたらもういなくて早々と抜けてしまった。 エリマキシギは2羽と思ったけど3羽かもしれない。
バン コチドリ ケリ トウネン(3) エリマキシギ幼鳥(2〜3) アオアシシギ(8) イソシギ タシギ(2) タカブシギ(約10)
オグロシギ幼鳥(2)
9月6日(土) 庄内川河口のシギチ
内陸にしても海岸にしても種類はともかく個体数が激減しているようだ。 シギチの中継地の庄内川河口はどうかと様子を見に行った。
昨年は8月末に行ってかなりの数を確認している。 名古屋市野鳥観察館で対岸を見て驚いた。 この時期だと対岸にはダイゼンや
トウネンなどのシギがどっさりいたのに今日はミサゴとサギが少数居るだけだ。
左の方を見ると干潟の先端付近に大型シギ・・ダイシャク系が数羽とダイゼンらしいが識別不能の距離に少数のシギがいるだけ。 右
手上流側の近いところにソリハシシギが10羽くらいとトウネンが同じく10羽くらい。 キアシシギやイソシギはそれぞれ1羽づつ。
上流側のはるか彼方にアオアシシギとコアオアシシギを13羽までカウントしたけど内訳は遠すぎてわからなかった。
手前のソリハシシギの中に1羽いたシギ。 脚が長くて黄色いくてソリハシシギと比べてとても大きく見えた。 識別できなかったのでと
にかく写真を撮った。 わくわくしながらパソコンに取り込んで仔細に見たらコアオアシシギの幼鳥だった。 コキアシシギを期待したけど
嘴が長すぎた。 ちょっと残念だった。
ということで庄内川河口もシギチドリの姿は危機的に少なかった。
干拓地で満潮になるまで汐待ちした。 ヒバリシギが1羽、アカエリヒレアシシギ幼鳥(1)・コアオアシシギ(1)・タカブシギ(4羽)を
確認したけど田んぼが大きすぎてなんともならなかった。 とにかく遠かった。
9月1日(日) 内陸の淡水シギチ
9月に入ってシギチの渡りがかなり賑わっているはず・・・と内陸のシギチを探しにいった。 よい雰囲気の休耕田があるのに10羽ほどの
タカブシギとアオアシシギを1羽見ただけで惨憺たるもの。 庄内川河口などの海岸も少ないらしく、メインルートの大陸沿岸も少ないと
の情報もある。 シギチの数が急速に減っているのかもしれない。 今期タシギを初認した。
8月29日(木) 日光川河口のシギチ
昼ごろが満潮と海岸に行くには汐がよくなかったので日光川の河口を見に行った。 庄内川河口のシギ・チドリが満潮時に待機する場所
の一つだ。 生憎と小さいけど櫓が組まれていて地質調査中でいつもたくさん居る場所に鳥たちの姿は無かったが、もう一方の側にダイゼン
など少し纏まって見られた。 久々にミサゴが飛んでいた。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ ホシハジロ キンクロハジロ ミサゴ シロチドリ ダイゼン(65)
オバシギ(4) キアシシギ(2) イソシギ ソリハシシギ(7) オオソリハシシギ(5) キジバト ハクセキレイ スズメ
ハシボソガラス 以上19種類
干拓地は稲刈りの終わった田んぼがあちこちに見られ、水の溜まった田んぼにコチドリがたくさんいた。 タカブシギが1羽いたが、動い
ているコチドリを1羽づつチェックしていったらヒバリシギが5羽もいた。 警戒心が強くて車を停めるだけで遠くに逃げてしまった。
同じ場所にジシギが2羽いた。 オオジシギの印象より黒っぽいのでチュウジシギかもしれない。
明日から雨になるそうで水が溜まると面白くなりそうだ。
チョウゲンボウがいたので撮ろうと近寄ったけどあっさりと逃げられた。
8月22日(木) 淡水性シギチ
海岸が気になったが最高気温が37℃と予報されていたので淡水シギチのチェックに行った。 水が枯れてしまった休耕田が増えてきた
けど、水の入った田んぼにも鳥たちは少なく、16日に2羽いたコアオアシシギも姿が見えなかった。 まだ早いのかな・・・。
タマシギ(5) コチドリ(うじゃうじゃ) ケリ(うじゃうじゃ) ムナグロ(1) アオアシシギ(1) クサシギ(2) イソシギ
8月16日(金) 淡水性シギチの動向
淡水性シギチの動向を見に行った。 近年は数も種類も少なくなったので今年こそはと期待したが水の入った休耕田が少なく、草も抜いて
ないので相変わらず寂しかった。 ここ10日ほど雨が降っていない影響もあるのだろうか。
コチドリ(たくさん) ケリ(うじゃうじゃ) コアオアシシギ(2) アオアシシギ(5) クサシギ(3) イソシギ ジシギSP(1)
7月25日(木) サギのコロニー
東名阪高速道路を通ると弥冨ICに大変な数のサギがいる。 毎月月末の土曜日に野鳥の会・愛知県支部や高速道路会社が共同で生息
調査をする。 間もなくの7月27日はまだ子供たちがIC内にいるからいいけど、8月以降はこの子達が自分で餌をとりに行くようになって夕
方膨大な数が帰ってくるようになると今の人員ではとても数えられなくなりそうだ・・・・と思った。
7月7日(日) ヨシゴイの池
そろそろ雛が出ている頃と行ってみた。 昨年よりも蒲の背が高くなり密集して面積が広がっている。 南側の水の流れ込むあたりは
餌が多いのかヨシゴイが好んで餌取りにやってくるところだが、肥沃らしくひときわ蒲の背が高く密集して繁茂しており、営巣場所からこちらに
飛んできても姿はまったく見えなかった。
よくというほどでも無かったが時々飛んでくれた。 2羽揃って飛んでいたので抱卵は終わっているもよう。 巣の場所は大よそわかったが
蒲の占有面積が増えたぶんだけ岸から遠くなってしまった。 地元の人によると雛の鳴き声はまだ聞かれないそうだ。
なお、全部で4羽で巣は二つ有るとのこと。 観察はしにくくなったけどヨシゴイの繁殖には都合が良くなったかな。
6月23日(日) 確認出来なかったコヨシキリ サギのコロニー
* 今日こそ・・・と葦原に入ってみたが今日はコヨシキリの姿どころか鳴き声さえも確認出来なかった。 オオヨシキリも例年と比べて数が
少ない。 長年の繁殖地を放棄する理由がわからないのでどこかにいると思うが、広大な葦原を探し歩くのは難しい。
*アマサギの雛が確認できていなかったのでコロニーに行って一つの巣で孵化しているのを確認した。 アマサギは警戒心が強いのかチュウ
サギ・コサギ・ゴイサギの営巣している道路際の場所には巣が無く、やや離れた場所で巣作りしている。 見える範囲では子育てしているアマ
サギはとても少ない。
IC南西側の道路に面した営巣地では巣立ちを控えたチュウサギ・コサギの幼鳥がふらふらと道路上に飛び出してきて車にニアミス。
道路上にゴイサギの幼鳥が転がっていたので葬ってやった。 ここは何とかしないとお互いに迷惑だ。
今日もダイサギは1羽も見られなかった。
6月19日(水) 消えたアオバズク
今期は確認できていなかったもう一家族のアオバズクのチェックに行った。 この辺りに居るはずだけど・・・と探したら思ったとおりの場所
で黄色くてまん丸の目がこちらを見下ろしていた。 証拠写真を手持ちで撮ったけど逆光がきつかったので三脚をとってきた。
カメラをセットしてターゲットをファインダーに捕らえ、シャッターを押そうとしたら・・・・あれれ・・いないぞ! こちらを警戒して移動したらしい。
それから30分くらいかけて周辺を探したけど見える範囲では見付けられなかった。 こんなのは初めて。
営巣している木は多分アラカシ。 かなりの老木で根元から2mくらいの高さにかけて縦に裂けて傷んでいる。 自分から倒れるまでには
まだかなりの年数の余裕があると思うけど、そう遠くない将来に神社と地元が危険と判断して伐採する可能性もある。 数少ない貴重な
繁殖地なので心配だね。
6月8日(土) 声はすれども・・・
コヨシキリのチェックに葦原に入った。 オオヨシキリ・コヨシキリ・セッカの鳴き声は頻繁に聞こえてくるのに姿はまったく見えない。
昨年はこの時期に写真を撮っているのに何故だろう? 多分抱卵中と思うけど・・・・。 それにしても日照り続きでこの乾いた大地は鳥た
ちにとって厳しい環境だろう。 一雨欲しいところだが来週の後半まで雨は望めないそうだ。
5月27日(月) サギのコロニー
春から秋にかけてたくさんのサギたちが子育てする東名阪弥富インターチェンジの外周道路を歩いてサギの繁殖の様子を観察してみた。
下り線側は道路から巣まで30mくらいと離れていてチュウサギ・コサギ・アマサギ・ゴイサギが営巣していた。 上り線側は車がひっきりなし
に通る道路から数mの距離にある樹木の巣で主としてゴイサギとコサギが子育てしていた。 見える範囲にダイサギとアオサギの巣は無
かった。
留鳥のゴイサギは繁殖が早く始まるらしく10羽近い雛が見られた。 また、飛来の早いチュウサギの雛も確認できた。 コサギも雛が
出ている。
飛んでいるサギ・・・ダイサギとチュウサギの識別精度を上げるために時間をかけて見ていたけどダイサギが少なくて暫く通う必要があり
そうだ。 チュウサギとダイサギの識別と思っていたが、コサギをダイサギと間違って識別することも多いのがわかった。 大きさが随分と
違うはずだけど、飛んでいるのをみると大きさの違いなんてあまり当てになりそうもなかった。
5月17日(金) 日光川河口
シギ・チドリの春の渡りもそろそろお終いだけど、日光川の河口をまだ見てないなかったので見に行った。 ここは潮が高くなると庄内川
河口や藤前干潟のシギ・チドリが避難してくる場所だ。
あまり期待していなかったがハマシギやトウネン・ダイゼンなど、これまで見たことのないほど多数のシギチが集まっていた。 ダイゼン約
60羽は夏羽が混じって美しい。 ダイゼン群れに見慣れない中型のシギがいた。 よく見たらオバシギの夏羽で2羽いた。
多かったのはハマシギとトウネン・・・ハマシギは目の前を数えて約250羽。 トウネンは308羽までカウントしたが、ハマシギと入り混じっ
ているので集中力が切れてきて次第にハマシギかトウネンかわからなくなっていったところでアカエリヒレアシシギを発見!
久しぶりだな〜・・・・そこでカウントを中断してアカエリヒレアシシギの写真を撮ったが、フィールドスコープ用の華奢な三脚にカメラを載せた
のでブレて写真にならなかった。 カウントはそこで中止したが、ハマシギは対岸を併せて約500羽。 トウネンはそれよりはるかに多く
て600羽くらい。 今年はトウネンが多いようだ。 珍のトウネンが混じっていないか精査したが私の識別能力では確認出来なかった。
カワウ ダイサギ キンクロハジロ トビ ダイゼン(60) キョウジョシギ トウネン(約600) ハマシギ(約500)
オバシギ(2) キアシシギ(約30) イソシギ ソリハシシギ(5) チュウシャクシギ(3) アカエリヒレアシシギ(1) コアジサシ
キジバト ツバメ ムクドリ スズメ ハシボソガラス 以上20種類
4月25日(金) コロニー復活か
2年前に放棄されたコシアカツバメのコロニーがどうなっているか見に行った。 例年ならそろそろコシアカツバメが到着している頃で、コロ
ニーの復活が期待される。 コロニーに到着したらツバメが10羽ほど飛んでいた。 腰が白い小さなツバメ・・・イワツバメだった。
コシアカツバメの空き家にちゃっかり住み着いたイワツバメがコシアカツバメを呼び戻してくれるのを期待している。
4月20日(土) 名古屋市の公園
名古屋の公園をコマドリが6羽も通過したとなると見過ごせないではないか・・・コマドリよりも幸せの青い鳥に会いたくて出掛けてみた。
現地について状況を聞いてみるとヤブサメは出ているけど・・・と何やらあまり芳しくない様子。 とりあえずヤブサメを見に行ったが曇り空で
SSが上がらない上に薄暗くてピントが合わせられない。 1時間ほど悪戦苦闘した。
その後、コルリが出ているところに行き会わせたが頭が動いているのを見ただけで飛ばれてしまって以後行方不明。 遊歩道でクロツグミ
に出くわすもあまりに近すぎて担いでいた三脚・カメラを下ろしているうちに飛ばれてしまった。 以後行方不明。
アカハラでもいないかと探して何とか見付けたが、曇っていてSSが上がらないのに走り回るのでピントが合わなかった。
午後まで粘って成果は少なかったが、帰りがけにタンポポとコラボしているアトリに出会った。 午前中は木の高いところばかりにいて下から
見上げていたのでわからなかったが、下りてきたのを見たらとても美しい成長♂の夏羽でとても美しかった。
4月4日(木) 5回目も空振り!
本年5回目のツリスガラ探し・・・朝の7時半頃姿を見せたというので午後の3時まで頑張るも気配なし。 3月30日にはニアミスが有ったもの
の今日も完敗して5連敗。 今日で卒業したかったけど留年しちゃった。 頑張ってもどうもならない追試験を受けに行くかどうか思案中。
3月30日(土) ぼつぼつのツリスガラ
今日は10時までしかいられなかたので私は見られなかったが、その後すぐに現れたそうだ。 愛西市の桜ニュウナイスズメとのセットで
見に来られる方が多い。 車は河口堰の駐車場に置くと気にせずに見られます。
3月27日(水) ツリスガラに会えず
風が無かったので昼前にツリスガラを探しに行ったが、今日も姿を見せないとのことだった。 10日ほど前に見た人がいるそうだ。
大阪の淀川河川敷に出没しているが、広すぎて近くに来ないので写真にならないとのこと。 その後、町屋川河口もチェックしたが、こちら
はオオジュリンすら1羽も見られなかった。 かってはうじゃうじゃいたオオジュリンも確実に数を減らしている。
3月22日(金) ツリスガラはまだかな
昨年は3月22日にツリスガラの写真を撮っている。 今年は一気に春が来たし、今日は満天雲無し風無しの絶好のツリスガラ日和になっ
たので9時過ぎから11時過ぎまでの2時間探してみたが見付からなかった。 昨日の強風で移動が遅れているのかもしれない。
2羽のチュウヒが並んで飛んでいた。 特にディスプレイのような飛び方はしていなかったし、2羽が♂♀か解らないけど木曽岬干拓地で
この夏に繁殖してくれるのを期待したい。
3月16日(土) ツリスガラは未着
春になったのでそろそろ・・とツリスガラポイントを2箇所巡ってみた。 長良川河口では2時間ほど入念に探してみたがまだ未着。 町屋川
河口もまだ見られず。 次に暖かくなったら到着しそうだ。
町屋川河口に夥しいカモメとユリカモメがいた。 普通カモメは三重県沿岸では高松海岸と並んでここが一番多いかもしれない。
1月21日(月) 三重県民の森
天気が悪くなるとの予報だったが、御在所岳がきれいに見えていたので久しぶりにルリビタキに会いに三重県民の森にいった。 昼頃には
曇ってきたので長い時間いられなくて狭い範囲を回っただけだがルリビタキは3羽と多かった。
その他は森が広大すぎて鳥たちは隠れているのか、見られた種類も個体数も少なかった。
キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ シロハラ ウグイス ヤマガラ シジュウカラ メジロ モズ
アオジ イカル ハシブトガラス 以上15種類
1月13日(日) ガンカモ・一斉調査
あちこちで昨年と比べてカモの数が大幅に減っているような気がしていたが、カウントを終えて昨年と比べてみたら総数では大きな違いは
無かった。 ただし、種類については昨年はいたのに今年はゼロなど種類の減少は伊坂ダムでも町屋川河口でも顕著だった。
オシドリは山村ダムで12羽、伊坂ダムで32羽。 山村ダムでは見にくい位置にいたが、伊坂ダムではなんとか写真が撮れるところにいた。
調査時間は町屋川河口が1時間、山村ダムが1時間、伊坂ダムはダム湖周回2時間と一日がかりで歩行距離6km。 しんどかったけど
気持がよかった。
1月11日(金) 再びキクイタダキ
芸術写真はとても撮れないので図鑑に載せられるような写真を撮るのが私の目標だけど、キクイタダキは撮れていないので再び挑戦した。
何か秘策があればいいのだけど、手振れを防ぐために三脚を使うくらいしか方法は無かった。 現着してすぐに松林でチャレンジしてから
眼高で見られる場所に移動。 10人くらいのカメラマンが撮っていたので私も入れてもらった。 楽勝だと思った。 しかし、満足に撮れな
いままいなくなってしまった。
集中力が持続するのは精々2〜3時間くらい。 散々翻弄されて昼前には森の中で乱戦に陥り、敵は2〜3m・・・時には頭を蹴られそうな
場所をすばしこく動き回った。 近すぎるとピントが合わず、またしても惨敗。 修正しまくりの写真を掲示板に掲載しておいた。
2,012年
12月14日(金) 再びキクイタダキに挑戦
めったに見られないキクイタダキをしっかり撮っておきたかったので再び庄内通信さんの公園にいった。 今日は園内の3箇所で群れを見
たので10羽前後いるようだ。 林内でも大勢の人が写真にチャレンジしており、私も参加したが林内は暗くてSSが上がらないので諦めた。
写真を撮るなら第2駐車場と第3駐車場の間の松林が光線の具合もよくてベスト。 一往復もすれば見付けられるだろう。
キクイタダキ狙いの人がほとんどだったのでキマユムシクイは見付けられなかった。 私一人では時間の制約もあって無理。
トラフズクは昨年と同じ場所に2羽。 保護のためのバリケードの外からでは1羽しか見付けられなかった。 以前のように高い木にいてく
れれば写真が撮れるのだが、皆さん前に十分撮って見えるのだろう。
現地でお会いした皆さん、いろいろとお教えいただき有難うございました。
12月3日(月) 安濃川河口
昨年は11月17日に訪問し、志登茂川河口でミミカイツブリやホオジロガモを観察した。 今回は半月遅れとなったがたくさんのカモと
ミミカイツブリを期待した。 志登茂川河口に到着したのは満潮を1時間ほどすぎた10時前だった。 びっくりした。 カモがいない。
パラパラとキンクロハジロとホシハジロがいただけでミミカイツブリなんてとんでもない話だった。
安濃川河口に移動したらコクガンが3羽いた。 最初に1羽来たと聞いているのでばらばらにやってくるようだ。 成鳥か幼鳥かは確認
しなかった。
2〜3年前から話題になっていたが出会いのなかったクロサギとようやく会うことが出来た。 岩礁地帯に生息するクロサギが河口にいる
なんて珍しいことだ。 生憎と対岸にいて遠かったので写真にはならななかったが、カモメが落とした魚をネコババしようとして叱られるなど
面白い光景が見られた。
こちらでもカモは少なく、ホオジロガモは♀の成鳥を1羽みただけでウミアイサは♀タイプを1羽みただけだった。 到着が遅れているのだ
ろう。 ミヤコドリは2羽だけ。 雲出川河口には70羽ほど居るらしいので今日はそちらに行ってるのだろう。
白塚海岸に行ってよううやくミミカイツブリが見られた。 多分2羽と思う。 こちらでもカモは少なく、ウミアイサは1羽も見られなかったが、
ホオジロガモは♀タイプが数羽見られた。
ハマシギは1羽もおらずミユビシギは30羽くらい。 カモメは漁港も併せてセグロカモメが50羽くらいとやはり少なかった。
観察した鳥たち
カイツブリ ハジロカイツブリ ミミカイツブリ(2) カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ クロサギ(1) コクガン(3)
マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ
ミサゴ ミヤコドリ(2) シロチドリ ダイゼン ハマシギ ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ ウミネコ ホイグリン系カモメ
キジバト ドバト ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ツグミ ウグイス ホオジロ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
以上40種類
11月21日(水) 名古屋市の都市公園
「庄内通信」さんのブログを拝見したらキクイタダキがまだ居るとのことなので見に行ってきた。 飛来当時は大勢の人でごった返したと
思うが、今日は地元のカメラマン一人がごく短時間カメラを構えていただけで見向きもされていないのは写真が撮れないから?
道路沿いの松林を往復しているうちにヒガラの群れが現れ、その中にキクイタダキが少数混じっていた。 ヒガラの数はそう多くなかった
がせわしなく動き回るのでたくさんいるように見えた。 ヒガラが動き回る以上に始末が悪いのがキクイタダキで、オートフォーカスは間に合
わないのでマニュアルでピントを合わせた。 結果はほぼ全滅。 でも面白かった。
2時間ほどいたが、群れは忙しく移動していて出はあまり良くなかった。 越冬を期待したいが、ヒガラがこの公園で越冬したことはない
そうで、ヒガラが抜けたらキクイタダキも一緒にいなくなるかもしれない。
11月9日(金) 鈴鹿山麓のコスモス畑
世間はキクイタダキで盛り上がっているようだが、急いで見に行くこともないので鈴鹿山麓のアトリとマヒワにお別れに行った。 町の
ホームページによるとコスモス広場は10月末までになっており、今日はコスモス広場の旗を回収していた。 そろそろ刈り取りが近いよう
だ。
アトリは100羽弱、マヒワは一頃は200羽くらいいたが今日は100羽少々と減ってしまった。
こちらにもキクイタダキがいないかといなべの公園に行ってみたらエナガとシジュウカラとメジロの大きな混群に囲まれた。 暫くは翻弄
され、キクイタダキっぽいのが混じっているように思ったけど、群れが去ってしまうと静まり返った。 キクイタダキが混群に混じることはな
いと思うのでどうやらいないようだ。 見たのは普通種ばかりだがなかなか面白かった。
アオサギ マガモ トビ ノスリ キジバト カワセミ アカゲラ コゲラ ハクセキレイ ビンズイ ヒヨドリ モズ シロハラ
ウグイス エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上22種類
11月2日(金) まだいたツバメ
イカルチドリでも探そうと員弁川の堤防道路に車を停めて河原を見たらツバメが乱舞していてびっくり! 一番遅くまでいるイワツバメ
かと思ったが腰が白くなかった。 とすればショウドウツバメしかない。
文一総合出版社から出ている「日本の鳥550・山野の鳥」図鑑によるとショウドウツバメは北海道では8月まで滞在して南に移動する。
9月初旬に数万羽の大きな群れを見たが、この時期にまで見られるとは思いもしなかった。 地球温暖化のせいだろうか。
10月31日(水) ツグミ初認
昨年は到着が遅かったツグミを、北勢中央公園の藪の中で今期初認。 まだ警戒心が強くてなかなか出てこなかった。
ほかにシメもたくさん見た。 今日はアトリやマヒワとの出会いもあっていよいよ冬鳥たちの季節が来た。
10月11日(木) 稲沢サンドフェスタ
稲沢市の祖父江緑地公園に行ったらサンドフェスタの砂の像が10基飾られていた。 以前より像が少なくなったような気がするが
どうだろう。 公園の川に沿った林の中に遊歩道が通っている。 小鳥たちを探して歩いてみたらエゾビタキ・コサメビタキ・アカゲラなどが
姿を見せてくれた。 金賞の作品
10月5日(金) クロハラアジサシのドボン
クロハラアジサシはアジサシやコアジサシのように高いところからダイブして餌を獲らない。 ドボンしないと聞いていたので興味を持って
鈴鹿市の池に行ったら10羽くらいのクロハラアジサシが餌獲りに余念がなかった。 西北西の風に乗って餌を探す。
お日様は南中を過ぎてやや西に傾いている。
西北西の風に乗ってホバリングして餌を探すとき・・・風によって池の表面に西向きの流れが出来ていて魚たちは風上を向いている。 ホバ
リングするアジサシの影は魚からは見えないわけだ。 よく出来ているものだ。
もう一つ・・三日前は電線にとまっているアジサシをしっかりと観察・撮影した。 しからば今回は上から・・・目的はほぼ達成できた。
10月2日(火) 沼アジサシの大群
海岸から2〜3km入った水田と畑の混在した農耕地にアジサシの群れがいると教えてもらったので見に行った。 ハシブトアジサシでも
いてくれれば嬉しい。 200〜300羽くらいのアジサシたちが大豆畑の上を乱舞し、一部が電線にとまっていた。 わくわくしながら電線
止まりを1羽づつ見ていった。 最初はあまりにもたくさんのアジサシが頭の真上にいたので目がくらんだ。 しかし、夏羽に近いのや冬羽
に近いもの・・幼鳥などいろんな奴がいたが、よく見ていくと大部分が沼アジサシ・・・それもほとんどがクロハラアジサシだった。 一度にこん
なにたくさんの沼アジサシを見るのは珍しくとても幸運だった。
アジサシたちは大豆畑の上で餌を探し、時々舞い降りては緑色のかなり大きなイモムシを捕らえて食べていた。 今思えば、何を食べて
いたか調べてみるべきであった。
ほとんどがクロハラアジサシだったが、撮ってきた写真を見るとハジロクロハラアジサシやアジサシと見られる個体も混じっていた。 アジ
サシが虫を食べるのは初めて見た。
9月28日(金) 養老山系のタカ渡り
今年は東というより南寄りにルートがずれて養老山系を通るタカたちが多いので南濃町まで状況を見に行った。 現地に着いたのは朝の
8時過ぎと遅めだったので近くで一泊したタカたちの旅立ちには間に合わなかった。 30羽くらいが飛び立っていったそうだ。
その後は11時過ぎまでいたがオオタカ1羽・ツミ2羽を含めて合計で10羽くらいと今日は少なかった。
タカたちは目の前のはるか遠方にぽかりと浮かぶと養老山系に向けて飛び、頭上をこえて西の方に飛んでいった。 その先には琵琶湖
南岸の猪子山があり、その先は京都の岩間山だ。
たとえば、伊良湖で言うとビューホテルから八立池までの直線距離は2.5kmであり、恋路が浜の駐車場からビューホテルまでの距離は
おおよそ1.2kmである。 これを参考にすると双眼鏡で飛んでいるタカを見つけられる距離は4〜5km以内が限度だろう。
ゆえに南濃町のポイントから発見したときには南濃町地内に入っているわけで、この線を延長していくと金華山より南側を通ることになる。
明神の森から見ていて市街地の上空を右(西)に流れてゆくタカたちは養老山系に行かずに南宮山の北を通って琵琶湖に向かう。
養老山ルートは金華山ルートとは別物で・・・というより渡りのルートの幅は風向きによって様々なのだろう。
9月26日(水) 内陸のシギチ状況
気になっていたシギチドリの状況を見に行った。 20日は少なかったが、今日はアオアシシギとコアオアシシギを併せて19羽、オジロトウ
ネン2羽、オグロシギ2羽、ハマシギ1羽、エリマキシギ1羽とイソシギ・タシギ・コチドリがたくさんいた。
ハマシギが1羽だけで餌を食べているのを見付けたとき、こんな内陸部にいるのに驚いて珍かと思った。 しかし、どう見てもハマシギだった。
9月26日(水) 再びタカ渡り
昨日の白樺峠が1,300羽飛んだので「今日こそ・・・」と関ヶ原に出かけた。 現地に着いたのは8時過ぎだったが、さっき60羽のタカ柱が
立った。 ちょっと遅かったね〜と言われてがっかり! この近くで一泊したものが一斉に飛び立ったのだろう。 サシバが130羽程度カウン
トされていた。 到着後もぼつぼつ飛んでくれ、40羽弱のタカ柱が頭上に立など数は少なかったがまずまずだった。 土曜日は市街地の
上空を右に飛んで遠かったが、今日はほとんどが頭上を飛んでくれた。
今年の特徴はルートが東にずれて養老山系沿いを飛ぶタカが多く、例年なら明神の森から伊吹山側をベルト状にたくさん飛ぶものが今年は
とても少ないことだ。
金華山で1800羽をカウントした日、関ヶ原では150羽しか見られなかったそうだ。 タカの渡りルートは不思議なことが多い。 今日の滋賀
猪子山では1,000羽を超えるサシバをカウントしているが、次の通過点の岩間山では半分にも達していない。 金華山も今日は100羽に達し
ていない。 不思議だね! 11時で途絶えたので12時半に山をおりた。
9月24日(月) 完敗のタカ渡り
昨日の金華山は雨の上がった午後からひっきりなしにサシバが飛んで1,800羽に近かったそうだ。 一昨日の白樺峠の3,300羽の
一部が溜まっていたものだろう。 その後これらの1,800羽は猪子山や岩間山には届いていないので途中で降りて一晩過ごした。
今日の滋賀・猪子山は1,000羽を超えるサシバが通過、岩間山も1,000羽を越えたそうだ。 金華山から滋賀・京都の琵琶湖南岸を通る
渡りのコースのあるのがよくわかる。
昨日は白樺峠がほとんど飛んでいなかったが、雨で溜まっている可能性がある。 それが朝から一斉に移動するとみて満を持して関ヶ原に
出動した。 現着は朝の8時半。
カウント数を見せてもらったら200羽近くのサシバが飛んでいる。 近くで一晩過ごしたものが朝のうちに飛び立ったものだろうが、幸先良し
と思った。 その後、確かに飛んだ。 しかし、金華山方面にポツンと上がったものが右に流れていくが大きさがわかる程度でとにかく遠い。
例年なら池田山方向からぞくぞくと姿を見せるのに、こちらから出てくるタカは皆無。
そして11時前にはぱったりと止まってしまった。 午後の2時頃に現地を後にしたが、サシバは300羽弱で、ハチクマ50羽程度と完敗。
写真距離に近付いたものはまったくなかった。
今日の白樺峠もぱっとしなかったそうで、明日の関ヶ原も今日よりは良いかもしれないが期待薄。
9月22日(土) はっきりしないタカ渡り
今日はタカ渡りを見に遠征するつもりだったが、天候のせいか白樺峠の渡り情報が芳しくない。 溜まっている可能性もあるが、こちらでは
あまり見られないと判断して予定変更。 多度山のタカ渡り探鳥会は足を傷めていて15分の登りがきついので不参加。
どこに行くか迷った末に満潮時の日光川河口を見に行ったらダイゼンやオバシギ、今期未見のコオバシギ幼鳥などがいてそこそこ楽しめた。
白樺峠の今日はサシバが3,300羽と爆発。 かなりがこちらを通過したと思われるけど明日は雨。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ ホシハジロ シロチドリ ダイゼン(56羽) トウネン(1)
ハマシギ(1) コオバシギ(幼1) オバシギ(幼6羽) イソシギ オオソリハシシギ(幼3) チュウシャクシギ(1) ウミネコ
キジバト ツバメ スズメ 以上20種類
9月20日(木) 鷹渡りは・・・
タカの渡りを見たいと心が逸った。 しかし、天候や昨日の白樺峠の渡り情報から、白樺峠付近にいるタカは少ないと判断して予定を変更、
桜の園に渡りの何かがいないかと様子を見に行ったら老人会の皆さんが周辺を掃除しておられたので早々に退散した。
この時期はタカの渡りに目が行ってシギチの渡りは疎かになるが、タカ渡りはもう少し先になりそうなので淡水シギチの動向を見に行った。
アオアシシギ4羽とコアオアシシギ2羽を見たが、その他にはジシギを1羽見ただけでコチドリもタシギも見なかった。 これからウズラシギや
ツルシギが渡ってきて秋の渡りは終わりとなる。
この秋の淡水シギチの渡りは、種類はまずまずだったが個体数は少なかった。 エリマキシギやアオアシシギ・コアオアシシギなど長く滞在し
た鳥たちもいたが、全体の個体数の少なさは目を覆うものだった。
9月14日(金) シマアジに再挑戦
鈴鹿川河口を見たあと、先日撮ったシマアジの写真の出来が悪かったので撮りなおすために雲出川河口まで遠征した。 途中でミユビシギ
のメッカの町屋海岸に寄ってみたら例年なら数百羽はいるミユビシギが40羽ほどしか居なかった。 16日にはミユビシギ探鳥会が予定されて
いるが、台風が接近して強風が吹くとカイトサーファーが出てミユビシギなど蹴散らされてしまうだろう。
マリンレジャーの隆盛は鳥たちにとって悪夢だ。
目的のシマアジは朝方2羽確認したとの情報をいただいたが、なかなか見付けられず最終的に1羽しか撮れなかった。 この時期は雌雄が
同じような色をしているので識別は難しい。 陸に上がってきて翼鏡や雨覆いが見えるといいのだけど泳いでばかり。
しかも増えてきたコガモの警戒心が強いので少しの刺激でも裏の小さな池に逃げ込んでしまう。 ここは見えないのでお手上げだ。
この池で繁殖したセイタカシギの子供たちが大きくなってきている。 10羽近く居るセイタカシギの中に両親が混じっているので子供たちの
特徴を見ながら親探しをするのも面白そうだね。
雨が降って水深が深くなってオグロシギはいないのではないかと思ったが、ちゃんと残っていて餌を食べていた。
久しぶりに大きなシギをみた。 こんな体でよく渡りが出来るものだと感心する。
9月13日(木) 再び内陸シギチの動向
そろそろタカの渡りが始まって興味はそちらに移りそうだが、まだまだシギチの渡りは続く。 南の海も気になるが、内陸の淡水シギチの動
向を掴んでおくのも自分の役割と思って見に行った。
環境はとても良いのに相変わらずシギ・チドリの姿は疎らだった。
コチドリ エリマキシギ(幼2) コアオアシシギ(3) アオアシシギ(3) クサシギ イソシギ タカブシギ チュウジシギ(?) タシギ
9月10日(月) 雲出川河口周辺
派川河口でシギ・チドリをチェックしてから白塚海岸のミユビシギを見に行った。 南から強くて生暖かい強風が吹いて気力が萎える。
それでも気合を入れて海岸出でてみるとサンドバギーが1台走り回っている。 バギーは走っても局地的なので1台くらいなら影響はないが、
問題はカイトサーファーだ。 強は一人がやっていただけだが、白塚漁港から志登茂川の河口付近まであっという間に移動する。 こんなの
が頭上を飛んでいる所に鳥たちがいられるはずがない。
何もいなかったので予定していなかった雲出川の河口まで脚を伸ばした。 最近は訪問する回数が減っているが、やはり鳥たちには素晴ら
しい環境で、今期未見だったオグロシギが7羽・アオアシシギ6羽・セイタカシギは約10羽くらいにシマアジは5羽もいた。
生憎と午後の2時半が満潮だったので海岸の干潟は水没。 五主海岸の堤防を一回りしたがこちらは何にもいなかった。
9月8日(土) 内陸シギチの動向
少しづつ入っては抜けているのかもしれないが・・・。 今日も広い範囲を探し回ったがシギチの姿はほとんど見られず、あちこち寄せ集め
てやっとこれだけ。 ウズラシギは今期初見。
オジロトウネン(成鳥1) ウズラシギ(幼1) エリマキシギ(幼2) コアオアシシギ(3) アオアシシギ(3) クサシギ イソシギ
タカブシギ(5) タシギ(うじゃうじゃ) 寂しいな〜!
9月6日(木) 激減のショウドウツバメ
ショウドウツバメの動向が気になるので見にいったら約1,000羽程度まで激減していた。 残った群れもせわしなく飛び回っていたので近い
うちに居なくなりそうだ。 次の群れがまた入ってくるのだろうか。
9月5日(水) 再びショウドウツバメの群れ
6〜7年前までシギチの渡りの中継地として貴重だった羽島市の桑原町(今は休耕田が無くなってしまった)は、木曽川・長良川沿いに南下して
くるショウドウツバメの中継地点として群れが集まってくる。 数日前にも集まっていると教えていただいたので見に行ったら5,000羽ほどの群
が見られた。 この群れは2万羽の群れが南に旅立っていったあとの愛西市に入ってくると思って見に行ったらそっくり5,000羽ほどが到着し
ていた。 数日でいなくなるが、次の集合地点は木曽川を下った鍋田干拓地とみている。 木曽川の先はどこだろう?
9月3日(月) 内陸の淡水性シギチ
そろそろ・・・期待して内陸の淡水性シギチを探しにいった。 最初の休耕田にタカブシギ14羽・アオアシシギ3羽・エリマキシギ1羽・オジロ
トウネン2羽・タシギ2羽。 これに10羽ほどのケリが混じっていたので「すげーな〜! やっと到着したんだ。 あちこちにうじゃうじゃ居るぞ!」
期待に胸が膨らんだ。
しかし、他にも雰囲気のよい休耕田がたくさんあるのにケリすらもいない田んぼばかりで、ムナグロを10羽くらい見掛けたものの帰り際に寄って
みたらもういなかった。 他に種類不明のジシギが2羽。 過去に実績のある休耕田も今年はさっぱり!
8月31日(金) ショウドウツバメがいない
約2万羽に達したショウドウツバメの群れが夜にはどこで寝るのか、ねぐらを探しに夕方の5時半頃に愛西市に行ってみた。 しかし、電線にびっ
しりとまっているはずのショウドウツバメの数が少ない。 群れの下に車を寄せて双眼鏡でチェックを入れたら普通ツバメばかりで、たくさん飛んで
いるのも普通ツバメばかり。 移動してしまったのだろうか。 写真を撮ってみたら僅かばかりショウドウツバメが混じっていた。
移動したとなると少し早いかな・・・一昨年は9月3日に10,000羽を確認している。
8月29日(水) 庄内川河口と日光川河口のシギチ
*庄内川河口
内陸の淡水性シギチが気になるが友人が見てくれているので気になっている庄内川河口のシギチを見に行った。 低潮の10時半に名古屋市
野鳥観察館に行って様子を聞く。 オグロシギ2羽にオオソリハシシギが1羽で、観察館より少し上流の干潟にいると教えてもらった。
観察館のフィールドスコープでざっと干潟を見る。 大型シギの姿は見えず、ダイゼン・ソリハシシギとアオアシシギがやたらに多い。 コアオ
アシシギも何羽かいるそうだが確認出来なかった。
フィールドスコープを持って上流側に移動。 堤防の下がコンクリートで固められて随分と歩きやすくなっている。 時々足を止めて干潟を観察
するとキリアイを1羽見付け、一緒に見ていた若い人がもう1羽見つけてくれた。 アオアシシギは100羽くらいいたが、コアオアシシギは1羽しか
確認出来なかった。 オバシギは20羽ほどいたがコオバシギは確認できず。 オグロシギはちらりと見掛けたが、上流でオグロシギと言ってい
た大型シギはオオソリハシシギだった。
全体的な数が多いのか少ないのかわからないが、大型シギの姿が減っているような気がする。
昨日発表された環境省のレッドリストに新しくオオソリハシシギが仲間入りした。 シギチ減ってるぞ!
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ オナガガモ キンクロハジロ スズガモ ミサゴ ダイゼン
トウネン(約30) オバシギ(約30) キリアイ(2) コアオアシシギ(1) アオアシシギ(100) キアシシギ イソシギ ソリハシシギ
オオソリハシシギ(1) オグロシギ(1) ウミネコ ドバト ハクセキレイ ムクドリ 以上25種類
*日光川河口
潮が上がってきたので帰りがけの日光川河口に寄った。 400mほど歩きながら見て行くがキアシシギを1羽見ただけ。 何もいないな〜
と思いながらシロチドリがよくいる辺りでメダイチドリを見つけた。 そこにバタバタとダイゼンの50羽くらいの群れが飛んできた。 見てゆくと
オバシギが混じっている。 カメラカメラ・・・・400m歩いてカメラをとって戻ってきたらオオソリハシシギも混じっていた。 期待したコオバシギ
は残念ながら確認出来なかった。
シロチドリ メダイチドリ ダイゼン ケリ キョウジョシギ(1) オバシギ キアシシギ イソシギ オオソリハシシギ(1)
8月27日(月) 2万羽のショウドウツバメと腹の赤いツバメ
愛西市のショウドウツバメの群れのカウントに行った。 あちこちの電線に夥しい数がとまっており、飛んでいるのもたくさんいる。 川面を飛ん
でいるショウドウツバメの飛翔写真にも挑戦したが、こちらはゴミ箱に大量の写真を捨てるしかなかった。
電柱の間にとまっている数をカウンターを使ってカウントする。 面倒な作業だ。 電線間には多いところで400羽がとまっていた。 多い所
と少ないところがあるので平均して300羽とし、電線が何本あるかカウントする。 狭い範囲だが群れは思わぬところにも大量に居たりして、総
数2万羽弱とカウントした。
これらのショウドウツバメは北海道で繁殖した個体群で、しばらく休んでから東南アジアまで渡ってゆく。
先日見かけた腹の赤いツバメは先日(8月20日)と同じ場所で15羽の群れでいた。 電線に止まっているのをみるとはっきり赤いものや、よく
みないとわからないものなど様々だったが、多かれ少なかれ赤く見えた。 幼鳥=若いツバメには下面の赤い個体もいるのでこれらの群れが
若者集団である可能性はある。 これまでツバメはあまり見なかったが、反省してじっくり見たい。
ちなみに、春先に見かけた腹の赤いツバメは、飛んでいる状態でも赤く見えた。 背割り写真館に掲載したツバメの腹もとても赤い。
もう一つ、琵琶湖で冬に見た越冬ツバメの腹の赤色は濃淡さまざまだった。
8月20日(月) ツバメのねぐら入り
久しぶりに揖斐川堤防のツバメのねぐら入りを見に行った。 日入は18時35分。 40分頃にスズメの群れが葦原にねぐら入り。 お喋り
な奴らでねぐらに入ってもピーチクパーチクと賑やかな声が聞こえてくる。
18時45分頃からツバメが続々と集まってきた。 しかしである・・・以前は空が真っ黒になるほど集まり、水面を切れ目無く疾駆していたの
に随分と数が少ないではないか。 2年前の記録を見ると2万とも3万とも書いてある。 急に数が減るってことは無いので時期的なものがある
のかもしれない。
最近はツバメが少なくなったと話題になった。 そこそこはいたけど、やっぱり減っているのかしら?
8月20日(月) 再び内陸の淡水シギチ
昨年もこの時期に淡水性のシギチがいなかったと嘆いていた。 昨年3月の東北大震災で干潟が壊滅して渡りのルートが変わってしまった
のだろうか。 今日は探索範囲を広げて念入りに探したが、タカブシギ15羽とアオアシシギ1羽、ヒバリシギを1羽見ただけだけで何かいそう
な雰囲気はまったく無かった。 やはり内陸にシギチはいないのだ。
帰りに愛西市によってショウドウツバメの群れを見てきた。 もしかして・・と探したら数千羽の群れの近くに胸から腹にかけて赤いツバメを
1羽だけだが見付けることができた。 ラッキー! ひょっとするとショウドウツバメと一緒に渡っているかもしれない。
腹の赤いツバメはまだ評価が決まってないようだ。
8月12日(日) 内陸の淡水性シギチ
以前はたくさん入っていた田んぼにシギチの姿は無く、ここだけはと永らくベーシックになっていた場所にも姿は少ない。 自分の知らない
場所があってそこに居るのかもしれない。 そう思うほど少なかったが、ヒバリシギのきれいな夏羽を見かけたのが収穫だった。
タマシギ(♂1) コチドリ ケリ ヒバリシギ(1) アオアシシギ(2) クサシギ(3) タカブシギ(7) ジシギSP(2)
8月6日(月) 北の淡水性シギチ
8月に入ってそろそろシギチの数が増えていると期待して北の淡水性シギチの状況をチェックに行った。 タカブシギが12羽にアオアシシギ
が10羽と中型のシギが増えてきて賑やかに思ったが、他はコチドリだけで本当に寂しかった。
ジシギは3羽見たが2羽は出会いがしらだったのであっさり飛ばれてしまい、写真が撮れたのは1羽だけ。 オオジシギだと思うが、尾羽の
展開を期待して暑い中待機するもあっさりと草むらに消えてしまった。
時期的にまだ早いのか、かってたくさんの種類のシギチを見た休耕田も今はカルガモとケリだけでどうしちゃったんだろうと不思議だ。
7月5日(木) ヨシゴイの池
気になっていたヨシゴイの池にやっと行くことが出きた。 今年は3羽だそうで2羽が♂、1羽が♀で一組が営巣しているそうだ。 2羽
揃って飛んでいたので雛が出ているかもしれないが、広大な葦原の真ん中となると手も足も出ない。
疎らな部分のあった葦原が今年はびっしりと埋め尽くされて葦の間を渡り歩いて餌を探す姿は見難くなった。 営巣するカップルが減っ
て岸近くで雛を見る事も難しそう。 しかし、静かに待っていると近くで姿を見せてくれるかもしれない。
6月22日(金) ツバメの共同コロニー
近くのコシアカツバメのコロニーが昨年から放棄されて寂しい思いをしていたら、新しいコロニーを見付けた。 多度の方に1箇所コシア
カツバメのコロニーが有るが、巣は小さな川に掛かった橋の下なので観察にはちょっと厳しいものがあった。
イオン桑名店(元のマイカル桑名)の前を大桑国道(258号線)が通っている。 国道1号線から桑名市西部の住宅団地や東員町に
抜ける県道142号線がクロスして大桑国道側は橋になっている。 その橋の下にコシアカツバメが巣を作っており、イワツバメも巣作りし
て共同コロニーになっていた。
田んぼまでは少し距離があり、142号線はかなりの交通量があって決して条件は良くないと思うけど・・・・。
マイカル桑名に車を預けて徒歩で5分。 立派な歩道があるので観察は容易である。
6月4日(月) 三重県民の森とコシアカツバメ
遠出したいが地元から離れられない事情があるので何か居るだろうと県民の森を歩いてみた。 イカルが素晴らしい声で鳴いている。
高い木の梢のほうから鳴き声が聞こえてくる。 あんな鳴きかたをするムシクイはいないからコサメビタキか何かか・・・と探すが葉っぱが
茂っているせいもあってまったく姿が見えない。 エナガの雛が・・と期待したが鳴き声が聞こえてくるだけ。 葉が茂ってきたこの時期は
難しい。
帰りにコシアカツバメのコロニーに寄ってみた。 これまでのコロニーは今年も放棄されたまま。 周りを見回してみると圃場整理が進
んで水田が麦畑に変わっていた。 餌が捕れなくなって放棄したのだろうか・・・昨年も麦畑だったのだろうか。 新しいコロニーは昨年
と同じ場所で数羽程度が飛んでいた。 400oレンズを振り回してみたが飛翔写真はほぼ全滅状態だった。
5月23日(水) 三河の海岸
シギチの春の渡りがほぼ終了。 この春は一度も三河の海を見ていなかったので何も居ないのを覚悟の上で締めくくりに行ってみた。
干潮が昼過ぎになるので潮干狩りの人がいない午前中に、少数のシギ・チドリをみただけで寂しい限りだった。
メダイチドリ(2) ダイゼン(1) キョウジョシギ(2) キアシシギ(10) チュウシャクシギ(5)
4月28日(土) 森の中でバードウォッチング
森の中で小鳥たちを見てきた。 写真はなかなか撮れなかったし、普通種ばかりだがたくさんの鳥たちが見られて楽しかった。
キジバト アオバト コゲラ ビンズイ サンショウクイ ヒヨドリ アカハラ ウグイス センダイムシクイ キビタキ
オオルリ エナガ ヤマガラ メジロ ホオジロ イカル ニュウナイスズメ ハシボソガラス ハシブトガラス
以上19種類
4月19日(木) 三重県民の森
エナガの雛が出ていないか探しに行ったが成鳥を数羽見ただけだった。 オオルリやキビタキは順調に入っているが、ムシクイはまだの
よう。 木の天辺で賑やかに囀っている小鳥。 下から見上げているので上の方がよく見えず、識別に手間取ったがコサメビタキだった。
メジロなどこの時期の小鳥たちは複雑な囀りをする。 小鳥たちはなかなか姿を見せてくれなかったが、森の中で出会ったバーダーさん
から昨日はコマドリがいたと教えていただいた。 羨まし! 熱心に観察して見える方がおられるものだと感心する。
もうお一方のベテランさんはマミチャジナイらしき数羽の群れを見られたそうだ。
キジ キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ シロハラ ツグミ ウグイス キビタキ オオルリ コサメビタキ エナガ
ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カワラヒワ ムクドリ ハシブトガラス
以上19種類
4月12日(木) まだまだツリスガラ
今日は午前中用事があったので現地到着は11時過ぎだった。 先客が二人みえたので挨拶して状況を聞くと「出てますよ」とのことだっ
たが、あまり出は良くなくて1時間ほど経ってやっと♀が2羽出てきた。
♂の姿が見えないので先客さんに尋ねたら、♂♀にあまりこだわらない方らしくよくわからなかった。 結局♀を2羽見ただけで現地を後
にした。 オオジュリンの成鳥♂夏羽は見られなかった。
4月9日(月) 名古屋市の公園
キマユムシクイはこれまでお目にかかったことがないので見に行ってきた。 出は悪くなかったが高いところばかりにおり、識別ポイント
になる3列風切の羽縁はかろうじて見えたが写真には頭央線もなにも写っていなかった。 これでは証拠写真にもならない。
クロツグミも見たかったが今朝からいないとのことだったが、久しぶりのマミチャジナイが見られて良かった。 アカハラもいるらしいが、
駐車場の料金が嵩むので昼前で切り上げた。
3月22日(木) 桑名のツリスガラ
今年もツリスガラがやってきた。 数は少なく♂♀それぞれ2羽づつの4羽は確認できた。 もう少しいるかもしれない。 風のない日の
午前中が良さそう。
背割り堤防のコハクチョウは18羽が滞在中。 白いカンムリカイツブリも健在だった。
3月14日(水) 木曽岬干拓地
気になっていたけど寒くて行けなかった木曽岬干拓地を覗いてみた。 以前、鍋田側の堤防は先のほうまで入れたが、今はゲートがあって
施錠されて入れないようになっていた。
風がないせいもあるのか干拓地上空を飛んでいるのはカワウとカラスばかりでごくたまに遠くをノスリとミサゴが飛ぶだけだった。 数年前
にケアシノスリが30羽ほど入った時と比べると嘘のように静まりかえっていた。 潅木に鷹が止まっているのが見えたがノスリが2羽にもう
1羽は正体不明。
鍋田干拓地に数台の車がいたが、最近は辛抱強く待てなくなったので一回りしただけで移動した。 木曽岬干拓地は湾岸道の両側の開発
が進められているが、これが野鳥たちにどう影響するのだろう。
3月1日(木) 三重県民の森
今期、ルリビタキが未見になっているので探しにいった。 例年であれば数個体がいるが、今日は♂が1羽しか見られなかった。 皆さ
んのお話では♀もいるとのことだが今日は出会いがなかった。 鳥たちは相変わらず少なく、1月に見かけたミヤマホオジロが今日は見ら
れなかった。
混群を作っていたエナガは繁殖期が近付いてバラけており、2羽のカップルを数組見かけた。
コジュケイ(声) キジバト アカゲラ コゲラ ヒヨドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ シロハラ(声) ツグミ ウグイス
エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ アオジ カワラヒワ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス
以上21種類
1月27日(金) 淀川のアカハシハジロと奈良のアリスイ
朝、雪がなく天候が持ちそうだったので気になっていた淀川のアカハシハジロの若鳥を見に行ってきた。 アメリカヒドリの♀も同じ所に
いるというのでこちらも興味深い。 道中は途中吹雪になったが現地の守口市は日が射してまずまずだった。
アカハシハジロはかなりきれいになってきたとの噂どおりほとんど成鳥だったが嘴の一部にまだ黒い部分があった。
アメリカヒドリの♀は事前に勉強していったが、ヒドリガモの♀との違いはとても微妙で探し出せなかった。 3列風切り羽の羽縁の目立つ
♀を撮ってあるのでこれがそうか検討してみたい。
帰りは東名阪ー名神ー京滋バイパスー第2京阪などの通行料が高いので奈良に出て久しぶりにアリスイに会うことにした。 近畿自動
車道ー第2阪奈道路と通ったがここも通行料が合計で1,500円と高かった。
今年は冬の小鳥が全国的に少ないのが話題になっているのでアリスイは来ていないのではないかと心配したが、ちゃんと来ていて貴重な
越冬地が守られてよかった。 今日は1羽しか見られなかったが2羽来ているそうだ。
1月22日(日) 津市の海岸と安濃川河口
*白塚海岸
カモメの数が増え、ミユビシギやハマシギも若干少な目ながらかなりの数が見られた。 ミミカイツブリは6羽確認したがはるか沖合い
で写真距離に来てくれなかった。 ウミアイサとスズガモがたくさんおり、ホオジロガモもかなり見られた。
ハジロカイツブリ ミミカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ シロチドリ ハマシギ
ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ホイグリン系カモメ ハクセキレイ ハシボソガラス 以上15種類
*志登茂川河口・安濃川河口
コクガンは11羽。 ミヤコドリは見えないところにいるらしく今日は少ししか見られなかった。 カモの数が少なめだった。
ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ コクガン(11) マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ
オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ ミヤコドリ
ダイシャクシギ(2) ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ドバト ハクセキレイ モズ ホオジロ アオジ スズメ
ハシボソガラス 以上30種類
1月18日(水) 三重県民の森
そろそろルリビタキが来ていないか探しに行った。 もう雪はなくて大駐車場から東の駐車場の間を広範囲に探してみたがルリビタキは
未着だった。 その代わりにシロハラが到着していた。 まだ警戒心が強くて姿は出会いがしらにしか見られなかったが声はあちこちで
聞いたのでかなりの数が到着していそうだ。
ジョウビタキも増えていた。 縄張りが確定していないのか狭い範囲に複数羽いるところもあった。
ミヤマホオジロやカシラダカは少数羽。 メジロ・エナガ・シジュウカラ・コゲラの混群が楽しませてくれた。
キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ シロハラ ウグイス エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ
カシラダカ ミヤマホオジロ アオジ ハシブトガラス 以上16種類
1月15日(日) カモのカウント
山村ダム 字は昨年 冬の小鳥はほとんど見られなかった。
マガモ(13)(22) カルガモ(42)(100) キンクロハジロ(1) オシドリ(16)(3)
伊坂ダム 冬の小鳥はやはりまったく見られなかった。
昨年はいなかったヨシガモやオカヨシガモが戻ってきて今年は昨年より多かった。 周回道路で出会った夫婦連れのバーダー
さんがトモエガモを探してみえたが残念ながらいなかった。
マガモ(47)(17) カルガモ(111)(70) コガモ(5)(32) ヨシガモ(32) オカヨシガモ(6) ヒドリガモ(7)(6)
オシドリ(4)(4) 他にカワウ33 カイツブリ5 カンムリカイツブリ1
1月11日(水) 桑名のカワアイサ
2,003年に左翼を傷めているのが発見された町屋川のカワアイサの♀。 当時も成鳥だったのでまだ生きていれば8歳以上になる。
2,010年の3月には元気な姿を確認したが昨年の冬は見当たらなかった。
今日は♂3羽に♀が1羽いたが、この♀が羽を傷めた個体かどうか羽ばたいてくれなかったので確認出来なかった。 また行って確か
めたいと思っている。
1月8日(日) 庄内川河口探鳥会
久々に愛知県支部の皆さんにも会いたかったので庄内川河口の探鳥会に参加した。 参加17人とそこそこの人たちが参加して、
シロハラがいないし全体的に小鳥たちが少ないのが話題になった。
この時期なので鳥の種類は多くなかったが、10羽くらいもいるズグロカモメや5羽のダイシャクシギ・トモエガモなどまずまずだった。
カンムリカイツブリ アオサギ マガモ カルガモ コガモ トモエガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ
スズガモ ミサゴ チュウヒ(2) ハヤブサ チョウゲンボウ シロチドリ ダイゼン ハマシギ イソシギ
ダイシャクシギ(5) ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ カモメ キジバト ドバト ハクセキレイ セグロセキレイ
ヒヨドリ ツグミ メジロ カワラヒワ ムクドリ ハシボソガラス 以上34種類
1月7日(土) 三重県民の森
今期初めてのルリビタキを撮ろうと県民の森に行った。 到着してすぐエナガの鳴き声がしてシジュウカラ・メジロ・コゲラの混群が
出現。 カメラを構えていたら黄色いのも混じっている。 ミヤマホオジロだ! 混群を作るなんて珍しいな〜と思ったが別行動だっ
た。 地上性のミヤマホオジロがエナガなどと混群を作るはずがない。
県民の森はまだ雪が残っていた。 長靴を履いていなかったので一部しか歩けなかったが、例年かならずルリビタキがいる場所を
歩ける範囲で歩いたがルリビタキとの出会いは無かった。 普通に見られるシロハラがいない。 アオジもいない。 アオジかと思っ
たらミヤマホオジロだった。 ミヤマホオジロは3箇所くらいで見たが、多分同じ群れが移動したものと思う。
それにしても鳥がいなかった。
キジバト コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ
ミヤマホオジロ ムクドリ ハシブトガラス 以上14種類
2,011年
12月23日(金) 猛禽の里
北の方に行ってみようかと思ったが雪が降っているようなので予定を変更して猛禽の里に行ってみた。 車が2台いたので何がいる
のか探してみたらコチョウゲンボウの♂がいた。 あまりにも遠いので通過して少し行ったら20mくらいの所に♀がいて車を停めても
逃げる様子がない。 こんなチャンスはなかなか無いので慎重に写真を撮ったが、気合を入れた割には出来は良くなかった。
今年はムクドリがほとんどいない。 養鶏場の所で少数見かけたが木曽岬干拓に行ってしまった。 ムクドリは早朝にネグラから
出ると群れになって餌場に移動する。 今年はここが餌場になっていないらしい。
養鶏場の周辺にはたくさんのスズメがいる。 これを狙ってハイタカが突っ込んだが、狩は成功しなかった。
鳥たちの数は少なめ・・・・タゲリはたくさんいた。 警戒心が薄くて400mmレンズでもはみ出すくらい近くまで寄ってきた。
カワウ ダイサギ アオサギ ミサゴ ハイタカ ノスリ チュウヒ コチョウゲンボウ チョウゲンボウ ケリ タゲリ
タシギ キジバト ドバト ヒバリ ハクセキレイ タヒバリ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス
以上21種類
12月18日(日) ミヤマガラスの群れ
ミヤマガラスの群れにハシボソガラスやハシブトガラスが混じっていた事についてふと疑問が生じた。 図鑑を調べていたら群れは
成鳥と幼鳥とで構成されていると書かれており、幼鳥もしくは若鳥として掲載されている写真がハシボソガラスとそっくりだったからだ。
両者の違いはミヤマガラスが僅かに小さいのと、嘴がストレートで丸みが無いことくらいで、成鳥のような嘴の白い部分が無いのでな
かなか識別は難しそうだ。 それで、確かめに行って幼鳥(若鳥)の写真を撮ろうと思った。
14日とは別の場所でミヤマガラスの群れを見付けた。 明らかにハシブトガラスと判るカラスやハシボソガラスと思われる個体が
いくつか混じっていたので混群を作るのは間違いなかった。
識別はやはり容易ではなかった。 とにかく警戒心が強く、田んぼに下りている群れにじりじりと近付いても飛ばれてしまう。 やっと
近付いて双眼鏡でこれと相手を物色してもカメラを出す気配だけで飛んでしまう。
耕運機が田んぼを耕している場所で耕運機のあとをカラスの群れが追いかけていた。 近付いても餌探しに夢中だ。 こげ茶色の
混じった小柄なカラスで嘴が白っぽく見えるのを選んで写真を撮った。 しかし、よく見たら群れの大部分はハシボソガラスでミヤマガラ
スの成鳥は混じっていなかった。 撮ってきたのがミヤマガラスかハシボソガラスか・・・じっくり検討してから写真を掲載したい。
コクマルガラスはやはり暗色型も混じっていなかった。
12月14日(水) 養老公園とミヤマガラス
アオシギの越冬地として定着したようなつもりだったが、2,007年から2,008年にかけて見ただけでそれ以前の記録はなく、以降
も毎年行っているが確認できていない。
今日もカワガラスはよく出てきていたがアオシギの姿は見られなかった。 アオシギの越冬地として有名な瀬戸市の公園はどうな
んだろう。 アオシギは幻のシギなのか。
養老公園ではエナガ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・コゲラの混群が暫く楽しませてくれた。 キセキレイ・セグロセキレイ・カワガ
ラスは常連。 ビンズイは今期初認だった。
ミヤマガラス
ミヤマガラスの飛来地は毎年この10年おおよそ同じだが、エリア内のどこにいるかは餌の都合で毎年変わっていて見付けるのは
ちょっとしたこつがいる。 今日は300羽くらいのミヤマガラスとハシボソガラスとハシブトガラスの群れを無事に見付けたが、残念
ながらコクマルガラスは混じっていなかった。 年明けくらいにもう一度探しに行きたい。
淡色型のコクマルガラスに次に会えるのはいつのことになるのか・・・・。
12月12日(月) 山村ダム
山村ダムの近くに用事があって出かけたついでにダムサイトを1周(3km強)して鳥たちを探した。 賑やかなメジロとエナガと
コゲラの混群に遭遇したが、期待した冬鳥たちはまったく姿が見えなかった。
カモも少なく大部分がカルガモで少数のマガモとキンクロハジロが1羽。 オシドリは2カップル4羽を見ただけだった。
時期的に早いのかもしれないが、それにしても鳥がいない。
12月7日(水) カモメがいない
大部分がユリカモメながら高松海岸にはカモメが群れていた。 鈴鹿川河口に行ってみたら本流も派川もパラパラと少数がいる
程度だった。 しからばと、カモメの観察地の千代先海岸まで足を伸ばしてみたが何としたことかたった1羽しかいなかった。
千代崎海岸は間近にカモメが見られるのでこれまでは毎年冬になると何回も出かけた観察地だったのでとても残念。
千代崎からは海岸堤防を北上したが7羽の群れがいただけだった。 今年は変だけどこれが普通になるのかな〜???
ミユビシギはトータルで300羽以上いた。
11月17日(木) 安濃川河口など
11月中旬ではまだ早いかもしれない・・と思いながら安濃川・志登茂川の河口と白塚の海岸を見てきた。
安濃川河口はカモが少なくミヤコドリは遠く離れた砂浜に54羽。 多い年は100羽を越えていたから今年は少なめだ。
志登茂川河口は省略して白塚の海岸に行った。 ハマシギは約500羽。 ミユビシギは100羽以下、カモメは10羽くらいと少
なくて寂しかった。 ここはかってたくさんのカモメがいたが、ウィンドサーフィンなどの影響があるのかすっかり少なくなった。 よそに
移動したのだろう。 間近にカモメが観察できる場所だっただけに残念だ。
カモメはユリカモメとセグロカモメだけ。 セグロカモメの背中の色は濃いのから薄いのまで様々。 足の黄色いホイグリン系・・・
ホイグリンカモメの条件にかなう個体はなかなかいない。
白塚で出会った友人が「ミミちゃんいたよ」と教えてくれたので志登茂川河口に戻ってミミカイツブリを探し、海岸で見るより近くで撮る
ことが出来た。 ホオジロガモは♀だけ2羽。 うち1羽は嘴の先が黄色い成鳥で、1羽は全部が黒い♀の幼鳥だった。
ミミカイツブリもホオジロガモもこの地方ではここだけでしか見られない珍鳥だ。
11月9日(水) 地元の池めぐり
抜けてしまったアカハシハジロがこちらに来ていないか地元の池を巡ってみたが、そうは問屋が卸してくれなかった。 このところの
陽気のせいか北勢中央公園の池は僅かばかりのマガモやカルガモがいるだけ。 池沿いの遊歩道が整備されたと共に池畔の葦が
伐採されて池を見渡せるようになったのも大きいかもしれない。 マガモの面白いエクリプスがカルガモの中にいた。
両ヶ池は上の池の水が落とされていてびっくり。 そう言えば前にもこんなことがあった。 二つの池の周りを歩いてみたが冬鳥は
ジョウビタキを1羽みただけでまだ冬は遠い先の印象。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ オオバン イカルチドリ アオアシシギ(3) キジバト コゲラ
ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ エナガ ホオジロ スズメ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上29種類
11月8日(火) 意外に短かったアカハシハジロの滞在
高浜市の池に入ったアカハシハジロの成鳥の♂。 11月2日に発見されて6日に公開されたそうで、昨日は確認されたが今日は
早くも抜けて滞在は短かった。 この時期のカモなので越冬するものと思い込んで、完全に繁殖羽に換わるのを期待しただけに残念で
あった。
アカハシハジロは琵琶湖でも湖北センターの対岸の今津浜まで見に行ったが、岸から遠くはなれて泳ぐのでなかなか写真が撮れてい
なかった。
11月7日(月) 池のカモと日光川河口
この付近ではちょっと珍しいカモを見てから日光川の河口を見てきた。 満潮まであと3時間という潮周り。 各種カモたちとハマシギ
が約300をカウント。 オバシギとダイゼンが1羽づついた。 期待したハジロコチドリはやはり来ていないよう。 大体2年連続で来る
と翌年は来ない。 東員町のアメリカヒドリがそうだった。 今年、我が家の庭に来るジョウビタキは昨年連続2回来た♂に代わって♀を
期待している。
日光川河口
カンムリカイツブリ カワウ コサギ アオサギ マガモ カルガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ
スズガモ ダイゼン(1) ハマシギ(300) オバシギ(1) ユリカモメ セグロカモメ ドバト スズメ 以上18種類
10月7日(金) 強風下の伊良湖岬
今年の鷹の渡りは例年と違ってよくわからないことが多い。 数的には今年はもう終わったという意見が多いが、雨上がりの二日目の
今日の状態(数)と飛び方を見たかったので早朝発で出かけてみた。
到着は7時過ぎで山上ホテルの駐車場に行くと思ったよりワッチャーは少なく強い風が吹き荒れていた。 先客さんに聞いてみるとポツ
ポツ程度との事。 退屈した頃に数羽づつ姿を見せるがはるかに遠くて見分けもつかない距離を、それでも9時半頃までに50羽ほど数
えた。
9時半頃に下の方が良さそうとの情報が入ったので恋路ヶ浜に移動した。 強風に煽られた鷹たちが退屈しない程度に低いところを
通過して行くのでどんどんシャッターを押す。 時折海側から湧き上がるように数羽の群れが通過して行き、小さなのも時折混じって
今日はチゴハヤブサが多い。 期待のアカハラダカは結局2羽しか見られず数が減っており、強風ゆえに大急ぎで頭上を通り過ぎてゆく
ものの風が強くなると岬を越えられずツミと並んで岬上空に暫く滞空している。 サシバの中にも岬を越えられなくて吹き戻されてゆくもの
がいる。 最終的な数は300羽程度と少なく、今年の渡りはほぼ終わった感じ。
明日も今日と同じくらい渡るかもしれないが、天気図を見ると風が落ちてしまうのではるか上空を通りそうな気がする。
今日は都合によって昼過ぎに現地を離れたが、午後からはほとんど止まってしまったそう。 出かけるなら早朝に到着した方が良いだ
ろう。
今日はたくさんの写真を撮った。 レンズがプアなのでよい写真は撮れていないが、たくさんシャッターを押した満足感は強く残った。
10月3日(月)・4日(火) ワッチャーは多いけれど
10月2日の伊良湖では約600羽のタカ渡りをカウント。 そろそろ増えてきているとみて3日から4日にかけて伊良湖のタカ渡りを観察
に行った。
3日
天気はよかったものの風が強い一日になった。 オオアジサシ(いなかった)を見に寄ったので伊良湖到着は10時半ころになった。
山上ホテルの駐車場は大変な人だったが、タカの出現は良くないとのことでほとんど見られなかったので昼で切り上げて恋路が浜へ。
カウントグループにお伺いしたところ100羽くらいとのこと。 2時過ぎまで観察したがぽつぽつと通るくらいで再び山上へ。 3時過ぎ
まで頑張ったものの諦めて宿舎に入った。 アカアシチョウゲンボウが2羽通過したのと、アカハラダカが多いのが話題になっていた。
4日
6時から観察を始めたが冷たい風が吹いて7時までまったく飛ばず。 朝食後の8時前から観察再開。 昨日にも増して大変な数の
ワッチャーがカメラを構えており、数羽のアカハラダカが通過したそうだ。
昨日は静岡市清水区の杉尾山(標高563m)で3、900羽も飛んだそうで、それがこちらにそっくり現れるものと大きな期待を持った。
ぱらぱらと近くを通りかかるものがいてアカハラダカも何羽か通過する。 10羽くらいのタカ柱がごくたまに出来るが、2〜3羽から
5〜6羽くらいの集団が時折通るだけ。 11時頃からぞくぞくと姿を見せ始めたがこの頃には上空はるかでそれも12時前にはぱたりと
止まってしまった。 200羽を越えたか越えないかの数だと思う。
そこで恋路が浜に下りてカウント数を聞いたら昼過ぎの時点で300位とのことだった。 最終的にどれくらいだったか。
14時過ぎには諦めて帰途についた。 帰りにもう一度オオアジサシを見に行ったが釣りのボートがいたせいか今日も見られなかった。
今年の渡りの特徴は伊良湖でアカハラダカの通過が見られること。 静岡市清水区の杉尾山を今日の時点で10,000羽も通過して
いるのに伊良湖の数が少ないこと。 伊良湖では今日の時点で3,000羽にしかなっていない。 残りのタカはどこに行ったのだろう。
杉尾山は標高が563mと高いにもかかわらず、タカたちは更に高く飛ぶので高性能の双眼鏡や 両眼のフィールドスコープを使って観
察しているそうだ。 伊良湖ではかなりのアカハラダカが通過しているのに杉尾山ではまったくカウントされていないのは不思議。
タカ渡りのメッカの一つの伊良湖の数が伸びないにも係わらず渡りのタカの総数から見るともう終わっているとの説もある。 5・6日と雨
になって次の週末の3連休にどうなるか・・・。 興味深いことだ。
現地でお会いした皆さん有難うございました。
9月30日(金) シギチはどこに行った
そろそろウズラシギが入りタカブシギが増えても良さそうなのにいるのはタシギとコチドリばかり。 一体どうしたのだろうと不思議だ。
それでも小型でコチドリと同じくらいのシギが1羽いた。 天気が悪くて遠いのではっきりしなかったが、足が黄色いのでヒバリシギかなと
思った。 ところが後から見に行った友人からオジロトウネンの幼鳥と連絡があった。 そう言えば嘴が長めだった。
ノビタキがたくさんいた。 やっとこちらにもやってきた。
9月28日(水) 天高く 鷹は更に高し
白樺峠の昨日がトータルで1,000羽を少し越えており、好天が続いたので内陸ルートの締めに関ヶ原に行ってきた。 現地に8時過ぎに
着くとすでに100羽くらい飛んでいた。 昨日の白樺峠の数から今日は200〜300くらいと予想していたのでこの時点で半分が行ってしま
ったとがっかりしたが、それからも切れ目なく次々と飛んでくれた。 しかし、遠い。
昼までにトータルで675羽をカウントし、鷹柱もけっこう立ったが7割は伊吹山の側を飛んで遠く、こちら側を飛ぶものも遠く高くて写真距離に
はほとんど来なかった。 午後からはぴたりと止まってしまったので12時半過ぎには山を下りた。
今日の結果 サシバ628羽 ハチクマ44羽 その他合わせて675羽。 白樺峠の今日は524羽、 猪子山797羽。
19日より数は多かったが19日のほうが近くを通った個体数が多かっただけ満足度が大きかった。
今年の渡りの特徴はハチクマの渡りが早くて纏まっていたこと。 白樺峠も明神の森も20日頃まではサシバとほぼ同数のハチクマが渡っ
ていったが、28日までのトータルでは例年とほぼ同じ割合になっている。
今年の明神の森は19日(約600羽)、25日(2,300羽)、27日(794羽)、今日の28日(675羽)が当たりの日になった。
9月22日(木) 台風からの贈り物
アカエリヒレアシシギが入っているよ・・・と教えていただいたので見てきた。 台風の強風を避けて陸地に避難してきたもの。 南の方で
は数百羽が見られたそうだがこちらは7羽。 光線が悪くて写真は厳しかったが良いものを見せてもらった。 7羽揃って四日市市の海岸
に隣接した池で水面の餌をついばんでいたが、滞在は短くて明日にはいないだろう。 写真はどうかな・・・。
◎9月19日(月) 関ヶ原のタカ渡り
好天が二日続き、明日から雨になるというので良いタイミングと出掛けた。 昨日の白樺峠がサシバとハチクマを合わせて800羽くらいと
まずまず飛んでいるので期待があった。
現地到着は8時半でまだ0とのこと。 9時前からぼつぼつ飛び始めて9時半過ぎまでに100羽を少し超えた。 以後、ぱったりと止まっ
たが白樺峠を朝立ったタカたちが10時半頃からぞくぞくと姿を見せはじめた。 10羽〜30羽くらいのタカ柱が断続的に立って遠く・近くを通
過してゆく。 頭上を通過してゆくもの、伊吹山の側を通過してゆく集団。
今日の観察者は駐車場が満杯になった頃と比べると約20人くらいと少なめだったがタカ柱が立つたびに歓声が上がる。 昼ごろに一段落
したときは400羽を超えていた。
午後からは写真タイムになって間近を通過してゆく個体がぐんと多くなったが白い雲が出ていて画面は真っ黒ばかり。
13時になって突然雨が降り始めた。 潮時とみた人たちが帰っていって残ったのは7〜8人。 13時25分に雨が上がってしばらくしたら
青空が覗いた。 雨で下りていたタカたちが一斉に飛び上がる。 近くを通る個体がいて今度の写真タイムはバックが青空だ。
午後の3時まえに途切れたので引き上げることにしたが、この時点でサシバ285羽、ハチクマ257羽。 不明種17羽、その他ツミなど
9羽の合計で562羽。 帰るときにまだ出ていたので夕方までに更に上積みがあった模様(数は岐阜支部の定点カウント数を拝借した)。
ちなみに、今日の白樺峠はサシバとハチクマ合わせて286羽。 関ヶ原と対面する金華山では52羽となっていたのでこの場所が一番良
かったようだ。 関ヶ原から流れる猪子山(東近江市)の記録は約470羽となっていた。
今年の特徴は昨日の白樺峠がサシバとハチクマがほぼ同数くらいだったように、こちらもハチクマの数がサシバに迫る勢いでハチクマばかり
が目立っていた。 しかし猪子山ではサシバ367羽、ハチクマ102羽になっているので琵琶湖の上でハチクマのルートが変わるのかも知れ
ない。
◎9月18日(日) 多度山のタカ渡り
白樺峠のタカ渡りが天候も影響してか今年はちょっぴり遅れ気味の感じ。
桑名市の多度山でタカ渡り探鳥会が開催されたので参加した。 昨日が少なかったので今日も少ないか、溜まっていたのが一気に飛ぶ
かのどちらかだ。 駐車場から登山道を登り始めて少し行ったら頭上をハヤブサが飛んだ。 おー・・これは期待できるぞ!
20分ほど登った観察ポイントに一人30分ほど遅れて到着。 出るとすれば11時頃からだろうと14人の参加者で監視を続けたが、今日見ら
れたのはハヤブサが3羽と居着きと思われるミサゴ・ノスリだけで残念だった。
白樺峠は800羽くらい。 明日は夕方まで天候が良さそうなのでまとまって飛ぶかもしれないが、南西の強い風は渡りに影響を与えるのだ
ろうか。 紫外線が強いので肌の保護を怠りなく。
◎9月14日(水) 何もいない
三重の海岸線を訪ねてみようと思ったが、南の人が何も居ないとよそに出かけるくらいなので諦めて地元を回ってみた。 渡りの小鳥が
いないかと行ってみた桜の園はヒヨドリだけ。 堤防も何も居なかった。
蓮田でこいつ何者? とぎょっとしたシギは冬羽に換羽中のハマシギ。 一回り小さいのはヒバリシギだった。 不作だな〜。
◎9月11日(日) 津市の海岸
午前中に「野鳥の会三重」の探鳥会が行われた町屋海岸。 探鳥会には間に合わなかったが昼ごろから行ってみた。 予想外の強風が
吹いていて海上には色とりどりのカイトボードやウィンドサーフィンがその数40基ほども疾走していた。 そのせいもあって、200羽ほどに
達していたというミユビシギがパラパラと10羽ほど。 シロチドリとトウネン合わせて20羽ほどと少なく、更に風が強くなると操作を誤って
海岸に乗り上げてきたり、海岸すれすれに飛ぶカイトに驚いて残っていたシギチたちも一斉に姿が消えてしまった。
トウネンは12羽カウントした。
白いカラス(部分白化)を見掛けたがフィールドスコープだけでカメラを持っていなかったのが残念!
◎9月10日(土) 日光川河口
午前中は用事があってやっと昼過ぎにフリーになった。 今日も酷い暑さになったので海岸はやめて日光川河口にハジロコチドリをサイド
チェックに行った。 上げ潮時でタイミングは良かったがいるのはシロチドリばかり。 やはり今年は寄らなかったようだ。
8月19日に見かけたオバシギがまだ残っていた。 お前まだいたのか・・・と写真を撮っていたらワラワラとオバシギの幼鳥が5羽下りてき
た。 ここも今年はシギチの姿が少ないな〜。 写真は「背割り写真館」に掲載。
カワウ コサギ アオサギ カルガモ ホシハジロ キンクロハジロ シロチドリ メダイチドリ(1) ダイゼン(20) オバシギ(6)
キアシシギ イソシギ スズメ ハシボソガラス 以上合計14種類
◎9月7日(水) 台風一過後の淡水性シギチドリ
台風通過後の海岸のシギ・チドリを見に行く予定にしていたが、潮回りが良くないので内陸の淡水性のシギ・チドリの状況を見に行った。
前回8月27日は寂しかったが今回も同じように少なく、コアオアシシギ3羽とアオアシシギ2羽・タカブシギ約20羽とクサシギ・コチドリくら
いしかいなかった。 一体どうしたのだろうと心配になる。
8月27日(土) 淡水性のシギチドリ
淡水性のシギチドリはどうだろうと内陸部に出かけた。 今期はあまり良くないと聞いていたが、あちこちによい環境の休耕田が在るのに、
この時期になってもいるのはケリとコチドリばかりで噂を裏付けるものだった。
アオアシシギ3羽の群れを見付た。 一瞬の印象ではコアオアシシギも混じっていると思ったが、どれがコアオアシシギかどうしてもはっき
りしない。 これかな〜と思うがコアオアシシギにしては大きすぎる。 結局コアオアシシギと思ったのはアオアシシギの幼鳥だった。
タカブシギ・20羽ほどとクサシギ2羽。 年によってはこの時期にたくさんのシギチドリが見られるが、今年は昨年より更に少なくなった。
これも東北の津波災害の影響だろうか。 9月に期待したい。 数千羽のショウドウツバメの群れがいた。
8月19日(金) 日光川河口
そろそろハジロコチドリが入っていないか・・・一昨年と昨年の2年続けて来ているので探しに行ってみたが見つけられなかった。
メダイチドリがたくさんとシロチドリ・キアシシギ・イソシギ・などがぼつぼつ。
この中に「ん〜?」 と思うシギがいた。 こんな奴見たことないぞ? でも、大きさなど見たらオバシギじゃん。 という事で写真は背割り
写真館に掲載。
7月27日(水) レンカクとカンムリカイツブリの親子
レンカクと言えば2,003年7月の草津市・烏丸半島では空振りしたが、2,006年6月の奈良市での大フィーバーは圧巻だった。 久しぶりに
長浜市のハスの群生地に現れたレンカクを見に行ってきた。 ハスの葉の上に載って花とのツーショット・・・見応えがありそうだ。
しかし、一方が琵琶湖に大きく開いている環境ではハスの上に乗る必然性がなく、レンカクはハスの群生の50m以上もある向こう側に時折姿
を見せるだけでまるで写真にならなかった。
琵琶湖ではカンムリカイツブリの子育てが佳境に入っており、1羽の雛を育てているカップルを間近で見る事ができた。 人馴れしているのか
警戒心は薄かった。
7月25日(月) 東員町のアオバズク
たった1羽で子育てに挑戦し、1羽だけだが立派に育て上げた肝っ玉母さんのアオバズク。 昨日は親子2羽が並んで止まっていたが、今日は
親鳥だけで雛は地元の人などと数人で探したが見付けられなかった。 親は常に北西の方向に視線を向けていたのでそちらの方向にいると思わ
れるが2時間探して見付けられなかった。 並んだところをみると立派に育っていたので無事でいると思うが・・・・。
巣を出ると3〜4日で親元から少しづつ離れてゆくのでなかなか見付けられなくなる。
7月22日(金) コノハズク
現地鳥取は片道300km以上と随分と遠いのでどうしようか迷ったが、見られるときに見ておくかと腰を上げた。 ゆっくり出かけたので現地
に着いたのは昼近くになったが、北からの冷たい風の影響で小雨が降って林内は暗かった。
昨日までは出入りが自由だったそうだが、3連休以降にギャラリーが詰め掛けて大変な騒ぎになり、現地施設の管理人が規制線をひいて見や
すい場所は立ち入り禁止となっていて写真はほとんど全滅。 SSが上がらないのでどうしようもなし。
天候のせいで林内は暗く、木の枝に止まっている赤色型の♂は規制線のおかげで羽角を立てることもなくすっかりリラックスしていた。 写真
としては羽角が立っていたほうがさまになるけど・・・。 巣穴の中にいるのは雛と現地では騒いでいたが、写真を見ると雌のようだ。
7月10日(日) 東員町のアオバズク
♂が受難にあった東員町のアオバズク。 ♀が戻ってきていると噂が流れているので行ってみたら巣穴の近くにとまっていた。 姿が見え
なかったのは巣穴の中にいたせいだろう。 今の時期は卵が孵化して♀が巣穴から出るころ。 雛がいるかどうか巣穴の中は静まり返って
いるが、もしいるとしても1羽での餌運びは大変だろう。 アクシデントがあった巣で、♀親だけで子育て出来るのかとても興味深いが、昼間親
鳥がしっかり休めるようになるべく静かに見守ってやりたいものだ。
7月2日(土) アオバズクの羽
東員町の神社のアオバズクの様子を見に行ってきた。 ひっそりと静まり返って気配なし。 自然は厳しい。
6月29日に拾った羽が少なかったので巣穴の下など広範囲に探して尾羽など数枚の羽を見付けた。
羽写真・・物差しより左側は6月29日に見付けられなかった尾羽で右側は初列・次列の風切羽。 尾羽は羽軸の左右の模様が同じで風切羽り
と比べて羽柄(体に固定する軸の部分)が短いのがわかる。 右側風切り羽の物差しに近い羽は羽柄が特に長いので初列と推測。
右側写真はアオバズクの巣立ち雛が羽を伸ばしているところである。 下の方に9枚の初列と数枚の次列が見えており、枝の上に見えている
白っぽい3枚の羽は3列だろうか。 羽については「野鳥の羽ハンドブック」(高田勝・叶内拓哉著)を参考とした。
6月29日(水) 東員町のアオバズク
ここ数年、大変な人気になっている東員町の神社のアオバズク。 今年も子育てにやってきて順調に進んでいるものと思っていたが、画像掲示
板に藤山台家族さんから姿が見えなくて羽が散らばっていると投稿をいただいた。 翌日行ってみたら仰るように姿が見えず羽が散らばっており、
残念ながらアオバズクの羽だった。
数年前に雛が襲われて黄色い足が転がっているのをみたが、この10年で親が襲われたことはなかった。 犯人はカラスか猫と思われるが、
親鳥がカラスにやられていては種の保存が危うくなるので逃げるすべを知っている。 多分猫と思うが確証はない。
巣の中の様子はわからないが、今年の繁殖は厳しくなった。
散らばっている羽を集めてきた。 整理してみると目ぼしい羽はこれだけしかなかった。 真ん中に並んでいるのは初列と次列の風切羽の
一部と思われるが大幅に数が足りず尾羽が1本もない。 他の小さい羽は雨覆いと思われるが部位の特定は今のところできていない。
後姿の写真があったら見比べてみるのも面白そうだ。 まん中の右端はカラスの羽だろう。 混じって落ちていたがこれで犯人はカラスとする
には無理がある。
6月24日(金) もう1箇所のアオバズク
5月26日に確認出来なかったアオバズクをまだ確認していなかったので確認にいった。 隣の隠れ場の枝葉が大幅に剪定されてしまったの
で心配したが、今年もちゃんと来てくれていた。 もう一箇所のアオバズクも順調のようでもうしばらくしたら例年のように大勢の人で賑わいそう。
6月11日(土) 雨の降る日は写真の整理
アナログ時代の野鳥写真はろくなものが無いのですべて没にし、デジタル時代に入ってからの写真だけハードディスクに保存している。 保存
していてもどこかで使うことが有るのかというとほとんど可能性はない。 たまに写真の提供をしたり、探鳥会用の資料に使う程度だ。
いつでも取り出せるように撮影年月日と場所・鳥名はノートに記録している。 最初のノートがあまりにも乱雑なので新しくノートを作って整理
しなおした。 今年もタカサゴモズやコシャクシギなどで賑わったが2,007年から2,008年にかけてが賑やかだった。
2,007年11月〜12月にコノドジロムシクイ、愛西市ではアメリカコガモが複数羽越冬、神田池にアメリカヒドリ、2,008年に入ってケアシ
ノスリが大挙して飛来、愛西市ではホシムクドリ、豊明市ではコミミズクが日中からばたばたと飛び回った。
鈴鹿市の池には7羽の天使・カリガネが舞い降りた。 カリガネは目茶目茶可愛かったな〜。 そのほか、ノートを見ているといろいろと珍し
い出会いがたくさんあった。
これらのデータをパソコンで管理すれば検索が出来たりと便利な面もありそうだが、データベース化するのは面倒だし手軽に利用できるのはやは
り手書きのノートだろうな。 手書きのノート・・・データベース化出来るかしら。
6月6日(月) イワツバメのコロニー
コシアカツバメのコロニーは放棄されてしまったが、イワツバメのコロニーは健在だった。 そうっと観察に行ったら雛が出ていて親が一生懸
命餌を運んでいた。 木曽駒ケ岳の千畳敷ホテルの軒先にイワツバメが営巣していた。 このような平地から標高2,000mの高地まで生息
範囲はかなり広い。 餌運びの邪魔にならないように観察は短時間にして早々に引き上げた。
5月26日(木) もう一箇所のアオバズク
今年初めて訪問してびっくり! 巣穴のある木の横の隠れ場所になっていた木の枝がきれいさっぱりと刈り払われて10m以上も上のほうに
茂みがあるだけだった。 この木・・・こんなに大きな木だったかな〜・・・? 巣穴を見通せる場所の止まり場が無くなって観察しにくくなってし
まった。 今日は姿が見られなかったがこんなことで営巣放棄することはないと思う。 もしばらくしたらまた行ってみる。
昨日、姿の見られなかった東員町のアオバズクは今日から抱卵に入ったようで1羽が巣穴の近くで見張っていた。 今年も例年のような光景
が繰り広げられそうだ。
5月25日(水) アオバズクがいない
5月14日、今年も2羽のアオバズクが到着しているのを確認した東員町の神社。 そろそろ子育てが始まっているはずと見に行ったが、友人
の言うように探し出せなかった。 子育て開始にはまだ早くて隠れているのだろうか・・・昔の巣の周辺も含めて1時間以上探したが見付からな
かった。
今年はカラスが多い感じ。 何が気に入らないのかハシボソガラスが高いところの細枝を嘴で荒々しくへし折りながら喚いていた。 怖ー!
明日は別の場所のアオバズクをチェックにいく。
5月8日(日) 県民の森の探鳥会
県民の森に探し物があったので出かけた。 朝方は町内の清掃行事があったので遅れての出発。 探し物が見付かれば探鳥会に参加で
きるとふんでいたが見付からないまま時間が過ぎたので諦めて園内を探鳥していたら一人のバーダーさんに出会った。 オオルリを探している
と言ってテープで鳴き声を流すという。 オオルリを撮るのにテープを流すとは驚いたというより呆れてしまった。
それ以上探鳥する気が無くなって1時間遅れで探鳥会に参加した。 ちょうどキビタキをみているところだったので私もみせてもらった。
この時期は繁殖に入っているので鳥たちの動きは少なく、観察できた鳥の種類は少なくオオルリは見られなかったようだ。
私は探鳥会の前の探鳥でコジュケイ・アカゲラ・ツツドリの鳴き声を聞いたが、探鳥会では観察できなかったそうだ。 探鳥会ではイカルや
サンショウクイが観察されている。
今日の参加者は12人と少なかった。 これまでは4月の下旬に行われており、多いときは子供さんも交えて50人以上の参加があった。
今の時期は木の葉が茂って観察しにくく、鳥たちは繁殖に入って動きが少ないのでもう少し早い時期にやってほしかった。
5月6日(金) 三重県民の森
朝方からどんよりと曇っていた。 こんな日の森はたいてい雨が降るので迷ったが暫く行ってないので遅まきながら出かけてみた。 案の定
着いた頃から霧雨が降りだしたが、それもしばらくして上がったので森に入った。 こんな天気のせいか鳥たちはまったく姿を見せず、たくさん
いるはずのムシクイやオオルリの鳴き声もごくたまにしか聞こえない。 広大な森の中をさまよったが、カメラを担いでの探索は体力的にとても
厳しく、写真を撮れたのは結局キビタキだけだった。
ここで繁殖する鳥たちはひっそりと子育てをしているのだろう。 8日には探鳥会があるが鳥たちは姿を見せてくれるかどうか。
5月5日(木) 日光川河口
ハジロコチドリが残っていないか確認に行ったが旅立ってしまったらしく姿が見られなかった。 9時半の到着でまだ汐が高く、干潟が出ていな
かったかったのでシギたちは河岸で活発に動いていた。 キアシシギを中心に賑やかだった。
カンムリカイツブリ(夏羽) カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ ヒドリガモ ホシハジロ キンクロハジロ シロチドリ
メダイチドリ ダイゼン キョウジョシギ トウネン ハマシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ ユリカモメ コアジサシ
ツバメ ハクセキレイ 以上22種類
4月24日(日) オオルリ到着
数日前から到着していると聞いていたオオルリとキビタキ・・・今日はあちら方面に用事があって出かけたので山桜の園に寄ってみたら複数
羽到着していて賑やかだった。 センダイムシクイがたくさんおり、コサメビタキも見られた。 シメがまだ残っているがいつまでいるのだろ
うか。 今日は短い時間しかいられなかったので写真はきれいに撮れなかった。 近いうちにまた行ってみたい。
4月21日(木) 庄内川河口
派川河口を始めとした各地の河口や蓮田に訪れるはずのシギ・チドリの姿がなかなか見えないのでシギチの渡りのメッカの庄内川河口の状態を
見てきた。 11時過ぎだったので汐は半ば。 名古屋市野鳥観察館前には大きく干潟が広がっていたがシギチはハマシギとシロチドリがぱらぱ
らといるだけでカモとサギとカワウばかりだ。
監察館のMさんによればオオソリハシシギが新川の河口の方に行っているそうだ。 新川河口はいわゆる藤前干潟。 午後から行ってみた
ら、数千羽のハマシギと約50羽のオオソリハシシギと100羽以上のダイゼン・・・小さなのが少しいたが1kmも先の小型のシギチはフィールドスコー
プを使っても識別は無理だった。 この数が例年と比べて多いか少ないかはわからないが、藤前干潟の凄さがよくわかった。
観察館の近くにハイブリッドのアメリカヒドリがいた。 目の周りが緑色の怪しいハイブリッドはよく見かけるが、このハイブリッドはかなりアメヒに
近い面白い個体だった。 写真は背割り野鳥写真館に掲載。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ アメリカヒドリのハイブリッド オナガガモ
ホシハジロ キンクロハジロ ミサゴ シロチドリ ダイゼン(100羽以上) ハマシギ(2〜3,000) イソシギ オオソリハシシギ(約50)
チュウシャクシギ(7) トウネンと見られる小型のシギ ユリカモメ セグロカモメ ドバト カワラヒワ スズメ ハシボソガラス
以上27種類
日光川河口も面白かった。 3羽いたというハジロコチドリ・・・チェックに行った午前中はコチドリとシロチドリだけで見付けられなかったが、午後
からもう一度行ってみたら1羽だけいた。 夏羽への換羽が進んでとてもきれいだった。 メダイチドリが13羽。
カワウ ダイサギ アオサギ カルガモ ヒドリガモ ホシハジロ キンクロハジロ ハジロコチドリ(13) コチドリ シロチドリ
メダイチドリ(13) イソシギ ユリカモメ セグロカモメ ホイグリン系セグロカモメ カモメ 以上17種類
4月20日(水) オオルリ未着
オオルリが到着しているはずと山桜の里に行ってみたが遅れているようでオオルリもキビタキも見られなかった。 昨年の今頃はたくさん見ら
れたアオジが今年はもう旅立ったらしく1羽も見られなかった。
ターゲットは見られなかったが、コゲラ・メジロ・シジュウカラ・エナガの混群が賑やかに飛び回り、シメもたくさんいてそれなりに楽しめた。 ヒガラ
がいたらしいが私は見付けられなかった。 上空を小型のタカ・ハイタカが飛んだ。
ノスリ ハイタカ コゲラ ヒヨドリ ウグイス センダイムシクイ ヤマガラ シジュウカラ メジロ シメ ハシボソガラス
ハシブトガラス 以上12種類
4月16日(土) まだ間に合うツリスガラ
借り物の車に乗っているので遠くには行けない。 強風が吹く天気予報だったが、無風だったのでツリスガラを探しに行った。 いつごろまで
いてくれるのだろう。 9時前に到着すると柳の木に2羽来ていたが写真を撮るまもなく飛び去ってしまった。
暫くして葦原のわりと近くに数羽いるのに気付いて♀を中心に写真を撮ったが間もなく飛び去った。 4羽ほどの小さな群れだった。
撮影中に3人連れのファミリーがタイミングよく到着。 前回来たときは見られなかったととてもお喜びだった。 活発なお母さんと温厚そうな
お父さん、それに利発そうな子供さん。 鳥たちのことになかなか詳しかった。 微笑ましい家族だ。
10時頃に前線が通過して雲が出、強い風が吹き始めた。 帰りがけに家族の方が「先ほどのタカは何でした?」と聞かれた。 「え? タカ?」
私は干潟ばかり見ていたので上空は見ていなかった。
写真を見せてもらった。 露出がアンダーではっきりわからないが「サシバ」のようにも見えた。 何だったかパソコンに取り込んでから確認の
うえでメールで教えていただくことにした。 私も見たかった。 惜しかったな〜。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ ヒドリガモ キンクロハジロ ミサゴ トビ オオバン
コチドリ オオソリハシシギ タシギ ユリカモメ カモメsp ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ セッカ
ツリスガラ ホオジロ オオジュリン スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上合計30種類
送っていただいた写真でサシバを確認。 3羽飛んでいたそうだ。
4月14日(木) チュウサギ到着
オオルリが到着していないかと桜の園に行ってみたら桜が満開で林内がとても明るかった。 桜オオルリは魅力的だがまだ到着しておらず
聞こえてきたのはムシクイの囀りだけだった。
蓮田に回ったらチュウサギが到着していた。 今日は3羽だけでまだダイサギやコサギのほうが数が多い。
4月11日(月) 今日のツリスガラ
昨日は10分出遅れて♀を含んだ群れに振られてしまったので今日は7時10分前に現地に到着。 出を待ったがやっと姿を見せたのは8時
過ぎで僅かに2〜3羽だけだった。 10時前まで粘ったが3羽だけで出が悪かったので引き上げた。 一応♀を撮ったが遠くて目指す写真に
はならなかった。
ヒヨドリの20〜30羽くらいの群れが次から次へと北東方向を目指して渡っていった。 この群れは津軽海峡は渡らない・・・渡りは東北地方
までと言われる。
4月10日(日) 再びツリスガラへ
ツリスガラの♀を羽柄のわかる至近距離で撮っておきたいのと、いつごろまで見られるのか記録を残したい。 現地に着いたのは7時40分
ころで、状況を聞いたら「10分ほど前まで♂♀混じった10羽くらいの群れがいたけど空高く飛んで北の方に消えていった」とのこと。
高く飛んで行ったというのがとても不安・・繁殖地はアムール川流域なので北に飛んだといことは抜けてしまった可能性もある。
不安を感じながら待っているうち9時半頃に3羽の♂の群れがやってきた。 ♀を交えた10羽くらいの群れと3羽の♂だけの群れがいるようだ。
最初は葦の中にいた。 柳の芽が大きくなったのでもう柳にはとまらないのかと思っていたら柳にとまって暫く滞在していた。
10羽の群れが戻ってこないか11時半まで待ったが、11時頃に♂が1羽だけ姿を見せただけだった。
現地でお会いした皆さん有難うございました。
4月9日(土) 春の風物詩 桜ニュウナイ
これを見ないと花見をした気分にならない・・・ってのが桜とニュウナイスズメ。 今年も大勢の方が愛西市に花見に訪れていた。
桜ニュウナイスズメは今年も順調だった。
4月7日(木) 三河の海へ
西の方がなにやら賑やかだが、春休みの行事などで忙しく、やっと自由になった今日はとりあえず気になっていた三河の海にお邪魔して越冬し
たハジロコチドリなどのターゲットを一応クリアしてきた。 カモが一通り残っていてシギチの渡りはまだ早かったが、メダイチドリやムナグロな
どチドリ系統の鳥たちが到着していた。
オオタカの若鳥とハイタカが空中でバトルを繰り広げ、次いでチョウゲンボウが姿を現すなど見ものが多かった。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ ハシビロガモ
ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ミサゴ トビ オオタカ ハイタカ チョウゲンボウ キジ ハジロコチドリ(越冬2羽)
コチドリ シロチドリ メダイチドリ オオメダイチドリ ムナグロ ケリ ハマシギ エリマキシギ(♂1) ツルシギ
コアオアシシギ(3) イソシギ タシギ セイタカシギ(3) ユリカモメ カモメsp キジバト ヒバリ ハクセキレイ タヒバリ
ヒヨドリ ツグミ セッカ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上50種類
4月1日(金) 桑名のツリスガラ
風が無く暖かい日だったので桑名のツリスガラを探しに行った。 10時とちょっと遅い到着時に葦原に♂1羽が出ていたがその後音沙汰なし。
現地にいた人たちの話では朝方は何回か出ていたけど、出が悪くなったそうでその後はオオジュリンだけになって皆さんが帰っていかれた。
1時間ほど待って11時過ぎに帰りかけたところでパラパラと飛んできた小鳥たち・・・3羽の♂のツリスガラが柳の木にとまって芽を食べ始めた。
残っていた3人で「飛んだら仕方ないね・・・」と意見が一致して寄れるだけ・・・10m以内まで寄らせてもらった。 出は朝方のほうがいいようだが、
出遅れても諦めることなく粘っていれば良いことがあるよ。
オオジュリンの換羽の進んだ個体がいる。 もう暫くしたら夏羽が見られそうだ。
3月5日(土) 河川敷の鳥たち
関西方面に出かける用事が有ったのでついでに淀川の河川敷を覗いたらオオジュリン・コジュリン・シベリアジュリン・ホオアカ・紅スズメ・
カシラダカ・スズメ・ツグミ・ヒバリなど葦原を好む鳥たちで賑わっていた。 コジュリン・シベリアジュリンなどはそこらへんにいそうでなかなか
見付けられないでいたのでラッキーだった。 もっといるはずなのに・・・・。
2月26日(土) 三重の海
いつの間にか鳥たちの北帰が始まっているのでミミカイツブリのその後とコクガンにお別れに行った。 ミミカイツブリは3羽確認できたが
コクガンは北帰したのか姿が見えなかった。 ホオジロガモも確認できたが遠くて写真にならなかった。
安濃川のミヤコドリは82羽カウント。 相変わらずカモメは少なかった。 雲出川河口付近で見かけた脚が黄色く背中の黒い大型カモメ
はホイグリンと言っても良さそう思ったが初列の白斑がホイグリンにしては大きく感じた。 惜しいホイグリン系かなー。
津市の海岸に沿って夥しい数のスズガモをよく見かけたが今年はぐんと少ない。
雲出川河口にカモがたくさんいた。 堤防の工事で鳥たちの姿が減っていたが、今年のシギチの渡りの時期は期待できそうだ。
2月14日(月) 山村ダム
ダム湖を一周する道路沿いは伊坂ダムと違って人が少ないので小鳥たちが多くなかなか良いフィールドになっている。 今日は歩くつもりで
出かけたがスタートが遅れたことと昼頃から雪が降り始めたので車内からざっと見てきたが、やはり歩かないと成果は出ないようだ。
ベニマシコが近くにいたのでしっかり撮ったつもりだったが、思ったより暗かったようで写真にならなかった。
マガモ カルガモ オシドリ(60) キジバト アカゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス
シジュウカラ ホオジロ カシラダカ アオジ ベニマシコ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上18種類
2月9日(水) 海上の森と名古屋の公園
地図を見ると桑名市から海上の森は、大都会名古屋市を挟んで正反対の位置になるので随分と遠い印象。 夏は随分と賑わうようだが
これまで行ったことが無かったので初めて行ってみた。 駐車場から里山サテライトまでを歩いてみたが、あまりたくさんの鳥は見られなかった。
ポイントを知っていたらもう少し出会いは多かったかもしれない。 帰りに篠田砂防池の方に歩いてみたが、人のいないところに鳥はいない・
・・・という感じだった。
ノスリ キジバト アオゲラ セグロセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス ホオジロ カシラダカ
アオジ クロジ カケス ハシブトガラス 以上15種類
帰りに名古屋市の公園に寄ったらクロジが一度に7羽も現れてびっくり! 若い♂と♀だけで成鳥の♂は見られなかった。
2月2日(水) コハクチョウが25羽
養老町のコハクチョウ・・・入ってから数日経つのでもういないだろうと半信半疑で行ってみたら25羽もいた。 足環を付けられたコハクチョウ
も確認できたが今日は枯れた稲の株の中に脚がうずまっていて写真を撮れなかった。
足環の番号は「15Aー00327」 昨年の秋に新潟県の瓢湖で付けられたそうだ。 ♂の成鳥だそうだが、この25羽の群れの構成は変わっ
ている。 25羽の群れとなると普通は10羽近い幼鳥が混じっているが、この群れの幼鳥は1羽だった。
コハクチョウの幼鳥が成鳥になるまで何年かかるか調べが付いていないが、この大きさになると2年目で成熟するとは思えない。 ひょっとす
ると、繁殖入り前の若い個体群かな〜と思いながらフィールドスコープで1羽づつ見ていった。
1月29日(土) ミヤコドリの一斉カウント
津市の海岸を中心とした三重の海岸で越冬するミヤコドリが年々増えてきて今年は最大で100羽以上がカウントされている。 そこで一度
正確な数を数えようと有志一同が可能性のありそうな北勢の海岸から松阪市の海岸にかけて本日一斉に調査したので北勢地区を担当した。
何羽いたか確定していないようだが、結果が楽しみだ。
1月28日(金) 名古屋市の公園
朝、起きたらうっすらと雪が積もり、空はどんよりと曇っていたので出かけるのを諦めていたが、やがてお日様が射してきたので名古屋市の
公園に出かけた。 ターゲットは無事にゲットできたがどうやら非公開になっているようなのでここでも非公開とした。 残念だけど野鳥保護
の為には仕方の無いこと。
1月24日(月) オシドリの池
久々にオシドリの池を覗いて驚いた。 餌付けされて人を恐れなくなったオシドリが目の前をたくさん泳いでおり、餌のどんぐりが投げ入れら
れるとマガモやオナガガモとともに大騒ぎだ。 よく見たらトモエガモの♂まで1羽加わっている。 オシドリを目の前で観察・撮影できるのは
悪くないが、目の前の光景には違和感を感じた。
そのなかで餌には見向きもせず悠々と泳いでいるカルガモの毅然とした態度には感服した。 餌が違うだけか・・・。
1月22日(土) 青と赤
ウソ・ルリビタキ・ベニマシコ・ミヤマホオジロに会いに行ったが遅れを取ってしまってベニマシコとルリビタキしか撮れなかった。
その後、ケアシノスリでも入っていないかと今期初めて鍋田干拓に行ってみた。 不器用に飛んでいる猛禽がいた。 ノスリかと思ったが電
柱に止まったのを見たらハヤブサの若だった。 ラッキー! と数枚撮ってからもう少し近くで・・・と欲張ったら電柱1区間にもう少しというところ
で飛ばれてしまった。 チョウゲンボウがモビングを仕掛けたりして面白かったのに・・・。
木曽岬上空は風が強かったがノスリ・ミサゴ・チュウヒ・チョウゲンボウなどがよく飛んでくれた。 ただし、写真は撮れなかった。
期待したケアシノスリ・・・・ノスリがよく飛んだので写真を撮った。 カメラの液晶画面でみるとどう見ても普通のノスリに見えたが、帰ってPCに
入れてみたらケアシノスリの幼鳥だった。
このノスリについては写真を見た友人からノスリと思うとの指摘を頂いた。 確かに別の写真を見るとノスリの顔なのでノスリに訂正。
1月20日(木) 北勢地方は雪の中
朝から日が射していたのでトモエガモの撮り直しに行ったら旅立ったあとで姿が見えなかった。 北勢中央公園に行ったら雪が積もっており、
レンジャクポイントにレンジャクの姿は無かった。
県民の森に行こうかと思ったが雪が残っていそうなので両ヶ池に行ったら正面の竜ヶ岳から吹き降ろしてくる強風に乗って雪が舞う吹雪になった。
暫くカモたちを見てから員弁川沿いの道路を通って帰ってきた。
いなべ総合学園の少し南側の左岸道路は車の通行が少なく河川敷にはたくさんの鳥たちがいた。 ゆっくり流していたら冠羽のある鳥が木に
とまった。 カシラダカにしては大きいな〜と思ってみたらヒレンジャクだった。 何で今頃1羽でいるんだろう?
川原にはクサシギやカシラダカなどいろんな鳥がいて賑やかだった。
1月19日(水) 東員町の池
3年前にアメリカヒドリガ越冬した池を覗いてみたらヨシガモやトモエガモが入っていた。 トモエガモの♀もいるはず・・・とチェックしてみたら
ちゃんと寄り添っていた。 背割りではトモエガモが越冬しているが写真の撮れる距離ではない。 ここは池が小さいので写真を撮るには
もってこい。 今日は天気が悪くて夕方の光線は悪かったのでまた撮り直しにいきたい。
カイツブリ カワウ コガモ トモエガモ ヨシガモ ヒドリガモ キンクロハジロ バン
夕日を浴びて赤くなったトモエガモの♀
1月12日(水) 桑名のカワアイサ
円高だというのにガソリンの価格がまた上がった。 遠方まで出掛けるのは経済的に苦しいので堤防に行くつもりだったが、車が揺すぶられ
るような強風に諦めて久しぶりに羽を傷めて飛べない桑名のカワアイサに会いにいったら、あれれ〜? いつから♂になったんだ〜?
♀の姿は見えずに♂が泳いでいた。 性転換なんてありえないと思うけど・・。 写真は完全に逆光になってしまった。
1
1月9日(日) 今年はカモが少ないな〜
ガンカモ調査の実施日。 山村ダムと伊坂ダムのガンカモをカウントしてきた。
*山村ダム
カルガモが100羽を越え、マガモ22羽・オシドリ3羽と工事中だった昨年よりは多かった。
*伊坂ダム
昨年は数が激減していて驚いたが、今年は更に数も種類も減っていた。 湖畔にある桑名西高校のボートコースが設定されているせいだ
ろう。 かって湖岸にびっしりとカモが並んでいた面影は一つも残っていない。 昨年は60羽を越えるオシドリがいたが、今年は4羽のみ。
ウォーキングの人が多くて湖岸の周回道路にも鳥たちの姿は少なく、良い探鳥地だったが魅力が無くなった。 残念だな〜。
マガモ(17) カルガモ(70) コガモ(32) ヒドリガモ(6) ホシハジロ(1) オシドリ(4) 調査対象から外しても良さそうだ。
1月5日(水) カラスがいない
コクマルガラスを探しに西美濃へ。 旧南濃町の志津の付近にカラスの小さな群れがいたのでもしやとチェックを入れたら少数のミヤマガラス
が混じっていた。
養老町に行ってアオシギを探したが見付からず、カワガラスがいただけだった。
次いでミヤマガラスの群れを探しに行った。 昨年1月29日も少なかったが、今年は少数のハシボソガラスがいただけでミヤマガラスはまった
くおらずコクマルガラスどころではなかった。 秋口にはいたらしいが・・・いったいどこに行ったのか探しようがない。
2,010年
12月19日(日) 安濃川河口遠征
*白塚海岸
好天に恵まれたので予てから計画していた白塚海岸から安濃川河口への遠征に出かけた。 ターゲットはミミカイツブリとコクガンだった。
ミミカイツブリは数日前出かけた友人が見られなかったので探すのは大変だろうとフィールドスコープだけ持って海岸を100mほど歩いたところ
に3羽の海鳥浮いていた。 見たら「わあー! ミミだ」 急いでカメラを取りに戻った。
浮いている海鳥は微妙に波で動いているらしくなかなか写しとめるのが難しい。 今回も比較的近くに浮いていたので気合を入れてシャッター
を押したつもりだったがやはり完敗だった。 写真はアルバムに掲載。
ミヤコドリは8羽いた。 上手にバカガイの殻をこじ開けて中身を食べ、食べ残しをミユビシギが頂戴していた。
カモメは少なく、脚の黄色いホイグリン系セグロカモメは1羽だけだった。 昨年観察したクロガモは今日は確認出来なかった。
*安濃川河口
コクガンは成鳥が1羽に若鳥が1羽。 若鳥がやや小柄だが、陸に上がったところを見たら若鳥の方がぼってりと締りが無かった。
ミヤコドリは65羽をカウントした。 白塚と併せると73羽になる。 越冬するミヤコドリは毎年どんどん増えていまや普通種のかんじ。
もう一つのターゲットのホオジロガモは♀タイプばかりで数も少なかった。 白塚沖のほうが多く♂もいたが距離が遠い。
カモはマガモ・カルガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ・ホオジロガモと種類も数も多かった。
11月13日(土) ハチジョウツグミ
友人がパソコンを買い換えたので午前中はデータの引越しの手伝い。 昼前に北勢中央公園に行ってみると数人のバーダーさんが帰ると
ころで暫くは一人でひっそりとハチジョウツグミ・マミチャジナイの登場を待った。 遠くの木の上に現れた胸が赤くて頭の黒っぽい鳥・・・なるべく
近付いて写真を撮った。 マミチャジナイかと期待したが、残念ながら白い眉斑が無くてシロハラだった。
ハチジョウツグミも姿を見せてくれた。 この個体はとても警戒心が薄く、良い撮影ポイントを探してとまっている木の下を徘徊したがまるで意に
介さない風だった。 時折オオタカが姿を見せて鳥たちを追い払ってしまうのが難点だった。
カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ ヒドリガモ オシドリ オオタカ キジ キジバト コゲラ ハクセキレイ
セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ シロハラ ツグミ ハチジョウツグミ ウグイス エナガ シジュウカラ メジロ
ホオジロ シメ スズメ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス 以上29種類
11月7日(日) あれ、ヒレンジャクが・・
先日、キレンジャクがいた四日市市の公園に出没しているハチジョウツグミを撮り直そうと、大学駅伝の終わった2時頃に寄ってみたら人だか
りがしている。 何がいるんだろう・・・と双眼鏡を向けてみたら抜けたはずのキレンジャクが戻ってきている。 しっかり撮ったからもういいや・・
と周辺を見回してみたらもう1羽レンジャクがいた。 あれれ・・・ヒレンジャクだ。
レンジャク類は大陸の東岸・アムール川の北部で繁殖し、冬季は日本や韓半島・東シナ海沿岸地方で越冬するが、春と秋の渡りのルートが異
なって日本の太平洋岸を通過するのは春先に北上する時。 この時期にレンジャクが現れるのは珍しい。
ツグミと一緒になってムクノキの黒い実を食べていた。 警戒心は薄かった。 ハチジョウツグミは今日も撮れなかった。
私は見なかったが、しばしばハイタカが現れてそのたびに鳥たちが大騒ぎしていたそうだ。 カラスが騒いでいるのでそちらを見たらカラスより
二周り小さなタカが追われていた。 ハイタカかなー・・と思ったがはるか彼方で識別は付かなかった。 一応撮っておいて帰ってから写真を見
たらハイタカではなくツミだった。 写真は小さくて識別は難しいがアルバムに掲載しておいた。
11月6日(土) コスモス畑のマヒワ
4日にコスモス畑で撮ったアトリの写真の出来が良くなかったので撮りなおしに行ったら、アトリに混じっているというマヒワを撮ることができた。
カワラヒワも一緒におり、アトリとカワラヒワはヒマワリの種を食べているが、マヒワは未熟なコスモスの種を食べていた。 マヒワはアトリ科に
属しているので同じように草の実を食べているがマヒワはアトリやカワラヒワより一回り小さい。
この大きさの差でヒマワリを食べるかコスモスの種を食べるかが違うんだね・・と、一緒にいたバーダーさんに話したら「カワラヒワはコスモスも
好んで食べているよ」との返事だった。 同じアトリ科のベニマシコなどもコスモスの種を食べに来る可能性があるかな・・・。
キレンジャクは朝方までいたがその後姿を見せなくなったそうだ。 餌がほとんど無くなったからね。
11月4日(木) コスモス畑のアトリ
毎年休耕田でコスモス畑を作っている菰野町に遅ればせながら今年も行ってみたらコスモスの花は終わりかけ。 コスモス畑の中にヒマワリ
畑が有ってこちらは完全に枯れていた。 そこにアトリが群れてヒマワリの種を食べていた。 日曜日には300羽くらいいたらしいが今日は
30羽くらいに減っていた。
10月7日(木) 伊良湖タカ渡り
朝の6時からビューホテルの屋上で観察。 7時までに10羽くらいのサシバが通過しただけでがっかり! 7時から朝食をとって駐車場
に下りたのは8時頃で、すでに大勢の人がカメラを構えていた。
ぼつぼつ飛んでいるようで、その後はほぼ休みなしに飛んでくれた。 ホテルの南側・・洋上に最大40羽ほどのタカ柱が何回も立つが
逆光だ。 ホテルの海側屋上で見ている人たちも同じように逆光で、光線の良い場所に来た時は後ろ向き。
海沿いに飛んでくるタカたちは駐車場の東で海側と北側に分かれて通過してゆく。 順光になる北側もたくさん飛んで、目の前で撮ってくれと
言わんばかりにくるりと輪を描く。 興奮の数時間だったが昼頃には途切れたので山を下りて恋路ヶ浜で1時頃数を聞いたら400羽くらいとの
こと。 あれれ・・・あんなに飛んだのに・・・。 爆発したのは山の上だけだったようで数も大事だが距離も重要。
ヒヨドリ・メジロ・カワラヒワ・アサギマダラ・ハクセキレイなど小さな鳥たちも渡っていった。
ミサゴ ハチクマ トビ オオタカ ツミ ノスリ サシバ ハヤブサ チゴハヤブサ
暫く恋路ヶ浜で見ていたがまったく飛ばないのでホテルの駐車場に戻ったが撤収した2時半まで1羽も飛ばなかった。
最終的な記録によると605羽になっていたから夕方にかけて纏めて飛んだようだ。
*7日夜は半分寝ながら更新したので誤字・脱字だらけだったので書き直しました。 6日・行きの豊川の渋滞は追突事故でその後通行止めに
なった模様。 音羽蒲郡で下りて正解だった。 帰りは渋滞が嫌だったので師崎までフェリーで渡ったら、伊良湖から家まで2時間掛からなかっ
た。 7,000円は痛かったけど、金さえ出せば楽に移動できるのを実感した。
途中、オオミズナギドリがたくさん飛んでいた。
10月6日(水) オオアジサシとタカ渡り
晴れが続いたのでそろそろ爆発しそうと伊良湖のタカ渡りへ。 朝はゆっくりと7時半に出発して湾岸道から東名に入るジャンクションで渋滞、
4km進むのに1時間半もかかった。 豊川ICまで行くつもりだったが3km渋滞しているというので音羽蒲郡で下り、豊橋市内を抜けていった。
途中汐川を一回りしたが干潮時でオオソリハシシギ・ダイゼン・ハマシギを何羽か見ただけ。
馬草港の近くを通ったので寄ってみたらオオアジサシが7羽もいた。 ただ、遠くの杭にとまっているので私のレンズでは写真にはなら
ない。
これまで、伊良湖の帰りにいつも寄っていたが見られず、最近は2〜3羽と訪問が減っていると聞いていたので今日の7羽という数字はとても
嬉しかった。
恋路ヶ浜に着いたのは午後の1時頃だった。 晴天の二日目だったのでたくさん飛んでいるものと聞いてみると500羽程度と期待したわり
には少なかった。 早速観察を始めるとぼつぼつ通過していくがあまりにも遠くて写真にはならなかかった。 洋上を通るものも多い。
最終的にはトータルで678羽と記録されている。
15時頃にビューホテルの駐車場に行くと大勢の人がいて「今日は良かった〜」と興奮の覚めやらない様子で「明日は駄目だぞ〜」と・・・。
一日出遅れたか〜〜〜〜〜〜。
9月27日(月) 多度山のタカ渡り
朝起きたらあまりにも天気が良かったので今年は行きそびれているタカの渡りを見に行きたかったが、土日の疲労が抜けておらずスタートが
遅れたので地元の多度山にした。 登山者駐車場から表登山道を15分ほど登ったところに東屋の休憩所があり、目の前が開けて展望がきく。
毎年「野鳥の会・三重」がタカ渡り探鳥会を開催している場所だ。
到着は10時20分頃だった。 ここで観察している人の話では白樺峠を朝発ったタカたちが10時半から11時半頃にかけて通過するそうで
タイミング的にばっちりだった。 有名な観察地のようにたくさんは見られなかったが4羽と5羽のタカ柱が立つなど、1時間で合計20羽程度
のタカを見る事が出来た。 内わけは不明。 アオバトが生息しているらしく、頭を掠めて何羽か観察した。
ハチクマ トビ ノスリ サシバ 他正体不明種(ツミ?)
9月25日(土) やり残した宿題
やり残した宿題をやりに五主海岸に行ってみた。 が、宿題をこなせず・・・・鳥運に恵まれなかったが仕方がない。
海岸の堤防でぼんやりしていたら昼前後にサシバ・ハチクマなど10羽前後の渡りのタカと、20羽くらいのアマツバメが通過して行った。
風が強くて流されてきたのだろう。 ラッキーだった。
シギチドリは若干数が減ってきている感じでオオメダイチドリやサルハマシギは確認できなかった。 さらに、アカアシシギもいるらしいが確認
出来なかった。
強風が吹いて沖合いにはオオミズナギドリが多数乱舞していた。
カイツブリ オオミズナギドリ カワウ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オナガガモ
ミサゴ サシバ ハチクマ トビ シロチドリ メダイチドリ ダイゼン キョウジョシギ トウネン ウズラシギ ハマシギ エリマキシギ
ツルシギ コアオアシシギ アオアシシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ オオソリハシシギ ホウロクシギ チュウシャクシギ
タシギ ミユビシギ オグロシギ セイタカシギ ユリカモメ ウミネコ セグロカモメ キジバト ドバト アマツバメ ショウドウツバメ
ツバメ ハクセキレイ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上49種類
9月22日(水) 宿題の残った三重の海へ
この夏は宿題が残ってしまったので4度めの訪問をしてきた。 オニアジサシのニュースが広まっているせいで県外車・・それも遠くから来て
いる車が何台かあり、オニアジサシはいませんかと聞かれたが拠点が決まっているわけではないので運次第。 抜けたと言う人もいる。
せっかくシギチドリのメッカに来ているのに県外車の中には海岸の池にいるシギを説明してもわからない人もいた。 せっかく来られるなら
「光昌のホーム」のような、情報量もアクセス数も多い立派なサイトが有るのだからきちんと調べてきたらいいのに勿体無い話だ。
これは河口干潟でも同じで、干潟に降りて観察しながらも・・・・・シギチは難しいね。
池の水位が上がってキリアイやサルハマシギの幼鳥など小さめのシギが抜けてしまった。 今日の池は(カウント出来たもの)
トウネン ウズラシギ(1) エリマキシギ(幼鳥♂2・♀1) ツルシギ(2) アカアシシギ(2) コアオアシシギ(4) アオアシシギ(8)
ホウロクシギ(14) オグロシギ(18・昨日31羽) セイタカシギ(12)
雲出川河口の干潟で撮った写真の中にサルハマシギの幼鳥が1羽写っていた。 ハマシギのようだけどちょっと・・・違う・・・無意識に撮った
のがサルハマシギだった。 暑かったので集中力が欠けていて見た時に気付かなかった。 宿題の答えではないがこの1枚だけでも良かっ
たなーと・・・・。 サルハマシギ幼鳥は警戒心が薄く、10mくらいまで近寄れた。
今日、五主海岸周辺で観察した鳥たち(池で観察したものも含めて)
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ オナガガモ
ミサゴ トビ ハヤブサ シロチドリ メダイチドリ オオメダイチドリ(1) ダイゼン ケリ キョウジョシギ トウネン ヒバリシギ(2)
ウズラシギ(2・1羽は田んぼ) ハマシギ サルハマシギ(幼鳥1) コオバシギ(12) オバシギ(5) エリマキシギ(3) ツルシギ(2)
アカアシシギ(2) コアオアシシギ(4) アオアシシギ(8) キアシシギ イソシギ ソリハシシギ ホウロクシギ(14) タシギ
ミユビシギ オグロシギ セイタカシギ(12) ユリカモメ ウミネコ キジバト ドバト ショウドウツバメ ツバメ ハクセキレイ
ホオジロ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上52種類
9月15日(水) 三度三重の海
気になることがあったので五主海岸に3度目の遠征に出掛けた。 今日は海岸中心の探鳥だったが10時過ぎから大雨になって難儀した。
探し物は13日に続いて見付からず。 縁が無かったんだな〜。
池はオオソリハシシギやオバシギが増え、コガモの群れが入って更に賑やかになった。 アカエリヒレアシシギの幼鳥が1羽入っていて私も
鳥見の皆さんも満足だった。 アカエリヒレアシシギは3年ぶりくらいだろうか。 夏羽を残したツルシギがいた。 この時期に黒いのは
珍しい。
その他、全体的に見ると個体数が増えているが、今日からの雨で池の水位が上がると鳥たちは移動してしまいそうだ。
今日、五主海岸一帯で観察した鳥たち
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ホシハジロ
キンクロハジロ ミサゴ トビ シロチドリ メダイチドリ ダイゼン キョウジョシギ トウネン ハマシギ サルハマシギ
オバシギ コオバシギ エリマキシギ キリアイ ツルシギ アカアシシギ コアオアシシギ アオアシシギ キアシシギ
イソシギ ソリハシシシギ オオソリハシシギ ホウロクシギ タシギ タカブシギ ミユビシギ アカエリヒレアシシギ幼鳥
セイタカシギ ユリカモメ ウミネコ ミヤコドリ(6) キジバト ショウドウツバメ ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ セッカ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上51種類
現地でお会いした皆様、今日は有難うございました。 またお会いできるのを楽しみにしております。
9月13日(月) 再び三重の海
いま、一番シギチのたくさん居るのは雲出川と三渡川に挟まれた五主海岸周辺で種類の多さは豪華としかいいようがない。 残念なのは
鳥たちまでが遠すぎて写真の撮れないことだが、見るだけでも十分に楽しめる。
今日は11時前から前線が通過して強い西風が吹き、池の中で鳥たちは一箇所に固まって風に耐えていた。 私はかぶっていた麦藁帽子が
風にあおられてあご紐が首に絡み、命がけの鳥見になった。
鳥たちは時々動き回るので数ははっきりしないがカウントした数だけあげておく。 サルハマシギ幼鳥は4羽いるらしいが2羽しか確認できな
かったのは識別能力不足の故。
池で見たシギチドリ
トウネン ヒバリシギ(1) ウズラシギ(1) ハマシギ サルハマシギ(幼4) エリマキシギ キリアイ ツルシギ(2) アカアシシギ
(3) アオアシシギ+コアオアシシギ(18 内訳不明) キアシシギ イソシギ オオソリハシシギ(3) タカブシギ セイタカシギ(16)
以上16種類
海岸堤防が工事中だった頃にはシギチドリが近寄らなかった雲出川右岸河口から五主海岸に再びシギチドリが戻ってきていて普通種ばかり
だったがたくさんいた。 池のシギたち以外に今日見かけた鳥たち。 アジサシがとても気になった。 沼アジサシかも・・・。
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ ミサゴ トビ バン シロチドリ
メダイチドリ ムナグロ ダイゼン ケリ キョウジョシギ トウネン ハマシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ ユリカモメ
ウミネコ アジサシsp キジバト ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ スズメ ハシボソガラス 以上32種類
9月6日(土) 三重の海
久々に津市から松阪市の海岸を見に行ってきた。
白塚海岸
併せて300羽くらいのミユビシギとトウネンがいた。 ヨーロッパトウネンでも混じっていないかとフィールドスコープで1羽づつ
チェックしていったがトウネンの数は思ったより少なく、80%以上はミユビシギで探し物は見付からなかった。
フラッグを付けたミユビシギがいた。 上がカーキ色で下が黄色は南オーストラリア州で捕獲された個体だ。 報告しておかなくちゃ。
他にオバシギ(6羽)・コオバシギ(1羽)・オオソリハシシギ(1)・キョウジョシギ(1)
三渡川河口干潟
昨年はたくさんのシギ・チドリガいたけど今日はサギだけでシギチの姿は見えず。
雲出川河口と海岸部
海岸部は工事が一部を残して終わり、道路が広くなって観察しやすくなったが、今日は少数のメダイチドリとトウネンを見ただけ。
河口にはシロチドリ メダイチドリ オバシギ(12) トウネン ハマシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ
オオソリハシシギ(3) ホウロクシギ(9) チュウシャクシギ ミヤコドリ(6)などがいたが、ゆっくり見る暇も無くハヤブサが突っ込ん
で蹴散らしてしまった。
両河川の間の池と周辺
最近は休耕田に水を入れなくなったせいで行き場を失ったシギチドリがこの池に集まるようになった。 種類も個体数も特別多いわけで
はないが、一度にこれだけ見られると嬉しい。 難点は私のボーグでは鳥たちまでの距離が遠すぎて写真にならないこと。 気になる個体
がいたけどフィールドスコープでも厳しい場合があるのは残念だ。 池周辺で見かけた鳥たちを掲載しておく。
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ キンクロハジロ ミサゴ トビ トウネン
ヒバリシギ(1) ハマシギ オバシギ(7) エリマキシギ幼鳥(5) キリアイ(8) アカアシシギ(3) コアオアシシギ(7)
アオアシシギ(13) キアシシギ イソシギ セイタカシギ(13) ウミネコ キジバト ツバメ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
以上29種類
池周辺では十分に楽しめたが、池以外のシギチは種類はともかく個体数はとても少なかった。
9月3日(金) ショウドウツバメの大群
愛西市の旧立田村役場から北の方の鵜戸川一帯に夥しい数のショウドウツバメがいる。 最初に見かけた群れをざっと数えたら200羽くらい
でその隣にも大きな群れがいて全部で1,000羽くらいかな〜と周辺を見回してびっくり! あちこちの電線に群れがずらりと並んでいて一部が
乱舞している。 ツバメのネグラ入りも乱舞するツバメに興奮するが、ここの群れも大変なものだ。
わー! これは一桁多いわ〜。 というわけで1万羽くらいはいそう・・・どれくらいいるか誰か数えて〜! ショウドウツバメのネグラがどこ
か興味深い。 鵜戸川周辺の芦原だろうか、揖斐川のツバメのネグラだろうか。
9月3日(金) 淡水性のシギチ
昨夜まとまった雨が降ったので状況が変わっていないか心当たりを走り回ってみた。 相変わらず少ないがあちこち併せてエリマキシギ幼鳥
4羽・・ヒバリシギ3羽・ムナグロ10羽・オグロシギ幼鳥1羽・アオアシシギ4羽とタカブシギ・クサシギ・コチドリなどがいたが少なかった。
チュウジシギと思われるジシギがいたが、数羽見たジシギの大部分はタシギ。 蓮田でハスの葉を傘にして涼んでいるタシギには笑ってしまった。
明日からの週末に鳥見に出掛けるバーダーさんたちが多いと思うが、明日は最高気温が40℃にも達すると予想されている。 半端な暑さ
じゃないので熱中症にはご用心。
9月2日(木) 陽炎メラメラ
8月27日のハジロコチドリが逆光と陽炎で写真にならなかったので撮り直しに行った。 光線はまずまずだったが強い日差しで陽炎がユラ
ユラしてあまり良くなかった。 いつまで居てくれるのか楽しみ。
今年は台風が8月末まで来なかったのでどんどんとシギチが南に渡って行ってしまった。 そんなふうに思っている。
8月31日(火) ツバメのネグラ入り
名古屋市の「ツバメのネグラ入り」で有名な二つの池にツバメが来なくなったと愛知県支部で話題になっているので揖斐川のネグラを見てきた。
お盆の頃が最盛期なので今は数が減っていると思われるが、今夜も日没を過ぎる頃から夥しい数のツバメが暗くなるまで空を埋め尽くして乱舞し
ていた。 大型の鳥が突っ込んだのでハヤブサかと後を追ったがのんびり飛んでいる。 よく見たらゴイサギだった。
ここのツバメは2万とも3万とも言われるが、何時頃までいるのかきちんとチェックしておかなくては。
8月30日(月) 庄内川河口
シギチのシーズンがたけなわのはずなのに淡水性のシギチドリを始めとして全体的に少ない。 庄内川河口はどうだろうと名古屋市の野鳥
観察館で状況を聞こうと出掛けたが途中で今日は休みだったのを思い出した。 涼しいところでシギチ観察・・・の目論見はもろくも崩れ去って
暑い河岸での探鳥になってしまった。
11時頃に干潟が見え始めたので下げ潮半ばの12時ころに見える範囲でトータル数をカウントしてみた。 一番多いのはダイゼンで50羽
以上。 ダイゼンよりより少し小さいのはオバシギで40羽くらい。
もう一段小さいのは大部分がソリハシシギでキアシシギやイソシギが混じって90羽くらい。 アオアシシギが混じっていたかもしれないが、あ
まりにも遠くてフィールドスコープでも確認できなかった。
ホウロクかダイシャクか識別出来なかったがダイシャク系が5羽。 オオソリハシシギが2羽。 シロチドリなどのもっと小さい系は確認でき
なかった。
観察館前の干潟が出だすとアオアシシギが5羽にコアオアシシギが2羽出現。 堤防沿いのほうで10羽くらいのアオアシシギとコアオアシ
シギが2羽で総計で220羽前後。 この数が例年と比べて多いのか少ないのかはわからないが、種類の少ないのが気になった。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ(70) カルガモ ホシハジロ ミサゴ ダイゼン オバシギ コアオアシシギ
アオアシシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ オオソリハシシギ ダイシャクシギsp ウミネコ キジバト ドバト
ハクセキレイ ヒヨドリ センダイムシクイ スズメ ハシボソガラス 以上合計25種類
8月27日(金) ハジロコチドリと淡水性シギチ
日光川河口のハジロコチドリを見てきた。 昨年と同じ時期に同じ場所に来ている・・・と言う事は同一個体だろう。 シロチドリの群れに
混じっていた。 昨年は8月24日に初めて観察している。
その後、どんな環境か見たかった大口町に移動。 最近は水を入れなくなったところが多い中で水の入った休耕田があちこちに点在した
淡水性のシギチには絶好の環境で、 コアオアシシギ3羽にヒバリシギを2羽見る事が出来た。 他はクサシギ・コチドリ・アオアシシギ・タカ
ブシギ・タシギ・ムナグロなどだが個体数は少なめ。
羽島市を経由して帰ってきた。 こちらはアオアシシギ1羽とムナグロ7羽を見ただけで惨憺たる有様だった。 この地方では淡水性の
シギチは壊滅的状況。 渡りのルートが変わったのだろうか。
8月15日(日) 淡水性のシギチ
三河の海を訪ねて海岸のシギチの様子の一端はつかめた。 それでは淡水性シギチはどうだろうと北の方を視察してきた。 掲示板で
コアオアシシギの嬉しい情報を頂いたが、私が見てきた場所ではアオアシシギが3羽とタカブシギが3羽。 ほかはコチドリとケリばかりでとても
寂しく、暑さに耐えられなくて早々に引き上げてきた。 シギチのシーズンはもう少し先かなー・・・・。
8月13日(金) 三河の海
シギチの動向が気になるところ。 久々に一色まで出掛けたが、まだ種類も数も少ない。 5日ほど前から入っていたという珍客のサギは
今日は南の方の三河湾で観察されたそう。
夥しいアジサシが飛んでいたがフィールドスコープの距離で種類までは確認できず。 ダイビングして餌を獲るでもなく数千羽が群れて乱舞
しているの見たらこの冬に見た数十万羽のアトリの群れを思い出した。
カイツブリ カワウ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ ホシハジロ ミサゴ トビ キジ シロチドリ
ムナグロ ダイゼン ケリ キョウジョシギ(1) ヒバリシギ オバシギ(幼5) キアシシギ イソシギ ダイシャクシギ(1)
チュウシャクシギ(1) ウミネコ アジサシSP キジバト ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セッカ ホオジロ スズメ
ハシボソガラス 以上33種類
8月6日(金) 再びヨシゴイの池
名古屋に用事が有ったので午後から訪問した。 4〜5日前まで聞こえていた雛の鳴き声がこのところ聞かれないそうで、姿を見せるのは
婚姻色の♀だけ。 地元の人たちも?マークだった。
クロちゃんは色が付いていないだけで親と同じ大きさに育っていた。
7月26日(月) ヨシゴイの池
今夏5回目の訪問で7月2日以来久しぶりにヨシゴイを撮ることが出来た。 雛の声が聞こえるが姿は見えず、親が餌を運んでくるのも見え
ないので親は葦に潜りながら餌を与えているのだろう。 それとは別のカップルと思われる2羽が頻繁に飛んでいた。 ♂♀とも嘴が赤い
婚姻色なので次の繁殖の準備をしているとみられる。
クロちゃんは産毛が抜けてすっかり幼鳥になっていた。 出てきたときは肉眼で真黒に見えるのだが、写真に撮ってみると黒いというより親
と同じ黄褐色に見えるのが不思議だ。
7月22日(木) 乗鞍岳
夏休みに入って混む前に・・と乗鞍岳に避暑に行った。 カヤクグリがたくさんいてイワヒバリも見る事が出来た。 ライチョウを見たかったが
人が多いし天気が良すぎるので出が悪いそうで残念ながら見られなかった。 室堂のほうが人に馴れているのでいいそうだ。
イワヒバリは10年以上も前に午後から夕方にかけて富士山に登っていたときに登山道の足元をうろついていたのを見て以来だった。
7月10日(土) コシアカツバメのコロニー
久々にコロニーを探訪。 イワツバメは最大で25羽が電線にとまっているのをカウント。 2時間ほど観察したが今日は巣に餌を運んでい
るのはコシアカツバメ1組だけで雛は2羽だった。 イワツバメがコロニーに同居しているのは間違いないが、子育てまでは確認できなかった。
続いてイワツバメのコロニーへ。 川に架かる橋の裏側に5〜60個の巣が有りそうだが、半分しか数えられなかった。 観察中に餌を運ん
でいる巣は4箇所確認。
写真を撮った巣は3個が並んでいて右の1個は巣材が見えるのでスズメに取られた可能性がある。 左の2個には雛がいて真ん中の親は頻繁
に餌を運んでいたが左の巣は時々しかもって来ない。 真ん中の親が来ると左側の雛も口をあけていたが勿論貰えるはずがない。
雛の数は2羽で親は交互に餌を与えていた・・と言うことは餌を運ぶのは♂か♀のどちらか?
7月3日(土) ササゴイのコロニー
ササゴイのコロニーを観察する機会があった。 交通量の多い道路の脇の街路樹の高さ7〜8mくらいの所に10個くらいの小さくて粗末な
巣が架かっていた。 人通りは多くないが下から見る巣の位置はよく見えてあまり人を恐れないようだ。
水際からは500mくらいの距離があって餌を運ぶのが大変だろうと思うがこの距離は一飛びなのだろう。
巣の中は抱卵中のものや雛が大きくなって巣からこぼれ落ちそうなものなどさまざまだった。
高松海岸のササゴイの巣がどこにあるのか探索中。 思ったより遠くに有るかもしれない。
7月2日(金) ヨシゴイの池
昨年は6月15日に訪ねているが今年は半月遅れの訪問となった。 今年はなかなか飛んでくれないとの事だったが、写真は撮れなかっ
たが午前中はよく飛んでくれた。 岸の近くで葦にとまってくれたが、その下にオオヨシキリの巣が有るらしくオオヨシキリがモビングをかけて
激しいバトルがあり、たまりかねて飛び去ったヨシゴイの後を健気にもオオヨシキリが追いかけていった。 その後またバトルが繰り返され、
はヨシゴイが勝利を収めて辺りを睥睨していた。 面白かった。 他にもお土産があったが内緒。
ヨシゴイは5羽いると教えてもらった。 もう少しきれいな環境に出てくれるといいんだけどね。
7月1日(木) 繁殖期のオシドリ
繁殖期にこの地方ではめったに見られないオシドリの♂を見せてもらった。 繁殖羽から非繁殖羽に換羽中で左側の銀杏羽は無く右側に
だけ残っていた。 写真は同一個体を右側と左側から見たものだが、とても同じ個体には見えなかった。 同じ写真をアルバムに掲載しておく。
6月28日(月) トビの若鳥
3羽いたトビの若鳥が巣離れしたかどうか見に行った。 1羽しか発見できなかった個体はアルバム20に掲載したものとは違い、このペー
ジの25日の若鳥と酷似していた。 嘴の縁が白くてとても可愛かった。 他の若鳥は離れていったかもしれない。
6月25日(金) トビの雛
春先、ある松林で連日2羽のトビが飛んでいるのを見て繁殖するかもしれないと思った。 それ以来注意して巣を探したが見付けられない
まま今日は雛が3羽出ているのを見付けた。 3羽同時にいたので親が1羽に雛が2羽かと思っていたら3羽とも雛だった。 雛と言っても
嘴に雛らしさが残るだけで、カラスと喧嘩しながら飛んだりして立派な若鳥になっていた。 まもなく巣離れしそうだ。
なお、繁殖中なので場所は非公開。
6月17日(木) コシアカツバメのコロニー
6月7日に巣の数をカウント、今日は出入りしている巣の数とイワツバメが一緒に住んでいるかどうかチェックした。 巣の数は壊れかけて
いるものを含めて全部で90個。 出入りを確認できた巣は8個。 一部はスズメが住んでいるが昨年よりスズメは少ない印象だ。
イワツバメは今朝は4〜6羽で巣を二つ使っている模様。 子育てしている様子はなく、雛が出るのはもっと先だ。
6月10日(木) 伊吹山
天気晴朗梅雨近し・・・伊吹山に行ってきた。 ターゲットは気になっているマミジロの確認と、あわよくば伊吹山の主をゲット。 マミジロは
何回か鳴き声を聞いたのでいるのは間違いないが、遊歩道をひっきりなしに人が通るので姿は見られなかった。
伊吹山の主は帰りがけに3時から4時まで滋賀ナンバーの方と一緒に見がてら状況を教えていただいた。 今日は午前中2回ほど飛び、
午後からは頭の上を1回だけ飛んだが、全体的に昨年より出が悪いそうだ。
キジ カッコウ ツツドリ ホトトギス ヒバリ キセキレイ ヒヨドリ モズ マミジロ クロツグミ ウグイス ホオジロ イカル
ハシブトガラス 以上14種類 ほとんど鳴き声ばかり
6月5日(土) 多度峡
この時期に平地の渓谷に行っても何もいないだろうと思ったが、オオルリの鳴き声はあちこちから聞こえるもののやはり何もいなかった。
カワウ カワセミ コゲラ キセキレイ ヒヨドリ カワガラス オオルリ シジュウカラ メジロ ホオジロ ハシブトガラス
以上11種類
6月3日(木) サギのコロニー
今年はサギが少ないような気がするのでコロニーになっている東名阪の弥冨と蟹江のICをチェックしてきた。 わざわざ東名阪を通って行っ
て降りた弥冨ICにサギの姿はなかったが、下道を通って行った蟹江ICにはフィールドで見なかったアマサギを始めコサギ・チュウサギ・ゴイサ
ギが繁殖の準備をしていた。 渡ってくる時期の早いチュウサギはもう雛が出始めている。
下道を通って引返した弥冨ICでやっとサギを見付けた。 数年前まではIC東側の夾竹桃の林でもたくさんのサギが子育てしていたが今日は
まったく見られなかった。 古巣の痕跡も無かったので少なくともこの2〜3年は使われておらず、今年だけではなくサギの数は減っている。
IC周辺の田んぼでもサギの数はほとんど無く、愛西市の田園の方にも行ってみたが僅かなチュウサギを見ただけで今年は特に少ないようだ。
5月30日(日) 畑チョウゲン
半月ほど前に 菜園の近くの電線にチョウゲンボウの♀がとまっているのを見た。 繁殖時期にいるなんて珍しいな〜と思っていたら今日は
菜園周辺でホバリングしながら餌を探して獲物にありついたようだった。 本当を言えば菜園にはモグラが多いのでノスリに退治してほしいと
こだ。 このチョウゲンボウは繁殖地にも行かずに何をしているんだろう。 この時期のチョウゲンボウは珍しい。
今日はホトトギスがしきりに鳴いていた。 一度じっくりと探してみたい。 他にはキジやケリ・ヒバリ・ホオジロ・モズなどが巣作りしている。
5月22日(土) 汐川干潟とメリケンキアシシギ
春の渡りの集大成として明23日に開催予定の汐川干潟探鳥会に参加しようと思ったが雨の予報が出ているので一日早く行ってきた。
現地到着は上げ3分の午前9時過ぎ。 渡りの最盛期を過ぎていたので干潟のシギチは少なかった。 潮が満ちてきたらだんだんと近くに
寄ってくるのかと期待したが、干潟は短時間で水没して鳥たちははるかかなたの桟橋に載ってしまって手も足も出なかった。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ ホシハジロ キンクロハジロ キジ コチドリ ダイゼン(約20)
ケリ キョウジョシギ(5) ハマシギ サルハマシギ アオアシシギ(1) キアシシギ(約30) ソリハシシギ(3) オオソリハシシギ(10)
チュウシャクシギ コアジサシ ドバト ツバメ ウグイス オオヨシキリ セッカ ホオジロ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
以上30種類
久しぶりに赤羽のメリケンキアシシギを見に行った。 前回は3年前の5月21日だったが、現地に着いて沖合いにテトラポットの防波堤が
出来ているのにびっくりした。 3年前にこんなの有ったかなー?
メリケンキアシシギは土曜日で釣り人が多いこともあるのかいつもの岩礁帯におらず、人の渡っていないテトラ堤にそれらしき鳥が10羽数え
られた。 これまでは、この時期に行けば間違いなく間近で見られると思っていたが、沖のテトラ堤におられたら手も足も出ない。 今年、間
近で見た友人もいるが、こんなことも有ると覚悟しておかねばならない。
もう一つ、海岸への出入り口の目印にしていた商店の看板が無くなっていて判りにくくなった。
5月14日(金) 山は冬だった
昨年の秋、貴重な植物を保護するためにドライブウェーのガードレールから外側への立ち入りが禁止されると聞いたので様子を見に行った。
山頂駐車場の一番下側付近のガードレールの切れ目に40×50cmくらいの看板が立てられ、駐車場から下のほう1kmまでが立ち入り禁止
になっていた。 ガードレールを強固にして何が何でも入れないようにしたのかと思ったら看板だけだ。 良心に任せるということだろう。
看板を立てたのは「伊吹山自然再生協議会・滋賀県・米原市」になっているので行政が関わっているということだ。
今日の伊吹山は気温が5℃・10mを超す北の強風が吹いて体感温度は0℃と寒かった。 厚い雲が次々と通過して時々小雨が降ってくる。
夏鳥たちの様子はどうかと遊歩道で2時間ほど過ごしたが、鳴いているのはウグイス・ハシブトガラス・キジくらいで寒さのせいか鳥たちはひっ
そりとしていた。 そろそろ聞こえるはずのカッコウやツツドリの鳴き声はまったく聞こえず、僅かに聞こえてきたオオルリの声は谷底から
だった。 山は雪こそ無いもののまだ冬だった。
伊吹山の主は朝方飛んだらしいが、そのあとは昼前に低いところを一度飛んだだけ。
トビ キジ アオバト モズ クロツグミ ウグイス オオルリ ホオジロ ハシブトガラス 番外:アナグマ
5月5日(水) 祖父江緑地
ムシクイを積極的に探しに行く人は少ないと思うが、双眼鏡で見るとけっこう存在感があるので好きだ。 祖父江緑地に昼前後の時間帯に
行ってみたらセンダイムシクイを中心にメボソムシクイも鳴いていて面白かった。 残念ながらエゾムシクイは鳴き声も聞かれなかった。
タカSP キジ キジバト コゲラ ツバメ ヒヨドリ ウグイス メボソムシクイ センダイムシクイ コサメビタキ シジュウカラ
メジロ ホオジロ カワラヒワ スズメ ハシボソガラス 以上16種類
5月1日(土) 遅ればせながらコムクドリ
この春はコムクドリに縁がないかと思っていたが「まだいるよ」と教えてもらったので探しにいって26羽の群れと遭遇した。 近くに来てくれなく
て撮影は難儀したが、この時期にこの辺りにいるのがわかればいいので大きな収穫だった。 ひょっとすると鈴鹿山系で繁殖の可能性も・・。
4月26日(月) 桜の園
桜につく毛虫は鳥たちにとってよほどのご馳走と見えて桜の園にはオオルリ・キビタキなどの色んな鳥が集まっていた。 ムシクイたちもいて鳴
き声はしきりに聞こえてきたがなかなか姿は見せてくれなかった。
タカSP キジバト コゲラ ビンズイ ヒヨドリ ウグイス メボソムシクイ センダイムシクイ キビタキ オオルリ エナガ
ヤマガラ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ イカル スズメ カラスSP 以上19種類
4月24日(土) 庄内川河口
港に用事が有って出かけたので昼前に名古屋野鳥監察館に行って干潟を見てきた。 8時56分の干潮に対して行ったのが11時頃だったの
で干潟はかなり消失して鳥たちまで遠かった。 オオソリハシシギが十数羽とハマシギがたくさんいたが種類は少なかった。
ホウロクシギが1羽いて愛西市の田んぼにいた個体ではないかとのことだった。 少し遡った川岸の干潟にエリマキシギの成鳥♂が1羽いた。
カワウ ダイサギ コサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ オナガガモ キンクロハジロ ミサゴ ダイゼン トウネン
ハマシギ エリマキシギ(1) オオソリハシシギ ホウロクシギ チュウシャクシギ ユリカモメ セグロカモメ コアジサシ ドバト
ツバメ ヒヨドリ シロハラ ツグミ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上30種類
土日は稲永公園のグラウンドで野球やサッカーの試合が行われるので駐車場が不自由。
4月23日(金) 三重県民の森
曇り空で風が強かったので鳥たちは出てこないだろうと思ったが明日は用事があるので県民の森に行ってみた。 下のほうから見て言ったら
オオルリが高らかに歌っていたのでそっと近付いたが警戒心が強くてすぐに逃げてしまった。 途中で出会ったバーダーさんと情報交換したら
「オオルリやキビタキの鳴き声をテープで流しているグループがいた」と眉を潜めておられてびっくり。 鳥見を始めて10年になるが、オオルリや
キビタキを鳴き声でおびき寄せるなんて初めてだった。
オオルリはよく餌を探しにくる桜並木にはおらず、森のあちこちにいて少なくとも5〜6羽は見たが警戒心が強かったり、目の前に来たときに人が
通りかかるなど写真は撮れなかった。 まー写真はたくさん有るからいいけど・・・。
キビタキやムシクイは強風のせいもあって姿はおろか鳴き声さえ聞かれなかった。
コジュケイ キジバト コゲラ ヒヨドリ ミソサザイ シロハラ ウグイス オオルリ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ
アオジ カワラヒワ ハシブトガラス 以上15種類 ちょっと寂しかったなー。
明日は県民の森主催の探鳥会(定員30名)が開催される。 天気が良さそうなので今日よりは期待が持てそうだ。
森の中で羽を拾った。 20cmもあるので大型の鳥。 猛禽かなー・・・。 羽だっていろんな部位があるからなかなか難しい。
4月18日(日) 手ごわかったクロツグミ
海鳥に比重がかかり過ぎているのでたまには・・と都市公園にクロツグミを見に行った。 好天の日曜日とあって公園には人が多く、出ては飛ばさ
れの連続で写真が撮れないまま次第に出が悪くなっていった。 巨大なミミズをくわえている場面に出くわしたが草の陰でどうにもならなかった。
オオルリは何羽かみたがキビタキは探せなかった。 そのうちにどこかで出会うだろう。
キジバト ドバト コゲラ ヒヨドリ クロツグミ アカハラ シロハラ ツグミ オオルリ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ
シメ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上18種類
4月17日(土) 三河の海
中潮で午後の1時半が干潮なら午前中は大丈夫だろうとの目論見が見事に外れ、潮干狩りの人が溢れていて探鳥にならなかった。 昨年も
同じようなことを書いた記憶がある。 潮干狩りの時期はとても近寄れない。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ ハシビロガモ ホシハジロ
キンクロハジロ トビ コチドリ ムナグロ ケリ ツルシギ アオアシシギ コアオアシシギ(3) クサシギ オオソリハシシギ タシギ
セイタカシギ ユリカモメ セグロカモメ キジバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ ノビタキ ツグミ ウグイス
セッカ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上42種類
4月15日(木) コクガンもミミカイツブリもいないけど
安濃川河口のシギチドリを見に行ってきた。 水深が浅く干潟が多いので鳥たちがとても多かった。 オバシギが13羽いてその中にコオバシギが
1羽混じっていた。 曇り空だったので写真は見事に失敗した。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ キンクロハジロ スズガモ
ウミアイサ シロチドリ メダイチドリ ハマシギ オバシギ(13) コオバシギ(1) アオアシシギ イソシギ オオソリハシシギ夏羽(3)
ホウロクシギ(4) チュウシャクシギ(2) ユリカモメ セグロカモメ ホイグリン系セグロカモメ キジバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ
ヒヨドリ ノビタキ ツグミ ウグイス セッカ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上39種類
4月9日(金) 桜アトリ
北勢中央公園の芝生広場には枝垂桜がたくさん植えられており、濃いピンク色の花が真っ盛りでとてもきれいだ。 桜を愛でていたら小鳥がちら
ちらと動いている。 よく見たらアトリだった。 郡上市には数十万のアトリが集まっているのでこちらにはいないと思っていたのに・・・。
写真は撮った。 とても美しく撮れたと思ったがPCに入れてみると桜ばかりが目立ってアトリはほとんど目立たない。
4月8日(水) 撮りなおしのミミカイツブリ
3月27日・30日と夏羽のミミカイツブリを撮ったが遠すぎて頭の金色などの羽が潰れてしまっているので撮りなおしに出掛けた。 満潮が午後の
1時半と潮の加減が良かった。 到着したのは11時半頃で満潮に近く、岸近くで泳いでいるミミがすぐ見付かった。
今回は2倍と1.4倍のテレコンとボーグおよび400o望遠レンズなど気合を入れて撮ったが、結果としてテレコンなしのボーグ以外はうまく撮れな
かった。
今日は他の人がおらず私一人の独占となった。 砂浜に座り込んでいると好奇心が旺盛でノートリ距離とはいかないが近くまで寄ってくる。
波のせいでなかなかきれいに写せなかったが、一応初期の目的だった潰れていな写真が撮れたと思う。 アルバムに掲載した写真はかなり大きく
トリミングしてある。
3月27日に観察した時は首から胸にかけて白い冬羽が見えていたが、12日経ってすっかり赤くなってほぼ夏羽が完成している。 完全夏羽のミミ
カイツブリは嬉しい。
ミミカイツブリは2羽いてツーショットは撮れなかったが、1羽が南へ遠ざかったあとでもう1羽が北から流れ下ってきた。
噂のクロサギは見付かったが犬の散歩の人が近くでブラッシングを始めて飛ばされてしまったので見ただけ。
4月3日(土) 熊野灘のウトウ
天売島など北海道周辺から北の方に生息し繁殖する北の海鳥ウトウが冬になると若干南下して九州方面でも稀に見られるそうだが、実際に熊野
灘で出会ったのは驚きだった。 1羽だけで行動していたこの個体は目の後ろと嘴の付け根から白い飾り羽を垂らしてかなり夏羽に換羽していたが
嘴付け根の突起がまだ小さいので夏羽の完成はもう少し先になりそうだ。 これから繁殖地に向かうのだが、体の割には羽が小さいのでさぞかし
難儀することだろう。 ウトウが見られたのはラッキーだった。
3月30日(火) ミミカイツブリに再挑戦
3月27日は途中でカメラの電池が切れたので2羽のうち1羽しか撮れなかったので再挑戦した。 生憎と大潮で昼ごろに干潮となり、波打ち際は
潮干狩りの人で賑わっていた。 ミミカイツブリが姿を見せたのは潮干狩りの人がいなくなってかなり経った2時半過ぎで1羽だけだった。
朝方は2羽そろっていたらしいがもう1羽は姿を見せなかった。 今日撮った個体が27日のものと同じかどうかはわからない。
3月27日(土) いつまでいるのかコクガン
3月も末だというのに居残っている津市のコクガンにお別れに行った。 前回1ヶ月前にお別れに行ったのに一体いつまでいるのだろう。 今日
は旅立ちが近いせいかたくさんのヒドリガモ・ヨシガモに混じって餌のアオサをひっきりなしに食べていた。 カモはかなり減ってホオジロガモは♀を
1羽しか見なかった。 スズガモもすっかり少なくなっている。
ミミカイツブリはすっかり夏羽になって美しくなった。 旬日を経ずして旅立ちそうだ。
白塚海岸の岸近くにスズガモの群れがいた。 しきりに潜水してはバカガイを拾ってきて丸呑みしていたのにはびっくり!
脚の黄色いセグロカモメをよく見かける。 ホイグリンと言っても良さそうな個体がいるが微妙。
ミミカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ コクガン(4) マガモ カルガモ ヨシガモ オカヨシガモ
ヒドリガモ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ ミヤコドリ トビ シロチドリ ハマシギ ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ
ホイグリン系カモメ オオセグロカモメ カモメ ツバメ イワツバメ ハクセキレイ ツグミ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス
以上31種類
3月22日(月) 再びツリスガラ
朝から天気が良く、風も弱いと天気予報が言っていたのでツリスガラの写真を撮りなおしに行ったが何しろ相手が小さく、また風も弱まらなかった
ので返り討ちにあってしまった。 なかなか写真距離に出てくれなく、芦原に潜ってしまう。 とにかく難しい鳥だ。
ツバメが急に増えていた。 チュウヒは3羽見た。 うち1羽は腰が白くてハイイロチュウヒ♀の可能性があるが、撮った写真は後姿だったの
でこれからは確認できなかった。
3月19日(金) 敦賀のオオハム
全国的に好天になると天気予報が出ていた。 朝起きたら天気が良かったので1ヶ月ぶりに敦賀に向かった。 が、北に行くほどに雲行きが
怪しくなって雨が降り出し、風も強くなった。
現地に着いた頃に雨が上がったが海は荒れていた。 次第に天気は良くなり、海も穏やかになっていったが海水浴場周辺に期待したアカエリカ
イツブリリもオオハムも姿が見えず。 ミミカイツブリも見られなかった。
昨年はあれほどたくさんいたのに・・・今年は2回目の遠征で僅かばかりのオオハムを見ただけだ。 この冬は鳥たちが少なかったが、海鳥も同じ
く少なかったのだろうか。
帰りに湖北に寄ったら水鳥がめっきり少なくなっていた。
3月18日(木) 桑名のツリスガラ
昨年は探し出せなかったツリスガラと2年ぶりに出会った。 スズメより小さいのになかなか近くに来てくれなくて今日はほんの挨拶程度の写真
しか撮れなかった。 1年に一度の短い・・この時期だけの出会いだ。 他に葦原の頭上をチュウヒが飛んだ。
3月14日(日) カモメ探し
カモメを探して千代先海岸までいった。 シロカモメはここで越冬したらしく今日も美しい姿を見せてくれた。 写真を撮った後で散歩の人が飛ば
せて行方不明になった。 帰りがけに若松漁港の近くにカモメの群れがいたので降りてみたらシロカモメがいた。 こちらに飛んできたらしい。
ホイグリン系のカモメをよく見かける。 脚が黄色で嘴が細長く初列先端の白斑が小さいなど筋が良いのだが背中の色が足りなくて惜しくもホイグ
リンカモメの範疇には入らない。 一番右が惜しいホイグリン系のカモメ。 セグロカモメと背中の色はほぼ同じ。
3月12日(金) 桑名のカワアイサ
ツリスガラを探しに行くも今日も見られず。
昨年は3月7日に会いにいったカワアイサを見に行ったら元気にすごしていた。 これで2,003年から7年も同じ場所で生活していることになる。
飛べないのでどこにも行きようがなく、何歳まで生きるのか観察するには良い機会だ。
昨年は♂♀が慰問に訪れていたが今年は♀タイプばかり5羽も訪れて全部で6羽もいた。 下流域ではカワアイサとの出会いは少なく、近くで写
真が撮れることは稀だ。 最近はオオジュリンが少なくなって見かける機会が少なくなったなー。
カイツブリ カワウ ダイサギ カワアイサ(6) キジ オオバン(飛んでいた) イカルチドリ キジバト カワセミ ハクセキレイ
セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ ツグミ ウグイス ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 21種類
3月8日(月) 再びアトリ
朝、ツリスガラを探しに行ったがオオタカがにらみを効かせており、堤防から蓮田を回るも何も見付からず、帰りに菜園に寄ったら上空を鷹が飛ん
でいた。 どうせノスリだろうと双眼鏡を向けてみたらハイチュウの♂。 大慌てでカメラを出したが写真にならなかった。
せっかくの上天気なのに収穫がない。 迷った末、3月6日に撮った写真に色が付いていなかったのでアトリを撮り直すことにして北に向かった。
4時頃到着したらテレビカメラが近付いてきてインタビュー。 フジテレビのクルーで明日以降の「スーパーニュース」で使うらしいが、名古屋地区
では放映されないだろうとのこと。 そう言えば東海テレビのクルーじゃないところが変。 何で首都圏だけなんだろ?
到着時は上空に雲がたくさんあったが次第に取れてきて5時過ぎにはお日様も覗いて絶好の光線となった。 飛んでいてアトリとわかる写真が
撮れたがもう少し近くに来て欲しかったのと露出がオーバーになったのは失敗だった。
ちょっと数が減ってきたかなー・・と話しているとワアーッと湧き出してくる。 暗くなってくると低く降りてくるがその頃は写真にならなかった。
もう暫くはいてくれそうだが、豊田市の群れはいなくなったというからこちらも時間の問題か。
3月6日(土) アトリの大群
3月5日の岐阜新聞に掲載された郡上市のアトリの大群を見てきた。 新聞によれば昨年の末ごろから数百羽が集まりはじめ、野鳥の会のカウ
ントでは最盛期には50万羽にも達したそうだ。 若干数が減ってきているそうだが、それでも夕方になって空を覆いつくすほど集まって飛翔する光
景は圧巻だった。 これだけの群れが岐阜県で見られるのは17年ぶりとのことで大変珍しい光景である。
残念ながら今日は天気が悪かったので写真にはならなかったが見るだけでも圧巻で、アトリの群れを狙ってハイタカが何羽も舞っていた。 ただし、
狩が成功したようには見えなかった。
暗くなって目の前の田んぼに群れの一部が降りてきたがISO1600に感度アップしてSS1/50秒ではどうにもならずアトリと判る程度にしかならな
かった。 旅立ちも近いようだが、明日の日曜日は生憎の雨の予報が出ている。
2月25日(木) 津市のコクガン
湖北に滞在していたハクガン・サカツラガン・ハイイロガンの全てが北に向かって旅立ってゆき、残ったのはコクガンだけ。 それもいつ北に向か
うかわからないのでお別れに行ってきた。 コハクチョウに混じっていた湖北のガンたちは早々と旅立ったが、カモたちに混じっているコクガンはも
うしばらくいてくれるのを期待したい。
コクガンはほぼ毎年越冬するが、これまでは沖合いの中洲にいることがほとんどで今年のように近くで撮れるのは珍しくよい撮影チャンスだ。
今日は曇り空でSSが上がらず、また黒い鳥を撮るのは露出が難しく苦しい結果となった。 晴れた日に撮りなおしも有りうる。
前回1月20日から1ヶ月経って肩羽・雨覆いが換わってきているように見えるがどうだろう。
前回少なかったカモたちも今日はたくさんいた。 沖合いの夥しいスズガモの群れも数千羽と例年と変わらない位集まっていた。
カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ コクガン(4) マガモ カルガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ ミヤコドリ(47) シロチドリ ダイゼン(3) ハマシギ
イソシギ ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ ズグロカモメ(1) キジバト ヒバリ ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ ホオジロ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上35種類
白塚海岸にミヤコドリが1羽いた。 カモメはほとんどがセグロカモメでホイ系も混じっていた。 ミユビシギはたくさんいた。
2月21日(日) 敦賀半島のオオハム
昨年は3月15日に初めて行ってアビの群れを見たが、それ以降数回訪れたが出会う機会は無かった。 アビは時期的に遅いのかもしれない
と今年は早めに行ってみたがアビの姿は無かった。 それどころかオオハムやアカエリカイツブリも沖合いにいて寄ってきてくれなかった。
海岸に大勢のサーファー(浮いているだけ・・)がいたせいもあるが、餌の小魚がまだ接岸していないのだろう。
時期的もうすこし後の方が良さそうなのと土日は海辺に人が多いので避けた方が良さそうだ。
オオハム ミミカイツブリ アカエリカイツブリ カンムリカイツブリ
アビは大阪の淀川に何年に一度か入ることがあり、私も2,008年の1月に枚方市まで見に行ったことがあるが、大阪近郊の都市部は交通渋滞が
激しく、また淀川も下流になると川幅が広くて鳥との距離が遠かった。 近くで撮るのはオオハム以上に難しい。
*冬水田んぼ 幸福米(しあわせ米)
15日は天気が悪くて写真にならなかったので敦賀に行ったついでに若狭町のツクシガモを撮り直しにいってたまたま現地の農家の人に話を聞
くことができた。
平成15年から冬も田んぼに水を張って窒素肥料の流失を防ぐのと草が生えるのを防ぐようにした。 野鳥の飛来も目的の一つで斐伊川河口
付近に同じような田んぼがあるが、こちらの方が規模が大きく、ざっと見回して30枚ほどの田んぼ(1枚1反くらい)があって比較用に数枚は水を落
として放置してあった。
肥料の節約と米の味を良くするのに効果が有るそうで、米があまり売れないから「冬水田んぼ 幸福米」の名前で売り出す予定で試験栽培に取り
組んでいるそうだ。 一つ悩みが有って水を張っておくと風が吹いたときに畦が波で壊されるそうだ。
今は1羽が行方不明になってしまって10羽になったツクシガモは当初11羽入ってこの地区に落ち着いたそうだ。 1羽は何かに食べられてしまった
のではないかとのこと。
2月15日(月) 湖北のハイイロガン
湖北野鳥センターのHPによれば、1月13日頃から湖北方面で観察されていたハイイロガンが14日の朝にはセンター前に飛来して撮影された。
ハイイロガンは中国北部からヨーロッパにかけた一帯で繁殖し、冬は中国南部から中東方面で越冬する。 日本は渡りのルートから外れるため
本州に飛来するのは稀とされている。 この冬はサカツラガン・ハクガンに続いての珍しい訪問となった。
このハイイロガンは沖縄方面で越冬したものが北上してきたもので、直に移動すると見られているので今日は雨が降っていたが見に行ってきた。
昨日いた場所は聞いていたが、今日もそこにいてくれるかどうか不安の出発だった。
昨日の場所付近を通過してしまったのでその先で田園地帯に入ったら2組のコハクチョウの群れがいて大きい方の群れにマガン1羽とハイイロ
ガンがいた。 幸運にも難なく見付ける事ができ、おまけにサカツラガンも一緒だったのでセンターに連絡しておいた。
先客が1台いたが私と入れ違いに離れてゆき、しばらくは私だけだった。 最初は畦の向こう側にいたが次第にこちらに近づいてくる。 その後
3台の車が到着して観察を始めたが雨のお蔭で車の外に出る人はおらず、最終的には20mくらいまで近づいてきた。
同じ区域にオオヒシクイの群れがいた。 数えてみたら90羽だった。 西池にオオヒシクイが来ていた頃はフィルム時代でまともな望遠レンズ
を持っていなかったが、いつでも撮れると思っているうちに西池に寄り付かなくなった。 まともな写真が撮れていなかったので良いチャンスとそっと
近づいたが警戒心が強くてどんどん離れていってしまったのが残念! 真っ白な雪と緑の草とのコントラストがとても美しかった。
ハクガンは湖北野鳥センターも情報を持っていなかった。 ひょっとすると・・・・。 サカツラガンとはこれが最後かもしれない。
西池には湖北に行くたびに寄るようにしているが、ここ数年はオオヒシクイの姿を見たことが無かった。 しかし、湖北野鳥センターの記録によると
今でも多数が飛来しているそうなので訂正した。 多分、私が会えないのは時間が合わないからだろう。
*若狭町のツクシガモ
新聞報道によれば、1月19日に若狭町の田んぼに11羽のツクシガモが飛来した。 現地農家によると1月初旬にやってきたそうだ。
ツクシガモの生息域は海岸の干潟なので水田で群れが越冬するのは珍しいのではないかと観察に行ってみた。 現地地域は冬でも田んぼに水
が張ってあり、浅い水田を群れで泳ぎながら頭を水に突っ込んでしきりに水草を食べていた。
ツクシガモは九州で越冬するが大阪南港には100羽単位でで越冬に来ることがあり、昨年の冬は100羽ほどカウントしたそうだ。 東海地方で
は松阪市の海岸で時々観察され、数年前には名古屋市の山田池に1羽が飛来している。 また昨年は木曽川で1羽泳いでいるのを見つける
など淡水域に入ることがあるが、この地方での出現は数が少なく単独か少数羽がほとんどで珍鳥に属する。
◎2月13日(土) 小牧市のタンチョウ
2月の11日だったと思うが東海テレビのニュースでタンチョウのことが放映された。 1月16日に写真は撮ってあったが、当時はまだ警戒心が
強くてきれいに撮れなかったので撮り直しにいった。 9時過ぎに到着するとすでにネグラから飛来していてしきりに餌を食べていた。
前回は息を潜めて写真を撮ったが、今は人にすっかりなれていて大勢の人が見ていても意に介さない風で50mくらいまで寄ってきた。
9時半頃だったかCBCテレビのカメラマンがやってきて夕方の「イッポウ」で放送すると言いながら隣で撮影を始めた。 一生懸命写真を撮ってい
てふと気が付いたらカメラが私を狙っている。 ひょっとしたらテレビに映るかなー・・と思いながら、まー没だろうと決め付けた。
タンチョウには地元の人がドジョウや穀物の餌を与えているらしいが、採餌しているところをみると薄く水の溜まった田んぼの泥の中からタニシ
と思われる貝を探し出して食べていた。 餌は豊富らしく何度も大量の糞を出していた。
今日は天気が良く、家族連れなど大勢のギャラリーが入れ替わり立ち代り見物に押し寄せていた。
夕方6時前に中一の孫娘から「おじいちゃんがテレビに出ていたよ」と電話がかかってきた。 そんなことも有るかもしれないとニュースを録画
してあったので早速再生してみたら、短いながら私がカメラを覗き込んでいるところがアップで映し出されていた。 映っちゃったね〜。
タンチョウを撮影しているCBCのテレビカメラ。 この後で私にレンズが向けられた。
CBCテレビのニュースから
◎1月29日(金) 黒と白
養老のカラスは今年はどうだろうと様子を見に行ったら、あれれ〜〜真っ黒なカラスはおらず、真っ白なコハクチョウが田んぼで餌採りに余念
がなかった。 数えてみたら成鳥が11羽で幼鳥が2羽の13羽だった。
探し回って100羽ほどのカラスの群れを見付けた。 1羽づつ丹念に見ていったらミヤマガラスはかなり混じっていたが、コクマルガラスは1羽
もいなかった。
養老公園も回ってみたが探し物は見付からず、昼前から雨になったので早々に引き上げた。
◎1月27日(水) 県民の森
午後から用事が有ったので午前中3時間だけの探鳥となった。 個体数は多かったが種類は少なく、ミヤマホオジロもベニマシコも
トラツグミも見付けられなかったのは時間が足りなかったせい。 鳥たちは辺縁部に多く、森の中は少なかった。
シロハラはうじゃうじゃいたが、トラツグミの姿はついに見られなかった。
キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ シロハラ ツグミ ヤマガラ メジロ ホオジロ アオジ
カワラヒワ 以上13種類
◎1月20日(水) 白と黒
津市の4羽のコクガンが成鳥か幼鳥か気になっていたので確認に行ってきた。 4羽とも雨覆いから肩羽の羽縁が白いラインになっ
ている若鳥であるが、よくみると2羽は肩羽が他の2羽よりのっぺりと黒かったので年齢に差が有るかもしれない。 この大きさの鳥た
ちは成鳥になるまで数年掛かりそうだ。
コクガンたちは河口の対岸にいて150mほどと遠かったが上空をミサゴが通過して追い出してくれたので50mくらいまで寄ってきた。
河口のカモが少なかった。 野山の冬鳥が少ないというのはあちこちで聞くが、カモも今年は少ないと聞いたとおりこちらでも少なかっ
た。 例年ならはるか沖合いに大きな群れをなすスズガモがほとんどいなかった。 カモメも少なかった。
60羽以上いるというミヤコドリは今日は53羽しか確認できなかった。
ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ コクガン(若4) マガモ カルガモ コガモ
オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ ミサゴ
ミヤコドリ(53) シロチドリ ダイゼン(1) ハマシギ ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ
ウミネコ ドバト ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ メジロ ホオジロ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス
以上37種
その後、海岸線に沿って北上し、白塚海岸でカモメをみようと思ったがぱらぱらでびっくりした。 河芸〜千代崎と上って行くもカモメ
の姿は疎らだったが、千代崎で30羽くらいのカモメの中にやっとシロカモメを1羽見付けた。
写真は撮ったがコクガンの影響があって露出がオーバーになってしまったのが残念。
◎1月16日(土) 小牧市のタンチョウ
昨日12日に中日新聞に掲載されたタンチョウを見に行った。 昨年湖北で越冬したクロヅルの幼鳥は警戒心が薄く沢山の写真
が撮れた。 四日市市に降り立ったナベヅルも警戒心が強かったが10羽近い群れでやってきたので写真撮影に難儀は無かった
が、小牧市のタンチョウはたった1羽で現れた事や頭に赤みが有る成鳥だったので警戒心が思いのほか強くて撮影チャンスは僅か
だった。
地元の農家の方の話ではよく餌取りに降りていたようだが、新聞に掲載されてうわさが広まり、ギャラリーが集まるようになってから
警戒して地面に降りなくなったそうだ。 餌が気になるが、やはり地元の人の話によると田んぼにいるタニシを食べていると言ってお
られた。 採餌動作はクロヅル幼鳥やナベヅルと同じだった
撮ってきた写真は期待したほど出来が良くなく、飛翔写真もきちんとピントが合っていなかった。
◎1月11日(月) 湖北遠征
朝起きたら曇っていたので出掛けるのを躊躇したが、明日から天気が悪くなると言うので気になっていたサカツラガンを見にいった。
関ヶ原から先の田園には積雪が有ったので湖北も当然積雪がある。 こんなところで餌が採れるのだろうかと心配になったが、湖岸
沿いの田んぼは意外と積雪が無く、コハクチョウたちが湖北を目指す理由の一つがよくわかった。
サカツラガンはすぐに見付かったが休日とあってギャラリーが多く、私が現着したときはコハクチョウの群れが一斉に頭を上げて何や
ら警戒のポーズ。 動かないほうが良いと少し離れた場所で留まっていたら後から来た人たちがどんどん近づいてゆくし、畦の中に
入り込んでいる行儀の悪い人たちもいる。 果たして一斉に飛び立ってサカツラガンの後姿を呆然と眺めるだけだったが、現地でお
会いした友人の皆さんのおかげで後に近くで撮ることが出来た。
コハクチョウたちが飛び立った後にアメリカコハクチョウが1羽残っていたのでまずこれをゲット。
次いで1ヶ月ぶりにハクガンにも会うことが出来た。 1ヶ月前と比べると随分と白くなって換羽が進んでいた。
続いてサカツラガンをゲット。 コハクチョウは泥田の中に嘴を突っ込んで餌を食べていたが、サカツラガンは倒れている稲藁を食べ
ていた。 コハクチョウの餌は二番穂というより稲の根っこを食べているのではないか。 木曽川のコハクチョウが葦の根っこを食べ
ているのを見ると納得がいく。 コハクチョウとサカツラガンは食性が少し違うようだ。
移動中に電線に止まっているカラスを見たらミヤマガラスだったのでこれもゲット。 ミヤマガラスの鳴き声はハシボソガラスとよく似て
いるがどちらかというともっと低音で品が無い。
オオワシは比較的低いところにとまっていたが私のレンズではちょっと厳しい距離だった。 2時から1時間ほど飛ぶのを待ったが、
ノーマルタイヤなので帰りが心配で3時に現地を後にした。
今日の湖北は雲ひとつ無い快晴で風は弱く、気温8度と最高のコンディションだった。 友人の皆様有難うございました。
◎1月10日(日) 伊坂ダムと山村ダム(四日市市)
久しぶりに伊坂ダムのガンカモをカウントしに行って(調査)カモがあまりにも少ないのにびっくり! 昨年は入り江の奥の見難い
場所に色々といてカウントするのが一苦労だったが、今年は見通せる範囲に僅かにいるだけだった。 救いは63羽数えたオシドリ
だが、距離的にはあまりにも遠かった。 ダム湖を歩いて一周(約3kmくらい)したが冬鳥たちの姿も疎らでがっかりした。
伊坂ダム
カイツブリ(8) カンムリカイツブリ(1) カワウ(5)
オシドリ(63) マガモ(18) カルガモ(75) コガモ(25)
ヒドリガモ(18) ホオジロガモ(♀1) コゲラ ヒヨドリ シロハラ ツグミ メジロ ホオジロ スズメ ハシボソガラス
以上18種類 カモは昨年の半数しかいなかった。
山村ダム
ここは橋梁工事のため水位が下げられていて数羽のカルガモとマガモだけだった。
◎1月9日(土) アカハジロ♂
岡山県まで出掛ける用事が有ったので昨年も飛来していたという浅口市のアカハジロの♂に会ってきた。 人も鳥も隠れる場所
の無い人口の池で20羽ほどのホシジロと行動を共にしていた。 カメラを持ってそっと近づくだけで警戒してすーっと離れてしまい、
距離がある上に空が写りこんで条件が悪くてきれいな写真が撮れなかったのが残念。 おまけにHPに貼り付け用の写真を処理
する画像ソフトがもう一つでどうにも情けない写真になってしまった。 アルバムに貼り付けるとどうも汚くなってしまう。
証拠程度にアルバムに掲載しておくがなんとも情けない。
◎1月6日(水) 抜けたかな
昨年末近くに木曽岬干拓地に姿を見せたケアシノスリの成鳥(♂と見られる)を探しに行ったが、年末を最後に移動してしまったら
しく今日は確認できなかった。 愛知県に成鳥が入ったのは10年ぶりとの事で極めて珍しい出現だった。 きちんと写真を撮ってお
きたかったので残念だった。 ハイイロチュウヒは勿論貴重ではあるが、貴重さではケアシノスリ成鳥はそれ以上だ。
2,009年
◎12月23日(水) 安濃川河口探鳥
気になっていたが、寒波による強風で行けなかった安濃川河口に出掛けてみた。 探し物の一つミミカイツブリは見付かったが
もう一つは残念ながら見付からなかった。 現地に到着したとき双眼鏡で見付けたミミカイツブリは行ってみたらハジロカイツブリ。
しばらく我慢して待っていたら突然近くに浮かび上がったが、潜水能力が優れているカイツブリはすぐに見失ってしまった。
ホオジロガモが陽に映えて息を飲むくらい美しかった。 ミミカイツブリとも写真は撮ったが出来はもう一つだった。
ハジロカイツブリ ミミカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ シロチドリ ダイゼン
ハマシギ ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ウミネコ ミヤコドリ キジバト ドバト
ハクセキレイ ヒヨドリ モズ スズメ ハシボソガラス 以上33種類
白塚海岸に寄ったらミヤコドリが2羽滞在していた。 11月26日に見たのと多分同じ個体だろう。
◎12月21日(月) 猛禽の里
ミサゴ ノスリ チュウヒ ハイイロチュヒ チョウゲンボウを見る事が出来たが出は良くなかった。 寒い中で待つのは
大変だ。 今日は珍しくハイイロチュウヒの♀がうろついて田んぼに降りた。 写真は撮ったがちょっと遠かったので証拠程度。
◎12月7日(月) 湖北遠征
人が集まると予想された土日は外してやっと話題のハクガン幼鳥を見に行くことが出来た。 餌場に行ったが50羽ほどの
コハクチョウの中に姿が無い。 湖北水鳥センターに行ってみると早朝に飛び立ったのを見た人がいるがその後行方不明との
こと。 いずれ情報が入るだろうと待機しているうちに昼前になってやっと居場所が発見された。 現地は農道が狭くて車から
降りざるを得なかった。 そうなるとこちらに寄ってくれなくて鳥までが遠い。 天気予報では晴れだったのに殆ど曇り。
しかも天気図で予測していた以上に強い風が吹いてカメラが揺れたので良い写真が撮れなかったが、幼鳥の特徴のよく出ている
写真をアルバム19に掲載しておく。 越冬した場合にこの模様がどのように換わるのか興味深い。
オオワシは山の高いところにとまっていて撮影不能。 午後の2時頃に何度か飛ぶのをみただけ。
ヘラサギは眠りこけて顔を上げず。 二度目に行ったらいなかった。
◎11月26日(木) 白塚海岸のミヤコドリ
派川河口を見てから南下してカモメを探して南へ。 例年たくさんのカモメが越冬する千代崎海岸はほとんど姿が無く、白塚海
岸まで行ったがここもまだ早いのか思ったより少なかった。 脚の黄色いカモメが1羽いたが背中の濃さが足りなかった。
ハマシギとミユビシギはたくんさんいた。 昨年は少なかったが戻ってきてくれてほっと一安心した。
ミヤコドリが2羽いた。 1羽は首に不鮮明な白い帯があった。 ヨーロッパ系の血がが混じっているか、ひょっとしたら部分白
化かもしれない。
その後志登茂川河口まで行ったがカモは少なかった。
ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ コサギ スズガモ ウミアイサ ミヤコドリ(2) ハマシギ ミユビシギ
ユリカモメ セグロカモメ ホイグリン系カモメ ウミネコ ヒバリ ハシボソガラス 以上合計15種類
◎11月18日(水) 両ヶ池から北勢中央公園へ
二つの池とも水は満々だがカモ達の数は少なめ。 特に下の池が少なく、毎年顔を見せるミコアイサも今日は見られなかった。
池の周辺を一回りしてみたが冬の小鳥達の姿は無く寂しかった。 シーズン入りはもう少し先のようだ。
カイツブリ カワウ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ ホシハジロ
キンクロハジロ キジバト ドバト ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ウグイス カワラヒワ ハシボソガラス 以上19種類
北勢中央公園は工事中でカモも少なくかってベニマシコなどのたくさんいたフィールドも暫くは期待薄。
◎10月25日(日) 越冬期待大
越冬を期待しているハジロコチドリと共に気になっていた日光川河口のシギたちを見に行った。 取り残された1羽のダイゼン以外
は全て渡ったらしく姿が見えなかった。 ハジロコチドリは数羽のシロチドリと共に健在だった。 越冬して3月頃には換羽が始まっ
て夏羽が見られるものと期待し、それまで観察を怠らないようにしたい。
何を食べているのか・・・斜面の湿った部分で何やら啄ばんでいた。 食べているのは植物質? 動物質?
10月10日(土) 台風に耐えたシギチたち
伊良湖のタカ渡りが気になるが午後から用事が有って出掛けられないし、現地まで遠いのでどうせ行くなら1泊して堪能したいが宿
が取れない。 ということで越冬を期待している藤前のハジロコチドリが台風で飛ばされていないか確かめにいった。
潮時は満潮。 常置場所でいつも一緒にいるシロチドリの姿が見えないので飛ばされてしまったのかと心配しながら探してみたら
1羽だけでぽつんとおり、やがてシロチドリも少数ながら戻ってきてほっとした。 他にダイゼンやオバシギがたくさんいて台風前とそ
う変わっていなかった。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ ホシハジロ ハジロコチドリ(1) シロチドリ ダイゼン(38)
オバシギ(16) イソシギ オオソリハシシギ(幼鳥7) ユリカモメ セグロカモメ ウミネコ 以上15種類
その後移動した鍋田でオオタカ(1) チョウゲンボウ(1) 城南でムナグロ(7)
10月4日(日) 伊勢のタカ渡り
昨日の朝まで雨でその後晴れた二日目の今日は溜まっていたタカが一気に飛ぶ筈と伊良湖の対岸の伊勢市まで出掛けた。 昨日
までタカ渡り探鳥会の開催されていた「やすらぎ公園」に8時前に到着、大いに期待したが大陸の高気圧の影響で快晴の今日は北より
の風に流されて南寄りのコースを飛んでゆく。 伊良湖に出掛けた友人からは「じゃんじゃん飛んでいるよ」と連絡が有ったが、こちら
は公園から南方向に直線距離で約2kmの所にある標高355mの鼓ヶ岳の稜線上を飛んでいくタカを昼までに100羽程度カウントした
だけで午後から用事が有ったので昼で撤収した。
ここから南に当たる鳥羽市の消防署横で探鳥会が開かれていたが、そちらは10時頃までに200羽程度通過したそうなので随分と
南を通ってしまった。
ちなみに今日の伊良湖は1,100羽程度飛んでいる。 海に突き出した伊良湖岬を通るたくさんのタカは、伊良湖水道を越えて三重
県に渡るとそこからばらけてしまうようだ。 真っ直ぐに西に向かうと探鳥会の開催された相津峠を通って和歌山県の日御碕に至る
が、日御碕のカウント数は伊良湖の半数にも満たない。 標高2,000mクラスの山々が連なる台高山脈をタカ達はどのように超える
のだろうか。 伊良湖を渡ったタカを伊勢方面のどこで待ち受けるか・・・なかなか難しいものだ。
9月17日(木) タカ渡り
15日に雨が降った二日後の今日はたくさん飛んでくれる・・と期待して関ヶ原へタカの渡りを見に行ったが、昼までにサシバ80羽弱
・ハチクマ40羽弱とノスリ・オオタカなどを合わせて120羽と少なく、午後はまったく開店休業状態だった。
昨年も同じ日に来て500羽以上見ているので拍子抜けだった。 タカの渡りはわからぬものだ。
なかなか近くを飛んでくれず写真にはならなかったものの、ゆったり飛んでいくタカをサシバ・ハチクマと見分けながら観察する醍醐味
はこの時期ならでのもの。
撮って来た写真をみるとソノウが膨らんで食事をとって間もないとか、きょろきょろあちこち見回しながら飛んでいたりなどと後からで
も充分に楽しめた。
9月13日(日) 張り切る白バイ隊
日光川に掛かる橋の上から鳥たちを見ていたら時ならぬサイレンの音。 振り返ってみたら愛知県警の白バイがスピード違反の
車を捕まえたところだった。 平日のこの辺りは大型トラックが猛スピードで疾走しているが、週末は乗用車が多いので取締りがし
易いのだろう。 2台の白バイが橋の上を往復して1時間半で、ウィーン・・・サイレンを鳴らして10台の車を捕まえた。 10台めは
軽自動車に乗った二人連れの小母さんたちだった。 まー、お気の毒に・・・・・。
冬羽にかなり換羽の進んだホシハジロがいた。 いまどき・・オオホシハジロかとドキドキしたがどうみてもホシハジロだった。
カワウ ダイサギ アオサギ カルガモ ホシハジロ ハジロコチドリ シロチドリ ダイゼン(36) オバシギ(15)
キアシシギ イソシギ ソリハシシギ オオソリハシシギ(4) 以上13種類
9月11日(金) 三重の海岸探索
この時期にはたくさんのシロチドリ・ミユビシギ・トウネンが見られる町屋海岸を楽しみに行ってみたら少数のカモメの他に期待した
シギチドリはまったく姿が見られなかった。 昨年の梅雨時には大雨で大量のプラスチック製品が海岸に打ち上げられ、野鳥の会
三重支部や地元の人たちの手で清掃を行なって綺麗になったのに何故寄り付かないのか本当にショックだ。
そんな次第で南に下り、雲出川の河口まで行ったが昼ごろは潮が高くて干潟が出ておらず鳥たちは少なかった。 潮加減ばかり
でなく、この秋のシギチの渡りは例年に無く寂しいものとなっている。
ビロードキンクロも見られたが200mくらい先の干潟にいて写真にならなかった。
カイツブリ カワウ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ ホシハジロ ビロードキンクロ
シロチドリ メダイチドリ ダイゼン(11) トウネン ハマシギ アオアシシギ イソシギ ソリハシシギ セイタカシギ(8)
ユリカモメ ウミネコ キジバト ショウドウツバメ ツバメ ハクセキレイ スズメ 以上26種類
9月7日(月) 完敗のオオアジサシ
奇しくも6年前の今日、オオアジサシを撮りに行って簡単に撮ったので頃は良しと遠征してみたが完敗だった。 沖合いはるかに
たくさんのアジサシが飛んでいたので期待したがフィールドスコープで見ると嘴が黒い。 10時半から4時半まで粘ってみたがつい
に今日は姿を見せず。 結論として今日はこの海域にいなかった。
帰りがけにすぐ隣のグラウンドでゲートボールをやっていたオバちゃんたちと話したら、台風の後に来るとか伊良湖のタカの渡りを
見た帰りの観光バスが立ち寄って見ていくと言っていた。 私も伊良湖のタカ渡りを観察した後で寄っているが空振りばかり。
オオアジサシの観察がこんなにも難しいものとは・・・トホホの一日であった。 難しいものよのー・・・
2,003年9月7日 苦手のデジスコで撮影した出来損ないのオオアジサシ。
8月24日(月) 三度庄内川河口へ
桑名でツバメチドリを撮影後、庄内川河口周辺で話題になっているハジロコチドリをどうしても見たかったので探しにいった。
昼前から藤前干潟や庄内川河口周辺を探しまわって見付けたのは午後の4時過ぎだった。 夏羽から冬羽に換羽中で嘴根元の赤
い色はすっかり褪色していた。 三日間海を見続けてサングラスはかけていたが紫外線にやられたのか目がしょぼしょぼしている。
今年はツバメチドリが多いようで、今日見たツバチは成鳥の冬羽だった。
8月23日(日) 抜けちゃった
二日間庄内川河口に滞在したシベリアオオハシシギは今朝飛んでから行方不明になってしまった。 代わりに昨日は数の少なかっ
たダイシャクシギが増えており、オバシギも3羽見かけた。 日替わりでいろいろと出入りが有るようだ。
こちらはかなりのシギチがいるが、派川を見てきてくれた友人によるとあちらはまるで駄目。 蟹などを食べるソリハシシギやキアシ
シギはいるが、ゴカイを餌にする鳥たちがいない。 干潟も年々変わってゆく。
昨年も今年もまだ上陸した台風がない。 災害が起こっては困るが、台風が来て大きな波で海岸を掘り返してほしい。 台風が
少なからず生態系に影響を与えている。
8月22日(土) 庄内川河口視察
海岸にシギチが少ないので庄内川河口の状態を見に行った。 名古屋市野鳥観察館のHPを見れば種類はわかるが、何がどれく
らいまではわからないので自分の目で確かめてくるしかない。 ということでたまたま入港していた「きたかみ」を訪ねてから干潮の昼
ごろに観察館に向かっていたら顔見知りの方たちがいた。 シベリアオオハシシギがいるという。
早速干潟を探して見付け出したたがあまりにも遠く、フィールドスコープで幼鳥を確認するなど観察には充分だが写真にはならなかった。
今日は朝方ハヤブサが突っ込んでシギチたちを蹴散らしてしまったそうで観察館前にはほとんど鳥がおらず遠くに散っていた。
動き回っているのは150羽ものソリハシシギと同じくらいいるダイゼンで他のシギたちは数羽程度づつと少なかった。 これが通常の
姿かどうかわからない。 確認できたのは
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ オナガガモ キンクロハジロ スズガモ
ミサゴ ダイゼン(約150) ハマシギ(数羽) コアオアシシギ((1) アオアシシギ(少数) キアシシギ(少数) イソシギ
ソリハシシギ(約150) オオソリハシシギ(数羽) ダイシャクシギ(2) ホウロクシギ(1) シベリアオオハシシギ(1)
オグロシギ(2)) ユリカモメ ウミネコ 以上26種類
写真にはならなかったが一応証拠の写真をアルバムに掲載しておいた。 詳しくは名古屋市野鳥観察館のサイトをどうぞ。
8月18日(火) 今日のコシアカコロニー
なかなか観察に行けなかったので今日は朝の7時から8時まで滞在して観察した。 イワツバメは移動したのか姿が見えず、ヒメア
マツバメも確認出来なかった。 今日のコシアカツバメは10羽+・・・で少なかった。
今年は親から餌をもらう巣の中のヒナを2羽しか確認できなかった。 うまく繁殖できたのだろうか。
とりあえず貴重なコシアカツバメのコロニーが健在でほっとした。
7月30日(木) 新しい闖入者・ヒメアマツバメ
コロニーへは度々訪問しているのだが雨続きで成果なし。 今日は朝から晴れたので久しぶりにコロニーを訪れてイワツバメが滞
在しているのを確認してきた。 他にヒメアマツバメが2羽飛んでいるのを確認。
このヒメアマツバメは7月6日にはるか上空を旋回しているのを写真に撮ってあったが、見たのはこの時の1回だけだったのでたまたま
アマツバメが飛んでいた・・・で片付けていた。
数日前「ヒメアマツバメと思いますが・・・」と、若い人からコロニーで撮った写真が送られてきた。 不鮮明だがカマのような細長い
主翼と白い腰、切れ込みの無い尾羽などヒメアマツバメの特徴は鮮明だった。 そうか・・・滞在しているのか・・・・。
確かめに行った。 ヒメアマツバメは日本の関東以南の太平洋岸に留鳥として分布し、イワツバメやコシアカツバメと同じ環境で繁殖
する。 自分で巣作りするが時にはイワツバメやコシアカツバメの巣を奪うことがある。
今日は8時半からの観察だったのでヒメアマツバメは2羽しか確認できず、間もなく飛び去ったのでコロニーの巣を利用しているか
も確認できなかった。 写真は撮ったが素早い羽ばたきで猛スピードで飛ぶのでピントが合わなかった。
7月15日(水) 今日のコシアカコロニー
今朝行ってみたらイワツバメが40羽くらい近くの電線にとまっていた。 餌場は別に有るらしく9時半過ぎにはいなくなってしまった。
11日に立派に修理されていた巣は修理部分が全て落果して元に戻っていた。 作りかけていた巣は1羽が入れるくらいの大きさの
まんまになっている。 暑い日中はさすがに動きが鈍く、飛んでいる数は少ない。
7月11日(土) 共同コロニー定着か
久しぶりに晴れ間が覗いたのでイワツバメがいるなら飛んでいるだろうとコロニーに行ってみたらイワツバメが25羽+αもいた。
近くのイワツバメコロニーから移動してきていると思われるが、この夏はこのまま定着しそうで観察の楽しみが増えた。
多分南へ渡るまでのネグラとして利用しているのだろう.。
この場所はコシアカツバメだけではなくイワツバメが営巣するにも向いているので共同コロニーになってもおかしくないが、この道の
先輩の皆さんに聞いても珍しいと言うことだった。 例があれば知りたい。
作りかけていたコシアカツバメの巣が大きくなって中に入れるようになった。 7月5日との比較う写真を作ってみた。
子育てはちゃんとやっているようで今期初めて2羽の雛をみた。 黄色い嘴を精一杯あけて親から餌を貰っていた。
7月8日(水) 今日のコシアカコロニー
このところ短時間でも毎日観察に行っているが雨が降っていると飛ばなかったり午後はいなかったりイワツバメかと思うと普通ツバメ
だったりしてなかなか姿を確認できず、報告できる状態ではなかった。 夕方飛んでいるのはコシアカツバメばかりだ。
今日も雨が降っていたが午前中に行ってみたら10羽くらいのイワツバメが電線にとまっており、修理中の巣と建設中の巣に1羽づつ
いた。 修理中の巣は5日の写真と比べると工事が進んでいる。
今何羽くらいのイワツバメがいるのかはっきりしないが現在はコシアカツバメとイワツバメの共同コロニーになっている。 この道の
先達さんの御意見では南へ渡る前のネグラに利用しているのではないかとのこと。 巣を修理したり新しく作ろうとしているのは来年の
練習をしているのだろうか。 興味深いことである。
7月5日(日) なぜ今頃イワツバメが?
コシアカツバメのコロニーの観察に行ったら電線にずらりとイワツバメが並んでとまっていた。 数えてみたら飛んでいるのも含めて
45羽もいた。 そして昨日出入りしていた巣が修理され、他にも新しい巣が作られていてイワツバメが出入りしている巣が5個。
コシアカツバメが出入りしている巣が8個有った。 巣の総数は90個くらいあるが空き家が多い。
4月中旬以降に帰ってくるコシアカツバメと違って3月には帰ってくるイワツバメは繁殖を終えていると思われるのになぜコシアカツバ
メのコロニーに侵入し、新しく巣を作っているのだろう。 暫く観察が必要だ。
コシアカツバメも巣を作っていた。 カップルの協同作業で作るのかと思っていたら泥ダンゴをくわえたコシアカが次から次へと飛んで
きて泥を付けてゆく。 連続してどんどん作るわけではなく作業は気紛れで僅かばかり出来ただけだった。
昨年は7月20日ごろ巣の中に雛を見た。 一昨年は7月3日に雛を見たが今年はまだ餌を運ぶ姿が見られない。 周辺を飛んでい
るコシアカは全てペアで抱卵しているようには見えなかった。 繁殖はどうなっているんだろう。
3日と4日の写真の巣。 修理されてイワツバメが入っていた。 コシアカツバメも泥ダンゴを運んで巣作り中。
7月4日(土) コシアカツバメじゃなくイワツバメ
古巣で遊んでいるのはイワツバメであるとの御指摘をいただいた。 確かに見直してみるとコシアカツバメにしては腰が白い。
首から胸がほんのりと赤い程度でコシアカツバメほど赤くない。 コシアカツバメは尾が長いがこのツバメは短い・・などの特徴はイワ
ツバメのもの。
コシアカツバメのコロニーで撮った写真なのでコシアカと思い込んでしまったが、この写真を見てもコシアカツバメの尾とは違う。
この周辺を飛んでいるのは確かにコシアカツバメだが、イワツバメが同居しているとなると興味深いことだ。
7月3日(金) 古巣で遊ぶコシアカツバメ
今年はまだ行なっていなかったコシアカツバメの巣のカウントに行ってきた。 壊れた巣の痕跡やスズメに乗っ取られた巣を併せて
89個の巣があった。 出入りが有った巣は5個だけで定期的に餌を運んでいるようでもなかった。 雛が出るのはもう少し先か・・・
今しばらくの観察が必要だ。 昨年の記録が残ってないので巣の増減は不明。
昼前に下見したとき、半分壊れた巣の中に2羽のコシアカツバメがいてその周りに群がるようにコシアカツバメたちが集まっていた。
巣に接近しては給餌するようなそぶりをして離れていく。 また別のコシアカが同じように近付いては離れてゆく。 巣の中にいるのは雛
ではなく立派な成鳥。 こうして遊びながら雛に餌を与える練習をしているのだろうか。 巣の中にいるツバメがまるで採点するように
近付いてくるツバメに視線を送っているのが面白く、とても興味深かった。
午後から行った時は1羽もおらずがらんとしていた。
6月28日(日) 時期遅れのひるがの高原
気になっていたひるがの高原に行ってきた。 6時頃到着して湿地植物園の周辺を歩いていたら植物園の中から鳴き声が聞こえて
きたが姿は見えない。 散歩の地元の人が話しかけてきて「最近はオオジシギが少なくなった」とのこと。 立ち去って暫くしてから
「あそこに二つおったよ」と教えに来てくれたので行ってみたが長居するはずが無く姿は見えず。 あちこち歩き回っているうちに賑や
かに騒ぎながら飛んできたが400oレンズでの撮影ではちょっと遠かった。 クロツグミが素晴らしい声で鳴いていた。
ノジコは繁殖に入っているのか姿はおろか鳴き声も聞かれなかった。 暑い一日で今日は完敗だった。
鳴き声だけも含めて確認できた鳥たち。
トビ タカsp オオジシギ キジバト カッコウ ホトトギス ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ クロツグミ ウグイス
ホオジロ カワラヒワ スズメ コムクドリ ムクドリ カケス ハシブトガラス 以上19種類 少ないねー。
6月27日(土) 桑名のコシアカツバメ
友人がコシアカツバメを撮りにくるというので久々に顔を見がてら桑名のコシアカツバメを見てきた。 ヒナが出るのはもう少し先にな
りそう。 飛翔写真に挑戦した。 普通ツバメよりゆっくり飛んでいるがピントを合わせるのは至難の業だった。
6月24日(水) アオバトの季節
昨年のこの時期には17羽のミヤコドリがやってきて夏を越した。 今年も・・と期待して行ってみたがカワウとサギとイソシギ・シロチ
ドリしかいなかった。 やっぱりと帰りかけて対岸の堤防をゆっくり走っていたら目の前にバタバタと4羽の鳥が飛んでくる。
わー アオバトや! 高原で遥か遠くを集団で飛ぶアオバトは何度も見たが、4羽とは言え目の前を飛ぶアオバトは美しく迫力が有っ
た。 慌ててカメラを出したが間に合わず、撮れたのは証拠程度だった。
帰りに高松海岸に寄って今期初めてのササゴイを確認。 大してアサリはいないのにGW頃の潮干狩りが増えて鳥たちが寄り付か
なくなっている。 揖斐川河口の取締りが厳しくなったのでこちらに回ってくる人が多いのだろう。
6月15日(月) ヨシゴイの池
ヒメガマの密度が濃くなって観察が難しくなった。 何度か通えばチャンスは有るかもしれないが、倒れた蒲の上を姿丸出しで歩き
ながら餌を獲る姿を被りなしで撮るのは難しい。 したがって写真を撮るなら飛んでいるところとなる。 今日は午前中は何度か
チャンスが有ったが、午後は2時までに1度しか飛んでくれなかった。 観察するなら午前中か夕方が良さそう。
今朝は一度に4羽が飛んだそうだ。 私も2羽が一緒に飛んでいるのを見たが、2羽が行動を共にしているということは巣の中に卵が
無いと言うことだろうか。 それとも、この4羽は新しくやってきたカップルだろうか。 抱卵していれば7月始めにはヒナに餌を運ぶ
姿が見られそう。 そして雛の姿も・・・。
なお、これまで桜並木の道路に車を停めていたが、最近は駐車違反の取締りが厳しくなっているので充分にご用心を・・・。
6月14日(日) 再びアンテナチュウヒ
弥富市の富浜地区で背中にアンテナを背負った頭の白いチュウヒに再会した。 本年の2月28日に桑名市内の揖斐川上空を飛んで
いたアンテナチュウヒと同じ個体だろう。 5月18日に木曾岬干拓地で一日中ケアシノスリを観察した時も2羽のチュウヒを観察し、うち
1羽は頭が白っぽかったがその時の写真と見比べてみると顔が違うしアンテナも背負っていなかった。
このチュウヒが木曾岬干拓地から飛来しているのは地理的条件からも間違いないと思われる。
このアンテナチュウヒについて野鳥の会の本部と山階鳥類研究所に報告し、なにか情報があれば教えて欲しいとお願いしたところ
山階鳥類研究所からは返答は無かったが野鳥の会本部からは返事を頂いた。
差しさわりが有るとのことなので詳細を掲載出来ないがいずれは研究機関から公開されることを願っている。
その後、繁殖地が開発されてしまったコヨシキリがどうなっているか探しに行き、昨年までの繁殖地を中心に南北1km区間・往復4km
の間を3時間かけて探索したが姿はおろか鳴き声さえも今日は確認できなかった。 オオヨシキリやセッカがたくさんいたのでどこかに
いると思うが・・・・。
カワウ アオサギ カルガモ ミサゴ トビ チュウヒ キジ コチドリ ケリ チュウシャクシギ(10) コアジサシ
キジバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ モズ オオヨシキリ セッカ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
以上22種類 特別参加:狸
6月8日(月) 野登山
1年ぶりに行ってみてアクセス道路の荒れには驚いた。 対向車が来てもすれ違いが出来ないのは覚悟していたが、両側から草が
道を塞ぎ、上からは木の枝が垂れ下がって天井をこする。 特に酷いのは舗装の切れている部分で、雨水が道路をえぐっていて通り
抜けるのに苦労した。
標高800m・・・やっとの思いで到着した山上は爽やかな風が吹きぬけて別天地だった。 絶え間なくイカルやホトトギスの鳴き声が
聞こえ、ウグイスやヒガラの鳴き声も聞こえてくる。 カッコウの鳴き声が聞こえて20mも有りそうな巨木の天辺あたりを飛び回った。
イカルは僅かに姿を見せてくれたがホトトギスはついに姿が見えなかった。
多少の写真は撮ったが鳥たちはほとんど姿を見せてくれず出ても短時間なうえ距離が遠くてまともに撮れなかった。
ここは鳥たちの鳴き声を楽しみ姿を探すのを楽しむなら良い場所だが、写真を撮りたい人には向いていない。
タカSP カッコウ ツツドリ(声) ホトトギス(声) アカゲラ オオアカゲラ ヒヨドリ ミソサザイ ウグイス(声)
キビタキ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ ホオジロ カワラヒワ イカル カケス ハシブトガラス 以上18種類
6月1日(月) 御池岳
梅雨に入ると鈴鹿の山は蛭が出没するので梅雨入り前に少し歩いてみた。 膝を傷めてから中断していた山歩きに浮き浮きしなが
ら・・・しかし用心してゆっくりとコグルミ谷をデジボーグを担いで登った。 カラ類の多い長命水まで行きたかったが30分登ったところ
で断念し、3時間半ほど鳥たちの鳴き声を楽しんだ。 鳴き声だけでまったく姿を見たことが無いイカルやクロツグミ・アオゲラなどが
時々姿を見せてくれて種類は少なかったが十分に満足できた。
入口で小さめの青大将を見掛けて「幸先が良い」と思ったが根拠は無かった。
ツツドリ(声) ホトトギス(声) アオゲラ アカゲラ キセキレイ ヒヨドリ ミソサザイ クロツグミ ウグイス(声)
オオルリ ヒガラ シジュウカラ イカル ハシブトガラス 他に鳴き声だけの鳥たちがいたが不明。 特別参加:シマリス
以上14種類 森の中は暗くて写真は証拠程度。
5月25日(月) 伊吹山のマミジロ
梅雨入り前の快晴の一日、伊吹山を訪ねてきた。 カッコウがばたばたと飛び回り、ツツドリやホトトギスの声が絶えることなく聞こ
えそれに時折ジュウイチの鳴き声も混じる。 いよいよトケンシーズンの始まりだ。
オオルリの鳴き声に混じってピュリッと愛らしい鳴き声があちこちから聞こえてきた。 マミジロではないかと頂上駐車場の周辺を鳴
き声を頼りに探し、木にとまって鳴いているのをやっと見付けた。 繁殖時期に複数個体がいるので繁殖してるのだろう。 日本で
は夏鳥として中部以北に局地的に渡来し、戸隠周辺では繁殖しているようだが、この伊吹山が繁殖の南限になるのだろうか。
あまりにも遠くて近寄れなかったので写真は苦しかったがマミジロとわかるのでアルバムに掲載しておいた。
滅多に聞けないさえずりがとても綺麗だが姿を見付けて写真を撮るのはとても困難。
伊吹山の主はご機嫌芳しからずだった。
トビ キジバト ジュウイチ(声) カッコウ ツツドリ(声) ホトトギス(声) イワツバメ キセキレイ ヒヨドリ モズ
マミジロ ウグイス オオルリ シジュウカラ ホオジロ カケス ハシブトガラス 以上17種類
5月18日(月) ケアシノスリ?
この時期には珍しく木曾岬干拓でケアシノスリを目撃した。 頭が真っ白でホバリングしながら餌を探す姿は昨年の冬にたっぷり
観察したケアシノスリそのものだが、尾羽先端のバンドが目立たないことや次列・三列風切り羽のエッジの翼帯が目立たないなど
ノスリではないかと気になる点もある。 頭の白いノスリがいるとなるとますます迷ってしまうがここは素直にケアシノスリとしたい。
この時期にケアシノスリは珍しい。 多分繁殖入り前の若い個体だろうと推察する。
その後、後から撮った写真を見せていただいた。 くっきりと尾羽のバンドが写っていたのでケアシノスリに間違いが無かった。
5月1日(土) 三重県民の森
4月25日の探鳥会が雨で中止になったので改めて観察に行ってみた。 駐車場で車を降りたらかすかにサンショウクイの鳴き
声が聞こえて期待が高まる。 到着が9時と遅かったこともあってオオルリは上の方で声が聞こえていたが姿は見えなかった。
森に入るとキビタキ・センダイムシクイ・メボソムシクイと鳴き声がしきりに聞こえてきて姿も見える。 エナガの子供たちが親と一緒
に移動しながら餌を貰っている。 可愛い子供の姿を撮ろうと頑張ったがこの大きさになると動きが速くて翻弄されるだけだった。
帰りがけに二人連れの方とエナガを観察していたらヒリヒリの鳴き声と共にサンショウクイが飛来、動きが速くてピントが合わず撮り
難かった。 また見られるかどうか判らないが、このサンショウクイは暫く滞在しそうな感じ。
9時から午後の2時半まで森を彷徨ったがそれなりに面白かった。 森でお会いした皆さん有難うございました。
アオサギ コジュケイ(声) コゲラ サンショウクイ ヒヨドリ クロツグミ ウグイス メボソムシクイ センダイムシクイ
キビタキ オオルリ エナガ ヤマガラ メジロ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上16種類
4月16日(木) オオルリ到着
そろそろ来ている頃と海津市の桜の園に行ってみたら雌雄揃って到着していた。 キビタキはもう少し先か。 ヤケに騒がし
いので何だろうと振り返ってみたら長い尻尾と灰色の背中が見えた。 ひょっとしてサンショウクイ? と行って見たらやはりそ
うだった。 なかなか出会いの少ない鳥なので嬉しい出会いだった。 オオルリは綺麗に撮れなかったが満足だった。
ノスリ(上空) キジバト ツツドリ(声) コゲラ ツバメ サンショウクイ ヒヨドリ シロハラ ウグイス ムシクイsp
オオルリ エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ イカル シメ ニュウナイスズメ
ハシブトガラス 以上21種類
4月8日(水) 町屋川河口
この春はツリスガラを見ないままに終わりそうだ。 今日も見られなかったがまだ諦めたわけではない。
4月3日(金) 三度日本海へ
満足にオオハムやアカエリカイツブリの写真が撮れていないこと、いるはずのシロエリオオハムを見ていないなど過去2回の
日本海行きでは満足な成果が得られなかったのでまた行ってみた。 出来ればオオハムの換羽が始まっていればそれも
見たかった。 アカエリカイツブリは20羽以上と沢山見られ、前より近くで撮れたのでアルバムに掲載しておいた。
オオハムはあちこちで20羽から30羽ほど見たがシロエリオオハムは1羽も見られなかった。 シロエリオオハムはオオハ
ムと同じくらい見られるらしいが不思議なことである。
オオハムは遠いのや近いのやいろいろと撮ってきた。 図鑑に掲載されている写真を見ると冬羽は頭から背中にかけて黒っ
ぽい写真がほとんどだが、今回撮ってきたものは茶褐色のもが多かった。 また喉が網状に黒っぽい個体や菱形に黒いもの
が散見された。 同時に頚に縦のラインが入り始めているものもいた。 換羽が始まっているものと思われるが、換羽はどの
部分から始まるのだろう?
これらを知る為に図鑑やネット情報を調べたが情報はまったく無かった。 どの鳥でもそうだが継続して観察し、記録として
残して公開する観察者が日本には少ないようで残念である。 若い人に期待したいものだ。
背中は黒いが頭は茶色。 喉は網状に黒くなり、首筋には縦のラインが入り始めているオオハム。
冬の日本海は鳥の種類が少ないので沢山見たい人には不向きである。 観察した水鳥のみ掲載しておく。
オオハム シロエリオオハム ミミカイツブリ(夏羽) アカエリカイツブリ(夏羽) カンムリカイツブリ(夏羽)
カワウ ウミウ カルガモ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ シロカモメ ウミネコ 以上13種類
帰り際、敦賀湾の入口にアビ類が100羽単位でたくさん浮いているのに気付いた。 あまりにも遠かったが念のために
写真を撮ってきた。 拡大してみたら大部分が頚にラインが入り脇に白斑の入っていないシロエリオオハムだった。
ここではシロエリオオハムの方が数が多いが、岸近くに寄ってくるのはほとんどオオハムでアビは1羽も見なかった。
ぼつぼつ換羽が始まっている個体もあるようだが、どのように換羽していくのかもう少し知りたいのでまた出かけるつもり
である。 出来ればシロエリオオハムやアビの夏羽も見たいと思っている。
4月1日(水) 雲出川河口
鳥たちの繁殖時期が始まった。 セイタカファミリーの別れが近いと思われたので先月より早めだが会いに行ってきた。
5羽揃って健在だったが、時折父親が子供たちを追い払うような仕草が見られた。 別れが近い。
ミミカイツブリの海岸は眼前に底引き網漁船がいて鳥たちは遠く、2羽のカイツブリがいたがフィールドスコープをもってしても
ミミかハジロか識別できなかった。
スズガモの数千羽の大群が北を指して飛んでいくのをみた。 この群は鈴鹿川の河口に下りたらしく越冬群とは別に二つの
大集団が浮かんでいた。 1万羽は超えると思う。
カモメを見ていたらシロカモメの幼鳥がいた。 脚の黄色いホイグリン系のカモメはけっこう沢山いるが背中の色が薄いもの
ばかり。 1羽だけホイグリンカモメと言いたいくらい背中の黒い個体がいたが、初列先端の白斑やミラーが大きいので惜しい
けどホイ系だろう。 残念!
カイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ コサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ
オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ウミアイサ
トビ チュウヒ バン オオバン コチドリ イカルチドリ シロチドリ ケリ ハマシギ ツルシギ(10)
イソシギ ダイシャクシギ ホウロクシギ ミユビシギ セイタカシギ(5)
ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ シロカモメ カモメ キジバト ドバト
ヒバリ ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ ツグミ ウグイス メジロ ホオジロ ホオアカ
カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上56種類
あちこちの堤防の工事が終わって鳥が見易くなった。
3月31日(火) 町屋川河口
今日もツリスガラを探しに行ったがツリスガラどころかオオジュリンの姿さえも見られなかった。 柳の木を見ていたら小さな
鳥が上がったので見たらアリスイだった。 高いところに上がってひとしきり羽繕いしたあと芦原の上を飛んでいってしまった。
アリスイも飛べるんだー・・・当たり前のことだがちょっとびっくり。
河口の干潟にたくさんのカモメが羽を休めていた。 見たら足が黄色くて嘴に赤い斑点の無いカモメが大部分だった。
この河口の特異性はカモメの80%以上がただカモメで10%を超えるユリカモメとわずかばかりのセグロカモメ。 カモは90%
がヒドリガモという点で他の海岸と違っている。
カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ コチドリ シロチドリ ケリ イソシギ
ユリカモメ セグロカモメ カモメ キジバト アリスイ ヒバリ ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ
ツグミ ウグイス メジロ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上30種類
3月30日(月) ツリスガラの姿見えず
朝方は風が無かったので今日こそと行ってみたがまるで気配が無かった。 柳の芽が伸びて葉っぱになっており、ツリス
ガラがついばむには大きすぎる。 4月上旬中は見られると思うのでまた行ってみるが、今年は見られないのだろうか。
3月28日(土) 町屋川河口と桜ニューナイ
1号線と23号線の間の葦原の上をチュウヒが飛んでいた。 双眼鏡で見たら腰の白さが際立っており、顔はまさしくハイチュ
ウの♀だった。 慌ててカメラを出したが間に合わなかった。
強い風が吹いていたのでツリスガラは姿を見せてくれなかった。 見た人はいると思うが私は今期未見。
愛西市の桜ニュウナイ・・・今日2時頃の観察では桜の花がまだ3分咲きくらいで数が少なく、写真を撮るまでいかなかった。
今日の主役はメジロ。 カワラヒワがたくさんとまっていたので蜜を吸うのかと思っていたら一斉に地上に降りて草の実を食べ
始めた。 桜にカワラヒワ・・・絵になりそうな感じなんだけど・・・。
3月23日(月) 早春の日本海とクロヅル幼鳥
先日見られなかったオオハムに再挑戦・・・強風下の日本海も見ておきたかった。 1週間前にはとろりと凪いでいた海が
今日は白波が立って絶え間なく大波が打ち寄せており、波消し用テトラポットのこちら側にアカエリカイツブリやカンムリカイツ
ブリの姿があるだけで他はカモメばかりだった。 港に入っていないかと漁港を見て回ったがカルガモとカモメばかり。
仔細に見て行って波が少し穏やかな場所にたくさんのオオハムが浮かんでいるのを見つけた。 距離はとても写真になら
ないほど遠かった。 港に入っていないか期待したが今日程度の時化では平気なようだった。
アビ オオハム アカエリカイツブリ ミミカイツブリ ハジロカイツブリ カワウ ウミウ カルガモ キンクロハジロ
オオバン トビ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ウミネコ ハクセキレイ ヒヨドリ イソヒヨドリ
ハチジョウツグミ ツグミ カシラダカ スズメ ハシボソガラス 以上23種類
クロヅル幼鳥を撮り直してきた。 16日には暗かったのでわからなかったが、今日撮った写真を見ると首筋が黒くなり、体
も幼羽の下から黒い羽が生えてきて換羽しているように見える。
それにしてもこの子はいつまでいるんだろう・・・北帰するときに白鳥やヒシクイ・マガンが頭上を飛んだだろう。 その時に
一緒に旅立ったらよかったのにね。 農作業が始まったら居場所が無くなるぞ!
3月19日(木) 桑名のツリスガラ情報
昨年の今日ツリスガラを確認したのでそろそろと行ってみたら今年異常発生しているヒヨドリが柳の木に群がって芽を貪り
食っていた。 ここでのツリスガラは柳の木にとまって新芽を食べ、葦原におりてオオジュリンのように葦の葉鞘をはがして
中の虫を食べるのでヒヨドリの群がツリスガラに脅威を与える可能性も否定できない。
そのせいも有るのか今日は確認できなかったが、4月初旬までシーズンが続くので時々チェックに行ってみる。
なお、堤防道路は駐車禁止でパトカーが回ってくるのでご用心。
こんなにヒヨドリがいるのはこれまで無かったことで困ったことだ。
3月16日(月) 冬の日本海とクロヅル幼鳥
冬の日本海の鳥たちを見たい・・と友人に相談したら敦賀半島が良かろうと言うので一走りしてきた。
東岸の敦賀湾側は集落や漁港が多く、海岸近くには養殖の網が入れられているせいもあって鳥たちがいなかった。
西岸側は集落や漁港が無くミミカイツブリやアカエリカイツブリなどが見られた。 美しいシロカモメは拾い物だった。
オオハムが目的の一つだったが8羽の群で泳いでいたのはアビのようで、成鳥の中に幼鳥と思われる個体が1羽混じって
いた。 出会いはワンチャンスで午後からは遠い海上に浮かんでまったく写真が撮れなかった。
広い海の上なので鳥たちは遠い。 アカエリカイツブリはミミカイツブリと同じように海岸線に沿って往復しながら餌を探して
いたが、こちらに気付くと遠くに行ってしまってこちらも写真は厳しかった。
再戦が必要となるが下道を行くと片道3時間近くかかるのでとても遠い。 再戦は来年かなー・・・。
アビ アカエリカイツブリ ミミカイツブリ カワウ ウミウ アオサギ カルガモ ミサゴ トビ ユリカモメ
セグロカモメ オオセグロカモメ シロカモメ ウミネコ(たくさんいた) 以上水鳥だけ14種類
帰りに今津のクロヅル幼鳥に挨拶してきた。 4時半を回った時間だったのですでに薄暗く写真にならなかったが、目先
や首筋が黒くなってきているように見える。 出来が悪いが写真をアルバムに掲載しておく。
クロヅルポイントの脇に「水の駅」がある。 1月26日にここでお昼に食べた「街道丼」がとても美味しかった。 今日は
夕方だったのでコーヒーを頼んだらシェフが私たちの顔を覚えていると言って鯖寿司を2切れづつ出してくれた。 長崎沖で
獲れた肉厚たっぷりの鯖を使って押し寿司を作って全国発送しており、有名人もお客様だそうだ。
確かにプリプリして美味しかった。 1本買おうかと思ったが2,600円は買える金額ではなかった。
3月15日(日) 三重北勢の海岸
町屋川河口のツリスガラはまだ姿が見られない。 高松海岸はほとんどカモメの姿なし。
鈴鹿川本流河口のスズガモは多数健在。 カモメやカモを見ていたらホウロクシギもいた。 このホウロクシギは派川河
口でカモメを見ていたら後を追うように飛んできたので慌ててカメラを向けたがピントが合わなかった。
その後、カモメを探して千代崎海岸まで下ったがカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ユリカモメ以外のカモメは見付けら
れなかった。 変わり者のカモメが伊勢湾の奥まで入ってくることはほとんど無いようだ。
3月11日(水) 雲出川河口遠征
1ヶ月ぶりのセイタカファミリーとミミカイツブリを目標に雲出川河口まで遠征してきた。 ついでにカモメも見たい。
ミミカイツブリの津市の海岸はちょうど引き潮時・曇りがちで時々パラパラと雨・強風が吹くなど条件が悪かったので2羽の
ミミカイツブリを確認してから雲出川河口に向かった。
干潮の干潟に12羽のズグロカモメがいた。 こんなに纏まった数のズグロカモメを見るのは初めてでユリカモメとは離れ
て群を作っていた。 頭の黒くなったユリカモメは1羽も見なかったが、ズグロカモメは数羽いた。 換羽が早いようだ。
セイタカファミリーはいつもの池に5羽揃っていた。 これは別途報告。
脚が黄色でかなり背中の黒いカモメがいた。 もう少しでホイグリンと言える惜しい個体だった。 惜しいなー
ハマシギやミユビシギが例年と比べて少ないような気がする ハマシギは300羽・ミユビシギは100羽くらいではないか。
雲出川河口周辺で見た鳥たち
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ
ヒドリガモ アメリカヒドリ(1) オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ(数万羽の大群)
ホオジロガモ ウミアイサ ミサゴ トビ チュウヒ ミヤコドリ(1) オオバン シロチドリ ハマシギ イソシギ
ミユビシギ セイタカシギ(5) ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ カモメ ズグロカモメ(12) キジバト
ヒバリ ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上43種類
3月9日(月) ヤツガシラ注意報発令中
中国からモンゴル一帯で繁殖し、南アジアに渡って越冬するヤツガシラは旅鳥として稀に東海地方も通過してゆく。
2,003年に四日市市の北勢中央公園の広大な芝生に現われたのは2月21日だった。 まだ情報網が発達していなかっ
たこともあってこの時は10人ほどのバーダーが餌を探して歩き回るヤツガシラの後をぞろぞろ付いて歩きながらカメラを持っ
ている人は写真の撮り放題だった。 とても警戒心が薄かった。
二日目以降は近付いて写真を撮る人も観察する人もおらず、のんびりと餌をとって2月27日には旅立っていった。
大高緑地公園に現われたのは2,005年の3月下旬頃だった。 この時は素早くニュースが伝わって大変な人が観察に
訪れ、さすがにこの人出を嫌ったのかなかなか写真の撮れる場所に出てくれなかった。
昨年の春は三重県の紀北町に出現した。 現地まで遠いと不在が怖くて遠征見送り。
この間にも出現の記録は有りそうだが、人が集まリ過ぎるのに配慮して情報が出されない場合が有る。
時はまさに今・・・・2月から4月初旬にかけてあちこちにある芝生の公園で頭を振りながら長い嘴を土に差し込んで虫を探し
ているヤツガシラがいるかもしれない。 ヤツガシラ注意報発令中 公園の芝生に注目!
このヤツガシラが食べているのは色合いからみてヨトウムシと思うが、土中にはネキリムシやコガネムシの幼虫・ミミズなど
様々な虫がいる。 探し当てるとぽいっと口の中に放り込む仕草が実にユーモラスだった。
3月7日(土) 桑名のカワアイサ
もう少し前からいたと思われるが、2,003年9月19日に存在を確認した桑名市の町屋川(員弁川下流)のカワアイサの♀に
会いに行ってきた。 左の翼を傷めてもう飛ぶことが出来ないまま住み着いてもう5年以上も元気に過ごしている。
暑い夏が乗り切れるか最初の頃は心配したが、無事に乗り切っているところをみると繁殖の為にだけ北に渡っているのかもし
れない。
左翼がほとんど無いまま羽ばたいている姿は見るに忍びないが、元気で生きている証として紹介しておきたい。 今日は♂
♀の1カップルが慰問に訪れて共に河原で寛いでいた。
3月5日(木) ヒレンジャクとキレンジャク
ヒレンジャクとキレンジャクの違いは尾羽の先が赤いか黄色いかの違いだけかと思っていたが、30〜40羽くらいの両者の
混じった群をじっくり見ているとそれだけでは無かった。 細かい体の違いは写真を撮ってじっくり見比べ、性格の違いは実際
の行動を見て比べる。
ヤドリギにとまっている時、ヒレンジャクは上の方に群れてとまり、キレンジャクは下の方にばらばらになってとまったり餌の
ヤドリギの実をしきりに食べている。
時々水を飲みに降りる時、ヒレンジャクは遠くに降りてさっと飲んで木の上に戻ってゆき、キレンジャクは近くに下りてゆっくり飲
んでゆく。 姿かたちは似ていても性格は随分と違っていた。
キレンジャクの方が警戒心が薄いので写真を撮りやすいが、警戒心が強くて撮り難いヒレンジャクの方が個体数は圧倒的に多い。
今日一日の観察結果だ。 面白かったー。
3月2日(月) アンテナ付きチュウヒ
2月28日に撮影した写真を整理していて、背割堤防のエリア内になる桑名市多度町地内の揖斐川上空で撮影した頭の白い
チュウヒが背中にアンテナを背負っているのに気付いた。 ここでは毎年頭の白いチュウヒが越冬しているが、アンテナには
気付かなかったので昨年12月2日に撮影した写真をみたらやはりアンテナは付いていなかった。
アンテナチュウヒは渡りの途中の個体かもしれないが、季節的にはまだちょっと早いと思う。
1枚目の写真の左側は12月2日の写真で右側はアンテナを背負ったチュウヒ。 2枚目はトリミングしたアンテナチュウヒの
写真。 見難いが斜めに立っているアンテナが見えると思う。
日本の野鳥の調査は足環による標識調査が主体で発信器による調査を行なっている団体をネットで調べたが見付からなか
った。 昨年はアンテナを背負ったケアシノスリを見付け「野鳥の会三重県支部」を通じて報告してもらったが何のフォローも
無かったので今回は自分で報告したいと思うが山階鳥類研究所で良いのだろうか。 電波による追跡調査が行なわれてい
るのであれば所在はわかっているのだろうから報告は必要ないと思うが、どこで発信器が付けられたか=どこからやってきた
ものか知りたいではないか。
3月1日(日) ツバメ初認
東員町地内の員弁川で4羽のツバメが飛んでいるのを見付けた。 越冬のイワツバメかと思ったが間違いなく喉の赤い
普通ツバメだった。 27日に別の場所でツバメらしい鳥が飛んでいるのを見かけたが確認できなかったので今期初認とする。
27日の越冬アオアシシギは今日見たら7羽になっていた。 南に渡るのを省略した横着者たちだ。
他に桑名市内で越冬コチドリを2羽目撃した。 越冬コチドリを見るとドキドキする。
2月28日(土) ジュリン兄弟
今年の課題の一つがシベリアジュリン。 オオジュリンと同じ環境で見られる冬鳥との印象でオオジュリンを見るたびに気に
しているのだがなかなか識別が難しい。 各種文献によれば、オオジュリンとの識別が難しいので見逃されている可能性が
あり、言われているより多いとの見方がある。 また、オオジュリンと一緒にいることは少ないとも言われている。
識別ポイントをお浚いする為にオオジュリンの写真を探したらまともなものが無かったので愛西市まで撮りにいった。
ついでに揖斐川の葦原もチェックしてたくさんのオオジュリンを見たがシベリアジュリンは1羽も見なかった。
久々に揖斐川堤防上を舞っている2羽のチュウヒを見かけた。 まだいるんだー。
左はシベリアジュリンで右はオオジュリン。 オオジュリンはシベリアジュリンより赤っぽく、脇に縦斑が見られる。
2月27日(金) 越冬アオアシシギ
越冬しているアオアシシギがいるはず・・・と一冬探してきたら本日東員町地内の員弁川の中州に4羽のアオアシシギがいる
のを発見した。
員弁川では毎年のように越冬しているのを見かけるが、今年もやはり越冬していた。 遠くて写真は撮れず細かいところは観
察出来なかったので年齢は不詳。 一緒にイカルチドリがおり、少し下ったところに3羽のクサシギがいた。
2月22日(日) 尾張旭市のアカハジロ
西の方が珍しい鳥たちで賑わっているが、私は尾張旭市のアカハジロ♀をもう一度見ておこうと行ってみた。 植物園の
入口で聞いてみたらもういないということだったので入園しなかった。 ちょっとがっかりだったが代わりに愛らしいハクセキレ
イとであった。 あっちにもこっちにもいる鳥ではないが見ている人は少なかった。
2月12日(木) 気紛れな姫君とカササギ
出たり出なかったりと気紛れなヒメハジロ。 二日続けて出たことはあるが、二日連続で出なかったことはない・・・。
月・火と連続で出て昨日の水曜日は出なかったので今日は二日目になる。 しかも、天候が荒れた後の天気の良い日によく
出ていると言うので今日こそは・・・・と満を持して出掛けてバッチリ予想が当たった。
公園に着いてみると現地の人がさっきまでいたけど今は行方不明とのこと。 まずはほっとして探して見付け出した。
が、遠い上に逆光になって私のカメラではどうにもならなかった。 おまけにカメラマンやバーダーの数が増えるばかりで姫様
は少しも寄ってこない。 見られただけで良しと諦めるしかなかった。 現地も姫君も遠かった。
現地の有馬富士公園は立派な公園だった。 キャパシティーの大きい無料の駐車場が完備されていて大勢の愛鳥家を受け
入れるには十分である。
勘違いしていると御指摘いただいたので訂正しました。 訂正は下線の部分です。 御指摘有難うございました。
遠くまで出掛けた序に未見のカササギを加古川市で見てきた。 佐賀平野では普通に見られるが本州ではここだけで見ら
れる。 松の木に大きくて立派な巣が有って繁殖もしているようだ。 現地の人に寄れば数羽滞在しているとのことだった。
同行の友人は地上に降りているのを撮ったが、私は残念ながら松の木のてっぺんにいるのを撮れただけ。
白い空に真っ黒なカササギでは苦しかった。
2月11日(水) 美濃のカラス
昨年の暮れに見付からなかったカラスを探しに行ってミヤマガラスとコクマルガラスを無事に見付けた。 残念ながら淡色型の
コクマルガラスはいなかった。 警戒心が強くて写真は撮れなかった。
2月10日(火) 両ヶ池
珍しいカモでも入っていないかといなべ市の両ヶ池に行ってみた。 目ぼしいところではミコアイサの♂4羽と♀が2羽くらいで
全体的にカモが少ない。 特に下の池は少数のキンクロハジロが浮いているだけで寂しかった。
カイツブリ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ ミコアイサ(6)
2月4日(水) オジロビタキ♂
大阪の向こうはあまりにも遠い・・・と行く気は無かったが、友人から2時間半くらいだったと可愛い写真を見せられて気がつい
たら西に向かって走っていた。
途中、渋滞などもあって2時間半では着けなかったが大部分高速道路で料金は目玉が飛び出るほど高くとも運転は楽だった。
オジロビタキの珍しい♂は新聞で紹介された頃は大勢のカメラマンが詰め掛けたらしいが、11月からの滞在とあって今日は
延べ10人ほどのカメラマンと同じくらいのバーダーがいただけだった。
名古屋近辺にやってきたオジロビタキもそうだが、このオジロビタキもあまり人を恐れずギャラリーの間近までやってきたりと活発
に動いていた。 長くじっとしていないのでマニュアルでピントを合わさなければならない私には難儀だった。
2月2日(月) セイタカファミリー探訪
昨年12月20日以来となるセイタカファミリーを訪ねてきた。 5羽揃って元気にしていた。 若鳥の1羽はやはり事故に合っ
て不慮の死をとげたのだろう。 若鳥たちは未だ性別がはっきりしない。
白塚海岸のミミカイツブリは2羽確認できたがフィールドスコープの先の世界。 今日は風が止む予報が出ていたが、海岸は
強い風が吹いてとても寒く、先を急ぐ必要も有って近付くのが待てなかった。
越冬中の2年目の冬羽のダイシャクシギも変わりなく元気。 コクガンは確認できなかった。 ヒドリガモの中にかなり頭が緑
色のほとんどアメリカヒドリもどきが2羽混じっていた。
更に南下してアメリカセグロカモメ(スミス)を探してみた。 これぞというカモメを撮ってきたが、PCで見たらどうも違うみたい。
ワシカモメもシロカモメも見付けられなかった。 セイタカファミリーに出会えたから良しとしておきたいが、ホイグリン系カモメを
数羽見ただけではカモメに対する情熱が薄れてゆきそうだ。 たまには珍しいのと出会いたいが、シロカモメやワシカモメのよう
に特徴的なカモメはわかりやすくても他のカモメを識別する能力が無いのでちょっと無理だろう。
カイツブリ ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ ミミカイツブリ(2) コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ
オカヨシガモ ヒドリガモ アメリカヒドリ(ハイブリッド) オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ
スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ トビ オオバン シロチドリ ケリ ハマシギ ダイシャクシギ セイタカシギ
ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ホイグリン系カモメ カモメ キジバト ドバト ハクセキレイ ヒヨドリ
モズ ジョウビタキ ツグミ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上43種類
2月1日(日) 公園巡り
三重の海岸線を南下する予定だったが強い風が吹き荒れていたので予定を変更して気になっていた瀬戸市と名古屋市の公園
を見てきた。 クロジの♂・♀・カヤクグリ・ルリビタキなどを瀬戸市の公園で見たが日陰だったのでSSが上がらず写真は厳し
かった。
名古屋市の公園にはシロハラがうじゃうじゃいた。 トラツグミも何羽かみた。 他にクロツグミの♀を1羽。
公園も寒くて震えた。 風の強い日は写真が撮り難い。
1月26日(月) 湖北遠征
今回の目的はクロヅル幼鳥とアメリカコハクチョウで、クロヅルはちょっと戸惑いは有ったが早々と会うことが出来た。
写真を撮りながら寄って来るのを待ったがなかなか寄ってきてくれないのでそこそこにしてコハクチョウを探しに行った。
湖北のセンターで「アメリカコハクチョウはどの辺りにいますか?」 コハクチョウの普段の餌場を聞いたるもりだが「あそこにい
ますよ」と教えてくれたのはセンター沖の湖上で左手の方に消えてゆくとこだった。 遠い。 これでは写真にならないのでヘ
ラサギを見たり、堤防の上をうろついて一応アメリカコハクチョウを探してみたが見付からない。 そのうちに300羽以上のコハク
チョウがいるはずなのに湖上にいるのは50羽程度なので餌場に行っていると気付いて周辺の田んぼを探してみたが餌場が見付
からない。
センターで普段の餌場を聞こうと引き返している途中で200羽以上のコハクチョウがいるのを見付け、その中に混じっている
アメリカコハクチョウを見付けた。 湖上でもここでもアメリカコハクチョウとのハイブリッドと思われるコハクチョウが散見された。
コハクチョウの群れにマガンが1羽混じっていた。 センターの職員によれば、このマガンは自分をハクチョウだと思って一緒に行
動しているとのこと。 そのうちに白くなると思っているんでしょう・・・なんて笑っていたが、コハクチョウが旅立つときは付いて行
くんだろうか。
オオワシは昼ごろ飛び去っていくのを見たまま3時までは不在。 そのほかは特別なことは無かった。
1月20日(火)〜1月23日(木) 斐伊川河口遠征
ナキハクチョウやハクガンなどまだ見たことの無い・・・滅多に見られない鳥たちが島根県の斐伊川河口で越冬している。
いま見ておかないと後悔するかも知れないがあまりにも遠い。 それでも・・・と距離を調べてみたら400km少々で時間にすれ
ば5時間くらいで行ける。 曇り続きで雨が降りそうな予報は出ていたが、出雲大社参詣も兼ねて2泊3日で出かけてきた。
帰りは豊岡に回ってコウノトリをと思ったが玉野市で話題になっているカラアカハラを見てきた。
詳細は特集を組むことにしてとりあえず斐伊川河口で出会った鳥たち。
カイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ マガン カリガネ ハクガン ナキハクチョウ
コハクチョウ アカツクシガモ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ キンクロハジロ
ミサゴ トビ ノスリ コチョウゲンボウ チョウゲンボウ オオバン タゲリ イソシギ ハマシギ ユリカモメ
セグロカモメ キジバト カワセミ ハクセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ ツグミ ウグイス ホオアカ
オオジュリン ベニヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上41種類
1月16日(金) 山村ダム・伊坂ダム
体調不良で延期していたガン・カモ調査を実施してきた。 今年は昨年と比べると大幅に少なかった。
*山村ダム・・・水位が上がってカモが減ってしまった。 周回道路は種類は確認できなかったが小鳥類が多かった。
カイツブリ(2) カワウ(2) マガモ(16) カルガモ(43) ヒヨドリ ジョウビタキ ルリビタキ アオジ
メジロ ベニマシコ スズメ ハシブトガラス 以上さっと回っただけなので12種類
*伊坂ダム・・・近くの高校のボート部の練習場になっている影響かカモが驚くほど少なかった。 黒数字は昨年。
カイツブリ ハジロカイツブリ(2) カンムリカイツブリ(2) カワウ(55) マガモ(30・130) カルガモ(141・
287) コガモ(50・129) トモエガモ(4・6) ヨシガモ(20・50) ヒドリガモ(118・74) オナガガモ(1・4)
キンクロハジロ(1・6) オシドリ(30・4)
オオタカ(上空通過) ハヤブサ(上空通過) キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ シロハラ
ツグミ ウグイス エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ アオジ カワラヒワ ハシボソガラス
ハシブトガラス 以上30種類
1月7日(水) 森林公園
尾張旭市の森林公園に行ってみた。 池にはミコアイサがたくさんおり、植物園内にはルリビタキ・シロハラ・アオジ・
モズ・メジロなどがうじゃうじゃいて楽しかった。 アカハジロ♀
1月5日(月) 名古屋市の公園
今年の冬鳥の様子を名古屋市の公園に見に行った。 昨年はクロジやマヒワなどが顔を見せてくれたが今年は普通種
のみでちょっと寂しい感じ。 例年煩いくらい鳴いているカケスをまったく見なかった。
キジバト アオゲラ アカゲラ コゲラ キセキレイ ヒヨドリ モズ ルリビタキ(♂♀各1) ジョウビタキ
シロハラ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ アオジ カワラヒワ ハシブトガラス
以上17種類 これだけでも退屈せぬ程度に出てくれるので面白かった。
2,008年
12月24日(水) カラスがいない
今年もコクマルガラスを探しに行った。 が、昨年、たくさんのミヤマガラスと珍しいコクマルガラスがいた垂井町から養
老町周辺を念入りに探したがハシボソガラスが2羽いただけでカラスがいなかった。 どこに行ったのだろう。
代わりに電柱にとまっているチョウゲンボウの♀を見かけ、飛び出した上空を見上げたらノスリとカラス、もう1羽のチョウ
ゲンボウも交えて輪を描いていた。 撮ってきた写真を見たらチョウゲンボウと思った1羽はオオタカの成鳥だった。
12月20日(土) その後のセイタカシギファミリー
白塚・町屋海岸の清掃終了後、1ヶ月ぶりにセイタカファミリーを見に行った。 12月初旬から幼鳥が1羽減って3羽に
なったと聞いていたが、戻ってきておらずファミリーは5羽しかいなかった。 1羽脱走して放浪の旅に出たことも考えられ
るが、定住地にオオタカが2羽うろついていたことなど考えると1羽は落鳥したと思う。
他にカモメを見ようと思ったが今日は集中力に欠けてしまった。
12月13日(土) 扶桑緑地公園
犬山方面に用事が有ったので扶桑緑地公園に寄って木曽川沿いに往復1時間ほど歩いて探鳥した。 ミコアイサの♂
を期待したが、♀タイプを20羽近く見ただけだった。 ベテランのバーダーさんが最近減っていると心配しておられたコサギ
が、次に寄った愛西市も含めて1羽も見なかった。
カイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ
オカヨシガモ ホシハジロ キンクロハジロ ミコアイサ カワアイサ(♂1) イカルチドリ キジバト コゲラ
ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ ツグミ ウグイス エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ
カワラヒワ シメ スズメ ハシボソガラス 以上31種類
12月4日(木) 三重県民の森
この時期に県民の森に行く目的は今期まだ見ていないルリビタキとミヤマホオジロだ。 昨年の冬、里は晴れていても
県民の森に行くと必ず時雨れてまったく鳥見にならなかったので久しぶりの冬の訪問だ。
ポイントがわからないのでなかなか見られなかったがルリビタキが2羽とミヤマホオジロは何故か♀ばかり4羽見られた。
もう少し寒くなったらまた行ってみたい。 寒くなれば山に雪が降って鳥たちが下りてくるものと期待する。
ノスリ アカゲラ コゲラ ビンズイ ヒヨドリ モズ ルリビタキ(2) ジョウビタキ シロハラ ウグイス
ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ ミヤマホオジロ(♀4) アオジ スズメ ハシブトガラス
以上合計18種類 少ないなー・・・
11月23日(日) 雲出川河口
今日のターゲットは1ヶ月ぶりのセイタカシギ親子とアカアシシギ・ホイグリンカモメだった。 元気な6羽のセイタカシギと
アカアシシギは見られたがホイグリンカモメとは残念ながら会えなかった。
セイタカシギ親子の父親は黒色部分の色が一段と黒くなっていた。 母親は子供たちとよく似ているが脚の色が一際鮮
やかな朱色をしていた。 子供たちはまだどことなく幼い感じで雌雄の違いはわからなかった。
堤防は風が強くて写真が撮りにくかった。
定着して2回目の冬を越そうとしているダイシャクシギがいる。 いずれお気に入りの相手が出来て繁殖地に向かうもの
と思われるが、それが何年目になるのか興味深い。 まだ若いので嘴は短めだ。
カワウ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ
ヒドリガモ オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ウミアイサ ミサゴ トビ
チュウヒ ミヤコドリ(10) シロチドリ ハマシギ ツルシギ(2) アカアシシギ(1) アオアシシギ
ダイシャクシギ(1) セイタカシギ(6) ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ウミネコ キジバト ドバト
カワセミ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ホオジロ スズメ ハシボソガラス 以上41種類
11月12日(水) 白いカラス
白いカラスを探しに行ってきた。 何となくハシボソガラスと思っていたが、写真をみるとハシブトガラスで思ったよりきれ
いだった。 虹彩の色は黒で嘴や羽の一部に黒い部分がある。
牛舎で牛の餌のおこぼれに預かっているらしく、他のカラスとは別行動で牛の傍に行く。 牛舎の人の話では他のカラ
スによく追われていたので来るたびに声をかけていたら2〜3mまで近寄れくらい馴れたそうだ。
電柱にとまっていたので少しづつ近付いたが、最後は車を出て真下で三脚を立てて撮った。
白化と白変について調べてみた。 白化とはメラニン色素の欠乏したアルビノを言い、虹彩は血管の色が見えて真っ赤。
白変は劣性遺伝または突然変異によって部分的に白くなったもので虹彩の色は赤くならない。
アルビノは視力に障害を持つため動きが鈍く、目立ちやすいため天敵に襲われやすいなどから自然界で生きている野鳥は
極めて稀とされている。 部分的に白い個体をアルビノと書いた記述を見かけるが正しいかどうか・・・。
以上のことからこのハシブトガラスは白変個体でアルビノではない。
11月11日(火) サンカノゴイ
まずこの地方で目にすることは無さそうなサンカノゴイが出ていると教えていただいて早速豊中市の公園に見に行った。
サンカノゴイは普通日中は葦原の中に隠れていてまず目にするのが難しい珍鳥だけに大勢の人が観察に訪れていた。
どういう加減かカメラマンが取り囲む中でどうどうと姿を現し写真を撮らせてくれた。 が、翌日は葦原の中に隠れてしまって
ちらちらとしか見えなかったそうだ。 ニュースが広まっているので週末は大勢の人が押し寄せそうだが、姿を見せてくれる
かは運次第。
珍鳥を取り上げるつもりは無かったが、ニュースはあまねく広まってネット上でもかなり話題になっているので掲載した。
名古屋から現地までは高速を通っても2時間は掛かり、おいそれと出掛けられる距離ではない。 アルバム16に写真を
掲載しておくので雰囲気だけでもどうぞ。 また出掛けても必ずしも見られるとは限らないので御承知を。
11月6日(木) 湖北遠征
湖北に滞在している5羽のヘラサギ・・・成鳥(1)・若鳥(1)・幼鳥(3)を撮っておきたいと出掛けてみた。 途中西池に寄っ
たが、まだカモたちの姿は少なく期待したオオヒシクイもいなかった。
肝心のヘラサギ・・・幼鳥3羽は延勝寺沖の小島で餌とりに余念無く、成鳥と若鳥は到着時に休憩場所の葦の上にいた。
やがて池の中に入って餌を食べ始めたが期待したほど近くに寄ってくれずまた葦の上に戻ってしまった。
フィルムで撮っていたころに西池でオオヒシクイの写真を撮った。 デジカメに移行してからいつでも撮れると真面目に撮ら
なかった報いが来て西池でオオヒシクイを見掛けなくなったまま気が付いたらよい写真が無かった。 今日はセンター沖の
干潟に20羽ほどたむろしていたのでチャレンジしたが遠すぎて写真にならなかった。
アカハシハジロはセンターから見える範囲におらず、延勝寺沖を探してみたが逆光もあって見付からなかった。
幼鳥たちが戻ってこないか時間待ちするあいだ冬鳥が来ていないか姉川河口に行ってみた。 渡りの時期と違ってエナガ
など留鳥とアオジがいたくらいで少なかったが、とてもきれいなアオゲラを見ることが出来た。
3時頃まで幼鳥たちが戻ってくるのを待ったが気温20度と暑く、あちこち歩き回って草臥れたので帰途についた。
ヘラサギ成鳥と若鳥と書いたが若鳥は幼鳥かもしれない。 アルバムの掲載写真は詳細を省略とした。
11月2日(日) 鍋田干拓
そろそろ猛禽の季節・・・と行ってみた。 たまたま熱田神宮から伊勢神宮までの大学駅伝大会が開かれていてまもなく
木曾岬を通過すると言うので見てから行った。 そんな次第で到着は9時半くらいと遅かったせいかチョウゲンもコチョウゲン
も何にもいなかった。 木曾岬干拓上空はノスリを中心に7〜8羽のタカ柱が立った。 一際大きいのはトビでチュウヒも混
じっている。 少し小さいのは翼の形からオオタカと思われるが、兎に角遠くて写真にならなかった。
ハイチュウの♀は到着しているそうだが姿は見えず。 猛禽シーズンはもう少し先か。
何も良いことが無いまま堤防に転進。
10月18日(土) 仲の良いセイタカファミリー
9月13日に見てから1ヶ月以上が経ったのでセイタカファミリーのその後を見に行ってきた。 単独行動のセイタカシギは
あちこちで見かけるが、このファミリーは6月29日にヒナが誕生し、8月1日に繁殖地を後にして2ヵ月半も経つのに家族で
行動している。 本当に仲の良いことだ。
子供たちは親と同じかそれより大きいくらいまで育ち、初列風切羽もがしっかり伸びていた。 お父さんはすぐにわかった
が、幼鳥たちとお母さんはよく似ていてなかなかわからなった。 脚の色が赤いのがお母さんだろう。
6羽ぞろいの写真を撮るには撮ったが天気が良すぎて露出をしくじってしまった。
その他の写真はアルバム16に掲載。
10月16日(木) 湖北のアカツクシガモ
湖北水鳥センターによれば、10月8日以降アカツクシガモが視認されていない。
日付は判らないが、聞いた話ではアカツクシガモの池の前で数人が三脚を立てたそうだ。 驚いて飛び立ったアカツク
シガモだがやがて安住の地の池に戻ろうとした。 ところが、その時には池の周りで20人近いカメラマンが三脚を立てて
おり、それを見たアカツクシガモは池に入らずいずことも無く飛び去ってそのまま戻って来なかった・・・そうだ。
車の中から撮れる条件なら車から出るな! 鳥たちにプレッシャーを与えず付き合う最良の方法なんだけどなー・・。
10月7日(火) ノゴマの♀
名古屋の公園にノゴマの♀が入っているそうだ。 ノゴマと言えば4年前の10月18日に我が家の庭に降り立ったのが
忘れられない。 5,000軒以上もある団地の中の我が家の庭に飛来したのは偶然だろうが、当時は渡りのノゴマに大きな
人気が集まっていたのに事情があって行けなかった自分に天が与えてくれた素敵なプレゼントだった。
ノゴマは♂♀入っていたが、今回のターゲットは♀だった。 普通♀の喉は白くて喉の赤い個体は珍しい。
現地でノゴマの若い♂の可能性も指摘されたので各種図鑑やネットで調べてみたがノゴマの若鳥の情報は無かった。
この個体は喉は僅かに薄いが目先の色が♂ほど黒くないので素直に「喉の赤いノゴマ♀」と判定したい。
ツグミ族の幼鳥は大雨覆いの羽縁がバフ色とお教えいただいた。 この個体はまさに羽縁がバフ色を帯びているので若い
♂と訂正する。
10月2・3日(木・金) 伊良湖のタカ渡り
*10月2日
頃は良しと伊良湖のタカ渡りを見に行った。
行きに寄った汐川干潟は潮加減が悪かったこともあってダイゼン(20)・アオアシシギ(3)・ソリハシシギ(2)・ハマシギ(1)
オオソリハシシギ(2)・トウネン(30) と寂しかった。
久しぶりにオオアジサシを見たいと寄ってみたが不在。 帰りにも寄ってみたがやはりいなかった。 9月の末が滞在のぎ
りぎりだろうか。 2年前に伊良湖の帰りに寄ったときもやはりいなかった。
1時頃「渥美の森」に到着。 ふうふう言いながら展望台に昇ったら10人ほどの先客で満杯。 挨拶して様子を聞いたら
「さっぱり」とのことだった。 1時間ほど滞在してツミとチゴハヤブサを夫々2羽づつ見ただけだったので諦めて恋路ヶ浜の
駐車場に3時前に到着。 カウントしている現地のバーダーグループに状況を聞いたら580羽とそこそことのこと。
ちょっと少ないなーと思いながら一息入れた3時半ころからぞこぞくと頭上を飛び始めた。 最初の頃はサシバばかりだった
がやがてかなりのハチクマが混じるようになり、夕方5時前までに600羽通過。 この日の合計は約1,200羽だった。
*10月3日
朝は曇っていた。 6時頃から上空を眺め始めたが、勝負は8時過ぎからと思っていたところ6時40分に突然大きなタカ柱
が伊良湖ビューホテルの上空高く立った。 あちらこちらに出来て少しづつ西に流れて行く。 7時までにおおよそ400羽が
飛び立っていった。 多分、この近くの森で一夜を過ごしたのだろう。 その後も何羽かサシバがとまっているのが見えた。
午前中はビューホテルの駐車場で観察。 小雨が降ったりして雲っていたので期待はずれだったが12時半までに約700
羽くらい観察してから恋路が浜の駐車場に移動した。
ここでカウントを聞いたらサシバだけで2,700と教えてくれた。 えー! 絶句。 ハチクマがかなり混じっているので
総数は3,000羽を超えている。 ホテルからは見えない三河湾寄りを飛んだものと、双眼鏡の性能の差・観察者の数の
差などが原因だろう。 もう一人、単独でカウントしているYさんに聞いたら2,000羽を超えたと言っていた。 カウント数は
大雑把なものだからどちらの数も信用していいよね。 勿論私のも・・・。
この近くで繁殖したのだろうか・・・土産物店の裏の林であちこち愛嬌を振りまいているサシバの幼鳥が可愛かった。
この日はトータルで4,000羽を超え、私は二日間で1,500羽くらいのタカを観察した。
お会いした皆さん有難うございました。
10月1日(水) 湖北遠征
遅ればせながら噂のアカツクシガモを見に行ってきた。 ポイントに入ろうとしたら何と目の前をパタパタと飛んでゆくで
はないか。 先客が一人いて車の外に出て手持ちのカメラで飛翔を撮っている。 後部ドアが跳ね上げられているので外
に出て写真を撮ろうとして飛ばれてしまったのだ。 どこに行ったのかわからず、広い湖岸を探さねばならないのかとがっ
かりした。 2時間もかけて走っていって見付からなかったら何の為に行ったかわからない。
湖岸をうろついたが戻っているかもしれないともう一度行ってみたらちゃんと戻っていた。 が、100mくらい先でとても
遠い。 先客がいないので車の中で近寄ってくるのを待ちながら写真を撮っていると後に車が1台ついた。 見たら車から
出て三脚を立てようとしていたので出ないでくださいとお願いした。 しかし、レンズが大きいので車の中からは撮れない・・
と聞き入れてもらえなかった。 超望遠レンズはとても重いので三脚が無くても車の窓枠にレンズを載せて撮れる。
鳥たちにプレッシャーを与えず、近寄ってくるのを近くで撮れる一眼レフの最大の利点の一つなのに・・と思ったが仕方が無い。
いくら待っていても近付いてくるはずが無く幾ら撮っても同じなので諦めて適当に撮ったところで退散した。
ところでこのアカツクシガモだが、左翼の初列風切羽が傷んでいて2枚ほど抜けているように見える。 換羽中とも思える
が、換羽は左右対称に行われるのではなかったか。 ちょっと気になったので羽ばたき写真をアルバム16に掲載しておいた。
ヘラサギもちょっと遠かったが無事にゲット。 これらの情報は湖北水鳥センターがHPで流しているので行く人は情報を
確かめて出かけるとよい。 ちなみに、今日の午前中の情報は私がセンターに提供したものである。
帰りは姉川河口に寄ってエゾビタキ・サメビタキ・コサメビタキ・ツツドリ(2羽)と遊んできた。 渡りの鳥たちが集まる
ところだそうで、ムシクイも見かけたが識別できるような写真は撮れなかった。
センターから姉川河口にかけての湖岸にはかなりのカモが入っていた。
9月23日(火) 再び明神の森
雨後二日目の晴天・・・ということで満を持して出かけた。 8時過ぎに駐車場に着いてびっくり! 駐車場は満杯で大
変な数の人が鷹ウォッチングの体勢だ。 自然観察の団体の人もいたがバーダーの数の方が多い。 凄い人気だ。
朝からの記録を見せてもらうとまだ二桁で昨日は600羽ほど飛んだそうだ。
ボツボツ飛んで8時半頃からピークを迎え、アンテナ付きハチクマが目の前を通過したときは大歓声が起きた。 1時間く
らいだろうか、200羽を超えてからぱたりと止まって疎らになってしまった。 計算が合わないので少し訂正した。
伊吹山の側を飛ぶ個体はまったくと言っていいほどおらず、大部分が見通しの悪い東側を飛んだので見難かった。
10時ころに2羽のハリオアマツバメが高速で近くを通過したけど気付いた人はいたかな〜? 午後も同じコースで通過。
午前中、サシバ195羽、ハチクマ85羽、ツミ、ノスリなど。
午後は12時半からハチクマが飛び始め、20羽以上の鷹柱が立つなど2時間ほどで100羽ほど通過していった。
大部分がハチクマでいつもの北東から南西のコースと違って東から西にコースをとった。
現地を後にした午後2時45分までに一日合計でサシバ201羽、ハチクマ170羽、ツミ・ノスリなどを併せて400羽弱だ
った。 それ以後も夕方までに100羽ほど飛んだそうだ。
今日は鷹柱を撮ろうと短いレンズしか出さなかったので良い写真が撮れなかったが、撮ってきた出来損ないの写真を見
るとそのうの膨らんだハチクマが写っていた。 喉の下に有る獲った餌を一時的に貯めておく場所で、途中で餌を獲って
いる証拠とされている。 ハチクマ・ツミ・オオタカにはよく見られるがサシバではほとんど見られないそうだ。
今日はしっかりハチクマを観察した。 個体変異が多くて奥が深い。
9月17日(水) 明神の森のタカ渡り
今年はサシバの渡りが例年より1週間は早く、白樺峠ではすでに年間の渡り数の半分くらいの数字になっている。
雨が続いた後に昨日から晴れたので今日こそと出掛けてみた。
8時半に到着すると今日はまだで昨日は50羽に届かなかったとのこと。 昨日は突然晴れたので仕方がない。
9時過ぎからぼつぼつと飛び始め、昼までにい40羽近い集団のタカ柱などサシバとハチクマなど500羽近く飛んでくれた。
集団があちこちに現われるとカウントするのもパニック状態になるが、今日は定点観測の岐阜支部など10人近い観察者が
いたのでうまく連携が取れていた。
この場所は鳥までの距離が遠いのが難点だが、何羽かは写真距離を通ってくれる。 毎年何回か通っているとサシバと
ハチクマの見分けがつくようになり、少数混じっている他のタカにも目が行くようになってきたのが嬉しい。
南の方の情報が頻々と入ってきているが諸般の事由からちょっと行き難いし、この時期は雄大なタカの渡りの方に目が行く
ので今年は見送りだ。
京都から来られた方がおられたのでタカ渡りの名所「岩間山」のことを聞いたら観察場所が狭いので大勢は無理とのこと
だった。 それに比べればここは広いしトイレが完備しているので一日いても大丈夫。
これから数日天候が悪い天気予報が出ている。 次のチャンスは雨が上がって晴天が二日続いた二日目。
14時までの出現数
サシバ(402) ハチクマ(118) オオタカ(2) ツミ(3) ハイタカ(1) トビ(2) 合計528羽
9月13日(土) 雲出川河口でセイタカファミリーと再開
海岸近くの池でセイタカファミリーと再開。 全部で9羽のセイタカシギのうち6羽がファミリーで他に♂1羽と幼鳥が2羽
いた。 最初、入り混じっていたので組み合わせがわからなかったが、じっくり観察しているうちに大体わかった。
四日市産まれの6羽の結束は固く、ファミリーに別の♂が近付くとお父さんが追い払っていた。
ファミリー以外の♂と幼鳥1羽は親子かもしれないが、もう1羽の幼鳥は別行動していたので別の家族と思う。
ファミリー写真のうち、一番右がお父さんで右下にいる右から2番目がお母さん。
海岸はキアシシギ1羽とシロチドリを見ただけでシギチはほとんどいなかった。 野鳥をカウントしている調査会
社の人と少し話をした。 松阪市の一番南の海岸から調査しながら雲出川河口まで上がってきたそうでリストを
見せてもらったがシギチの名前はほとんど無かった。 底生生物が専門分野で雲出川河口の干潟の環境は良く
なっている=餌となる底生生物は増えているそうだ。
シギチの姿がまったく無いのは渡りが早くなっているせいじゃないかとのこと。 サシバの渡りも早くなっているら
しいのでタカ渡り要注意。
コチドリ シロチドリ ケリ ミユビシギ アカアシシギ(2) コアオアシシギ(2) アオアシシギ タカブシギ
キアシシギ イソシギ タシギ セイタカシギ(9) 以上13種類
9月11日(木) 羽島市
連日の好天で田んぼから水が消えてゆく。 干上がるのも時間の問題だろう。
コチドリ ケリ トウネン オジロトウネン(9) コアオアシシギ(4) アオアシシギ クサシギ タカブシギ
イソシギ オグロシギ(2) タシギ チュウジシギ
9月8日(月) 雲出川河口周辺
四日市市で生まれ育ったセイタカシギ2組のうちの一家族6羽が滞在している雲出川河口までその後を見に行った。
そろそろ幼羽から換羽が始まっているらしいので今のうちに見ておきたかったが見付けられなかった。
餌とりにいって夕方に帰ってくるのだろうか・・・夕方まで待てなくて周辺を見て帰途に着いた。
12時半が満潮と潮が悪かったせいもあって今日はほとんどシギチが見られなかった。
コチドリ シロチドリ ケリ ヒバリシギ エリマキシギ(幼鳥2) アオアシシギ クサシギ キアシシギ イソシギ
ミユビシギ 以上シギチのみ10種類
帰りに白塚海岸に寄って驚いた。 先の集中豪雨で流されてきた葦や流木で砂浜が埋め尽くされている。 それは
自然災害として仕方がなくいずれは土に還ってゆくが、嘆かわしいのはペットボトルやプラスチック製品が大量に混じって
いることだ。 資源物としてあるいは焼却ゴミとしてきちんと仕分けして処分すれば流れ着くことは無いはずのこれら
の決して自然界に還らない物質は人々が生活の中でほうり棄てたもの。 ゴミを捨てるのはやめよう!
9月7日(日) 三河の海
昨年は9月8日にお邪魔しているので今年もまた行ってみたが同じように種類が少なかった。 堤防道路が工事中で
立ち入れないのが残念だ。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ カルガモ トビ コチドリ シロチドリ メダイチドリ ムナグロ
ダイゼン ケリ トウネン ハマシギ ミユビシギ コアオアシシギ アオアシシギ クサシギ キアシシギ
イソシギ セイタカシギ ウミネコ キジバト ドバト ツバメ ハクセキレイ セッカ スズメ ハシボソガラス
以上29種類
9月4日(木) 羽島市
淡水性のシギチは大丈夫かな・・・・と心配になるくらいシギチの姿が少ない。
オグロシギの成鳥がいた。 この時期は時々成鳥を見掛けるが、この個体は換羽が遅れてかなり夏羽が残っている。
写真が欲しいけど2枚目の田んぼの向こう側の100m先で、手前にはシラサギがたくさんとタカブシギ・アオアシシギが
数羽いる。 車では近寄れない場所なので歩いて行くしかないが、うかつに近付くと飛ばれてしまう。
三脚を立てて写真を撮りながら30分掛けて30m近付いた。 警戒したシラサギが少しづつ減り、タカブもアオアシも減っ
てゆくが向こう側のオグロシギは幸いにも残ってくれている。
「こんにちは」声に振り向くとにこやかな笑顔のバーダーさんが30m・30分の距離を15秒の勢いで近付こうとしている。
「来ないで!」 慌ててお願いして留まってもらった。 不快に思われたかもしれないが仕方がない。
強い日差しが照りつける中で1時間ほど掛けて撮った写真は思ったほど近寄れなかったが、夏羽がよく残っているので
アルバム15に掲載しておく。 一緒にいた幼鳥・・・水浴びをした後にまるで別の鳥のように黒く変色した。
面白いのでこれも掲載しておく。
タマシギ コチドリ ケリ アオアシシギ クサシギ タカブシギ オグロシギ
8月22日(金) 雲出川河口周辺
土曜日は雨の天気予報が出ていたので雨の降る前にシギチのメッカを訪ねてきた。 雲出川右岸河口部の工事がかな
り進んでいるように見えるがいつ終わるんだろう。 あそこの工事が終わってくれないと海岸に鳥たちが寄ってこない。
今日はアジサシを期待したが風が強くなって探鳥どころではなかった。
あちこち右往左往して観察した鳥たち
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ カモSP トビ ヒクイナ
バン タマシギ(2ペア) コチドリ シロチドリ メダイチドリ ムナグロ ダイゼン ケリ キョウジョシギ
トウネン(2) ヒバリシギ(2) ウズラシギ(3) ミユビシギ キリアイ(3) アカアシシギ(幼・1) コアオアシシギ(3)
アオアシシギ タカブシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ(10) オグロシギ(6) ダイシャクシギ(1) タシギ
チュウジシギ オオジシギ ユリカモメ ウミネコ キジバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セッカ ホオジロ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上48種類 久々にたくさん見られた。
8月20日(水) ほら貝池
用事が有ってほら貝池の近くまで行ったので午後から2時間半ほど池のほとりでヨシゴイの偵察をした。 4〜5回ほど姿を
見せてくれたが、写真は撮れなかった。 最近は夜明けから8時頃までよく飛んでくれたと過去形の話を聞いた。
ヨシゴイの主(?)Tさんによれば、今年は5月の末に1カップルがやってきて繁殖。 約1ヵ月後に3〜4羽がやってきた。
繁殖を期待したが青大将が巣に近づいてから繁殖しているかどうかわからず、今も確認できていないとのことだった。
昨年、私は9月14日にかなり大き目の雛を見ているので今年もまだ諦めることはないと思っている。
気になるのはヨシゴイが巣を営み、餌とリをする蒲の原っぱだ。 池の南側の水が流れ込む水路の周辺は青々として背も
高く元気が良いが、その他は背が低く茎が細くて随分と枯葉が目立っている。 はっとするような光景だ。
推測に過ぎないが、このところの暑さ続きで池の水温が上昇して元気をなくしているのではないか。 水が絶えず流れ込
んでいる付近(湧き水とのこと)は水温が回りより低くて元気が良いのではないかと思うが、栄養分が流れ込んでいるとも
考えられる。 もう少し蒲が茂ってもいいような気がするが・・。 西側(左手)が特に酷い。
8月16日(土) 羽島市
今年は昨年にも増して水の入った休耕田が少なく、ますます淡水シギチには厳しくなってきた。
コチドリ ムナグロ(約20) けり ヒバリシギ(1) ウズラシギ(1) オバシギ(4・幼鳥) アオアシシギ(20)
タカブシギ(15) イソシギ(1) ジシギSP(2) タマシギ(3・今年産まれの幼鳥) と普通種ばかり。
7月14日(日) 巣立ち完了
一昨年も昨年も7月20日過ぎだった員弁郡のアオバズクの巣立ちが早くも終わってしまった。 雛は2羽。 巣の中にま
だいれば見えるはずだがその気配なし。 他にも巣立ちを終えたところが有ると聞いている。 今年は異常に早いようだ。
お詫びと訂正:雛は2羽と書いたけどもう1羽巣の中にいたようで、これも16日に最終確認に行った際には巣立って親子共々
背後の茂みの中に入ってしまっていた。 雛は3羽に訂正する。
7月12日(土) 茶臼山高原と天龍村
気温が35℃にもなるというので避暑を兼ねて気になっていた茶臼山のノジコと天龍村のブッポウソウを見てきた。 茶臼山
有料道路は無料化されて身近になったうえに車が少なくて快適だった。
ポイントに入るとホオジロの鳴き声に混じってノジコの声は聞こえてくるもののなかなか姿は見せてくれず、やっと出てきても
遠くて写真にならなかった。 そこそこに撮れたのは待っている間に近くの電柱にとまったカッコウくらいだった。
他の鳥はカワラヒワが多く、10羽くらいのアオバトの群がしきりに飛んでいた。
天龍村のブッポウソウはまず役場に行ってみた。 屋上にかけた巣を利用しているかは判らなかったが、その下の電線用の
壁にあいた穴を利用していた。 天龍村に行けば指呼の距離で写真が撮れるものと思っていたが、そうでもなくてここでも
満足のゆく写真は撮れなかった。
6月17日(火) 蛭ヶ野高原
一番近いところでオオジシギのディスプレイが見られるのは蛭ヶ野高原だ。 詳しい人にいろいろと教えてもらってはいるが
現地を見ないとさっぱり判らないので昼間は見られないのを承知で10時頃に到着した。
板橋地区と蛭ヶ野高原を詳細メールをメインに地図とガイドブッをにらみながら巡回して大体の感触を掴んできた。
今日は標高900mの高原ながら気温が28度ととても暑く、声は聞こえているものの鳥たちの出は少なかった。
トビ タカSP キジ キジバト カッコウ ホトトギス(声) ハリオアマツバメ ツバメ ヒヨドリ モズ クロツグミ
ウグイス ホオジロ ノジコ(声) ホオアカ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上19種類
6月16日(月) 巣作り放棄
思わせぶりなタイトルになったが、要するに作り始めていたコシアカツバメの巣作りが中断されていた。 もう一つ、ツバメの
出入りしていた巣が壊れてしまっていた。 巣はたくさん有るので子育てには問題が無いと思うのだが・・・。
6月12日(木) コシアカツバメの巣作り
工事中の巣を見に行ったらまだ手直しが有るのか工事は続いていたが、ほとんど完成していたので6日に撮影した巣との比
較写真を掲載しておいた。 すぐ近くで盛んにツバメが出入りしているで見に行ったら新しい巣を作り始めていた。 今頃から
作り始めて完成は半月後くらいか。 また観察にゆきたい。 今頃から繁殖が始まると子育ては1回だけ。 普通ツバメと比
べて個体数が少ないはずだ。 また子供の数も普通ツバメの半分くらいか。
6月9日(月) コシアカツバメの巣
6日に2羽のツバメが壊れているのを修理しているように見えた巣のその後を見に行ったらやはり修理していた。 使われ
ていない巣が5〜60個も有るのに何で壊れた巣をわざわざ修理しているのか不思議なことだ。 ひょっとすると新しく作って
いる可能性もあるが、工事しているのは現在はこのカップルだけ。 昨年の記録を探さないと。
今日は高松へササゴイとアオバトを期待していったが工事中で海岸から追い出され、ツバメを撮りに移動したら激しい雷雨と
まったくついていなかった。 うまく写真が撮れなかったが比較の為に掲載しておく。
6月6日(金) コシアカツバメのコロニー
桑名市のコシアカツバメのコロニーを観察してきた。 帰ってきたのがGWの頃で、泥の巣作りをしてから繁殖に入るので
まだ始まっていないらしく、2羽で飛んでいるペアが多く見られた。
巣の数を数えてみると全部で84個。 昨年は82個だったので2個しか増えていない。 出入りが確認できたのは10個で昨
年の14個より少ないが、これから子育てに入るともう少し増えると思う。
壊れたのを修復しているのか、新しく作っているのか昨年の記録が見付からないのでわからないが、工事中の巣にやってくる
カップルがいる。 これから巣がどうなるのか楽しみに観察したい。 写真は観察記録に掲載しておく。
5月28日(水) 三重県民の森
春の渡りの終わったこの時期だけど何かいるだろうと行ってみたが鳥たちは姿を見せず。 キビタキがしきりに啼いていたが
やはり姿が見られなかった。
帰りに三重郡と員弁郡のアオバズクの到着を確認してきた。 昨年は大変な人出でそのせいでも無かろうがヒナが落鳥する
という不幸な出来事が起きた。 今年は静かに見守ってやりたいね〜。
キジバト ホトトギス コゲラ ツバメ ヒヨドリ ウグイス キビタキ エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ
イカル スズメ ハシブトガラス 以上14種類
5月24日(土) コヨシキリ
開発によって消滅が危惧されていたコヨシキリの繁殖地がかろうじて守られて今年も賑やかな鳴き声が聞かれた。 しかし
観察条件は悪くなっている。 車の出入りがあるのでゲート前は駐車不可。 ゲート前の道路は大型トレーラーが群をなして
行き来するので大変危険。 つまり車を置く場所が無いわけだが、週末は若干車の行き来が少なくなるので邪魔にならない
ように路上におけそう。 だが、週末と言えども車が出入りするのでゲート前は駐車不可。
5月17日(土) 多度山麓のドラマ
まだ膝が完治していないので山登りは諦めて山麓の渓谷を探鳥してみたがオオルリは声だけで鳥たちの姿は少なかった。
河原の小さな岩の上にうずくまっているキセキレイを見付けた。 卵を抱いているんだろうか・・・それにしても随分と変な場所に
巣を作ったものだと観察していたらもう1羽が餌を運んできて与えた。 共同で卵を暖めているんだとそのときも思ったのだが、
暫くして羽ばたいたのを見たら初列が伸びきっていなかった。 巣立ちを間近に控えたヒナだったわけだ。
給餌の様子など写真に撮ったが遠くて写真になっていなかった。 この後ドラマが・・・・。
1時間ほどうろついてから戻ってきたら2mほどもある巨大なシマヘビがそろそろと近付いていた。 危険を察知したヒナは短い
羽を羽ばたいて難を逃れたが行方不明。 獲物を逃した蛇が未練たらしくその場に残っているところに親が戻ってきて激しく鳴き
ながらヒナを探した。 風切羽の伸びきっていないヒナは遠くにはいけないので親子はじきに出会うだろう。
片時も油断できない自然界の厳しさを垣間見る思いだった。
5月15日(木) 雲出川河口
シギチの渡りの最盛期からそろそろ終わりに差し掛かる時期なので脚を伸ばしてみたが、到着の昼前には午後3時の満潮の
半分まで潮が満ちていて干潟が無かったので鳥たちは行方不明。 堤防下の池も水深が深くて鳥たちは疎らだったが、まだ
ツルシギが数羽いた。 完全夏羽には程遠いこのツルシギたちは繁殖入り前の若鳥たちなのだろうか?
夕方までにそこそこの数は見たが数も種類も少なくメダイチドリの姿は確認できなかった。
はるか遠くにクロガモが1羽ぽつんと浮いていた。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ アマサギ カルガモ コガモ オカヨシガモ オナガガモ
ハシビロガモ キンクロハジロ スズガモ クロガモ バン シロチドリ キョウジョシギ トウネン ハマシギ ツルシギ
アオアシシギ キアシシギ イソシギ チュウシャクシギ ミユビシギ セグロカモメ ウミネコ キジバト ドバト ヒバリ
ツバメ ハクセキレイ オオヨシキリ セッカ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上37種類
5月9日(金) 雲出川河口
ちょっと気になることが有ったので予定を変更して五主海岸に行った。 目的は達成出来なかったがサルハマシギを今期初認。
遠かったので証拠写真にしかならなったが掲載しておく。 夏羽への換羽途中で暫く滞在して赤い姿を見たいものだ。
雲出川右岸堤防は未だ工事中で海岸堤防は通れないが、鳥たちは三渡川の河口に多いので観察はこちら側がメインになる。
特に珍しいものはいなかったが、個体数は圧倒的に多かった。 鳥たちとの距離が遠いのが残念。
今年はチュウシャクシギが異常に多い。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ
ハシビロガモ キンクロハジロ スズガモ トビ バン オオバン シロチドリ キョウジョシギ トウネン ウズラシギ
ハマシギ サルハマシギ ツルシギ アオアシシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ オオソリハシシギ
チュウシャクシギ ユリカモメ セグロカモメ ウミネコ キジバト ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ ウグイス
オオヨシキリ セッカ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上44種類
5月5日(こどもの日) 三河の海
大潮で昼ごろ干潮となれば海岸は潮干狩りの人で大賑わい・・・はわかっていたが、天候が悪いのでそれほどでも無いだろう
と思ったのが間違いだった。 小雨くらいで潮干狩りを諦めるほど皆さんやわではなかった。
と言うことで海岸は近づけず水路際の堤防は工事で進入禁止とと散々だった。 ツルシギとセイタカシギはたくさんいたが、4
月19日に見たオオハシシギ・コアオアシシギ・エリマキシギはいなかった。 今期アオアシシギ初認。
4月20日(日) 13日がケアシノスリの終認日
16日の観察でほぼ旅立ちが確認できたと思うが念のために7時45分から10時45分まで木曾岬干拓地を観察。 チュウヒ・
ノスリ・ミサゴ・オオタカ(若)が顔を見せたがケアシノスリはついに顔を見せなかった。
4月13日に1羽見ているので14日〜15日の間に旅立ったものと思われる。 13日が終認日となった。
これでやっと木曾岬から離れることが出来る。
4月19日(土) 三河の海
日記を見ると昨年の今日も三河の海を訪れていた。 歴史は繰り返す・・・だ。 大潮の休日とあって大勢の人が潮干狩りに
訪れていて海岸の堤防は車を停める場所がなかった。 土日に設定したのが間違いだったが、目的はほぼ達成できた。
水路沿いの堤防が工事中で途中から通れなくなっているので注意がいる。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
ハシビロガモ キンクロハジロ スズガモ トビ オオバン コチドリ ムナグロ(17) ケリ エリマキシギ
ツルシギ(13) オオハシシギ(4) コアオアシシギ(2) クサシギ イソシギ セイタカシギ(30) ユリカモメ
セグロカモメ キジバト ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ ウグイス セッカ ホオジロ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上41種類
4月16日(水) 旅立ったか・・ケアシノスリ
朝の7時15分から12時15分までの4時間半観察したがケアシノスリは姿を見せなかった。 餌採りの間隔がこんなに開いた
ことは無いのでもう繁殖地に向けて旅立ったと思われる。 13日に観察した1羽が終認だったか。
チュウヒは3〜4羽見たがあまり飛ばなかった。 13日に見たオオタカもぼーっと柳の木にとまっていた。
4月13日(日) このまま居座るのか・・ケアシノスリ
スタートが遅かったので木曾岬に着いたのは10時頃だった。 堤防に上がると早速北のエリアでホバリングしているケアシ
ノスリが見えた。 ちょっと遠いが前の立ち木に鷹のとまっているのが見えている。 尾羽に太いバンドが見えているのでオ
オタカとわかった。 成鳥か若鳥か・・・向こうを向いているので確認できないうちに南の方でホバリングしているタカが見えた
のでそちらに急いだがノスリかケアシノスリか確認できないうちに行方がわからなくなった。
その後はチュウヒとノスリとトビが飛ぶだけでケアシノスリは飛ばなかったので昼過ぎに堤防を後にした。
帰りがけに週末はいつも堤防に来ておられるKさんが来られた。 伺った話によると昨日はまだ3羽確認できたそうで、Kさ
んもこのまま居座るのではないかと思っておられるそうだ。
オオタカは成鳥だそうだ。 繁殖期に入ったこの時期に何でこんなところにいるんだろう?
4月11日(金) とりあえず1羽残りのケアシノスリ
ケアシノスリの終認を確認したい・・・自分に課した課題なので4日ぶりに行ってきたが、正直に言うとそろそろ開放してほしい
・・・と思いながら堤防に立ったらチュウヒが飛び、遠くでケアシモドキのホバリングをしていたのはノスリだった。 同じノスリだか
ら採餌行動はよく似ているが、ノスリの方が羽ばたきの回数が少なくすぐに移動する。
強風が吹いていたせいかノスリがよくホバリングをしていたが、ケアシノスリと認められるものは現われなかったので旅立った
かと思っていたら1時間ほどして1羽のケアシノスリが姿を見せた。 若い個体だから急いで繁殖地に行く必要は無いし、ここで
夏を越してもいいわけだ。
遠くに見かけた1羽がもう1羽のケアシノスリのような気がしたが、確認は出来なかったのでとりあえず1羽残り。
4月7日(月) 雨の降る前にケアシノスリ
雨の降る前にケアシノスリをチェックしておこうと9時頃木曾岬干拓に行った。 静まり返っていたのでさすがに旅立ったものと
思っていたらしばらくして1羽のケアシノスリが現われてホバリングを見せてくれた。 他に姿が見えないので1羽になったもの
とこのケアシノスリと2時間付き合った。 時々他の木に移るがほとんど木にとまったままでホバリングは見せてくれなかった。
11時頃、風が湿っぽくなったので降られる前に帰ろうとしたらはるか遠くの木に白っぽい鷹がとまっていてこちらに向かって飛
び始めた。 紛れも無い2羽めのケアシノスリで、そのあとで別れを惜しむように2羽揃ってホバリングを見せてくれた。
今夜からの強い雨と強い風がどう影響するか・・・旅立ちは近いと思う。
今日はチュウヒがよく顔を見せてくれた。 多分4羽と思う。
4月5日(土) ツリスガラとアメリカヒドリ
こちらも気になっている町屋川のツリスガラのチェックに行った。 3月22日以来久しぶりの訪問だ。 30分ほど待ったが
現われなかったので帰ろうと思ったが粘っていたら柳の木にやってきた。 数羽かと思ったが10羽くらいはいて思ったより多か
ったものの例年よりかなり少ないとは地元の人の話だった。 4月中旬までいると言っていたのでもう一度確認に来たい。
場所は日の出橋の下流で、柳の芽も食べるが葦の節の部分から出ている皮をはがして中にいる虫を主に食べていた。 柳の
木にいなければ葦原にいるが回ってくるまで暫く待たねばならない。
東員町のアメリカヒドリはのんびりと寛いでいた。 ヒドリガモと一緒に旅立つのだろう。 これまで見なかったアメリカヒドリ
もどきが1羽いた。 アメリカヒドリのハイブリッドはよく見かける。
4月4日(金) まだまだのケアシノスリ
5日ぶりに探鳥解禁となったので気になっていたケアシノスリのチェックに行った。 三重県に所属する木曾岬干拓地に舞い
降りた珍鳥なので三重県人として終認を確認しておきたい。 9時半ごろ堤防に立ったが静まり返っていたのでやっと旅立った
かと思っていたらなんとまだ2羽も残っていた。 ノスリが早く立ち去れとしきりにモビングをかけていた。
見掛けなかったハイイロチュウヒの♀も残っていて高く高く飛んでいた。
ノスリのカップルと思われる2羽がよく飛んでいたがチュウヒを見掛けなかったのが気になる。
3月30日(日) 繁殖地へ帰る気配の無いケアシノスリ
伊勢新聞に耳寄りな野鳥情報が掲載されていたが、現地まで往復で300kmは有る。 今月分のガソリンは使い果たしてし
まったので今回は諦めて地元のケアシノスリのチェックに行ってきた。
木曾岬干拓地の堤防に着くといつもケアシノスリがとまっている潅木にノスリがとまっていた。 ケアシノスリは旅立ったのか
と思いながら暫く観察していたところまだ3羽いるのが確認できた。 いつまでいるのだろう。
帰りがけに会ったバーダーさんからついさっきサシバが9羽通過していったと教えてもらった。 うかつであったがそういう目で
気をつけて観察するとまた面白そうだ。
ハイチュウの♀の姿がここ二日目撃されていない。
3月27日(木) 真っ黒なスズメ
黒いスズメを目撃したのは一昨日の25日である。 暫く思案していたが余りにも異様なので今回の発見者のIさんの了解の
下に掲載することとした。 場所は田原市の赤羽根漁港である。
最初その鳥を見たときはただ黒くて何か判らなかった。 兎に角写真を撮りながら珍鳥かもしれないとよく見たら紛れもないス
ズメで普通のスズメとともに2羽で行動していた。 カップリングが出来ているのかもしれない。
黒いスズメは聞いたことが無かったが、黒化スズメというのもいると言うのでネットで調べてみたら今年の3月に伊達市で話題
になっていた。 メラニンなどの色素が異常に増えた状態でアルビノよりも珍しいらしい。
それはわかったが白化個体は誰が見ても白いのだが、黒化個体となると汚れが付いている可能性が有るので判定はやっか
いだ。 例えばストーブの煙突や廃車のマフラーに巣作りして煤で汚れたとか、野焼きの煤で汚れたなどである。
しかしこのスズメは一緒に行動していたスズメが普通だったので汚れているわけでは無いと思われる。
写真を3枚アルバム14に掲載しておく。 逆光気味だったのでほとんど真っ黒だが、光線の当たっている部分もかなり黒い。
かと言っても初列風切はスズメ本来の羽色をしていて汚れているようには見えなかった。 3枚目は画像処理して色が出る
ようにしてみた。 とても珍しい黒化スズメと思うがどうだろう?
3月26日(水) まだいるケアシノスリ
雨が降ったのでそろそろかと気になっているケアシノスリをチェックに行ったらまだ3羽は確実だった。 最近は餌が十分に
獲れているのかホバリングしながら餌を探す光景は稀になってきた。 長い間雑木の梢にとまったままだ。
湾岸道の付近を縄張りにいしている個体を探しに行ったら木の中腹にとまっていた。 距離は200mくらいはあって1時間くら
い飛び立つのを待っていたがいっかなその気配は無く、フィールドスコープで観察するとノスリっぽくてケアシノスリと確認でき
なかった。 3羽が間違いないところ・・・そろそろ旅立ってほしいものだ。
そう言えば最近はカリガネの噂を聞かないけどどうなっただろう。
鍋田に入った換羽の進んだエリマキシギ成鳥は残念ながら抜けてしまったようだ。
3月25日(火) 伊勢湾一周の旅
今年はもう遅いかと思っていたが、けっこう鳥たちで賑わっているようなので念願の鳥羽から伊良湖へ渡るフェリーの旅に
行ってきた。 ターゲットはミツユビカモメ・ウミスズメ・オオミズナギドリ・クロガモ・オオハム・シノリガモと欲が深い。
9時半鳥羽発のフェリーに乗船。 島々を抜けて伊勢湾に乗り出した頃にカモメとそれに混じって浮いている水鳥の群が遠く
に見えた。 遠すぎるけど兎に角シャッターを押す。 後で写真を見たらオオミズナギドリが混じっていた。
30分ほどで神島に近付くまでにスナメリやイルカの群が見られた。
ミツユビカモメとの出会いは神島付近のワンチャンスだった。 撮ってきた写真を見ると嘴が黒いのでまだ若い個体のようだ。
シノリガモは全部で9羽いた。 成鳥の♂は1羽だけであとは♀ばかりに見えるが♀によく似た若いオスが半数くらいいた。
クロガモはあちこち合計で数百羽いたが、写真に撮るには遠かった。 よく飛んでいたので旅立ちが近そうだ。
暫く前までたくさんいたらしいオオハムは帰途につく前に執念で探した1羽だけ。 フィールドスコープの向こうの世界だった。
帰りは音羽蒲郡ICから東名に乗って湾岸桑名と伊勢湾の周りを一周してきた。 それなりに収穫は有ったがちょっと時期が
遅かったのは否めない。 来年は3月の始め頃に再挑戦したい。
それにしても荒波の中に浮き沈みしている鳥たちの撮影のなんと難しいことよ。
諸掛かり:フェリー代7,070円。 高速道路代金:2,800円(通勤割引をしっかり利用) 走行距離数:270km。
3月23日(日) 4羽のケアシノスリ
木曾岬探鳥会の日なので迷ったが、木曾岬に行く目的はケアシノスリの現況なので朝の9時から午後の3時まで堤防で粘
った。 ケアシノスリは同時に3羽いるのを確認。 週末には必ず観察しておられるというKさんが先週アンテナケアシを見た
とのことなので湾岸道の北側を観察してみたらまさしくアンテナを背負ったケアシノスリがいた。 全部で4羽になる。
羽がぼろぼろになった個体がいた。 両翼同じ場所が欠けているのでこの時期に換羽するのかと撮ってきた写真を見たら
初列と次列風切り羽の間、初列のP1が透けて見えるだけだった。 参考までに写真を掲載しておく。
餌は獲れているようだ。 目の前で排泄するシーンを見たし、ホバリングから地面で餌を捕らえたのか15分も飛び立たない
個体もいた。 採餌行動は猛禽でも随分と違う。 ハイチュウが葦原すれすれに飛びながら餌を見つけるとひらりと身を翻す
のに対してケアシノスリはホバリングしながら少しづつ降りてきて餌を捕らえる。 あまり上手じゃないナーと話したら、Kさんは
羽をたたんでで突っ込む光景を何度も見たそうだ。 何度も通っているが私はまだ一度も見ていない。 残念!
追記:写真を見直してみると初列の1対が抜け落ちている可能性もある。 尾羽の方にも抜けている羽が有りそうだ。
夏羽に換羽中のエリマキシギ成鳥
鍋田干拓地を通過中、水の入った田んぼでエリマキシギを見かけた。 かなり夏羽への換羽が進んだ♀の成鳥と判断した
が、こんなのを見るのは多分初めてだと思う。 参考までに何枚か写真を掲載しておく。 願わくば暫く滞在してほしい。
3月22日(土) 町屋川のツリスガラ
ツリスガラが増えていないか見に行ったら今日は7〜8羽くらい見掛けた。 日の出橋の下流側の柳の木を中心に活動し
ているが、回ってくるまで辛抱が必要だ。 もう少し近くまで来てくれると良いのだが写真を撮るには少し遠い。
橋の上流側の葦に入るようになるともう少し近くで撮れる。
観察される人は堤防道路若干の車の通行があるので御注意ください。
3月18日(火) 町屋川のツリスガラと津市のミミカイツブリ
そろそろ来ているのではと思って町屋川の河口にツリスガラを探しに行った。 すばらしく赤いベニマシコがいた。 カメラ
を取りに行っている間にいなくなったのは残念だが、待っている間に数羽のツリスガラが現われて川柳の芽を食べていた。
遠かったので写真は証拠程度だがいるのがわかって嬉しい。 もう少ししたら数が増えるだろう。
カリガネファミリーは健在。
ミミカイツブリは夏羽に換羽してきているが、一番換羽の進んだ個体は今日も姿を見せてくれず1羽のみだった。 写真を見
比べると一番換羽の遅れた個体と思われ、換羽の進んだ2羽は旅立ったのではと推測される。 残った1羽も旅立ちが近かそ
うで光線の具合と潮の関係から今日がラストチャンスだったのではなかろうか。
完全夏羽が見られなかったのは残念だが、ミミカイツブリの夏羽は貴重な出会いだった。 次はいつかなー?
3月16日(日) ハチジョウツグミとケアシノスリ
場所はまだ公開できないのだが、今期2羽目のハチジョウツグミを見てきた。 ハチジョウツグミは色の面で個体差が大きく
岐阜のものはまだ若くて赤味が控えめだったが、この個体はもう少し赤かった。
木曾岬のケアシノスリはまだ3羽健在だった。 2羽か3羽か・・・・なかなか羽数が確認できなかったが、帰り際に3羽揃って
見送ってくれた。 今日は大陸型のきれいな♂がゆったり飛んでくれたが、白いボディーに露出がオーバーになって写真にな
らなかったのが残念だった。 そろそろチュウヒのディスプレイフライトが始まりそうだ。
3月15日(土) ミミカイツブリ
換羽の進んだ個体は姿を見せなったが、もう1羽の換羽が進んできていた。 残る1羽は換羽が遅れている。
今日は風が強く、潮も悪かったので写真はいま一つだった。
カリガネとマガンはまだ残っていた。 そろそろ旅立ちと思うが気になることだ。
3月13日(木) 木曾岬のケアシノスリ
三重県に舞い降りた珍鳥たちなのでとても動向が気になるし、旅だってしまえば次にケアシノスリを見られるのはいつになるか
わからない。 ましてやこの辺りで会うことはまず難しいだろう。 見られるだけみておこうと出かけてみたら3羽健在だった。
今日は南から風が吹いて左向きにホバリングしていた。 いままで撮った写真はほとんどが右向きのホバリングだ。
餌が獲れているのかどうか・・・北へ帰る体力が付くのかどうか気掛かりだ。 高空でホバリングして餌を探すなんてあまり賢い
やり方とは思えないのだが・・・・。
平日とあってギャラリーは私一人だけ。 何か良いことがないかと期待したが何も無かった。 やれやれ・・・・。
3月9日(日) 木曾岬のケアシノスリ
3月も中旬に入ってケアシノスリの動向がきになるところだ。 8時過ぎに行ってみたら先客さんから2羽確認と教えていただい
たが、12時までの観察で同時に3羽いるのを確認した。 もう1羽いるような気がするが最後まで確認できなかった。
一頃の関心が薄れて今日のギャラリーは10人程度だったが、継続して観察している熱心な方がおられるのには頭が下がる。
2月4日に見かけたアンテナを背負った個体はいなかった。 落鳥しているケアシノスリもいると噂に聞いているが、ここに来た
個体に落鳥が有ったとしても干拓地への立入りが出来ないし、出来たとしても葦原で見つけるのは難しい。 数が減ったケアシノ
スリが無事に繁殖地まで移動していったものと思いたい。
3月8日(土) かなり夏羽のミミカイツブリ
6日に撮ったミミカイツブリは逆光だったので撮り直しに行ってみたら3羽もいてそのうちの1羽は完全な冬羽、6日に撮った個体は
少し換羽が始まっている感じで、もう1羽はかなり換羽が進んで赤くなってきていた。 もう暫くしたら完全な夏羽になりそうだが、そ
れまでいてくれるかどうか。 ミミカイツブリは間もなく繁殖地へ旅立っていく。 帰ってくる秋は冬羽なので観察する機会の少ない
夏羽を見られたのは夢のような喜びだ。 完全な夏羽を見られれば天にも昇る心地だろう。
カリガネは旅立ちが近付いて採餌時間が長くなっているようだ。 そろそろかなー・・・。
3月6日(木) ミミカイツブリ
カリガネの飛び立ちなどを撮ろうと朝の7時に鈴鹿の池に行ってみたら大阪の人と現地の人が昨日から姿が見えないと話して
いた。 餌場にもいなくて昨日の朝7時頃に飛び立つのを見たのが最後じゃないかとのこと。
カリガネは二度と見られないかもしれないのでがっかりしながらもう一つのターゲットのミミカイツブリを津市の海岸まで探しにいっ
た。 現地に到着してすぐに見付かったが、すぐに潜ってしまうので何枚も撮れないうちに遠くに行ってしまった。
暖かくなる予報だったが風が強くて冷たく、3時間ほど粘って降参。 100枚ほど撮ったが再挑戦がいりそうだ。
帰りにカリガネの池に寄ったら「なんだ まだいるじゃん!」 カリガネ健在だった。
3月4日(火) カリガネ
中日新聞にも掲載されてしまったカリガネの動向が気になるので午後から見に行ったらいつもの岸に上がって昼寝に余念が無
かった。 動きが無いせいもあってギャラリーの姿は少なく、ホシハジロたちもこちら側にやってきて寛いでいた。
そろそろ旅立ちのときが近い。 できれば見送ってやりたいと思っている。
3月1日(土) 神田池のアメリカヒドリ
先日、鈴鹿川の河口で見た純系のアメリカヒドリは神田池から移動したかもしれない・・・見に行ってみたらまだのんびりと浮かんで
いた。 その他にも三重の海岸で観察されているので今年は多いのかもしれない。
そろそろお嫁さんが見付かっていないかとそれらしきを探したが見付からなかった。 アメリカヒドリの♀を一度見てみたい。
池はヒドリガモ・キンクロハジロ・オオバンなどなど・・・。
2月29日(金) 木曾岬のケアシノスリ
1ヶ月ぶりにケアシノスリのその後を見に行った。 遠くてアンテナ付きケアシノスリは確認出来なかったが、 全部で最少4羽の
ケアシノスリを確認した。 旅立ちが近いと思うが、このように纏まって地元で見られる機会は二度と無さそうなので終認日を確認
出来るようにちょこちょこと出掛けてみたい。 写真は数百枚撮ってあるが、カメラは担いでゆく。
それにしても木曾岬上空は猛禽が多い。 今日もケアシノスリを初めとして、たくさんのチュウヒ・ハイイロチュウヒ♀・ノスリ・ミサゴ
トビ・オオタカが干拓地の上空を乱舞していた。
2月21日(木) カモメ探しの旅
冬場の楽しみの一つにカモメ探しがある。 冬になると海岸にはたくさんのカモメがやってくる。 圧倒的に数の多いのはユリカモメ
で次いでセグロカモメ・カモメと続き、多いようで少ないのがオオセグロカモメだ。 これらのカモメの中に珍しいカモメが混じっていな
いか見て行くわけだがこれが難しい。 成鳥もそうだが、幼鳥から生長になるまで4年はかかる大型カモメは年齢ごとに特徴が変わ
るので識別が難しく、手当たり次第に写真を撮ってきて帰ってから図鑑と写真を見比べる。
いつもは四日市市の沿岸から津市の志登茂川河口で時間切れとなるが、今回は松阪市まで足を延ばしてみたらシロカモメとワシカ
モメに会うことができた。 ラッキーだった。
2月7日(木) 津市のミミカイツブリ
脚の黄色いカモメと白いカモメ・それ津市のミミカイツブリを探しに三重の海岸線に沿って志登茂川の左岸河口まで南下した。
白いカモメは見付からず、脚の黄色いカモメは見付かったが背中の色が望んだほど黒くなかったのが残念。
ミミカイツブリはこの辺りと思うところで探したら2羽のカイツブリが目に入ったがどう見てもハジロカイツブリだな−・・と思いながら
なおも探してみたら20羽ほどのハジロカイツブリの群から少し離れたところに紛れも無いミミカイツブリがいた。 しかし、はるか
沖合いのフィールドスコープの世界・・・・デジスコでも歯が立たない遠くにいて少しも近付いてくれなかった。
この冬はハジロカイツブリがとても多いのでミミカイツブリが見付かるとすれば今年は絶好のチャンスだ。
志登茂川河口でミヤコドリが33羽とダイゼンを6羽観察した。
今日観察した鳥たち
カイツブリ ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ ミミカイツブリ(2) カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ
ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ ホオジロガモ ウミアイサ ミヤコドリ(33) イカルチドリ
シロチドリ ダイゼン ケリ ハマシギ イソシギ ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ
ホイグリン系カモメ ハシボソガラス 以上29種類
2月5日(火) オオカワラヒワとセッカ冬羽
年中見掛けるカワラヒワにはコカワラヒワとオオカワラヒワの2亜種があり、両方合わせてカワラヒワと呼んでいる、
コカワラヒワは九州以北で繁殖し、オオカワラヒワは冬鳥として北方の繁殖地から日本全国に渡来する。 オオカワラヒワはコカラ
ヒワより体が一回り大きく、三列風切の白いラインが一際鮮やかにみえる。 夏に見掛けるのはコカラヒワ。
留鳥のセッカは冬でも身近にいるはずだが夏のように鳴きながら飛ぶことも無く、葦の上にもとまらないで地上を忙しく移動してい
るので見付けるのはなかなか困難である。 今回、田園地帯の葦原に生息している鳥たちを観察していたら、野焼きで焼け残っ
た葦の根元に1羽のセッカが飛び出してきた。 慌ててカメラを向けたがシャッターを何回もシャッターを押すチャンスも無いまま忙
しなく土手の陰に消えて行ってそのままだった。 黄色い色がとても美しかった。 また見たい、撮りたい。
写真は相手の動きが速くてぶれているがアルバム14に掲載しておいた。
2月4日(月) アンテナを背負ったケアシノスリ
堤防の上から観察していると湾岸道の近くで飛んでいるケアシノスリをよく見かけるので今日は湾岸道の南側の堤防に上がって
みたら全体で3羽のケアシノスリが同時に飛んでいた。 下に下りている個体もいそうなので数は変わっていないと思われる。
湾岸道の近くを飛んでいる個体を見ていたら背中に細い棒が立っていた。 アンテナが立っている・・・どうやら電波発信器を背
負わされているらしい。 足環つきチュウヒと並んで日本で付けられたものかとても興味深い。
写真は撮ったが遠かったので出来は悪いがアルバムに掲載しておいた。
2月1日(金) 木曾岬のケアシノスリ
木曾岬の堤防の上で半日なりをすごすとなると寒さとの戦いになる。 1月初旬の暖かさと比べるとこのところの寒さは見に染みる
ので気にはなっているがなかなか行けなかった。 多いときは100人ものギャラリーを集めていたここも、今日の金曜日は先客が
3人で昼過ぎまででも10人くらいとすっかりブームが去ってしまった。
今日確認できたケアシノスリは4羽。 前のようにあちちでホバリングしている姿はなかなか見られなくなった。 南の方でホバリ
ングしている個体も見たが、どちらかというと湾岸道に近いほうが多い。 とはいえ目の前でホバリングは夢物語になった。
旅立つ日まではまだしばらく有りそうだが、観察するには難しくなってきた。
それにしてもチュウヒが多く、ハイイロチュウヒの♀が突然目の前を飛んだりして面白かったが、2羽のトビに追われて南に飛び去っ
ていった1羽のケアシノスリの行方が気掛かりだ。
現地でお会いした皆さん・・Sさん御夫妻有難うございました。
1月26日(土) 木曾岬干拓のケアシノスリ
かなり数が減っていると聞いて気になっていたが、なかなか都合が付かなくて久しぶりの訪問となった。 確かに以前と比べて数が
減り、間違いの無いところで3羽。 多くても5羽以下とみられている。
広大とはいえたくさんのチュウヒやハイチュウがいるところで10羽近いケアシノスリが餌を獲れば餌不足になりかねない。 餌を獲れ
ないケアシノスリが餌を求めて移動したのだろう。 あるいは餌場は別に探してネグラにしていることも考えられる。
ケアシノスリの滞在は滅多に無いことなのでとても嬉しいが、餌を平らげられてしまうと夏にここで子育てするチュウヒの餌が不足しか
ねない。 そろそろ移動してもらってもいいんじゃないかと思っている。
1月25日(金) 扶桑緑地
オオワシが現われた緑地公園にお邪魔してきた。 河原を探していたらオオワシは9時半ごろに公園の前の河原から飛び立って
対岸の伊木山の方に飛び去ったと教えてくれた人がいた。 伊木山のどこかにとまっていないかフィールドスコープで探したが見付
からなかった。 山本山のオオワシの行動を考えれば餌を獲るとき以外はどこかの止まり木にとまって動かないと考えられる。
餌場にしているこの辺りに現われるのは夕方と思われたので午前中で探索を打ち切ろうとしていた11時ごろになって伊木山の上を
飛んでいる猛禽に気付いた。 フィールドスコープを向けてみたらまさしくオオワシがゆったりと輪を描いていた。
多分、伊木山のどこかにお気に入りの場所が有るのだろう。
強い風が吹いて寒かったが野鳥の多い公園で久しぶりにたくさんの鳥たちを見ることが出来た。
カイツブリ カンムリカイツブリ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ ヒドリガモ ホシハジロ
キンクロハジロ ミコアイサ カワアイサ オオワシ トビ オオタカ ノスリ チュウヒ
イカルチドリ セグロカモメ ドバト ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ ツグミ シジュウカラ
メジロ ホオジロ カシラダカ カワラヒワ イカル シメ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上
37種類
1月18日(金) 養老町のケアシノスリ
いるという話をいろんな方からお聞きしていたケアシノスリとやっと会うことが出来た。 この冬はもう珍しくもなくなった感じだが、
どの辺りまで分散しているのかをこの目で確かめられた意義は大きい。 この地は猛禽が多くケアシノスリに絡んでいたのはチョウ
ゲンボウでホバリングを繰り返しては獲物を探していた。 トビやノスリもたくさんいた。
今日の目標のコクマルガラスは2時間ほどかけて広範囲に探したが発見できなかった。 場所が変わったのか・・・。
1月16日(水) 山村ダム・伊坂ダム
13日の基準日から少し遅れたが、受け持ちのガン・カモ調査を実施してきた。
*山村ダム・・・・・ガン・カモの数が少なく、どうしてここが選ばれているのか不思議。
カイツブリ(5) カワウ(2) マガモ(6) カルガモ(47) ホシハジロ(1) キンクロハジロ(1) カワセミ ハクセキレイ
ヒヨドリ ヒヨドリ ジョウビタキ ウグイス メジロ ハシブトガラス 以上14種類
*伊坂ダム 昨年たくさんいたミヤマホオジロが今年は1羽もいなかった。 カモは昨年より多くいた。
カイツブリ カンムリカイツブリ(1) カワウ(45) マガモ(153) カルガモ(287) コガモ(129) トモエガモ(6)
ヨシガモ(50) オカヨシガモ(2) ヒドリガモ(74) オナガガモ(4) ホシハジロ(1) キンクロハジロ(6) オシドリ(4)
イカルチドリ(4) キジバト コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス メジロ
カシラダカ カワラヒワ スズメ ハシブトガラス 以上28種類
1月6日(日) 湖北遠征
遠征の目的は塩津浜のオジロワシとケアシノスリの成鳥だった。 9時に山本山に着いてオオワシを見てから湖北センターで情報
を貰い、10時に塩津浜到着。 今朝のオジロワシはまだ餌とりに現われていないということで期待を持って待ったが確立の高いと
いう10時から11時の間はおろか12時まで待っても姿を見せないのでもう一つの目的を果たすため移動した。
1月10日頃にもう1羽のオオワシがやってくると入れ違いに姿を消してしまうオジロワシのチャンスは少なくなってしまった。
ケアシノスリは姉川河口よりさらに南の工業団地周辺にいるというので行ってみたが、見られたのは幼鳥が1羽だけだった。
朝方は成鳥が2羽いたそうなのでもっと早く出かけてこなければ来なければいけないようだ。
ケアシノスリは湖北センターの周辺にもいるようで、オオワシの近くの枝にもとまっていたそうだ。 いろんな人と話したところでは
ケアシノスリは養老町にも入っていたがもう抜けたそうで、熊野市も抜けてしまい、遠くは笠岡市にも出ているとのことだった。
巨椋にも入っているとのニュースも有るが、個体数では木曾岬が纏まっている。
ヘラサギ1羽は寝っぱなしで顔を上げてくれず、クロツラヘラサギは見つけられなかった。 今日は完敗だった。
2、007年
12月21日(金) 養老公園
自然の豊な公園の割には鳥たちの種類は少なかった。 久々にカワガラスを撮ったが神経質で傍に寄らせてくれなかった。
キセキレイ セグロセキレイ ビンズイ ヒヨドリ モズ カワガラス ジョウビタキ シジュウカラ メジロ ホオジロ
ハシブトガラス こうしてみると何にもいない感じ。
12月20日(木) 員弁川のコハクチョウ
員弁川の大泉大橋の下流に堰堤がある。 いなべ市から流れ下ってこのあたりは東員町に属する。 流量は多いが川幅があるの
で流れは緩やかでここを越冬地と定めたコハクチョウのファミリーがいた。 お父さんとお母さんと子供たちが3羽。
すっかり寛いで車の中で静かに待っていたらすぐ近くまで寄ってくる。 安曇野の白鳥湖を思い出した。
木曽川のコハクチョウも良いがここは低い目線で眺められる。 将来的に多くのコハクチョウがやってきてくれ、またとない鳥たちと
の交流の場にならないかと夢を描いた。
12月7日(金) 名古屋〜仙台フェリーの旅と伊豆沼・蕪栗沼
海上で確認できたのはコアホウドリやヒメウとアカアシミズナギドリだと思うがこれから写真を整理の予定。 伊豆沼・蕪栗沼ではお
目当てのカリガネは見当たらず、5羽のシジュウカラガンを見ただけだった。 伊豆沼は想像していたのとまるで印象が違っていた。
これらは1ページ立ててレポートの予定をしているが、完成まで2〜3日の猶予を頂きたい。
12月1日(土) 再びの・・・
昨年東員町の池で越冬した純系のアメリカヒドリが今年もやってきていた。 当然同一個体だろうが、忘れずに来てくれたのがとても
嬉しい。 ほかにはキンクロハジロとヒドリガモで、この中に繁殖羽に換羽中のヒドリガモがいた。 背中を♂特有の白い羽が覆い始
めているが、腰の辺りにはまだ白い羽が見えてなくて♀そのものに見える。
11月28日(水) 再び猛禽の里へ
ハイイロチュウヒに挑戦。 9時から16時まで粘って♀を一度見ただけ。 ♂はすれ違いばかりで結局姿が見られなかった。
チョウゲンボウがうろついてはカラスに追いかけられ、時にはコチョウゲンボウとじゃれあっていたりで退屈しなかったがどんよりした曇り
空で写真にはならなかった。 コチョウゲンボウは♀ばかりが2羽、チョウゲンボウも少なくとも2羽は見たが♀ばかり。
堤防下の水路にクサシギが2羽とコアオアシシギが1羽いた。 とても綺麗だったが暗かったので写真はブレブレになってしまった。
猛禽は チュウヒ ハイイロチュウヒ(♀) ノスリ ミサゴ チョウゲンボウ コチョウゲンボウ
11月21日(水) 海津市の白鳥
海津市南濃町に来ている白鳥を見てきた。 オオハクチョウの成鳥・幼鳥・コハクチョウの成鳥が各1羽づつの奇妙な組み合わせに
なっていた。 今日で滞在4日目になるが、どのようなきっかけで集まったのか不思議なことである。
11月17日(土) 猛禽の里・鍋田
ハイイロチュウヒの♀が来ているとのことで会いに行ったが今日はRC機が頻繁に飛んで出入り口を狭めている上に、僅かな出入り
口の南西の堤防の上に昼過ぎまで木曾岬干拓地を観察している人がいたせいかノスリやミサゴが木曾岬の上を飛んでいるばかりだっ
た。 チョウゲンボウは3回ほど見たが同じ個体かもしれない。 電柱のトップから飛び降りて餌を獲り、飛び立ったところで撮った飛翔
写真を見たらカマキリをくわえて足に持ち替えたあと飛びながら食っていた。 けっこう小さいものを食っている。
♀のコチョウゲンボウは毎年いつも同じ場所にいるので同じ個体だろう。 いるかな・・・と思って見にいったら田んぼの隅にぼーっと
立っていた。 見付けるのは容易だが遠くにいるので写真は難しい。
1月13日(火) 山村ダム・伊坂ダム
*山村ダム 8時〜11時
そろそろ冬鳥の噂もあるので様子を見に行ったが強風が吹き荒れて鳥たちの姿は少なかった。 ダム湖にはカルガモとマガモと
カイツブリしかいなかった。 クロジかカヤクグリらしい黒っぽい小鳥がいたので30分ほど待ったが出て来なかった。
*伊坂ダム 11時20分〜13時40分
3.6kmの周回道路を2時間かけて一周した。 気持ちは良かったが汗ばむくらいの陽気なので冬鳥はジョウビタキくらいしか見な
かった。 カモも少なくて種類も少ない。 湖岸にイカルチドリが20羽くらいいた。 神経質で近寄ると飛んでしまうので写真は撮り
にくかった。
カイツブリ カワウ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ ヒドリガモ イカルチドリ キジバト
カワセミ コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ カワラヒワ
スズメ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上24種類
11月8日(木) 庄内川河口 9時〜12時〜13時
ハヤブサの飛翔写真を狙って朝の9時から張り付いてみた。 10時17分が大潮の干潮なので干潟が出てシギチの姿も種類は
少ないながら楽しめた。 ダイゼンが数十羽とたくさんのハマシギ・シロチドリに混じってオオソリハシシギやオグロシギも姿を見せた。
ねらい目のハヤブサは「多分難しいと思う」とアドバイスを貰ったように帰りがけに遠くを飛んでいるのを見ただけで、ミサゴ・チュウヒ・
ノスリ・トビとオオタカばかりだった。 チュウヒは3個体いるそうでよく飛んでいたがいずれも遠かった。
午後になって野鳥観察館から干潟を見たら遠くにトウネンらしい小さなシギが1羽いた。 観察館の人の話によるとトウネンはいる
とのこと。 また、今年はハヤブサが出没するのでハマシギの数が極端に少ないとのことだった。
庄内川河口は野鳥の数は群を抜いて多いが鳥たちとの距離の遠いのが残念だった。 先ごろ堤防道路で行われていた工事が終
わって稲永スポーツセンター付近の道路にテラスが設けられた。 観察館から500mくらい遡った地点のこの辺りに干潟が出て鳥
たちが集まっている。 今日はカモたちに混じってオグロシギ・ハマシギ・ダイゼン・オオソリハシシギが餌を漁っていた。 シギチの
シーズンには楽しめるかもしれない。 車はスポーツセンターに置いておくと便利である。
ミサゴ オオタカ(1) トビ ノスリ チュウヒ(3) ハヤブサ(1) シロチドリ ダイゼン トウネン(1) ハマシギ
イソシギ オオソリハシシギ(2) オグロシギ(2) 以上猛禽とシギチのみ
11月7日(水) 名古屋市の公園
久々に名古屋市の公園にお邪魔してきた。 お目当ての鳥が旅立った後だったのは残念だったが、鉄塔のハヤブサに初めてお
目にかかることができた。 それにしても高い・・遠い。 抜けるような青空がきれいだったが写真はもう一つだった。
河川敷がにぎわっていたが私のレンズでは撮るのは難しかった。
10月30日(火) 庄内川河口と鍋田干拓
*庄内川河口 11時半〜12時45分
久々にフェリー「きたかみ」の機関室を訪問して旧交を温めたあとで名古屋市野鳥観察館に行ってみた。 午後2時が干潮と生憎
の潮回りで鳥たちは遠かったが2羽のハヤブサが姿を見せて楽しませてくれた。
近くで見ていた老夫婦の会話が面白かった。 全てを再現できないが、フィールドスコープを覗きながらおりもしないカイツブリがい
るとか、あれはチドリじゃない・・・と言った視線の先はカモばかり。 大小の白いサギを見て白鷺というのは間違ってないか・・・。
極めつけはミサゴを見て、あれは白頭ワシだ。 かなり難しい鳥の名前を御存知だった。 話しかけてみようとも思ったがあまりにも
微笑ましかったのでそっとその場を離れた。
鳥たちは遠かったが今日の白眉は2羽のハヤブサだった。 前にここで狩をするハヤブサが獲物を捕らえた瞬間の写真を新聞で
見たことがあるが、ここで一日粘ればかなりの写真が撮れるかもしれない。
ミサゴは23羽カウントした。 オオソリハシシギや逆光で遠かったのでどちらか確認できなかったがホウロクシギかダイシャクシギ
の姿も見ることが出来た。
*鍋田干拓 13時〜14時15分
猛禽の季節にはまだ早いが帰りに寄ってみたら電柱にオオタカの若がとまっていた。 そっと近付きながら写真を撮っているうち
1本離れた道路の電柱に移動した。 飛び立ちを撮ろうと構えていたら悠々とノスリが近くを通り、続いてチョウゲンボウが現われ
てオオタカにモビングをしかけた。 この場所はいつもチョウゲンボウがとまる場所なので縄張りを主張に来たたのだろうが、貫禄
の上ではオオタカの方がはるかに上で数度トライしてから諦めていずこかへ飛び去っていった。
そろそろハイチュウの季節だが今年はどうだろう。
◎10月21日(日) 三重県民の森 10時〜12時
昨日撮影されたムギマキを探しに行ってみたが里山に山道が付けてあるこの森でたまたま姿を見せてくれた小鳥を見つけるのは
無理だった。 冬鳥の影がまったく見えないので鳥たちは少なかったが、サワフタギの青い実を食べに来るキビタキを撮影している
グループの人たちのお陰で自分も写真を撮ることができた。
帰りがけに北勢中央公園でジョウビタキの♂を初認した。
◎10月14日(日) 町屋川でイカルチドリ探し 9時〜13時
イカルチドリの写真をきちんと撮っておきたい。 そう思って町屋川から員弁川を遡っていった。 町屋川であっさり見付かったが
流れの向こうで写真にならない。 員弁川の左岸に沿って遡っていくと小石混じりの河原がほとんど小石になって居るのはイソシギ
やセキレイばかりなのでいなべ市の大泉橋まで行って引き返した。
イカルチドリは小石ばかりの河原より砂混じりの河原を好むようだが、背丈を越す雑草や流れに阻まれて近付けなかった。
桑名四日市周辺で近付ける場所はないものか。
堰堤の流れの中に2羽のオジロトウネンがいた。 こんな環境にも生息するんだとびっくりした。
東員町の堰堤付近にたくさんのツバメが飛んでいた。 イワツバメかとよくみたが違っていた。 該当するのはショウドウツバメ?
カイツブリ カワウ ゴイサギ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ キンクロハジロ
コチドリ イカルチドリ シロチドリ(河口) オジロトウネン(2) クサシギ イソシギ キジバト ドバト カワセミ
ショウドウツバメ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ノビタキ ホオジロ カワラヒワ スズメ
ムクドリ ハシボソガラス 以上32種類
10月12日(金) 再び名古屋市の公園 9時〜12時
ジュウイチが抜けて鳥見の人は減ってしまったが、赤いツツドリやホトトギスを観察する人でそこそこの賑わいだった。
他には特に目立つ鳥は見つけられなかったので12時に公園を後にした。
10月7日(日) 名古屋市の公園 9時〜11時
噂のジュウイチを見に行ってきた。 すぐに動けなかったので抜けてしまったのではないかと心配したがちゃんと待っていてくれた。
昨年の5月以来の久しぶりの対面だった。 前回は成鳥だったが今回の個体は幼鳥だ。
昨日まで滞在していたノゴマは抜けた後。 赤いトケンはちらりと顔を見せてくれただけで種類は特定できなかったが皆さんの話で
はツツドリの赤色型でホトトギスは残念ながら見られなかった。
今日は大勢の方とお会いしました。 皆さん有難うございました。
10月5日(金) 三河の海 12時〜14時半
知多のタカ渡りを見てから三河の海に寄ってみた。 満潮時が災いしたのか海岸で見たシギはキアシシギが2羽だけだった。
他にアカアシシギやオオハシシギも見たが見難い場所にいたり距離が遠かったりで写真にならなかった。 この時期のオオハシシ
ギの写真が欲しかったので残念だった。 乾燥した畑に80羽くらいのシロチドリがおり、その外れに小さなシギがいた。 足が黒か
ったらトウネンで片付けてしまっただろうが足は黄色だった。 トウネンの大きさで脚が黄色だとヒバリシギかオジロトウネンになるが、
背中にはっきりしたV字型模様が見えたし、見慣れたオジロトウネンとは違うのでヒバリシギに決定。 珍しい場所にいるものだ。
コチドリ シロチドリ ムナグロ ケリ オジロトウネン(1) ツルシギ(5) アカアシシギ(1) コアオアシシギ(5)
アオアシシギ キアシシギ(2) イソシギ オオソリハシシギ(5) セイタカシギ(20羽以上) 以上シギチのみ13種類
ヒバリシギとしたシギについてオジロトウネンであるとの御指摘を受けたので訂正します。
10月5日(金) 知多のタカ渡り 8時〜10時半
伊良湖ルートとは別のタカ渡りルートである知多半島に行ってきた。 この場所は「タカ渡り全国ネット」で数が公開されている定点観
測地点の一つだが今年は準備中のままになっている。 行ってみたら定点観測をやっていなかった。
到着したのは8時前で先に来ていた人に聞いてみたら30羽くらいがぽつぽつとのことだった。 暫くは渡りのヒヨドリの大きな群が渡る
かやめておこうかと行ったり来たりしているばかりで、北東の方向には雲がかかっていた。 ぽつぽつと少しづつ上空を飛んでいるうち
に雲が切れてくると数が増えていった。 写真距離を飛んでくれるのだが残念ながら逆光だ。 それでも上空で旋回してくれるサービス
精神の旺盛な個体もいて撮らせてくれたがオートフォーカスのきかない私のカメラでは苦しかった。
カウントしなかったので正確な数はわからないが最初の30と併せて200羽くらいのサシバ・ハチクマ・ツミなどを見ることが出来た。
暫く悪かった天候が回復して溜まっていたタカが一気に渡っている。 白樺峠はそろそろ終わりのようだが、今日は2000羽近いサシ
が飛んだ伊良湖は明日からの土日が最盛期になるかもしれない。
10月2日(火) またまた羽島市 10時半〜12時
どこに行くか迷ったが羽島市のその後を見ておく必要がある・・と思って背割りを抜けて羽島を見てきた。 ツルシギは僅か1羽に減っ
た。 群で行動するわけではなさそうだ。 エリマキシギ(幼鳥♂2・♀3)とアオアシシギは5羽づつ健在だった。
他にクサシギが2羽でここも間もなく終わりになりそうだ。
9月28日(金) 羽島市 10時〜12時
26日に見たツルシギ・・・あの日は逆光だったので午前中もう一度見に行った。 14羽から7羽に減って代わりにエリマキシギの
幼鳥が5羽入っていた。 他にアオアシシギが5羽。 近寄ってくるまで2時間待っていたらコアオアシシギが1羽とクサシギ1羽にタカブ
シギまで入ってきた。 コアオアシシギはすぐに飛び立っていって写真は撮れなかった。 他に知らない休耕田があるのだろうか。
なお、26日に見たツルシギを成鳥としたが、幼鳥から第1回の冬羽に換羽中の個体であると御指摘を頂きました。
帰りに祖父江緑地公園に寄ってみたがコサメビタキとシジュウカラくらいで何もいなかった。
9月26日(水) またまた明神の森 9時〜13時
昨日出掛ける予定にしていたが天気が悪いとの天気予報だったので一日延長した。 朝から快晴なので大いに期待したが到着まで
にサシバが60羽ほど飛んだだけで後はぱらぱら・・。 13時までに合計でサシバ82羽、ハチクマ15羽、その他14羽と少なかったの
で早めに退去した。 タカ渡りネットワークの今シーズンのデータを見ると合計数で京都の岩間山とほぼ近い数がカウントされている。
明神の森を通ったタカは岩間山に向かう・・・想像に過ぎないが・・・。
*9月21日のカウント数のうち、不明種の数に誤りが有ったのでお詫びして訂正します。
帰りに羽島市に寄ったらツルシギが14羽も入っていた。 幼鳥を期待したがほとんど成鳥だった。
他はタシギとコチドリを多数見ただけ。
9月21日(金) 再び明神の森 8時半〜14時
19日が天候のせいで少なかったので回復した今日はリベンジに出掛けてみた。 到着した8時半まではほとんど出なかったようだが、
到着した頃から続々と飛び始めた。 今日は高い所を飛んでくれる。 初めのころは展望台の上から東側を飛ぶ個体が多かったが、
10時頃からはほとんどが西側を飛ぶようになった。 これはそれまでに飛んだ個体群とは別ルートで来たのではないかと想像する。
30分ほどで西側ルートはぱたりと飛来が止まり、今度は頭上と東側を飛ぶようになった。 あちこちで数羽から30羽くらいのタカ柱
が次々と立ち、観察しているバーダーさんたちからつど大歓声が上がる。 ルートが変わったのは風の影響も考えられる。
残念だったのは高いところを飛ぶ個体が多く、特に雲が切れてきた昼頃はほとんどが超高空ばかりになった。
午後からは飛来数が激減したので午後の2時に現地を後にした。
午後2時までのカウント数 サシバ:904羽 ハチクマ:56羽 その他(不明を含め):11羽 合計971羽
ちなみに、白樺峠の速報数を見ると 昨日20日はサシバ687羽・ハチクマ59羽・その他合計766羽。 本日21日はサシバ626羽・
ハチクマ108羽・その他合計773羽となっていて白樺峠を大幅に超えるタカが通過している。 通常、白樺峠の数を越えることは稀な
ので別ルートがあるのか、それとも白樺峠越えのルートが変わったのかとても興味深い。
定点観測を行っている「野鳥の会・岐阜県支部」にはこの事を分析して公表をお願いしたい。
9月19日(水) 明神の森のタカ渡り 9時〜14時半
朝起きたらどんよりと曇っていたので予定を変えようかと思ったが、テレビの天気予報は気持ちよく晴れ上がると繰り返し言っていたの
で信用して行ってみた。 現地に着いても晴れる気配は無く、先客は定点観測の岐阜県支部の人が一人と他に二人だけだった。
公園管理棟の中に掲示されている岐阜県支部の今年の記録を見るとサシバとハチクマ併せて300羽ほどカウントされているが曇り空で
は期待薄だった。 今朝の記録を見せてもらうと9時までにサシバが30羽とハチクマが2羽となっている。
結局、空が明るくなってきた昼前まで東側の低いところ(眼高線・標高500mより低いところ)をポツリポツリと飛ぶだけで距離も裸眼で
の視認が困難なくらい遠かった。
昼前頃から高いところを飛ぶようになり、距離も近くなったが曇り空ではいかんともしがたく、2時半までにサシバ106羽・ハチクマ37羽
と少なめだった。 天候が回復すると一気に増えててくるだろう。
ハチクマ ノスリ サシバ キジバト アマツバメ アカゲラ イワツバメ ヒヨドリ ヤマガラ メジロ ホオジロ カケス
ハシブトガラス 合計13種類
観測担当の岐阜県支部の会員さんがとても目の良い方でお世話になりました。 有難うございました。
9月17日(月) 鈴鹿市から津市志登茂川河口までの海岸の旅
珍しい鳥が来ていないか主に砂浜をチェックしながら南下してみた。 ミユビシギなどどこにでもいそうだがそうでもなくて場所は限定
されている。 珍客には出会えなかったが田中川の河口の南の木立でアリスイを見た。 生憎とカメラを取りに戻った数分の間に
いなくなってしまったが、この時期にアリスイを見るのは初めてだったので写真を取れなかったのが残念だった。
期待した探し物はいなかったが夏羽を残したもの・冬羽・幼鳥といろんなミユビシギが見られて楽しかった。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ シロチドリ メダイチドリ ケリ キョウジョシギ
トウネン キアシシギ イソシギ ソリハシシギ(10羽の集団) オオソリハシシギ(4) ミユビシギ ユリカモメ ウミネコ
ドバト アリスイ ツバメ スズメ ハシボソガラス 以上24種類
9月15日(土) 羽島市
12日ぶりの訪問だった。 前回はたくさん見られたトウネンやヒバリシギは移動したらしく、脚を傷めたヒバリシギを1羽見ただけだった。
オグロシギは2羽いたが前回は成鳥が2羽だったのに今日の1羽は幼鳥だったので入れ替わっているようだ。 セイタカシギが6羽いた。
全ては確認できなかったが幼鳥と第一回の冬羽が入り混じっていた。 エリマキシギは一つの田んぼに3羽で1羽は幼鳥の♂、2羽は幼
鳥の♀。 他の田んぼで見た幼鳥1羽は♂♀の識別は出来なかった。
今日はジシギを20羽ほど見たが全てタシギだった。
コチドリ ケリ ヒバリシギ(1) エリマキシギ(4) コアオアシシギ(4) アオアシシギ クサシギ イソシギ タシギ タカブシギ
オグロシギ(2) セイタカシギ(6) 以上シギチのみ12種類
9月14日(金) ヨシゴイの池
名古屋に用事で出掛けた先がヨシゴイの池の近くだったので池を覗いてきた。 以前は蒲の茎が倒れてその上を歩くヨシゴイの姿が
見易かったが、今日は立っている茎ばかりでこれだと全身を撮るのは困難だ。
午後1時半から3時頃までいたら親は何回か姿を見せ、雛の鳴き声もが聞こえてきたが姿を見たのは1回だけ。 遠かったので写真は
証拠程度だが2羽の雛が写っていた。 この時期なので例年なら二回目の繁殖になるのだが今年は一回目があったのか不明。
姿を見せた雛はかなり大きくなっていて自分で餌が獲れそうな感じだった。
営巣場所は池の真ん中辺になるのでかなり距離があるが、運が良ければ雛の写真が撮れるだろう。
9月8日(土) 三河の海
20日ぶりに三河の海にお邪魔してきた。 種類は少なめで個体数も多くなかった。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ ミサゴ コチドリ シロチドリ メダイチドリ オオメダイチドリ
ムナグロ ケリ トウネン キリアイ アオアシシギ クサシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ
ホウロクシギ タカブシギ セイタカシギ ウミネコ キジバト ヒバリ ショウドウツバメ ツバメ ハクセキレイ スズメ
ハシボソガラス 以上32種類
9月3日(月) 羽島市
ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ キジ バン コチドリ ムナグロ ケリ トウネン ヒバリシギ
エリマキシギ(2) コアオアシシギ(3) アオアシシギ クサシギ イソシギ タシギ ジシギSP ジシギSP
ハジロクロハラアジサシ(幼2) ドバト ヒバリ ショウドウツバメ(多数) ツバメ ハクセキレイ スズメ ムクドリ
ハシボソガラス 以上29種類
9月1日(土) 羽島市
このところの雨の影響もあるのかぼつぼつシギチが移動しているようで、最近注目を浴びていた休耕田は雑草が伸びてきた影響と相
俟ってケリの姿しか見られなかった。 キリアイは1羽見かけたが、鳥たちは少なくて寄せ集めてやっとこれだけだった。
コチドリ ムナグロ ケリ トウネン ヒバリシギ キリアイ(1) コアオアシシギ(2) アオアシシギ クサシギ(3) イソシギ
オグロシギ(成鳥1)
8月26日(日) 五主海岸
シギチのメッカの一つ五主海岸にお邪魔してきた。 この夏はヒバリシギがそれこそうじゃうじゃといて例年と随分違うが、他にも今日
はあちこちでキリアイ4羽やオグロシギ合計11羽などこちらも随分と多いようだ。
カワウ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ タマシギ コチドリ シロチドリ ムナグロ ダイゼン ケリ
トウネン ヒバリシギ ウズラシギ ハマシギ エリマキシギ(1) キリアイ(4) アオアシシギ キアシシギ イソシギ
ソリハシシギ オオソリハシシギ(3) チュウシャクシギ タカブシギ オグロシギ セイタカシギ(1)
ユリカモメ ウミネコ キジバト ドバト ツバメ ハクセキレイ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上36種類
8月23日(木) ショウドウツバメの大群
愛西市の電線に夥しいショウドウツバメの群が羽を休めていた。 数えてみたら約4,000羽ほどで、撮ってきた写真を見たら若干の
ツバメも混じっていた。 この辺りでは冬にニュウナイスズメの大群を見たことがあるが精々300羽だから規模が一桁違う。
数万羽のツバメのネグラ入りは凄い光景だが、4,000羽のショウドウツバメの群もかなり凄いと思う。
8月23日(木) 羽島市
かって淡水性のシギチがたくさん羽を休めていった羽島市桑原地区の休耕田も最近は水を張ってくれなくなってシギチの寄る場所が
なくなってしまった。 探鳥地としての魅力がすっかり薄れてしまったのが残念である。
タマシギ コチドリ ムナグロ ケリ エリマキシギ(2) コアオアシシギ(4) アオアシシギ タカブシギ
8月19日(日) 三河の海
シギチが賑やかになってきており、オオメダイも気になるので行ってみた。 9時半の満潮より少し遅めに合わせ、10時前に到着して
驚いた。 堤防道路の上は車の行列が出来ており、その脇で大勢の人がフィールドスコープを覗いている。 顔見知りの人がいたので
聞いてみたら朝の8時から10時まで探鳥会をやっていたそうだ。 その人たちも三々五々帰っていくと静かな鳥見になった。
オオメダイチドリは5羽確認した。 メダイチドリと並べてみると明らかに一回り大きく見える。 写真が取れなかったものもあるが探
し物はほぼ見付かった。 アジサシがたくさんいたが遠かった。 セイタカシギの幼鳥がとても可愛かった。 海岸にコチドリがいたの
でハジロコチドリを期待したがどうやら普通のコチドリ。 ショウドウツバメがたくさん飛んでいた。
帰りがけにカラスに追いかけられている猛禽を見つけた。 朝方チョウゲンボウの話を聞いていたのでチョウゲンかと思ってよく見たら、
ワォー! ハヤブサだ。 近くの電柱にとまってくれたので写真が撮れた。 まだ若鳥なので比較的近くにとまったのだろう。
良いお土産を貰った。 その他、写真は整理中
カイツブリ カワウ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カラシラサギ カルガモ トビ ミサゴ ハヤブサ コチドリ
シロチドリ メダイチドリ オオメダイチドリ(5) ムナグロ ダイゼン ツバメチドリ(成鳥) ケリ トウネン オバシギ(5)
エリマキシギ(幼1) コアオアシシギ(幼1) ヒバリシギ アオアシシギ クサシギ(2) キアシシギ イソシギ ソリハシシギ
ダイシャクシギ(1) セイタカシギ ウミネコ アジサシ ドバト ショウドウツバメ ツバメ ハクセキレイ セッカ スズメ
ムクドリ ハシボソガラス 41種類
写真を整理していたら干潟のヒバリシギが撮ってあった。 干潟に出ることは少ないが今年は時々見かける。
8月14日(火) ツバメのネグライリ
今年もやっとツバメのネグライリを見に行くことが出来た。 場所は昨年と同じく揖斐川右岸堤防の油島大橋から2km上流で、河口か
ら15kmの標識のある地点付近。 これから月末にかけてがピークで数万羽のツバメが上空や川の水面を乱舞したあと芦原に入るの
が観察できる。 空を覆いつくす無数のツバメの群れ、肩先を掠めて乱舞する無数のツバメ。 日没から20分くらいの短い時間なが
ら一大スペクタクルに興奮すること間違いなし。 ちょっと宣伝しすぎかな。
明日の日没は18時42分
観察される方にお願い:ストロボによる写真撮影と、懐中電灯による葦原の照射はお断り。 車には十分に御注意ください。
7月31日(火) 三河の海
シギチの渡りが始まっているので三河の海を見に行ってきた。 キアシシギがたくさんいたが全体的にはまだちょっと早い感じ。
夏の海岸は陽炎が酷くてちょっと離れると写真にならない。
カイツブリ カワウ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カラシラサギ カルガモ トビ キジ バン コチドリ
シロチドリ メダイチドリ ツバメチドリ ムナグロ ケリ トウネン ハマシギ(夏羽1) クサシギ キアシシギ イソシギ
ソリハシシギ ダイシャクシギ セイタカシギ ユリカモメ ウミネコ キジバト ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セッカ
ホオジロ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上37種類
7月27日(金) 派川から津市の志登茂側河口までの旅
派川河口にはたくさんのウミネコがいるので海岸線に沿って南下すればウミネコを始めとしてたくさんの鳥たちが見られると期待した。
しかし、河芸町で50羽くらいのコアジサシの親子と白塚漁港で30羽くらいのウミネコを見ただっけだった。
シギチは河芸町で夏羽から冬羽に換羽中のミユビシギ13羽とトウネン6羽に途中でキアシシギが1羽だけと寂しかった。
鼓ヶ浦と千代崎の二つの海水浴場は海水浴シーズンに入って堤防道路は通行止めになっている。
7月16日(月) 本家で3家族目の雛
雨の中で時々見にいっていたので間違いないと思うが、本家のコロニーで3家族目の雛を確認してきた。 分家の学校のコロニーの
雛は巣立ったようで姿が見えなかった。 他の巣では子供が生まれなかったらしくコシアカツバメの姿は周辺から消えてしまった。
本家の方も子育てしたのは3家族だけだったもよう。 もう一度子育てが有るのか観察を続けたい。 なお、どの巣も確認できた雛は
2羽づつだった。 これが標準なのだろうか。
7月15日(日) アオバズク
員弁郡のアオバズクは親が2羽とも巣の外に出ているので全て孵ったもよう。 巣立ちはもう少し先になると思うが、巣立ってしまうと
見えない場所に移動してしまう。 ちなみに昨年は全ての雛が巣立ったのは7月25日だった。
三重郡のアオバズクは今年は帰ってくるのが遅かったので雛が孵るのはもう少し先になりそうだ。 今日は台風の吹き返しの強風に
煽られながら親の1羽がまん丸な目でこちらをみおろしていた。 昨年の巣立ちは7月20日だった。
7月5日(木) 本家で2家族目の雛
本家二つ目の巣で雛が顔を見せてくれた。 これで三つ目になるが、どの巣も入口から見えている雛の数は2羽のところを見るとこれ
が標準なのだろうか。 6月16日に確認した出入りのある12個の巣のうち今日も出入りが確認できたのは10個だった。
10m以上もある高いところの巣は中が見えないので雛が出ているのか、巣の中に親が何羽いるのか想像するしか無い。 一度に数
羽の成鳥が巣の出入り口に集まるのを見たのでヘルパーが付いているのは多分間違いないと思う。
分家の方は変化なし。 見えている雛の数は相変わらず2羽だけだ。
7月4日(水) 本家のコシアカコロニーにも雛が誕生
大雨できちんと観察できなかったが、ツバメが出入りしている12個の巣のうちの1個に雛が誕生したようでこの巣だけ出入りがあり、
親が真っ白なペリットを巣の外に落とすのを見た。 拾おうと思ったが真下は増水した川だった。 残念。
他の巣に動きは無く、分家の方も昨日は変化が無かった。
7月1日(日) コシアカツバメの雛誕生
学校のコロニーに雛が誕生した。 今は2羽の姿が見えているが、まだ孵化していない卵が有るらしく餌を与えた親がそのまま巣の中
に入って行き、抱卵中だった別の親が飛び出してゆく。 この巣には3羽のヘルパーが付いているのを前に確認している。
餌を運んでくる間隔は短くて3分ということもあるが、随分と間遠なことが多いのはまだ雛の数が少ないからだろう。
もう1個の巣の方はまだ動きがなく、時々出入りがあるくらいだ。
学校のコロニーはもう一つの大きなコロニーと直線距離にして400mほどしか離れていないので学校のコロニーを分家、大きな方の
コロニーを本家と呼ぶことにする。
本家の方にはまだ動きは無かった。
6月29日(金) クロハラアジサシ
昨日28日の中日新聞・三重版にクロハラアジサシが3羽松阪市に現われたと写真付きの記事が掲載されていた。 撮影されたのは
24日の昼ごろとのこと・・・その3羽のうちの1羽かどうかわからないが、松阪市にクロハラアジサシが1羽いるので見に行ってきた。
クロハラアジサシは図鑑によって出現時期が違うが、数は少ないながら夏鳥として5月から10月の間に時々姿を見せてくれる。
今回のように松阪市はもとより、鈴鹿川の河口でも私は目撃して証拠程度だが写真も有る。
新聞記事では野鳥の会・三重県支部の幹部の方の「30年近く観察してきたが、県内では初めて」と驚いているコメントが掲載されていた。
キャリアが浅い私としてはこの方が何に驚いたのか知りたいところだが、この書き方でははっきりしない。 3羽も一度に現われたのに驚
いたのか、この時期に現われたのに驚いたのか、成鳥の夏羽に驚いたのか・・書くときはきちんと書いて欲しいものだ。
クロハラアジサシにはハジロクロハラアジサシと言うのもいる。 前にどこかで写真を撮ったような記憶があるので探してみよう。
全体的に一度整理がいる。
*クロハラアジサシは05年5月8日に鈴鹿川・派川河口で撮影。 ハジロクロハラアジサシは04年8月29日に岐阜県羽島市で撮影。
両方ともアルバムに写真を掲載してある。 ハジロクロハラアジサシは幼鳥。
6月21日(木) 南紀遠征
鳥たちの中にはごく普通に見られるもの、渡りの時期にちょくちょく見られるもの、その季節に水際に行けば見られるもの、地域性が高
くて遠征しないとまず見られないものなどいろいろと存在する。
その中で伊豆諸島以西の島嶼にごく少数のみ生息しているのが見かけは目立たないながらも希少種のウチヤマセンニュウで、渡りの
途中に見かけることはまず有り得ないそうだ。
今回は熊野灘の一部の島で繁殖の確認されているそんなウチヤマセンニュウの観察に南紀方面に出掛けた。
*新宮市(19・20日)
1周しても数百mの小さな島の木立の茂みの中から聞こえてくる鳴き声を頼りに出てくるのを待つ。 低い藪の上に出ることもあるが
高い梢は好まないようで声は聞こえても姿を見つけるのは難しかった。
スズメ目ウグイス科に属するヤブサメ・ウグイス・センニュウ・ムシクイの仲間は姿がよく似ており、鳴き声も似たものが多くて見分けが
難しい。 ウチヤマセンニュウはチリチリチュイチュイチュイと鳴くと図鑑に書いてあったが、私にはチョビチョビチョビと聞こえてまるで
センダイムシクイのようだと思った。 あちこちで声を聞いたがこの広さだと精々3ツガイだろう。
何とか写真は撮った。 脚にいくつもの脚輪が付いているのは絶滅危惧種として調査の対象となっているからだ。
新宮市で観察した鳥
ウミウ ササゴイ アオサギ クロサギ黒色型 カルガモ トビ キョウジョシギ(1) チュウシャクシギ(5) キジバト
ドバト ツバメ イソヒヨドリ ウチヤマセンニュウ カワラヒワ スズメ ハシボソガラス 16種類
*和歌山県西牟婁郡串本町
観光地として有名な橋杭岩に50羽くらいのアマツバメが生息しており、集団で飛び回っている姿が壮観だった。 時にはジュリジュリ
と鳴きながら頭を掠めてゆく。 橋杭岩の裂け目に営巣しているらしく見ているとすっと消えてゆくものがいた。
写真に挑戦したが速くて追いかけるのに精一杯だった。
イソヒヨドリが子育てしており、私たちが邪魔な様子だったので早々と退散した。
串本町でも1組のウチヤマセンニュウが子育てしていた。 1羽に脚輪が付いていたのでここも調査の対象になっているようだ。
串本町で観察した鳥たち
トビ アマツバメ(約50) ツバメ イソヒヨドリ ウグイス ウチヤマセンニュウ
その他、熊野市でオオアジサシを6羽観察した。 遠かったので写真はなし。
6月16日(土) もう一つのコシアカコロニー
散歩していて学校の建物にコシアカツバメの巣が有るのに気付いたのは今年の5月の20日頃だった。 壊れた巣の跡と巣が二つ
有ったが6月の10日ごろには巣が一つ増えて3つになっていた。 面白そうだし、家から歩いて5分くらいと近いので観察してみる
ことにした。
巣は3個有るがコシアカツバメが出入りしているのは二つだけだった。 一つの巣には4羽、もう一つの巣には5〜6羽のコシアカツバ
メが関わっている。 どうやらヘルパーが付いているようだった。 巣の中には常に2羽は入っていて交代で卵を暖めている気配が
あり、残りは餌を採ってから交代に戻ってくる。 二つの巣の出入りは活発だった。
午後からはもう一つのコロニーの観察に行った。 数えなおしてみると全部で82個の巣があり、出入りのあるのはそのうちの12個
だった。 こちらは学校のコロニーと比べてあまり出入りしていなかったが、やはりヘルパーはいるらしく3羽が入っていくのを見た。
巣の観察は面白いので特集に組んで報告してゆこうと思っている。
6月13日(水) ヨシゴイの池
継続的に見ていないと判らないが葦や蒲が以前と比べて随分と減っているそうでヨシゴイの繁殖も危惧される状態とのこと。 池浚い
までやって対策をとったのに効を奏していないのが残念だ。
今日、現地で聞いた話ではそんな影響が有るのか今年のヨシゴイは6月初旬に3羽が飛来と少なく、その後も情報が輻輳しており、いる
のやらいないのやらはっきりしなかった。 どっかに行っちゃったらしい・・・・そんな話も聞いたが、その人が帰られた後で2羽のヨシゴイ
が姿を見せてくれた。
目の前で餌を獲り始めたのは♀で、暫くして飛んできて少し離れた場所で餌を獲りはじめたのは嘴を赤い婚姻色に染めた♂だった。
今年も無事に繁殖してくれそうな気配だった。
オオヨシキリも今年は数が少ないそうだが、繁殖の最盛期で雛に与えるいろんな餌を持ってきているのを見るのがとても面白かった。
6月11日(月) コシアカツバメのコロニー
自宅の近くにコシアカツバメのコロニーが有って1昨年から巣の数を数えている。 05年には52個だったのが昨年は68個となり
今日数えてみたら77個に増えていた。 これらの巣の中にはスズメに奪われたものや、壊れたものが有るので全てが使われている
わけではない。 毎年作り直して新しく増えたものだけを使っているのかと思ったが昨年からの巣も使われている。
今日は数と位置のチェックだけしか出来なかったが、近いうちにツバメの出入りしている巣を確認したい。
残念ながら昨年何個の巣が使われていたのか記録が無いが、1昨年は15個の巣が使われていたのを確認し、7月の初旬に雛が巣
立ったのを確認した。 今年はじっくりと観察してみたい。
6月1〜3日(金〜日) 戸隠探鳥
2泊3日で極めつけの探鳥地の一つの戸隠に行ってきた。 ネットで戸隠について調べていて赤い鳥が出没しているのを知り、友人
からも連絡を貰っていたが、ターゲットはゴジュウカラやキバシリで赤い鳥は見られれば良し・・・と思っていたのに運良く写真まで撮れた。
狭い場所に大勢の人がいたので葉っぱに隠れてしまっているがこの際は贅沢は言えない。
今日は写真の整理が間に合わないが、明日にでも戸隠特集を組む予定なので出来たら是非とも見ていただきたい。
5月24日(木) 野登山
5月26日に探鳥会が予定されているが当日は天候不良の予報が出ている。 残念なので先行して行ってきた。
昨年はジュウイチ・キビタキ・アオゲラ・オオアカゲラなど撮っているので期待していったが、人気の少ない山上で暮らす鳥たちは人馴れ
しておらずなかなか姿を見せてくれなかったが、キビタキ・オオルリ・クロツグミ・アオゲラ・アカゲラなど賑やかに鳴いて楽しませてくれた。
コジュケイ アオゲラ(声) アカゲラ(声) オオアカゲラ(声) ヒヨドリ ミソサザイ(声) クロツグミ(声) ウグイス
キビタキ オオルリ サンコウチョウ(声) エナガ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カケス 18種類
5月21日(月) メリケンキアシシギ
昨日訪問の予定だったが風が強いのと、休日とあって釣り人が入っているというので予定を変更して今日にした。 文一の図鑑に
掲載されているのはここの個体だ。 1,987年に撮影された写真が掲載されているので随分と前から来ているようだが、今日見た
のは不確定ながら3〜4羽と思われるので次第に来訪が減っているのかもしれない。
ちなみに、、メリケンキアシシギは内陸部に入ることはまず無く、干潟に入ることも稀で外洋に面した一部の岩礁地帯に5月から6月の
初旬だけに見られるわが国では希少なシギである。
5月20日(日) 浅羽町・掛川花鳥園
静岡県の掛川市に花鳥園というのが有って鳥たちと触れ合えるというので、シギチの探鳥地として有名な浅羽町の様子を見がてら
行ってみた。
浅羽町は文一総合出版社から出版されている「日本の探鳥地」に紹介され、春と秋にシギチが羽を休めてゆくようだ。 一帯は水田
地帯になっていて田植えの時期に水が張られる。 若干の期待はあったが今回は何も見られなかった。
兎に角広いがポイントを知っておれば夏から秋には楽しめそうだ。 本の特筆するべき鳥の欄にはキリアイ・アカアシシギ・ハジロコチ
ドリなど見たい鳥の名前がずらりと並んでいる。
掛川花鳥園
野鳥の飼育展示がいいか悪いか意見の分かれるところだが、これは動物園と同じだなー・・・。
入場する前に20種類を超える世界のフクロウ類が展示されている。 入場料1,050円を払って入るとオシドリ・アカツクシガモなどの
カモとペリカン・コクチョウが泳ぐ小さな池を通って大温室に入ってゆく。 この奥に100羽くらいのクロエリセイタカシギや、クロトキなど
が放し飼いされている区画が有って鳥たちと触れ合うことができる。 掌に餌を載せて差し出すと食べに来る。
その右隣は睡蓮池のある大温室になっていてインコが群れを成して飛びまわり、餌を差し出すと食べに来る。 睡蓮の上ではアフリカ
レンカクが遊びまわっている。 屋外ではエミューや真鶴なども飼育されている・・・・と言った按配だ。
子供も大人も鳥たちと触れ合って楽しそう。 私も楽しかったが心のどこかにこれでいいのだろうか・・・と疑念が湧く。
多分この鳥たちは落鳥するものが多いだろう。 鳥たちの健康について十分に留意されているのだろうか。
個体数が多いので多分そこまでは無理だろう。 ちょっと気がかりだった。
5月18日(金) 再び五主海岸
大潮で干潮が12時55分となると鳥たちは広大な干潟のはるか彼方にいてフィールドスコープを使っても小型シギの識別は難しかっ
た。 相変わらず個体数は多く、2時過ぎに潮が上がってくると近寄ってきたが干潟はあまりにも広すぎた。
基本的に5月9日と大きな変化はないが、ツルシギの数が減ってシロチドリを1羽も見なかった。
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ ヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ
ハシビロガモ キンクロハジロ キジ バン オオバン ケリ メダイチドリ ハマシギ オバシギ(1) ツルシギ(5)
アオアシシギ キアシシギ オオソリハシシギ ホウロクシギ チュウシャクシギ コアジサシ キジバト ドバト ヒバリ
ツバメ ハクセキレイ オオヨシキリ セッカ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上37種類
5月9日(水) 五主海岸
春のシギチの渡りの最盛期を迎えている雲出川河口を訪問した。 先日は五主海岸探鳥会に参加させてもらったばかりで以前と
比べて随分と環境が変わってきていると伺ったとおりに雲出川河口の干潟にシギチの姿は少なかった。 ゴカイ類の多い泥の干潟
と違ってここは砂が主体のせいだろうか。 シギチは隣の泥の多い三渡り川河口の方に集まっていた。
とても数が数えきれないハマシギ・キアシシギ・チュウシャクシギなどがうじゃうじゃおり、オオソリハシシギやツルシギ(18羽)もたくさ
んいた。 先日訪問した三河の海には沢山のシギチがいたが、今の状況なら引けは取らないだろう。
カイツブリ カワウ アマサギ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ
ヒドリガモ オナガガモ ハシビロガモ キンクロハジロ キジ バン オオバン シロチドリ ケリ キョウジョシギ
ハマシギ オバシギ(1) ツルシギ(18) アオアシシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ(1) オオソリハシシギ
ホウロクシギ(1) チュウシャクシギ コアジサシ キジバト ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ オオヨシキリ セッカ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上42種類 スペシャルゲスト:サルハマシギ6羽
追記:
干潟にたくさんのシギ・チドリがやってくるが干潮時でないと干潟は現われない。 潮の引いていないときに行ってもシギチの姿は
見られないので潮を確かめていったほうがよい。 本サイトの目次ページに干満時間を書いている由縁はそこにある。
また、干潟は広大なので写真撮影には適さない。
◎5月7日(月) 段戸裏谷原生林
文一総合出版社から出ている「日本探鳥地」に愛知県からただ4箇所選ばれて掲載されている一つが段戸裏谷原生林だ。
それによると林内案内図のあちこちいたるところにコルリ・コマドリ・クロツグミ・マミジロなど涎の出そうな鳥名が並んでいるので期待
は大きかった。 到着したのは10時過ぎと少し遅かったかもしれない。
段戸湖の駐車場に車を置いて林道を五六橋に向かってゆっくり歩いた。 裏谷というから暗くて陰鬱な森と想像していたが木々
の背は高く、標高が900mもあるのでまだ葉っぱが茂っていなくて思ったより明るかった。
ミソサザイやコマドリの鳴き声とカラ類の声は聞こえるが姿はなかなか見せてくれない。
橋を渡ったところにカメラマンがいたので聞いてみたらコマドリとミソサザイを待っているが、8時頃まで出ていたがそれ以降はまっ
たく姿を見せないとのこと。 暫く待っていたらミソサザイが出てきたが曇り空で暗いうえに遠くて写真にならなかった。
もう1箇所カメラマンのたむろしている場所があってそこもコマドリポイントだったので待たせてもらったが出てこないので林内の自
然観察路や東海自然歩道などを散策。 オオルリ・キビタキ・ミソサザイなどを見たが他には鳥の姿は見られなかった。
再びコマドリポイントでしばらく待っていたが、一向に出てくる気配が無いので帰ろうとしたら駒鳥が姿を見せた。 4〜5mの近く
で尾羽を開いて立てる威嚇のポーズを取ったが近すぎてピントが合わず、シャッタースピードが1/10秒では写真にならなかった。
とても掲載できる出来ではないが、こんなことも有るので参考までに掲載しておいた。
もう1枚・・・公園のコマドリは鳴かなかったが、ここでは盛大に鳴いていたので写真を掲載しておく。
トビ アオゲラ(声) アカゲラ(声) キセキレイ ミソサザイ コマドリ コルリ(声) ウグイス センダイムシクイ(声)
キビタキ オオルリ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ コガラ ホオジロ カワラヒワ 以上16種類
その他の声が聞こえていたが識別できなかった。
見られた鳥たちは多くなかったが、森林浴は快適でとても気持ちが良かった。
5月5日(子供の日) 名古屋市の公園
マミジロの入った名古屋市の公園に行ってきた。 期待していったが残念ながら一日で抜けてしまったのか出てきてくれなかっ
た。 クロツグミやアカハラ・シロハラ・マミチャジナイになぜかこの時期にマヒワがいた。 ノゴマの♀もいるそうなので探してみた
が見付からなかった。 センダイムシクイが鳴いていたので探してシャッターを押したが木の中で暗くて写真にならなかった。
カワセミの池で、細くて長い鏡筒にペンタックスのK10Dをつけて写真を撮っている若い人がいたので話しかけて覗かせてもらった。
口径が6センチで焦点距離が900ミリの望遠鏡は、私のボーグより300ミリも長くなる。 ただし、口径が小さいのでF値が暗くなって
しまって明るいところでしか撮れないそうだ。
どんな写真が撮れるのか興味があったので写真を送ってもらった。 お見せできないのが残念だが、どうしてどうしてなかなかの
もので、長いレンズは良いことだ・・・を実感させられた素晴らしい出来だった。
4月27日 三河の海
再び三河の海にお邪魔してきた。 潮が悪いので潮干狩りは休み中。 チュウシャクシギやオオソリハシシギがたくさんいた。
明日からのGWには潮干狩りが再開されるので干潮時は鳥見にならないだろう。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ トビ キジ バン コチドリ シロチドリ メダイチドリ ダイゼン
ケリ キョウジョシギ(2) トウネン(5) ハマシギ オバシギ エリマキシギ(1) ツルシギ(14) クサシギ(1) イソシギ
オオソリハシシギ チュウシャクシギ タカブシギ(1) セイタカシギ(20) ユリカモメ キジバト ヒバリ ツバメ
ハクセキレイ タヒバリ(夏羽) ヒヨドリ ツグミ ウグイス オオヨシキリ セッカ ホオジロ オオジュリン カワラヒワ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上51種類
4月20日(金) 大阪遠征
大阪で話題のギンムクを見に行った。 11時頃に到着してポイントに向かって歩いて行くと10人くらいのカメラマンが樹上の鳥を
追いかけていた。 樹上の鳥は多分オオルリだろう。 10時に開園して1時間後の今頃の時間にオオルリを追いかけているよう
では目的の子はいないのではないか。
思ったとおり、着いて聞いてみたら朝から行方不明だとのこと・・・やっぱり! 現地の人と話していたら、三重でも出ているそうだ
けど・・・。 この人はかなりの情報通だなー・・と・・・・三重のどこに出ているんだ出ているんじゃ?
確かオーショウさんの・・・と言っておられた。 そんな人は知らんがな・・・と思ったけど、オーシャンと語感が似ている。 ひょっとし
たらこの人は我がサイトのことを言っておられるんだろか? そうだとしたら我がサイトも有名になったものだけど、まーそれは無い
だろう。 結局、ギンムク君は顔を見せないまま午後の2時にはキガシラシトドの方に移動することにした。 残念だった。
キガシラシトドは健在だったがそろそろ移動してもおかしくない。 見納めてきた。
遠くまで出掛けたのに残念な結果に終わったが、この冬は沢山の鳥たちを見させてもらった。 一度くらいはこんなことも有るだろう。
4月19日(木) 三河の海
三河の海にお邪魔してきた。 セイタカシギとツルシギがたくさんいた。 大潮で干潮が午後の1時ということで干潟は大きく広がっ
て大勢の人が潮干狩りに入っていた。 干潟にシギチがいるかどうかもわからないくらい遠かった。
コアオアシシギは2羽いて夏羽に変わっていた。 今年初めてオオヨシキリの鳴き声が聞こえ、畑ではオオジシギらしいジシギを
5羽見たが突然の事で写真は撮れなかった。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
シマアジ(2組) ハシビロガモ キンクロハジロ スズガモ トビ キジ バン オオバン コチドリ メダイチドリ
ムナグロ ケリ ハマシギ エリマキシギ(1) ツルシギ アカアシシギ(2) コアオアシシギ(3) クサシギ(1)
イソシギ チュウシャクシギ タシギ ジシギSP(多分オオジシギ・5) セイタカシギ ユリカモメ セグロカモメ キジバト
ドバト ヒバリ ツバメ タヒバリ ヒヨドリ モズ ツグミ ウグイス オオヨシキリ セッカ ホオジロ カワラヒワ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上53種類
4月17日(火) 名古屋市の都市公園
大都市の都市公園は不思議なところで色んな鳥たちが羽を休めてゆく。 そんな鳥たちを見付けてくれる現地のバーダーさんた
ちのお陰でいろんな鳥たちを見ることが出来るが、鳥見人口の少ない地方都市ではなかなかそうはいかない。
今日はそんな公園の一つにお邪魔してコマドリとオオルリを今年初めて見てきた。
4月9日(月) キガシラシトドの公園
ゆっくりと出掛けたので現地のポイントに着いたのは11時ころだった。 バーダーは10人以上もいたが手持ち無沙汰の様子。
聞いてみると、10時半頃まではいたが探鳥会の40人とカメラマンが30人の70人以上もが取り囲んだので飛んでしまって行方不明
とのことだった。 何時帰ってくるのかわからないので夕方まで待機の覚悟をしていたが12時頃には戻ってきてくれた。
近くで撮れたがどういうわけかブレブレの写真ばかり。 光線は悪くないのにピントが合わせにくく、相手もひっきりなしに動いてい
たせいだろう。
前回は1月25日に訪れたが、この時よりは羽の様子が変わって美しくなった。
アトリが20羽くらい越冬したそうだが、今はすっかり少なくなって見たのは1羽だけ。 夏羽を期待したが今回は見られなかった。
カイツブリ カワウ ゴイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ バン キジバト ドバト
コゲラ ヒヨドリ シロハラ ツグミ ウグイス ヤマガラ シジュウカラ メジロ アオジ キガシラシトド アトリ マヒワ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上28種類
アカハラ・トラツグミがいるようだったが見付けられなかった。
4月1日(日) 雲出川河口のアカアシシギ
アカアシシギは数年前に目の前10mで見ながら脚の赤いキアシシギがいるなー・・と見逃してしまったため写真の撮れなかった幻
のシギだ。 どうしても写真が欲しくて南に向けて走った。 写真は撮れたが距離が有ったので綺麗に撮れなかった。
使っているレンズの限界(F値が暗い)だろうと思うがこれはもう仕方がない。
シギたちの中に1羽のムナグロが混じっていた。 ダイゼンかと思ったが写真を見るとムナグロだ。
昼頃にヒバリを見に行ったがこの時間帯には他所にいることが多いようで、午前中か夕方には戻ってくるようだ。
満潮の時間帯に合わせてコクガンを見にもう一度河口に戻ってエリマキシギを見た。 海に浮かんでいるヨシガモを初めて見た。
ホウロクシギが6羽いた。 遠くてはっきり判らなかったが全部ホウロクシギだと思っていたらダイシャクシギが混じっていたようだ
と教えていただいた。 帰って写真をみたらわかり難いがダイシャクシギのように思う。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ コクガン(5) ミサゴ キジ バン オオバン
シロチドリ ムナグロ(1) ケリ ハマシギ エリマキシギ(1) ツルシギ(11) アカアシシギ(1) ダイシャクシギ(1)
ホウロクシギ(5) タシギ(7) セイタカシギ(2) ユリカモメ セグロカモメ カモメ キジバト ドバト ヒバリ ツバメ
ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ ウグイス ホオジロ オオジュリン カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
以上49種類
3月29日(木) 町屋川河口
ツリスガラの写真を撮り直しに行った。 日の出橋の下流側にも現われるが写真に撮るには距離が有りすぎるので上流側の柳の
木の辺りで待っていたほうが良さそうだ。 ベニマシコの♀タイプが数羽いた。 カモメはカモメが多くセグロカモメは数羽のみ。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ オナガガモ キジ
シロチドリ ケリ イソシギ ユリカモメ セグロカモメ カモメ ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ タヒバリ
ヒヨドリ モズ ツグミ ウグイス ツリスガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ オオジュリン カワラヒワ ベニマシコ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上36種類
3月28日(水) 潮干狩りを兼ねてハマヒバリ
春休みになって孫たちが来ている。 どっかに連れてゆかねばならないので潮干狩りを口実に南に向けて走った。 11時頃に
現地に着いてみると大阪の3人のバーダーさんが観察中だった。 ほどほどに写真を撮って海岸に出たが干潮時を過ぎていたので
貝のいる場所は波打ち際から沖に離れていて収穫は無かった。 バカ貝を採りに行ったが潮を見ずに行ったこちらがバカだった。
昼前の帰りがけに覗いたら不在。 昼食後に覗いたときも不在。 今日は着いてすぐにみられて幸運だった。
角が生えてくるのを楽しみにまっている人が大勢いるようだが今日のところは変化なし。
3月26日(月) 町屋川河口のツリスガラ
これまでご縁の無かったのがツリスガラである。 現われるのが春先の一時期で海に近い葦原と限定されているので情報が無
かったせいである。 それが、意外と間近にいると教えていただき、何度か通ううちにやっと出会うことが出来た。
町屋川は地図には名前が無いかもしれない。 員弁川は桑名市に入ると通称町屋川と呼ばれるようになって河口付近には広大な
葦原が広がり、オオジュリンを始めとする小鳥たちが生息して春になるとツリスガラも暫く滞在する。
今日はメジロの群れやベニマシコの♀タイプもいた。 ツリスガラは各所に点在する葦原を渡り歩いている。
3月23日(金) ウミアイサの観察
ウミアイサをゆっくり観察する為に朝の8時半に鈴鹿川河口到着した。 満潮を少し過ぎた時間で人影はなく鳥たちは寛いでいた。
♂♀の割合を知る為にまず個体数をカウントした。 活発なグループはひっきりなしに潜るので正確な数を掴むのは難しく、大雑把
に数えて♂57羽に対して♀型75羽と18羽も多かった。 ♂♀同数で良いわけだから♀型の中には幼羽が混じっているのだろう。
その後で水際に腰を下ろして写真を撮りながら観察したが、川の向こう岸近くにいるので写真はほとんど駄目。
ウミアイサたちは思い立ったように数羽づつ飛び立って数が減ってゆく。 暫くして落ち着いたのでカウントしてみたら♂41羽に対
して♀型は69羽とこちらは28羽も多かった。
♀型には3種類がいた。 目の周りを黒くした個体は必ず♂に寄り添っている。 図鑑では♀となっている嘴の付け根から目の下を
過ぎたあたりまで白い線の入っているもの。 極めて稀ながら顔の汚い♀型の3種である。
目の周りを黒くした個体は婚姻色の♀だと思われるがもう少し写真など集めて検証したい。
3月19日(月) う〜みは荒〜海〜
紀伊長島に出掛けた帰りに大紀町のワシカモメを見たくて寄ってみたがもう抜けたのか見付からなかった。 2月27日に見てき
た時に南伊勢町と書いたのは大紀町の間違いなのでお詫びして訂正する。
ワシカモメは伊勢市や松阪市の海岸に出没しているとの噂がある。 同一個体かもしれない。
松坂の海岸にシロカモメやアルビノのカモメがいると聞いていたので寄ってみたが強風が吹き荒れてカモメどころでは無かった。
そんな海岸で4羽のダイゼンとたくさんのハマシギが風に必死に耐えていた。
時間が無かったので雲出川河口はパスして人気のハマヒバリを探しにいった。 見付からなかったのでカモメを少し見たあとで
未練たらしくもう一度行ってみたらいつの間にか戻っていた。 いるのかいないのかよく話題になるがまだ滞在中。
しかし、探しに行ってもほとんどの人が空振り。 写真を撮りたいなら一日待つ覚悟がいるがそれでも運しだいである。
顔の黄色い色が濃くなって本当にきれいだった。 角(冠羽)が出るそうだが今のところ出ているようには見えない。
写真を撮ったがもう暗くなり始めてSSが上がらない上に動きが活発なので残念ながらブレブレの写真ばかりになってしまった。
3月14日(水) 今季初撮りのミヤマホオジロ 名古屋の公園で33種類
今日は用事が有って天白区に住む娘一家のところに行ったついでに近くの公園にお邪魔してきた。 ぼつぼつとバーダーさんと
すれ違うなど鳥見の人を見かけた。
アカハラポイントを男女4人の年配のバーダーさんが歩いていたのでアカハラ探しに合流させてもらおうと思っていたらジョウビタキ
を遠くから盛んに撮っていたので別行動で一探ししてから戻ってみたら誰もいなかった。
情報を持ってなかったようだ。 この人たちは話しかけ難い雰囲気だったが、野に出たら人と話した方が良いのに・・・。
オオアカハラがまだ残っていてそれにアカハラも加わっている。 アカハラはちらりと見ただけでオオアカハラだけが撮れた。
通りかかりのバーダーさんからウソとミヤマホオジロガいると教えてもらったので行ってみたが見付けられず、別のところでミヤマを
2羽だけ見付けて今期初めて撮ることができた。 最後にトラツグミを1羽おまけしてもらった。
猫ヶ洞池を覗いたらオシドリが20羽近くいた。 他はコガモとカルガモが2羽だけで他のカモは確認できなかった。
カイツブリ カワウ コサギ カルガモ コガモ オシドリ トビ オオタカ ハイタカ キジ キジバト ドバト コゲラ
アカゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ トラツグミ アカハラ オオアカハラ ツグミ ウグイス ヤマガラ
シジュウカラ メジロ ミヤマホオジロ アオジ カワラヒワ スズメ ムクドリ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス
3月9日(金) 三重の海岸線の旅
ウミアイサのディスプレイと白いカモメを目的に川越町から海岸線を見ながら津市まで南下した。
*高松海岸
カモメがうんと減ってしまって小数のユリカモメ以外はカモメとオオセグロカモメとセグロカモメだけだった。
スズガモの小さな群れがおり、一部は陸に上がっていて目の前だったので写真が撮り放題だった。
*鈴鹿川河口
左岸側・石原町昭石の工場横には冬になると数千羽のスズガモが集まってくる。 今日はスズガモの数は大幅に減っていたが、
200羽くらいのカンムリカイツブリが集まっていた。 ハジロカイツブリもかなりいた。
河口から数百メートルくらいの範囲にたくさんのウミアイサがいた。 160羽までカウントしたが、他にもいたので200羽は下らな
いと思う。 ディスプレイを繰り返している群れがいたものの順光方向からは距離が有って写真は撮りにくかった。 一日かける
つもりでデジスコで挑戦したら面白そうだ。
目の周りを黒くした♀がかなり見られたが、全部が全部黒くなるわけではないらしい。
*派川河口
イソシギやハマシギ・シロチドリがいた。 シロチドリはかなり夏羽に換羽しているがハマシギはまだ冬羽のまま。
*若松海岸・鼓ヶ浦・河芸海岸と南下する。 北勢の海岸で多いカモメは1羽もおらず、ユリカモメとセグロカモメばかり。
河芸海岸でホイグリン系のカモメを1羽。 ミユビシギがあちこちにたくさんいた。 合計で300羽くらい見た。
*町屋浦海岸
ホイ系カモメ1羽。 南下中はカモメの1羽1羽にチェックを入れた。 拠り所は尾羽に重なって見える初列風切の先端パターンと
脚の色。 飛んでいるカモメは翼の先端の色がよくわかるのでここにチェック。 帰り際に初列の黒いパターンが変わっている
カモメを見付けた。 羽を広げると翼端に黒い色がなく白っぽかった。
これは大物かもしれない・・・写真をゆっくり見ながらゆっくりチェックを入れることにする。 カナダカモメ? アイスランドカモメ?
楽しい連想が膨らんでゆく。 シロカモメ・アルビノカモメは結局見付からなかった。
*志登茂川河口
ミヤコドリ4羽、ホウロクシギ8羽と思いもかけない拾い物ものをした。 ここでタイムオーバー。
3月6日(火)) アメリカヒドリの池
*水鳥たちの旅立ちが例年より早い。 今日は午前中から晴れになったので時間が取れた昼過ぎにアメリカヒドリの写真をきちんと
撮っておこうと出掛けた。 ところが、僅か15分ほどで着いた頃から雲が厚く垂れ込め、そよそよだった風が鈴鹿の山々から強
烈に吹き始めた。 三脚とカメラが大揺れに揺れ、小さな池なのに鳥たちも揺れて写真にならなかった。
そろそろ旅立ちが近いと思うので晴れた日にもう一度出掛けてみたい。
3月3日(土) アメリカヒドリとレンジャクとカワアイサ
*員弁郡のアメリカヒドリが旅立つ前にきちっと撮っておこうと出掛けてみた。 晴れの予報だったのに曇っていていい写真が撮れ
なかった。 天気の良い日にもう一度撮りなおしておきたい。 その後、某所にて今期初のヒレンジャクを15羽。
久しぶりに町屋川に住み着いている傷ついたカワアイサの消息を訪ねてみた。 この頃には日が射してきており、河原の石の上
でのんびりと昼寝をしていた。 2,003年の12月に確認されているのでもう3年以上も居ついていることになる。 羽を傷めて
いて飛べないが、潜水は得意なので餌には不自由していないようだ。
いつまで元気でいてくれるか・・・見守ってやりたい。
町屋川の河口にツリスガラが来ていないか行ってみた。 日の出橋の上下1kmを歩いて探したが見付からなかった。
河口にカモメの大群がいたので序に見に行った。 300羽くらいのカモメのうち200羽はユリカモメで残りは脚が黄色で嘴に赤い
斑の無いカモメだった。 オオセグロカモメとセグロカモメは1羽づつでただのカモメが大部分と言うのは珍しい。
河口のカモはマガモ・カルガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・キンクロハジロで少なめである。
2月28日(水) 強風の吹き荒れた牧野ヶ池
*牧野ヶ池の近くに行ったので昼前後に探鳥してきた。 風が強く吹いて鳥たちの姿が少なかったので午前中で切り上げて他に
移動しようと思ったが、池の向こう側を見たことが無かったので午後から足を伸ばしてみた。
シジュウカラ・ヤマガラ・メジロ・コゲラの混群やシジュウカラの群れがいたのでヒガラが混じっていないか探してみたがみんな立派
なネクタイを締めていた。 午後からの方で10羽くらいのヒガラの群れに遭遇。 ヒガラだけで群れを作っていたが、しばらくして
飛び立っていったら30羽くらいいた。 ヤマガラの声が混じっていたので混群かもしれない。
強風で池の中に飛ばされた帽子を拾っていただいたお二人さん有難うございました。 教えていただいたウソは5羽おりました。
カイツブリ カワウ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ(4) ヒドリガモ オナガガモ
キンクロハジロ ミコアイサ(♀5) オオバン(7) キジバト ドバト コゲラ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ
ルリビタキ(2) シロハラ(4) ツグミ ウグイス エナガ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ウソ スズメ
ムクドリ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス 以上34種類
2月27日(火) 大紀町のワシカモメと南亦山のゴジュウカラ
*まだ見たことのない大紀町のワシカモメを見に行ってきた。 ついでにウミウとヒメウも見ておきたい。
現地に着くといつもは頭上のどこかにとまっているというワシカモメが見付からない。 あちこち探してみたら目の前の海に入る
スロープの上で魚と格闘しており、傍でハシブトガラスがちょっかいをかけていた。
見慣れたセグロカモメとは背中の色や初列風切の模様の色がはっきりと違って一目で見分けが付いたが、いると聞いていなけ
れば気がつかなかっただろう。
ワシカモメの特徴はがっしりと太い嘴だ。 この個体は思っていたより細く見えたが下側嘴の赤い点の辺りの膨らみは大きか
った。 冬羽から頭が真っ白な夏羽にかなり換わっていてとても美しかった。
ヒメウは見付からなかったがウミウは見ることが出来た。 見分けのポイントとなる頬の黄色い部分は図鑑などで説明されて
いるほどはっきりしているわけではないが間違いなくウミウだろう。
南亦山のゴジュウカラはちらりと1羽だけが姿を見せてくれただけで写真は撮れなかった。 北勢地方のどこかにいてくれれば
嬉しいのだが、そういう話は聞かないのでこの辺りでは珍らしい鳥になる。
南亦山はカラ類の多いところでシジュウカラ・ヤマガラ・ヒガラ・コガラと一通り姿を見せてくれた。
他にはアカゲラとウソだが、両方とも鳴き声だけで姿は見られなかった。
ヒメウと共にいつか再挑戦してみたい。
2月25日(日) 久々の鍋田
*木曾岬の探鳥会でオオタカやチョウゲンボウ・コチョウゲンボウなど猛禽の出が良かったので午後の3時頃まで鍋田で探鳥した。
探鳥会では鍋田の農耕地でコチョウゲンボウの♂♀やオオタカの若などが派手に出たのでコチョウゲンボウの♂に期待した。
午後からはチョウゲンボウの♀だけと期待はずれだったが、ハイイロチュウヒの♀が再三姿を見せてくれた。
ただし、通り抜けてゆくだけなのでシャッターを押せたのは数回だけ、まあ見られるかなーという写真は2枚だけだった。
探鳥会の前に探し出せなかったマガンが6羽揃って田んぼにいた。 事前に見付けていたら探鳥会を案内できたのに残念。
もう半月くらいの長逗留だ。 水のない砂漠のような田園地帯で餌が有るのか心配になるが、僅かばかりの草を食べていた。
夜になるとどこかに餌を探しに行くのだろう。
部分白化のハクセキレイは同じ場所に元気でいた。 とても目立つのによく無事でいられるものだと感心する。 行動は活発で
元気に動き回っていたが、餌の多い場所に近付くとムクドリに追い払われていた。
2月20日(火) 渥美半島のシノリガモ
*今年の宿題の一つが渥美半島のシノリガモである。 ぐずぐずしている間に旅立ってしまいはせぬか・・ちょっと遅いかなー・・と
心配しながら出掛けてみた。 強風の海岸は寒さが厳しい。 晴天が続いて今日も朝からビカビカの晴れ・・・満を持しての
出撃だったのに現地は曇り空だった。 シノリガモは♂2・♀5の7羽が対岸の岩陰に上がっていた。
遠くて日陰で逆光気味でもあって暗くて写真にならなかったので少し待とうと昼食を食べにいった。
戻ってきたら海上を泳いでいたのでカメラを向けたが、相変わらずの曇り空で色が出ない。 更に拙いことに、サーファーが少し
ばかり浮いていても気にしないのに陸上にいる私たちを警戒して近付いてこない。 暫く待っていたがサーファーが増えてくるし
海岸を散策する人が増えてきてついに元の岩陰に上がってしまった。
もう一つのターゲットのクロサギは姿を見せてくれなかった。 同時に3羽いた黒い大型の鳥はいろいろと調べた結果これも
初見のヒメウと判明した。 遠い上に光線は悪いし真っ黒な鳥なので写真は撮ったが逆光の中で真っ黒なカラスを撮っているよう
なもの。 そのうちに日が照りだしたがやはり写真にならなかった。 来年は天候を見極めてデジスコを用意して再挑戦したい。
同じ場所(岩場)にいた鵜。 これまで見てきた鵜はカワウばかりだが、ここではウミウのいる可能性がある。 そう思って鵜の
写真も撮ってきた。 これも遠かったので識別が難しいが、微かに見えている頬の黄色い部分の形状からウミウと判断した。
馬草漁港でとても奇妙なウミアイサの♀らしい鳥を見た。 ウミアイサの♀の体は白っぽい色をしているがこの個体は赤茶色で
特に目立っているのが真っ赤な虹彩の色。 目の周りに黒い縁取りもあってこれまで見た事もない奇妙なアイサだった。
アルバムに写真を掲載しておくので見ていただきたい。
2月16日(木) トモエガモ
*トモエガモを見に行ってきた。 小さな川に僅かばかりのカモと一緒に寛いでいた。 先のアメリカヒドリといいこのトモエガモと
いいたくさんのカモのいる所に現われず、数少ないカモに混じっているのが不思議だ。
もっとも、たくさんいるような場所は広くて探し出せないのかもしれないとすれば納得がゆく。
2月2日(金) 朝日のフィールド
*ウソがたくさん来ているという朝日のフィールドにお邪魔してきた。 10羽くらいのウソ・アカウソがやってきて梅の芽を食べて
いった。 これだけいるとたくさん居るなーという感じで楽しかった。 ベニマシコは♀1羽のみ。
このフィールドは昨年はもう少し藪が茂っていたような気がする。 昨年くらい茂っていたほうが鳥たちが安心するのじゃないか。
ヒヨドリ ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ アオジ
ベニマシコ ウソ アカウソ カケス ハシブトガラス 以上15種類
1月29日(月) 名古屋の公園
*大都会の都市公園は不思議なところで渡りの鳥や冬の鳥たちが羽を休めてゆく。 熱心な観察者が見付けてくださるせいも
あってしばしば珍鳥が話題になる。
今日は話題になっているアルビノシロハラと木に上がるトラツグミを見に行ってきた。 現地では観察者がおられて色々と教え
ていただいた。 有難うございました。
*順調に写真が撮れたのでもう一つのターゲットに会いにいった。 なかなか判りにくかったがなんとかポイントに入れて
オオアカハラの写真を撮ることが出来た。
この鳥はなかなかシャイで決して陽の当たるところに出ようとはしなかった。 日陰から日陰を渡り歩き、もう少しで陽が当たる手
前でUターンしてしまう。 暗いとこばかりにいるのでSSが上がらず写真は撮りずらかった。
オオアカハラとアカコッコとは瓜二つで区別が付けにくい。 本当によく似ている。
1月25日(木) 大阪の公園巡り
このところ話題になっている2種類の鳥を見に行ってきた。 2種類ともネット上ではけっこう有名になっているので掲載する。
*キガシラシトド
日本では記録の少ない迷鳥だそうだ。 出てくるのは早朝でポイントの場所取りも有るので早いほうが良いとのアドバイスに
従って朝の4時に家を出た。 公園には6時半を回ってからの到着となった。 現地に行くと早くも10人くらいの人がポイントに
向けてカメラを構えていた。 様子を聞いてみるとどこに出るのか判らないとのこと。 友人が送ってくれた見事な写真を見てい
たら覗きこんだ現地のバーダーが「みんなこの印象で来るけど、今はこんなのは撮れないよ」とのこと。 中には何回も来ている
けどまだ姿も見ていないという人もいた。 出てきても葦の中でちらほらの事が多いそうだ。
8時過ぎに遠くにちらちら姿が見えたので写真を撮ったがやはり藪の中。 この程度でも見られたのは3〜4人だけ。
見ただけでもいいやー! とこれ以上はないと思っていたら8時半過ぎに池のほとりの木に上がった。 そこからは姿の見えると
ころを移動したので追いかけて写真を撮った。 木の上では頭の黄色が見えないねー・・と話していたら地上に降りて餌を採り
始めた。 地上にいたのは10分くらいだが7〜8mの距離で写真は撮り放題だった。
しかし・・・である。 木陰は暗くてISOの設定をAUTOにしていたため写真は粒子が荒れてあまり良くなかった。
残念だけど地味な鳥ということも一因かな・・・。
*コイカル
もう一つの目標のコイカルのいる公園に着いたのは昼前だった。 大阪市内を突っ切ったので随分と時間がかかってしまった。
着いて現地に行くとイカルと共に目の前にいて皆さんが撮影に余念が無かったので早速撮らせてもらった。 キガシラと違ってこ
ちらは愛想も良く、黄色と黒色と白色の対照が鮮やかでとても美しかった。 写真は木の上・地面・木の股に出来た穴に溜まった
水を飲むシーンなど撮れたが、本当に水を飲んでいるのか疑問・・・と言うのは顔を上げた時に餌の粒を咥えているのを見たか
らだ。
1月22日(月) 三重県民の森
*ミヤマホオジロとトラツグミが来ていないか探しに行った。 残念ながらどちらにも会えなかったがウソやベニマシコがたくさんいた。
シロハラもたくさんいたが例年より敏感で近寄らせてくれなかった。
ノスリ キジバト アオゲラ(声) アカゲラ(声) コゲラ ヒヨドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ シロハラ ツグミ
ウグイス エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ アオジ カワラヒワ ベニマシコ ウソ
以上22種類
1月21日(日) アメリカヒドリの♀
*アメリカヒドリが話題になるのは一目でそれとわかる♂ばかりだ。 ♀も当然来ているはずだがヒドリガモとの識別が極めて難し
い。 昨日見てきたアメリカヒドリの♂に1羽の♀が寄り添っていた。 これがアメリカヒドリの♀かもしれないとたくさんの写真
を撮ってきて図鑑と照合した。
結果としてヒドリガモの♀と判断した。 アメヒの♀の頭の色は褐色身が薄く、♂の顎の辺りの色と同じ灰色をして黒っぽい点
がはっきりしているが、この♀はヒドリガモの♀と区別が付けられなかった。
来年の夏、このカップルはハイブリッドの子供たちを育てているだろう。 写真はアルバム10に掲載。
1月20日(土) アメリカヒドリの池
*近くの池に入ったアメリカヒドリを見に行ってきた。 嬉しいことにほぼ純系の美しい個体であった。 小さな池なので近くで撮れ
る。 ここは小さな公園になっていてヒドリガモ・コガモ・キンクロハジロ・オオバン・バンなどがおり、永らくバリケンの一家が住み
着いて代替わりしているそうだ。 パンや鶏の餌をやるひとがいて餌付けされている。 朝早くにはヒドリガモもおこぼれに預か
っているとは、餌をやっている人の話だった。 写真はアルバム10に掲載。
1月19日(金) 伊坂ダム
*ミヤマホオジロの写真を撮りに行った。 着いたら目の前にウグイスやミヤマホオジロがいたが、不用意に近付いて散らしてしま
って撮れなかった。 反省しきりである。
カモは14日と種類は変わりなかったが今日はオシドリの姿が見えなかった。 結構移動するようだ。
カイツブリ カワウ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ ヒドリガモ ハシビロガモ タカsp
コジュケイ(声) キジバト アカゲラ(声) コゲラ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ
シロハラ(声) ウグイス エナガ シジュウカラ ホオジロ カシラダカ ミヤマホオジロ アオジ ベニマシコ
ウソ(声) ハシボソガラス 以上30種類
1月17日(水) 試し撮り
*最近、愛用してきたデジタル一眼レフのPENTAX istDの調子が悪い。 電源が入らなかったり途中でフリーズしたりで修理に
出さなければならない。 修理期間や費用など不透明なので代用として最新型のPENTAX K10Dを入手した。
カメラに手振れ防止装置が内蔵されているのが話題で、試し撮りしてみるとなかなかよく効いている。 ファインダーが明るく大
きくなってマニュアルによるピント合わせが楽になった。 逆光時の露出補正が今までよりも良好。
腹立たしい思いをしていたオートフォーカスの作動が的確になり、精度が上がっている。
などなど、確実に進化していた。
試し撮りを2枚アルバムに掲載しておく。 メジロは 400o単焦点 F5.6レンズで 1/180秒 手持ち撮影。
ビンズイもこれとほぼ同じ条件での手持ち撮影だが、柱に寄りかかってぶれを防いでいる。
1月15日(月) ホイグリンカモメについて
*1月12日に観察した2羽の脚の黄色いセグロカモメをホイグリンカモメとしたが、図鑑などを見ると分類には諸説あるようでこの
2羽はホイグリンというよりセグロカモメとホイグリンカモメの交雑種と言われる亜種のtaimyrensisと思われる。
したがってホイグリン系カモメと訂正しておく。
ホイグリンカモメは背中の色がもっと濃く、初列風切の白斑がもっと小さい傾向にある。
1月14日(日) 山村ダム・伊坂ダム
*伊坂ダム
こちらはダム湖周遊コースをフィールドスコープを担いで歩いた。 山村ダムの周辺より明るくて人も鳥も多く、ウグイス・カシラ
ダカ・ミヤマホオジロなどがたくさんいた。
工事中でダム湖の水がかなり減らされていて水面全体が見渡せたのでカモの数をカウントしてみた。 水が少ない分だけ数が
少ないかもしれない。
カイツブリ(3) カワウ(70) アオサギ マガモ(90) カルガモ(137) コガモ(128) ヨシガモ(14) ヒドリガモ(50)
ハシビロガモ(2) カワアイサ(♀1) オシドリ(24) イカルチドリ(3) キジバト コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ
ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス エナガ ヤマガラ シジュウカラ ホオジロ カシラダカ ミヤマホオジロ
アオジ カワラヒワ カケス ハシブトガラス 以上31種類
*山村ダム
隣の伊坂ダムと比べてこちらの方が人が少なくて環境的には良さそうなのにダム湖に浮かんでいるカモの数は疎らだ。
ダムに沿ってゆっくり車を走らせていたらカヤクグリが飛び出してきた。 最初は地上で餌を漁っていたがやがて木の上にと
まって鳴きだしたので写真を撮らせてもらった。
カイツブリ(3) カワウ(2) マガモ(26) カルガモ(31) コガモ(19) ヒドリガモ(3) カヤクグリ ヒヨドリ
シロハラ ウグイス メジロ 以上11種類 車で通過しただけなのでこんなものかな。
1月12日(金) シロカモメを探して・・・
*シロカモメを探して三重県の海岸線を南下した。 個体数では高松海岸が一番多いようだが鳥たちとの距離が遠い。
鈴鹿川河口は数羽のセグロカモメがいただけで派川河口は満潮のためパスした。
沿岸はテトラポットが入れられて小数のカモが点在するがカモメの数は疎らだった。
鈴鹿市の砂浜の海岸で100羽ほどのカモメの群れに出会った。 中に1羽のシロカモメが混じっていたが散歩の人が近付い
てきてカモメたちが海の方に避難したあと他のカモメは砂浜に戻ったのにシロカモメは行方を見失ってしまった。
カモメもかななか面白い。 この付近で見るカモメは大部分がユリカモメとウミネコ(今は少ない)で少数のセグロカモメが混じ
るがオオセグロカモメやただのカモメは滅多にみない。
シロカモメは更に少ないが今日はホイグリンカモメを2羽見かけた。 嘴に赤い点が有って脚がピンク色だとセグロカモメか
オオセグロカモメ。 嘴に大き目の赤い点が有って脚の黄色いのはホイグリンカモメで、キアシセグロカモメは赤い点が小さく
て上の嘴まで至ることはない。
ホイグリンカモメには2種類あるそうだが、まだそこまで私の勉強が出来ていない。
1月11日 オジロビタキの公園
*お邪魔してきた。 最初に数枚撮って画像を見てびっくり! 白く飛んで写真になっていない。 鳥が小さいので露出の基準
が薄暗い背景の方に行ってしまって鳥が白く飛んでしまったのだろう。 天気が良いのにシャッタースピードが遅いので可笑し
いなーと思っていた。 普通はマイナス側で撮ることは無いが、今回は露出補正を−1.0で撮った。 難しかった。
オジロビタキと言えば尻尾をぴんと立てた姿が相応しいが、今回は餌の蜘蛛を咥えている場面が撮れた。
ミサゴ コゲラ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ ルリビタキ オジロビタキ シロハラ ツグミ エナガ
シジュウカラ メジロ アオジ カケス 以上14種類
1月10日 岐阜の自然公園
*私が知らないだけかもしれないが、三重の北部では山野の鳥たちがやってくる場所は残念ながらあまり知られていない。
他所ではどんなところにどんな鳥たちがやってくるのか・・・今日訪れた自然公園はそんな疑問に大いに参考になった。
こちらにもそんな環境が無いわけではなさそうだが、ワッチャーがいないのでまったく情報が無いのが残念だ。
鳥たちは人の気配の有る所を好むのではないかと思う。 人間は何となく危険な存在だが、それよりも怖い猛禽や獣がいる。
それらの天敵から身を守るためには人の気配が有った方が敵が近付かないので安全・・・独断的偏見である。
トビ ハイタカ ノスリ アカゲラ アオゲラ コゲラ ヒヨドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ シロハラ
シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ ミヤマホオジロ アオジ ベニマシコ オオマシコ ハギマシコ ウソ
マヒワ カケス ハシボソガラス 以上24種類
1月9日(火) 三河の海岸と後背地
*久々に三河の方に遠征してきた。 この時期なのでシギチはシロチドリ・ハマシギ・イソシギ・ケリ・ムナグロくらいだったが目的
の鳥はなんとかゲットすることが出来た。 現地でお世話になった皆さん有難うございました。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ トモエガモ ヒドリガモ ハシビロガモ
ホシハジロ キンクロハジロ ミサゴ トビ ハヤブサ チョウゲンボウ シロチドリ ムナグロ ケリ ハマシギ
イソシギ ユリカモメ セグロカモメ カモメ ドバト ヒバリ ハクセキレイ セグロセキレイ タヒバリ マミジロタヒバリ
ヒヨドリ モズ ツグミ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上38種類
2,006年 (
赤字は画像掲示板には写真を頂いているものの、このHPには初登場の鳥たち)
12月20日(水) 山村ダム一周
*山村ダムはダムに浮かぶ水鳥だけを見に行っていたが自然に囲まれた外周を一度じっくり見ようと徒歩で1周してみた。
カモは僅かなマガモとカルガモだけと寂しかった。 外周ではルリビタキの♀タイプや、メジロ・エナガ・シジュウカラの混群を見
たが、ヒヨドリとメジロが多いだけで種類は少なかった。
外周1周は急ぎ足で1時間くらいで歩ける距離をゆっくりと鳥を探しながら1時間半掛けて歩いた。 気持ちが良かった。
カイツブリ マガモ カルガモ コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ シロハラ ツグミ
ウグイス エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ カケス ハシブトガラス 以上20種類
12月19日(火) 名古屋市の都市公園
*大都市名古屋の都市公園は人間にとっても鳥たちにとってもオアシスのような存在だ。 郊外に行くと鳥たちが羽を休める緑が
たくさん有るのに鳥たちを探すのは難しい。 ウォッチャーがたくさんいるという関係も有るのだろうが都市公園で目にする鳥た
ちは多い。
コゲラ ヒヨドリ ルリビタキ シロハラ ツグミ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ アオジ クロジ ウソ
マヒワ カケス ハシボソガラス 以上15種類
12月17日(日) 湖北のアカハシハジロ♀
*湖北センター周辺(どんよりと曇って午後からは特に悪かった)
湖北のセンター前にアカハシハジロの♀がいると言うので見に行った。 背割りの木曽川はカモの数が多いがこちらの方が数
も種類も圧倒的に多くじっくり見て回ると面白そうだ。
アカハシハジロの♀は比較的近いところにいたがデジスコでないと写真は無理の距離。 暗くて苦手のデジスコとあっては綺麗
に撮れるはずがなく、一応写真は掲載したが証拠写真程度なのが残念。
オオワシを撮りに行った頃は3時半を回って暗くなっていた。 数分の一のSSではミラーショックも有って写真にならなかった。
ツバメが6羽いた。 大陸型のツバメで通称アカハラツバメと言うツバメの亜種だそうで1羽は腹部が赤かった。
ここで越冬するのかは聞き漏らしたが、元気に飛び回っていた。 珍しいものを見た。
カイツブリ ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガン オオヒシクイ
マガモ カルガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ アメリカヒドリ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ
ホオジロガモ アカハシハジロ(♀) ミコアイサ カワアイサ コハクチョウ オオハクチョウ
トビ オオワシ チョウゲンボウ オオバン ユリカモメ セグロカモメ ドバト
カワセミ ツバメ(アカハラツバメ) ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ イソヒヨドリ ツグミ
ウグイス スズメ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上43種類
*西池
到着前に誰かが鉄砲を撃ったそうでマガモ・コガモ・オナガガモ・オオヒシクイ(4羽)程度と少なかったのが残念。
*三島池
かってオシドリで溢れかえっていた三島池は先年の工事が影響したのかすっかり減ってしまって今日は6羽見ただけだった。
ドングリを持っていったのでカモたちに振舞ってやったがヒドリガモやオナガガモはドングリを食わなかった。
カモの種類も個体数も少なくなって探鳥地としての魅力は乏しくなった。
11月29日(水) 紅葉とオシドリ
*紅葉の中のオシドリの美しい光景をたくさん見せてもらったので岐阜市のM池まで見に行ってきた。 生憎の曇り空とドングリを
たらふく食べた後とかで望むような場所に出てくれなかったためよい写真は撮れなかったが美しい景色を堪能してきた。
池のカモは
マガモ・カルガモ・オナガガモ・オシドリと種類は少なかったが
トモエガモが1羽入っていた。 ここを住処にしている
カワセミも出てきてダイビングやホバリングなどしっかり楽しませてくれた。
11月25日(土) 三重県民の森
*県民の森主催の探鳥会が開催されたので参加した。 参加者は18人と多くも無く少なくもなかった。
探鳥会で歩く範囲は広大の森のほんの一区画だが今年は山の鳥たちが多いので17種類も観察できた。 私一人しか見てな
いので何ともいえないが、キビタキの♂としかとしか思えない鳥が1羽いた。 今頃いるとは思えないのだが・・・・。
観察した鳥には私が探鳥会とは別に見た鳥も含めておいた。 今の時期に県民の森に行けば観察できる鳥たちだ。
ウソがたくさんいてシャシャンボの実を夢中になって食べていた。 木のすぐ下まで近付いても平気だったが、突然一斉に飛
び立てびっくりしたところにハイタカがかすめていった。 瞬間の出来事だった。
アオサギ(上空通過) ハイタカ キジバト アカゲラ コゲラ セグロセキレイ ヒヨドリ ルリビタキ ジョウビタキ
シロハラ ツグミ ウグイス(笹鳴きしながら藪の中をちろちろと動いていた) エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ
アオジ カワラヒワ ウソ マヒワ カケス ハシブトガラス 以上22種類
11月19日(日) 谷津干潟(月曜日休館)
*横浜まで出かける用事があったのでついでに一度見ておきたかった谷津干潟に行ってきた。 東京から京葉線の快速で
南船橋まで30分弱。 ホームを降りると目立たないが小さな谷津干潟への看板が出ていた。 5〜6分歩くと干潟の遊歩道
の西の端に到着。 ここからは干潟に沿って遊歩道を鳥たちを観察しながら歩いてゆくと立派な観察センターに到着する。
入館料300円。 車の場合は100台分の無料駐車場がある。 館内は2階建てになっていて1階は椅子に腰を下ろして
備え付けのスコープで干潟を観察することができる。 2階はフィールドスコープが何台か置かれているが椅子は無し。
19日は日曜日だったのでレクチャールームで講演会なども開かれていた。
館内には喫茶室が有って食事も出来るようになっている。 お茶を飲んで休憩していたらすぐ隣の淡水池にカモたちがいて
数メートル先にセイタカシギもやってきていた。
シギチの渡りの終わったこの時期なので期待はしていなかったとおりシギチはハマシギ・ダイゼン・セイタカシギ(3)くらい。
雨で暗かったせいもあっているはずのシロチドリも確認できなかった。
カモも種類も個体数も少ない。 オナガガモが大部分と少数のヒドリガモ・ハシビロガモ・コガモでマガモは極端に少なかった。
センター前の芦原にクイナが出てきていたが、潮が満ちてくるとセンター前に小さな干潟が出来てそこに鳥たちが集まってくる。
生憎と干潮時にどうなるかわからなかったが潮が上げかけた時間帯にシギたちははるか干潟の向こう岸で餌をついばんでい
た。 こちらに藤前干潟という立派な干潟があるのでわざわざ出かけるほどのことは無いと思ったが、行くのであればやはり
渡りの時期が良さそうだ。 以上、独断と偏見をこめて・・・。
11月10日 鈴鹿市・野登山
*冬鳥がぞくぞく登場している今、標高800mの山上には何がいるか行ってみた。 カラ類やカヤクグリを期待したが山上は静まり
かえって僅かなカラ類とホオジロくらいしかいなかった。 たまたま山上で出会ったYさんがカヤクグリを見たらしいが、私は残
念ながら見られなかった。
10時頃山頂に着いたときの気温は18℃。 紅葉にはまだ早い。
10月16日 南亦山・町屋海岸
*大内山村の南亦山はゴジュウカラの魅力もさりながら、手軽な山歩きと無線の楽しみもあるので一度は見ておきたかった。
今日は鳥羽に行ったのでついでに見てくることにしたが高速道路を走っても1時間もかかって遠かった。
風が強かったせいで鳥たちは少なかった。 バードコールを鳴らしてみたら反応したのはヤマガラで数羽が集まってきたが、こ
ちらの様子を見てフン! とせせら笑ってすぐに行ってしまった。
鳥たちはこの程度だったが、良いときがあったらまた行ってみたい。
*町屋海岸
帰りにもう一度寄ってみた。 オバシギの姿は見えずメダイチドリがいた。
10月15日 津市町屋海岸・雲出川河口
*町屋海岸
ミユビシギの集まる海岸として人気がある。 今日は200羽ほどの
ミユビシギにハマシギ・オバシギ(1)・シロチドリ・トウネンと
種類は少なかったが見ていて飽きなかった。
京都から来られたカメラマンが写真を撮っていたのでオバシギがいますよと教えたが反応は小さかった。 ひょっとすると迷惑
だったのなー。
*雲出川河口
行ったのが満潮時だったので干潟にいたのはダイゼン数羽と寂しく、塩待ちしていたシギチも少なめだった。
カモは普通種が大体揃っているようだった。
シロチドリ メダイチドリ ダイゼン ソリハシシギ オオソリハシシギ トウネン ツルシギ
10月12・13日 伊良湖岬の鷹渡り
*上空を飛ぶ鷹。 多少見分けが出来るようになるともう少し極めてみたいと思うものだろうか。 思いが伊良湖から離れない
ので今回は伊良湖ビューホテルに一泊の宿を取って出かけてみた。
12日は汐川を経由してみたが潮が悪かったせいもあって20羽くらいのダイゼンとハマシギを1羽みただけだった。
恋路ヶ浜の駐車場には2時頃に到着。 着くと同時に数羽のハチクマが上空を通過して行ったがその後はぱったりだった。
Yさんというここの主のような人がいて色々と教えてもらった。
ノスリ・オオタカ・ハヤブサを除いた
サシバ・ハチクマ・ツミ・
ハイタカ・チゴハヤブサの合計が50羽ちょうどだったそうで、雨の翌日とピークを過ぎたことから少なかったそうだ。
早めに切り上げてホテル駐車場に行ってみるも同じ状態なので渥美の森に行ってみた。 数人のカメラマンがいたがここも
同じだそうで
イワツバメと時々飛来する
アマツバメ・
ハリオアマツバメしか見なかった。
13日は早朝6時からホテル駐車場で観察。 ヒヨドリが1000羽以上・メジロ・セキレイ・カケス・イワツバメ・アマツバメなどの
群れが大挙して渡って行くのを見たが狙いの鷹はなかなか現われず、8時過ぎからぼつぼつだった。
Sさんという話好きの人が来ていろいろと教えてもらった。 かなりのキャリアの持ち主で拾い物だった。
渡ってゆく鷹はサシバとハチクマはピークを過ぎてノスリが多かった。 ハヤブサやツミ・オオタカが混じるが数は少ない。
昼過ぎには諦めて恋路ヶ浜に行った。 昨日のY氏によればノスリなどを除いて午後の2時までに100羽だったそうだ。
渡りの主役は数の多いサシバとハチクマだがピークは終わって今はノスリが多い。 これからはツミやハイタカなど小型の鷹が
渡るそうだが数はシーズンでも200〜300などと多くは無いのでそのつもりで行った方が良さそうだ。
Yさん・Sさん・Nさんほか三重の皆さん有難うございました。
10月3日 伊良湖岬の鷹渡り オフ会を兼ねさせてもらった。
*今の時期が伊良湖岬の渡りのピークに相当するというので伊良湖岬に行ってきた。
前日は雨で当初の天気予報では暫く雨が続くとなっていたが幸運にも天気が回復した。 雨の翌日より一日置いたほうが
良いらしいが、到着した朝の7時から8時にかけて多数の鷹が出迎えてくれた。 近所で一晩過ごした個体が出発していった
のだろう。 その後はぱったりとまってしまい、退屈をもてあました頃にポツンぽつんと通過していった。
午後になるとすっかり雲が広がったが、10羽から20羽以上の集団が退屈せぬ程度に通過して鷹柱も立った。
1時半ごろの引き上げまでに合計で200羽くらい見たと思う。
撮ってきた写真(天候の加減であまり綺麗ではない)を見るとサシバが大部分でハチクマが写っていない。 チゴハヤブサが
通過していったが遠くて写真は撮りそこなった。 他にチョウゲンボウと思われる個体が写っているけど・・・・。
遠くを通過するものが多かったが帰りがけには目の前を通過するグループもあった。 近すぎると通過はあっという間なの
でデジボーグではピント合わせに手間取ってピントが合わずに勿体無いことをした。
伊勢市で観察している鳥友がいた。 連絡を取って伊良湖岬から約30kmを渡るのにどれくらいの時間が掛かるか大よそ
計ってみたら30分以内に到達するようだ。
写真を整理したらチゴハヤブサやツミ・サシバ・ハチクマも写っていた。 アルバム9に掲載。
9月27日
白樺峠の鷹渡り
*昨日26日から今日の27日にかけて白樺峠へ鷹の渡りを見に行ってきたが到着した午後の1時頃から雨が降り出した。
今日も雨の予報だったが朝起きてみると青空が覗いている。 8時頃宿を出て8時50分に鷹見の広場に到着。
昨年は26日にサシバ2、042羽のピークが有ったので時期的には遅くないはずだが、今年は21日に5200羽の大群が通過
しているせいと雨上がりということもあって雨がぱらついてきた午後の12時半頃路までにパラパラと28羽が通過しただけだっ
た。 鷹は少なかったが得るところは多かったので参考までに後日一まとめにしてみたい。
オオタカ(2) ハイタカ(2) ツミ(10) ハチクマ(11) ノスリ(2) サシバ(1) とび(1)
シジュウカラ ウグイス(笹鳴き) アカゲラ コガラ ハシブトガラス ホシガラス ハリオアマツバメ(18) アカハラ
それにしても遠かった。 片道5時間、往復467q、 前日の津市往復108qを加えて575km無給油はよく走った。
9月22日
明神の森の鷹渡り
*前日、白樺峠でたくさんの鷹が飛んだというので急遽出かけてきた。 朝方雨模様だったのでスタートが遅れて到着は9時半
ころになった。 定点観測している野鳥の会・岐阜県支部の方に聞いいてみると朝の7時過ぎから飛び始めて300を超えてい
るとのことで11時頃までたくさん飛んだ。 また、150羽の鷹柱も見ることが出来た。
ここからは東の方向に岐阜市の市街が一望でき、北西に伊吹山の山頂が見えている。 今日飛んだ鷹は80%くらいが伊吹
山との間を西に向かっていった。 赤白の鉄塔があって良い目印になるが、この方向に出るとかなり距離があって識別が難し
いくらいだ。 いいところが無いか探してみたら少し進んだところに送電線の鉄塔メンテナンス用の道路が左に分かれていた
ので入ってみたら谷を挟んで鉄塔の正面の小さな広場に出た。
幸運なことに、ここに環境調査会社の人がいて野鳥の観察をしていた。 渡りの調査ではないがフィールドスコープも用意して
渡りも見ていたとのことで9時から11時に掛けて1,000羽以上の鷹が通過していったとのことだった。 ハチクマが多かった
そうだ。 私が帰路に付くまでに野鳥の会が定点観測でカウントした数は約900羽でこれには東側を通過した数がかなり含
まれている。 環境調査の人が見た数とはかなりの差があるのは、西側を通過したものは定点観察地からは見えなかった
ものがたくさんあったということになる。
西と東を合わせるとかなり大きな渡りのルートが存在することになる。
午後の通過は少なかったが目の前をハチクマが通過したりして面白かった。 写真はアルバム9に掲載。
9月20日
鷹の渡り
*朝から快晴ということなので今日こそ・・・と明神の森に出かけた。 9時半頃に到着すると17羽の鷹柱が立っており次々と
目の前を通過していったのでたくさん飛んでくれそうだと期待した。 しかし、後が続かなかった。 ポツンぽつんと1羽づつ
飛んできたり、時々7〜8羽の群れが現われる程度で期待は裏切られた。
朝は7時半頃から飛び始めたそうで、目の下の山からここで一夜を過ごした個体が飛んだのではないかとのこと。
午前中はカウントしていた人がいなかったので数は判らないが、私が到着してから50羽以上見ており、午後からは15時まで
の3時間で30羽カウントしたので合計で120羽くらいと思われる。
快晴で雲が無かったので見にくく、高く飛んだり遠くを飛んだものはかなり見逃している。
朝方はハチクマが多かったそうだが私が見たときはサシバやノスリ・小型の鷹が大型の鷹に絡んでいるのも見られて面白
かった。 小型の鷹は種別不明。
9月19日
鷹の渡り
*昨日が良い天気だったので今日も朝から好天になると思って予定を立てたが生憎の雨でがっかり。 あまり期待は持てな
かったが午後から回復するとの予報だったので関ヶ原町の明神の森に出かけてみた。 昼前から晴れてきたが朝方雨だと
飛ぶ気がないのか午後2時までまてハチクマ・サシバなど数羽が通過しただけだった。
9月15日
このシギは?
*水を満々と張った田んぼでアオアシシギなどを見ていたら畦に小型のシギが1羽飛んできた。 双眼鏡で見たがよくわからない。
近付くのを待って写真を撮ったがとても敏感ですぐに飛ばれてしまった。 撮ってきた写真を見るとますます判らなくなったの
でベテラン氏に聞いてみたらオジロトウネンだろうとのことだった。 オジロトウネンは比較的見慣れているつもりだったがこの
ような個体は初めてみた。 アルバム9に写真を掲載しておいたので見ていただきたい。
9月9日(土)
北の田園
*何にもいないよ・・・と聞いていたがやはり少なかった。 移動が遅れているのかルートが変わったのか。
コチドリ ムナグロ(2) アオアシシギ(2) タカブシギ(10) トウネン(1) タシギ ジシギSP
9月8日(金)
アカエリヒレアシシギとコアオアシシギとアオアシシギとタカブシギ
*二日前の6日だったと思うが某所でアカエリヒレアシシギとタカブシギとコアオアシシギとアオアシシギが一つの田んぼに一緒に
いる嬉しい光景を見かけた。 タカブシギとアオアシシギは一目でわかったがその中間の大きさで嘴の細いシギが最初はわか
らなかった。 体型的にはコアオアシシギだがアオアシシギほどでは無いにしても嘴が上に反り返っている。 コアオアシシギ
は 少なからず見ているがこんなのは初めてだ。 他の人に見てもらったらやはりコアオアシシギとのことだった。
アオアシシギは写っていないが、コアオアシシギとタカブシギとアカエリヒレアシシギが一緒に写っている写真があるので参考まで
にアルバム9に掲載しておく。
9月3日(日)
南の海
*9月16日の土曜日に野鳥の会三重支部の主催で探鳥会が開催される雲出川河口にお邪魔してきた。 干潮時になると広大な
干潟の先の方まで鳥たちが言ってしまうので若潮の今頃がいいかと思ったが、やはり広すぎてなかなか鳥たちを見付ける事が
出来なかった。 今年はソリハシシギが多いようだ。 オバシギは見かけるがコオバシギがいない。 アジサシも見なかった。
年によって随分と違うようだ。
シロチドリ メダイチドリ オオメダイチドリ ダイゼン キョウジョシギ トウネン オバシギ コアオアアシシギ
アオアシシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ オオソリハシシギ チュウシャクシギ ミユビシギ
8月30日(水)
豊穣の海
*久しぶりに東の方にお邪魔したら歓迎してくれるように、予想していた以上に沢山のシギチが出迎えてくれた。 1羽のトウネン
型小型シギに引っ掛かって半日潰してしまった。 初めはヒメハマシギかと思ったがクチバシが違う。 現地でお会いした方
もヒメハマシギよりむしろヨーロッパトウネンに似てるとのことで、帰ってパソコンに取り込んでみたらやはりヨーロッパトウネン
のように見えるけどどうだろう。 掲示板を除いてこのホームページに
ヨーロッパトウネンが登場するのは初めて。
オオハシシギとエリマキシギは遠くて写真が撮れなかったがフィールドスコープで各2羽づつ確認できた。。
現地でお会いした皆さんいろいろと有難うございました。 今日見たシギチは
コチドリ シロチドリ メダイチドリ ムナグロ(45) ダイゼン(7) オバシギ(3) ケリ トウネン(13) ヒバリシギ(1)
ヨーロッパトウネン(1) エリマキシギ(2) キリアイ(1) キアシシギ イソシギ ソリハシシギ(10) セイタカシギ(10)
オオソリハシシギ(2) ダイシャクシギ(1) チュウシャクシギ(2) タカブシギ(2) ミユビシギ オオハシシギ(2)
このヨーロッパトウネンについてはトウネンの幼羽であると多方面から指摘を受けたのでトウネンに訂正する。
8月28日(月)
タシギ登場
*昨日27日のことだが、エリマキシギを見ていたら稲の間からひょこひょこと1羽のジシギが飛び出してきた。 今まで見てきた
ジシギと違って頭が赤茶けて雰囲気がまるで違う。 近づいてくるのを期待したが生憎とエリマキにあわせてどんどんと向こ
うに行ってしまった。 水田に入って忙しく餌を漁る姿はタシギそのものだ。 しばらく見ていたら遠くで羽を広げて見せてくれ
た。 次列風切りのふちに沿って白い線が見えている。 タシギの特徴だ。
写真はアルバム9に掲載。 整理が出来たらジシギ特集の方にも掲載予定。
8月27日(日)
ツバメのねぐら入り探鳥会
*もう少し参加者があるかなと期待したが参加者は12人と寂しかった。 バーダーさんたちの関心が薄いのか、開催地が北に
偏っているのがネックになっているのか、集合場所を現地にせず多度神社にしたのが判りにくかったのか・・・。
今日は曇っていたせいでツバメの集まりが早く、到着した6時20分頃にはかなりのツバメが上空を舞っていた。
さらに6時半頃になると周辺はツバメだらけになった。 上空で群れながら飛ぶ歩ツバメたち、川面を群れになって高速で行き
来するツバメたち。 時には体にぶつかりそうなほど近くを突進するツバメたち。
今日の探鳥会には支部のベテランさんが参加してくれた。 ベテランさんにどれくらいいるかカウント出来ないか相談したら上
にも下にもあちこちいるので難しいとのこと.。 それでも2万羽以上はいるだろうとのことだった。 凄かったなー!
...
8月19日(土)
ツバメのネグラ入り
*野鳥の会三重県支部に「8月27日にツバメのネグラ入り探鳥会をやります」と提案して採用され、支部報に掲載された。
三重の地域文化誌「伊勢人」から問い合わせがあって8月号の「アウトドア・イベント」欄にも掲載された。
しかしである・・・今年もネグラ入りしとるやろなー・・・と決め付けただけでまだ確認してなかった。 でも、まだ先だ・・と思って
いたのにカレンダーをみると1週間先だ。 そろそろ確認しておかないとまずい・・・・と出かけてみた。
現地到着は18時頃。 目の前の芦原に夥しいスズメが集まって耳をつんざく鳴き声が聞こえてくるがいっかなツバメの姿は見
えない。 これは中止かな・・・厄介なことになったと堤防の上を行ったり来たりさ迷ったあと昨年の場所で途方にくれていた。
日の入り時間の18時36分だった。 空から沢山のツバメがやってきた。 あっちからもこっちからも・・・まるでウンカのようだ。
次から次へと暮れかけた空に集まってくるツバメ。 帯状に繋がって水面を突進する夥しいツバメの群れ。
昨年堪能したのに今年みるとやはり感動的な光景だった。 同時に中止しなくてすんでほっとした。
昨年と同じ揖斐川右岸堤で油島大橋から2キロほど遡った場所。 ストロボ撮影はお断り。
8月5日(土)
オオメダイチドリ追加 と アカエリヒレアシシギ
*7月31日に撮影したオオメダイチドリについて、一緒に見ていた方から蟹を食べているのと別のオオメダイがいた・・と示唆して
いただいたので写真を見直してみたら羽模様の明らかに違う個体が写っていたのでアルバムに掲載しておいた。 蟹を食っ
ているのは成鳥の冬羽で、新しく掲載したものは幼鳥とみられる。 羽の模様の違いをよく見ていただきたい。
*現地が狭隘な場所なので生憎と公開はできないが、桑名市内にアカエリヒレアシシギが来ていた。 群れで移動してきている
可能性があるので淡水性のシギチ環境は要注意である。 間近で写真が撮れたのでよく見ると完全な成鳥夏羽ではなく、
かと言って幼鳥でもない。 多分若鳥と思われるが大変興味深い個体であった。 成鳥が冬羽に換羽中かもしれない。
7月27日(木)
ヨシゴイの池
*1年ぶりにヨシゴイの池にお邪魔してきた。 南側の葦はかなり元通りに復活してきていると思うが水の流れ込む辺りが先日
の雨続きで倒伏して枯れているのが気になった。
雛が出てから2週間になるそうで親による給餌行動は終わって雛は自分で餌を獲っている。 近くには♂♀の成鳥が1羽
づつ餌獲りにきていたが雛は遠くの葦の中でちらちらと見ただけだった。
以前、近いところに巣があったときは親がくると葦をよじ登って餌をもらう雛の姿が見られたが今年は遠かったそうだ。
池のほとりは桜並木が日差しをさえぎってくれる木陰は気持ちよく炎暑の夏も別天地でいい環境だ。
7月25日(火)
無事に巣立ち
*員弁のアオバズクが昨夜無事に巣立っていったそうだ。 夜行性の鳥なので朝行って巣立ってなかったらその晩以降という
ことなのだろう。 ここは巣から出ると茂みに入ってしまうので雛の姿を見るのは難しそうだ。
7月24日(月)
まだまだ・・
*今日こそ・・・と思ったが朝行ってみたら2羽ともまだ巣の中にいた。 ギャラリーはどなたもお見えにならなかったので私たちが
邪魔をしているようでもないようだ。 夜になったら親が餌を運んでいるのだろう・・巣穴の下を調べたらコガネムシ・蛾・セミ
などが落ちていた。 巣の中で餌を貰っていたときは糞も落ちていなかった。 糞は親が運び出して遠くに捨てていたのだろ
う。 巣の下には骨と翼の膜がはっきり残った蝙蝠の死骸も落ちていたがアオバズクが食べたかどうかはわからない。
*K町の一家もまだ残っていた。 旅立つまでにはまだまだ飛行訓練がいるようだ。
7月23日(日)
臆病者のアオバズク
*ギャラリーの多いいなべのアオバズクの雛は観察を始めてから1週間になる。 昨日の朝、1羽の雛が巣から出たと聞いてい
たが今日は姿を見ることが出来た。 巣から離れた茂みの中で2羽の親たちと残りの2羽が出てくるのを待っている。
私たちギャラリーが気になって出られないのかと多くの方が観察をやめるなど気遣いしているのに、誰もいない昼過ぎも5時
過ぎも巣穴の中にいて外に出ない。 巣から出る勇気が無いのだろう。
夕方には1羽が巣穴の出口にきて親をしきりに探すそぶりをしていた。 そろそろ出る気になったのだろうが、親はそ知らぬ顔
で迎えに行く気配なし。 親がリードしないと自分からは出ないんだろうな。
*K町の一家は揃って巣穴の近くに戻っていた。 巣を出てからこれでまる4日になる。
7月22日(土)
アオバズク
*20日に巣から出たアオバズクの雛たち。 昨日は巣のある木の隣に移って雨に濡れていたが今日は晴天に恵まれて旅立ち
の時をひたすら待っていた。 3羽いるはずの雛が2羽しかいなかったので心配していたら一緒に見ていた方が離れた木に
いるのを見付けてくださった。 親は2羽とも巣の近くにいるのに親から離れてあんな遠くまで行けるようになったんだ。
巣から出てまる3日になる。 そろそろ旅立ってゆきそうだ。
もう一方の雛たちは巣の中で活発に動いて間もなく巣から出そうな気配。
7月20日(木)
アオバズク
*K町のアオバズクのヒナが今朝巣立ちを迎えた。 雛の数は3羽だった。
7月17日(月)
アオバズク
*いなべ・こものとも今日の午後はまだ巣の中にいたので明日以降になりそう。
7月16日(日)
アオバズク
*そろそろヒナの姿が見られるかと2箇所回ってみたがまだだった。 親が巣の近くまで寄ってきているので巣立ちは近そうだ。
2番目の場所では♂が巣の近くにおり、巣の中に♀の頭がちらりらと見えていた。 明日は雨なのでないかな。
6月29日(木)
コアジサシのコロニー
*コアジサシのコロニーを覗いてきた。 入口から見えている数は少ないが奥にはかなりいるようだ。 見えている範囲での
ヒナは4羽でまだ少ない。 1組にヒナが2羽といったところか。 ヒナを抱えた一家との距離は30〜40mくらいあるが、
そんな距離でもこちらが気になるのか羽を広げてヒナを隠そうとしている健気な姿を見て引き返した。
帰ろうとしていたら顔見知りの野鳥の会・三重県支部の人がやってきた。 コロニーに入ってカウントするという。
気温は30度を超えて大変暑いのに2時間くらいはかかるそうだ。 手伝おうかと思ったが卵を抱いているコロニーに多くの
人間が入らない方がいいので手伝わずに現地を後にした。
6月14日(水)
伊吹山
*梅雨入り前の最後の晴れというので伊吹山に行ってみた。 あわよくば高山植物と蝶々と鳥見を一度に楽しもうという魂胆で
ある。 10時半頃に山頂駐車場に到着。 カッコウやホトトギスの声に混じって下の方からはセグロカッコウの鳴き声も聞こ
えてくる。 鳥たちの声はたくさん聞こえるが姿はなかなか見せてくれなかった。 お花畑はまだ寂しい状態。
蝶々はたくさん飛んでいたがなかなかとまってくれず蝶の撮影がこんなに難しいとは思いもしなかった。
白い蝶と黄色い蝶がもつれるように飛んでいる。 1,300mの高所にいる蝶だから珍しいかもしれないとカメラを向けるが
ちっともとまってくれない。 特に黄色いほうはまったくとまらず、帰りがけにやっと数枚撮ることが出来たが帰って図鑑を見た
らただのモンキチョウだった。 がくっ!
伊吹山の主の観察班は1組だけで今月に入ってから空振りばかりだと言っていた。
トビ カッコウ(声) セグロカッコウ(声) ツツドリ(声) ホトトギス ヒバリ キセキレイ ヒヨドリ モズ コルリ(声)
ヤブサメ(声) ウグイス オオルリ ヤマガラ シジュウカラ ホオジロ カケス ハシブトガラス ハシボソガラス
遠くにとまっているホトトギスを撮ったが、ホトトギスは菜園の周辺にもいるのでこちらを探そう。
5月25日(木)
御池岳
*膝のリハビリとチェックをかねて久しぶりに山に入ってみることにした。 もう一つミソサザイの写真も撮っておきたかった。
朝は早いほうが良いだろうと登山道に入ったのは6時だった。 日の出は5時前なのでかなり明るくなってきてはいたが写
真を撮るにはまだ暗すぎた。 早朝の山の中はうるさいくらい鳥が鳴いていたがほとんど姿は見せてもらえなかった。
写真を撮りながら4時間半かけて7合目まで登ったが久しぶりの山歩きと膝のことを考えて引き返した。
山頂周辺にはゴジュウカラ・コルリ・マミジロなどがいて運が良ければ見られるそうだ。
キジバト ジュウイチ(声) ツツドリ(声) ホトトギス(声) アオゲラ(声) アカゲラ コゲラ キセキレイ ヒヨドリ
ミソサザイ コマドリ(声) クロツグミ(声) ウグイス(声) メボソムシクイ(声) キビタキ(声) オオルリ エナガ
ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ コガラ ホオジロ イカル(声) カケス(声) ハシブトガラス
以上
25種類観察したが、鳴き声が聞き分けられればもっとたくさん観察できたかもしれない。 残念!
他に蛇が3匹と今年はやけに多いような気がする。
リス・イタチ・狸(アナグマと言う人も・・)
5月21日(日)
鈴鹿市・野登山
*久しぶりの晴れの一日、鈴鹿市の野登山にアカゲラ・アオゲラ・ミソサザイなどを求めて行ってみた。 山上には立派なお寺が
有るが、週末だと言うのに人気は少なく僅かな登山者や昆虫採取の人に会っただけだった。 山上までは自動車道が通じ
ているが、途中は大きな落石が転がっていたり道路を横切る側溝の蓋が無かったりと運転には注意がいる。
午前中は沢山の鳥たちの声が聞こえていたが姿を見るのはなかなか難しく、姿を見たり鳴き声を楽しむには良いが、写真を
撮ろうと思うとストレスが溜まるだろう。 アカゲラの写真は撮れたがアオゲラ・クロツグミは声だけで姿が見えず、ミソサザ
イは声も姿も見えなかった。 ♂の成鳥と思ったキビタキに産毛が見えるがこれはどうしたことだろう?
巣箱に出入りするシジュウカラを見ていたらすーっと飛んできて木立の中にとまったホトトギス・・・撮って来た写真を見ると胸
がカーキ色なのでジュウイチのようだ。 声は聞かなかったので嬉しい出会いだった。
写真は キビタキ・
ジュウイチ・オオアカゲラを アルバム8に掲載。
キジバト カッコウ(声) ツツドリ(声) ジュウイチ ホトトギス アオゲラ(声) アカゲラ オオアカゲラ コゲラ
ヒヨドリ クロツグミ(声) ウグイス メボソムシクイ(声) キビタキ オオルリ エナガ ヒガラ ヤマガラ
シジュウカラ ホオジロ カワラヒワ カケス ハシボソガラス 以上
23種類 次はもうすこし朝早く行ってみよう。
5月14日(日)
幡豆郡 一色町
*
クビワキンクロ♂を見に行った序に三河湾の一色町に伺ってきた。 ツルシギを一度に28羽見た。 初めてでびっくり!
これだけいると換羽中のいろんなのを見られて面白かった。 夏羽のクサシギがいた。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ
スズガモ トビ コチドリ シロチドリ ダイゼン ケリ ハマシギ ツルシギ(28) クサシギ キアシシギ
チュウシャクシギ セイタカシギ コアジサシ ドバト ヒバリ ツバメ オオヨシキリ セッカ ホオジロ スズメ
ムクドリ ハシボソガラス 以上合計32種類
4月28日(金)
雲出川河口
*紀伊長島まで用事があって出かけた帰りに午後の2時過ぎから寄ってきた。 海岸の干潟でカラフトアオアシシギか・・と見紛
うアオアシシギを見たので写真をたくさん撮ったがアオアシシギだった。 そう珍鳥がいるはずがない。
潮が上がって干潟が消失していたので小型のシギはまったく姿を見られず、大型シギばかりだった。 なかでも
チュウシャクシギ
が多く、案内していただいたMさんによれば150羽くらいはいそうとのことだった。
コムクドリは38羽カウントした。
グリーンを背景に撮りたかったが電線にとまっているとこしか撮れなかったのが残念。
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
オナガガモ ハシビロガモ キンクロハジロ キジ バン オオバン シロチドリ ムナグロ ケリ キョウジョシギ
ツルシギ アオアシシギ キアシシギ イソシギ オオソリハシシギ ホウロクシギ チュウシャクシギ タシギ
オオハシシギ(夏羽) タカブシギ セイタカシギ ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ キジバト ヒバリ
ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ オオヨシキリ セッカ ホオジロ スズメ ムクドリ コムクドリ
ハシボソガラス 以上
47種類
4月24日(月)
今が旬の県民の森
*どうもキビタキとは相性が悪くてなかなか写真を撮らせてもらえない。 今日こそと早朝から出かけてみたが朝方は生憎の曇り
空でブレブレ写真ばかり。 明るくなってからもちょくちょく出てきたが遠くて写真にならなかった。 悔しい!
オオルリは今年は多いような気がする。 場所と時間が合えば周りはオオルリだらけになるくらいたくさんいる。
サンショウクイは数羽の群れをみた。 ヤブサメの鳴き声は確認できず。 センダイムシクイは写真を撮れた。 アルバムに
掲載した写真からはわからないが他の写真を見るとセンダイムシクイに特有の幅広で薄い頭央線が有った。
たまたまお会いしたAさんが見つけてくれたセンダイムシクイだが、もう巣立っているエナガの子供たちも見つけてくれた。
巣はわからないが7〜8羽が寄り集まって親から餌を貰っていた。 ペットに出来るならエナガがいいなー。
キジ(声) コジュケイ(声) キジバト コゲラ ヒバリ キセキレイ サンショウクイ ヒヨドリ シロハラ ツグミ
ウグイス センダイムシクイ キビタキ オオルリ コサメビタキ エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ
カワラヒワ イカル ムクドリ ハシブトガラス 以上
24種類
現地でお会いした Aさん Kさん Kさん Mさん 有難うございました。
4月21日(金)
三重県民の森
*オオルリ・キビタキを目当てに7時半頃に到着したが生憎の雨でなかなか車から出られなかった。 帰る間際の11時過ぎに
なって一時雨が上がったのでカメラを担いで歩いたが林の中は雫が落ちて行けなかった。 それでもオオルリはたくさん見ら
れた。
ヒヨドリ シロハラ ヤブサメ(声) ウグイス オオルリ ヤマガラ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ
ハシボソガラス ハシブトガラス 以上12種類
4月12日(水)
雲出川河口
*シギチの移動が始まっているので久々に雲出川の河口に行ってみた。 生憎の大潮で昼ころに干潮となって鳥たちは遠かった。
渡りの前のたくさんのカモ。 カモメは遠くてユリカモメとセグロカモメ以外は識別できなかったがカモメもいたと思う。
シギチは今シーズン初めてのメダイチドリ・ダイゼン・トウネンなどを確認。 ハマシギの群れに僅かながらミユビシギが混じっていた。
〇河口で観察した鳥たち
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ
キンクロハジロ スズガモ ウミアイサ シロチドリ メダイチドリ ダイゼン トウネン ハマシギ ツルシギ イソシギ
ミユビシギ ユリカモメ セグロカモメ カモメ ミヤコドリ キジバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ カワラヒワ スズメ
ムクドリ ハシボソガラス 以上
33種類
〇その他
カイツブリ コガモ シマアジ ハシビロガモ トビ バン オオバン コチドリ ケリ オジロトウネン チュウシャクシギ
オオハシシギ セイタカシギ タヒバリ(夏羽) ヒヨドリ ノビタキ ツグミ セッカ ホオジロ オオジュリン ホオアカ
以上
21種類 合計
54種類
4月1日(土)
大仲新田の溜池のカモ
*車の通行量の多い道路に面した小さな池なのに少数ながらカモが越冬し、移動途中の中継地になっている貴重な存在だ。
4月に入った今日も元気に泳ぎ回っているので何がいるか観察してみた。
カイツブリ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ハシビロガモ キンクロハジロ バン オオバン
車から降りると遠くに行ってしまうが、車の中からだとわりと近くに来るので見ていて楽しい。
この中でバンは見られるようでいざ探してみるとなかなか目にする機会が少ないので嬉しい存在だ。
3月26日(日)
町屋川のカワアイサ
*このホームページのトップを飾っている愛らしいカワアイサは2003年春の撮影である。 左の羽を傷めているのでどこにも飛んで行
けない。 暫く町屋川に行けなかったのが今日は久しぶりに行ってみたら元気で泳いでいた。 右の羽だけで羽ばたいているので
羽はやはり治っておらずもう飛べないだろう。 餌は豊富なので夏の暑ささえ我慢できれば生きてゆくのに不便はなさそう。
これから先どれくらい生きて行けるのかしっかり観察したい。
3月24日(金)
見納めのレンジャク
*レンジャクが集まるので有名な場所がいくつか有って連日賑わっていたようだが知られていない場所もあるようだ。 今日行った
のもそんな場所の一つだが人の集まれるような所ではないのでそっとしておきたい。 午前中に1時間半ほど滞在したが姿が見え
ず帰りがけにやっと1羽だけ姿を見せてくれた。 10羽ほどの群れが飛ぶのをちらりと見たがあれがレンジャクだったかもしれない。
そろそろ移動する頃なので思いもかけないところに現れる可能性がある。 ピラカンサやクロガネモチの実、また実家のヤツデの木
に現れたこともあるらしいので油断は禁物だ。
3月15日(水)
養老公園
*久しぶりに養老公園を訪ねてみた。 桜の名所の一つだが昨日は雪が降ってところどころに残っていた。 それでも梅が咲き、桜の
蕾は膨らんで春が近い。 カワガラスに会えるかと期待したが姿が見られなかった。 ここも鳥の姿は少なかったが、今年初めての
ビンズイを見た。 エナガやヤマガラがたくさんいた。 写真は撮らせてもらえなかったが楽しかった。
トビ キジバト キセキレイ ハクセキレイ ビンズイ ヒヨドリ ジョウビタキ シロハラ ツグミ ウグイス エナガ
ヤマガラ シジュウカラ メジロ ハシブトガラス 以上15種類 特別出演:日本猿
3月8日(水)
春の多度山
*多度峡から7.5kmの登山道を2時間半かけて山頂へ。 帰りは健脚コースを30分で下ってきた。 多度峡に期待したが
エナガ・メジロ
ホオジロ・ウグイス・シジュウカラ・ヒヨドリ・キセキレイ程度で個体数も少ない。 2時間半の登りの大半は杉とヒノキの植林帯でヒヨドリの
声が時々聞こえるだけだった。 山頂付近でもシジュウカラ・
ヤマガラ・ホオジロ・
コゲラ・ハシボソガラスと少なかった。
野鳥の数は少なかったが、来る春からの山歩きに向けての格好の足慣らしになってとても気持ちが良かった。
多度峡をじっくり観察すればもう少し面白いかもしれない。
山頂近くの海の見える展望台でお昼にしようと寄ってみたら先客がおられた。 話をしていると2年位前に弥富野鳥園に保護されてい
たアカショウビンの第一発見者ということがわかって話が弾んだ。 私もこのアカショウビンは見せてもらったので嬉しい偶然の出会い
だった。 この方は武豊町にお住まいとのこと。 楽しいお話を有難うございました。
3月4日(土)
祖父江緑地のベニマシコ
*背割りを通り抜けて羽島市まで行ったので久しぶりに祖父江緑地を覗いてみた。 川沿いの林の中はたくさんのヒヨドリばかりで何も
いないなーと半ばあきらめていたらジョウビタキが現れ、茂みの中で赤いベニマシコが動いていた。 じーっと待っているとミヤマホオ
ジロまで姿を見せてくれるではないか。 400oしか持っていなかったので大きくは撮れなかったがもうけた気分だった。
場所はバーベキューコーナーのすぐ西側(川の方)の茂み。 とてもきれいなベニマシコだった。
3月3日(金)
メジロガモと平城京址のアリスイ
*まだ見たことの無い
メジロガモが来ていると教えていただいたので見に行ってきた。 帰ってきてメジロガモの事を調べていたらたま
たま第一発見者の方のホームページを発見。 写真を公開しておられるので私も公開することにする。 場所については奈良とだ
け書いておられるのでそれにならった。 最短距離は30mくらいまで寄ってくれたが強い風が吹きまくったのでカメラブレが酷くて良
い写真にならなかった。
*午後から平城京址にアリスイを探しに行った。 ここは日本の探鳥地ガイドにアリスイの越冬地として紹介されている。 1時半ころに
到着したころから空にどんよりと雲が垂れ込めていまにも雨が降り出しそうだ。 交野市から来られたバーダーさんが探し出してくだ
さったがシャッターを1回押しただけで飛ばれてしまった。 2時過ぎからついに降り出した雨に雪も混じって霙になる。
アリスイどころではなくなって残念ながら早々に引き上げた。 次は梅の咲く3月の下旬ころに梅にウグイスならぬ梅にアリスイの写真
を撮りにまた来てみよう。 帰り道の名阪は大和から伊賀と吹雪が続き、伊勢の国に入ってやっと晴れ間がのぞいた。
交野市のバーダーさん有難うございました。 また何時かお目にかかりたいと思います。
2月13日(月)
庄内緑地公園のトラフズク
*先週の土曜日には良い場所にいて写真が撮れたと聞いた。 もうすこしましな写真が欲しいので出掛けてみたが今日は茂みの中に
入り込んで全身どころか顔も見せてくれなかった。 最初に見かけた場所より少し南に移動している。
下にロープが張ってあるのですぐにわかる場所。
2月5日(日)
キクイタダキに再挑戦・アカハジロ?それともメジロガモ 平城京址
*先日翻弄された
キクイタダキに再挑戦しに堺市の公園まで行ってきた・・が、結果は相変わらずだ。
ちょこまかと動き回るのを20人近いカメラマンが後を追いかけるが皆さん大苦戦の模様。 葉っぱの陰でちょこまかしていたと思った
ら突然頭の上に現れる。 近すぎてファインダーに入らない・・・入ってもピントを合わせているうちに消えてしまう・・隣から軽快な連
写の音が聞こえてくるが多分1・2枚しか写ってないだろう。 私もほとんど全滅状態だが証拠写真程度は残ったのでアルバム8に掲
載。 今年はキクイタダキが多いそうで大和郡山の公園にも10羽ほど出ているらしい。
*午前中にキクイタダキが一山越えたので午後から東住吉区の植物園にいる
アカハジロのハイブリッドを見に行った。 目指す個体は
すぐに見付かったがこれは一体何だろう? 一見メジロガモのように見えるが脇に白っぽい部分が見えているので純粋なメジロガモ
ではない。 メジロガモに近いアカハジろかなー? キンクロハジロも混じっているのだろうか・・虹彩はキンクロハジロのように黄色く
なく真っ白だった。 なんとも奇妙な珍しい個体だ。 アルバム8に写真を掲載しておくので見ていただきたい。
*帰り道に平城京址のアリスイを見ようと寄ってみたが、渋滞で薬師寺前から平城址まで1時間もかかってしまい、探鳥の時間が30分し
か取れなくて見付けられなかった。 しかし、そのお陰で地元の素晴らしい二人のバーダーさんとお話が出来ていろいろと教えていた
だいた。 お名前は聞けませんでしたが有難うございました。 梅の咲く3月に梅の木にとまるアリスイを撮りにお邪魔したいと思います。
また、アカハジロ情報を頂いたSさん有難うございました。
1月29日(日)
阪南探鳥
*大阪府の堺市・岸和田市にお邪魔してきた。
キクイタダキは小さい上に動きが速いのでまともな写真
にならなかったが証拠写真としてアルバム8に掲載。 他に
ミコアイサの♂が10m以内の距離まで
近寄ってくれる池に案内していただいてたくさん写真を撮らせてもらった。
エナガ・今期初認の
シロ
ハラや巣穴堀に余念の無い
コゲラやシメなど楽しめた。 エナガの群に遭遇したが相変わらず翻弄され
るしかなかった。 ファインダーに入れてピントを合せたと思ったらもういない。 困った奴だ。
1月27日(金)
名古屋周辺の探鳥
*トラフズク騒動をよそに名古屋市の東から北東の周辺にお邪魔して
ミヤマホオジロや愛らしい
ルリビタキ
また珍しい
アオシギまで見ることが出来た。
このアオシギはとても良い子で30分以上もモデルになってくれ、撮り放題だったが曇り空でピントは合
いにくくまたシャッタースピードが上がらなかったので歩留まりは悪かった。 写真はアルバム7に掲載。
ご案内いただいた皆様、現地でお会いした皆様有難うございました。 多謝!
帰り道は東海環状自動車道から湾岸道路と桑名まで乗り継いで1,850円と通勤割引が適用されて
半額。 とてもラッキーでした。 ETCはいいなー・・・しみじみ・・・。
1月25日(水)
名古屋の公園
*
トラフズク現るの情報で早速見てきた。 4羽来ているらしいが到着した8時前に1羽は移動したそうで
3羽が残っていた。 木の枝の中にいるので枝が被って全身が撮れない。 また木立の中は暗くて空
が明るいのできれいに撮れなかった。 図鑑によれば冬季のトラフズクは集団で移動するとなってい
る。 先日ほかの場所に現れたトラフズクや毎年大阪の公園に来ている(今年も来ているそうだ)トラフ
ズクは1羽だけだが、集団で来る方が自然なのかもしれない。 この集団がどんな構成か図鑑で調べ
ると掲載写真の@とBは胸の模様から♀のようだがAははっきりと判らなかった。
コハクチョウのように家族単位で移動する訳では無いのかなーという気がした。
写真はアルバム7に掲載。
1月22日(日)
名古屋周辺探鳥の旅
*探し物があって名古屋の北部から東部の日進市にかけて探鳥してきた。 探し物は見付からなかった
がO緑地ではたくさんの鳥たちと出会うことが出来た。 朝日新聞に日進市のツクシガモのニュースが
掲載されたそうで日進市まで行ってみる事が出来た。 写真はたくさん撮ったが何故か粒子が粗くて
トホホ・・・だった。 こんな日も有るさ。 くじけちゃいかん!
同行していただいた皆様、現地でお会いした皆さま 有難うございました。
1月20日(金)
四日市市のオオハクチョウ
*新聞に掲載された
オオハクチョウを見に行ってきた。 写真を撮っていて左眼の異状に気が付いた。
この池に下りた原因になるかどうかわからないが見えていないようだ。 痛ましいことだ。
小さな池だが隠れるアシが生えているので
コガモ・ハシビロガモ・オオバン・バンなどがいて面白かっ
た。 オオハクチョウは暫く滞在する気配なので天気がよく暖かな日にのんびりと見物するのも楽しそ
うだ。 写真はアルバム7に掲載。
1月16日(月)
名東区の 猪高緑地公園
*今日は名東区の緑地公園にお邪魔してきた。 例年だとたくさんの冬鳥が姿を見せるこの公園も今年
の冬は鳥たちの訪れが少なめとのこと。 今年の冬はどこも同じ傾向で少ないという話を随分と聞く。
今年の冬はこのまま終わってしまうかもしれないが、来年以降また良い年もあるだろう。
今日は少ない中でもルリビタキが4羽顔を見せてくれた。 遠かったが今年初めてのルリビタキ撮影
なので一応アルバム7に掲載しておく。 ヤマガラがコゲラのあけた巣穴に顔を突っ込み、すっぽり
入ってしまったのがおかしかった。 同じくらいの大きさなのだ。
カワウ ダイサギ アオサギ キジバト ドバト コゲラ キセキレイ ハクセキレイ
セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ルリビタキ(4) ジョウビタキ ウグイス エナガ ヤマガラ
シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ スズメ ハシボソガラス ハシブトガラス
コジュケイ(声) 以上
25種類
広大な園内の探鳥散策は天気も良くとても気持ちが良かった。
ご一緒させていただいた皆さん有難うございました。
1月15日(日)
三重中部への探鳥
*雲出川河口
中日新聞の三重版でツクシガモが来ていると紹介された場所である。 大潮の昼時の干潮となると
カモたちは遥か遠くでデジスコでも厳しい距離に行ってしまう。 コクガンもツクシガモも見ることが出
来たが写真は証拠程度にしか撮れなかった。 ここはカモの数は多いが種類はオナガガモとマガモ
とヒドリガモが圧倒的だった。 後背地では
チュウヒ・トビ・チョウゲンボウ・コチョウゲンボウと賑やか
だった。 近所の池では
セイタカシギ(3) オオハシシギが1羽越冬中。
カワウ マガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ツクシガモ(5) ウミアイサ
ハマシギ シロチドリ ユリカモメ セグロカモメ ズグロカモメ コクガン(6) ミヤコドリ(4)
*金剛川河口
右岸先端に立派な公園がある。 広大な干潟にはカイトボーダーの人たちがたくさんいたせいかカモ
メとカワウしかいない感じだ。 河口の方に
ハマシギと
シロチドリ、それに越冬中と思われる
ムナグロ
が6羽だけと寂しかった。
*津市A川河口
堤防道路が狭いのであまり行きたくないが
ミヤコドリの数を確認してきた。 29羽とたくさんいた。
ここは
ウミアイサや
ホオジロガモがわりと近くにいるので写真を撮るにはいいかもしれないが、とにかく
道路が狭いので適当な場所に車を置いて歩きながらじっくり観察するのが良いだろう。
1月13日(金)
木曽川のツクシガモ
*背割りを通り抜けていったがわりと近かった。 背割りを通り抜けた羽島市のあたりは銃による猟が許
されているのか鉄砲を持ったハンターがいて川にはまったくカモがいなかったが、笠松あたりまで来る
とたくさんいた。 下流と違って
カワアイサがうようよとおり
ミコアイサもかなりいる。
ホオジロガモが
1羽いてしきりに潜っていた。 カモの種類は橋の下流だけみると
ホシハジロ・キンクロハジロ・コガモ
と種類としては多くない。 お目当ての
ツクシガモは5羽確認出来たが川の真中で随分と遠く、デジ
スコで挑戦したが今にも降り出しそうな暗い曇天でSSが上がらず写真にならなかった。
コハクチョウは54羽。 背割りの下流域と違う雰囲気でとても良いところだった。
いろいろ教えて頂いた Tさん 有難うございました。
1月11日(水)
伊坂ダム
*久しぶりに3時間ほどかけてカモをじっくりと見てきた。 ここはヒドリガモがとても多く、トモエガモも10
羽ほど混じっていた。 かなり距離があるのでデジスコでトモエガモを写していたら あれれ・・・いつ
の間にかアメリカヒドリに入替わっている。 もうけちゃった。 このアメリカヒドリはかなり筋目が良さそ
うに思える。 不鮮明だが写真をアルバム7に掲載したので見ていただきたい。 ♀が寄り添っていた
がこれがアメリカヒドリの♀かヒドリガモの♀かは判定が難しい。
周回道路でエナガとメジロの混群に包囲された。 慌てて写真を撮ったがエナガには翻弄されるばかり。
カイツブリ カワウ マガモ カルガモ コガモ トモエガモ(10) ヨシガモ オカヨシガモ
ヒドリガモ アメリカヒドリ(♂1) オナガガモ ハシビロガモ オシドリ(6) オオバン(1)
キジバト コゲラ ヒヨドリ ジョウビタキ ツグミ エナガ メジロ ホオジロ カシラダカ
カワラヒワ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上
26種類
1月9日(成人の日)
朝日町の里山
*朝日町の里山にお邪魔してきた。 先日はミヤマホオジロを見たが今日は姿を見せてくれなかった。
私が帰りそびれている間に先に車に戻られた方はオオタカとカラスとノスリの空中戦を見られたとか。
トビ ヒヨドリ ジョウビタキ ウグイス エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ カシラダカ
アオジ カワラヒワ ベニマシコ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上14種類
1月8日(日)
アクアワールド・水郷パークセンター
*背割りで見かけたチュウヒがこちらに飛んだので久しぶりに行ってみた。 たくさんのカモがいるはずが
10羽ほどのオオバンがいるだけでほかはまったくいない。 よく見ると池が凍っている。 ここにいた
カモは木曽三川に移動したのだろう。 このところ急に川のカモが増えたのは池が凍ってあちこちの
池から移ってきたのだ。 ここの
オオバンはかなり人馴れしていて近くまで寄ってくる。
いつも水に浮いているオオバンの足には水掻きがあると思っていたが写真を見ると膜ではなく実に
奇妙な水掻きになっている。 写真を掲載したので見てほしい。
ほかに
カワセミ・オナガガモ(1羽) ニュウナイスズメもいるようだ。
1月6日(金)
たまには地元も見よう
*あちこちから羨ましい情報をいただく事が多いが、よくよく見れば地元にも鳥のいそうなところがあちこち
にある。 元の多度町の御衣野という団地から東に少し行った場所に小さな菜園を借りている。 丘陵
地帯だったところを削り取って平地にした農地で傍らに取り残した丘が散在している。 その間を通り
抜けていくと小さな溜池がある。 カモでも来てないかと行ってみたらこの冬はさっぱり姿を見ない
ジョ
ウビタキが縄張りはどうなっているの? と心配なくらい固まってうじゃうじゃといた。 池の向こう側で
小鳥が騒いでいる。 行ってみたら30羽くらいの
エナガの群が大騒ぎしている。 写真を撮ろうとしたが
デジボーグではピント合わせが間に合わずに翻弄されるばかり。 でも面白かった。 じっくり観察すれ
ばいいことがありそうだが今日は夕方だったので短時間で切り上げた。 菜園に戻ってくると目の前で
オオタカが狩りをしている。 ワオー! とカメラを取り出したが向こうも驚いたらしく直ぐに飛び去ってし
まった。 ここでオオタカを見るのは初めてだったがこれから面白くなりそうだ。
*揖斐川右岸
木曽三川の一つだがここは猟が許されているので川に浮いているカモはほんの僅かだ。 背割堤から
こちらを目指して飛び去る猛禽をよく見かけるので探してみたら河口から15kmと書いた看板の上に
チョウゲンボウがとまっていた。 近寄って写真を撮ったが光線が悪くて綺麗に撮れなかった。
このチョウゲンボウは背割りで時々見かける個体だろう。 他には
ノスリを1羽見ただけだったがじっ
くり時間をかければいろいろと見付かるかもしれない。 来月はここで探鳥会が予定されている。
2,005年
12月18日(日)
弥富野鳥園のヘラサギ
*いるのかいないのか話題になっている
ヘラサギは健在だった。 時々外出するそうで朝方は不在だ
ったが10時半頃に戻ってきた。 ただ、降りたところが観察室から見えないところだったのでいない
のと同じだ。 池のカモは
カルガモ・キンクロハジロ・ハシビロガモだけで僅かしかいなかったが、
チュ
ウヒ・トビ・ミサゴ・ハイタカと頻繁に猛禽が顔を出すので退屈しなかった。
12月17日(土)
三重県民の森のミヤマホオジロ
*そろそろルリビタキが来ていないかと探しにいった。 東の駐車場から入って管理棟まで往復。
ルリビタキや昨年たくさんいたシロハラはいなかったが足元をちょろちょろする小鳥を見たらミヤマホ
オジロでびっくり! 車に置いたカメラを取って戻ってきた時には移動したあとだった。 写真が欲し
かったので残念だったがあの辺りにいることがわかったのでまた会えるだろう。
冬の県民の森は人影も少ないが鳥たちも少ない。 いろいろといるのだろうが笹が茂ってなかなか
姿を見せてくれなかった。
キジバト セグロセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ ウグイス エナガ メジロ ミヤマホオジロ
アオジ スズメ ハシボソガラス 以上
12種類
12月11日(日)
若王子池のミコアイサ
*豊明市の若王子池に
ミコアイサがたくさんいると案内していただいた。 大きな池なので目の前とはい
かないが数えてみると46羽もいた。 何羽かは潜っているので合計で50羽を越えるかもしれない。
一度にこんなに見るのは初めてのことだ。 他に
マガモ・カルガモ・キンクロハジロ・カンムリカイツブリ
カイツブリ。 池の西側はカワウのコロニーで岸辺の樹木は糞で真っ白になっていた。
池の南側に広がる田園地帯は猛禽が多く、
オオタカ・
ノスリ・
チョウゲンボウ(♀)が入替わり立ち代り
姿を見せにやってきた。 面白いところだ。 ミコアイサの写真はアルバム7に掲載。
12月9日(金)
琵琶湖のアカハシハジロ
*まだみぬ鳥・・アカハシハジロが琵琶湖の西岸に来ていると教えていただいた。 たまたま手元に有っ
たのが新旭町教育委員会が発行している「新旭水鳥観察センター報告書」で、毎年♂が越冬している
との記述が有るので出掛けてきた。 天候が心配されたが琵琶湖の北岸をぐるりと回りこんで行っても
気温は名古屋周辺と変わりなく、ただ空模様はどんよりとしていたが新旭町に着く頃には明るくなって
いた。 水鳥観察センターに寄って情報を仕入れようとしたがセンター付近までは来ていないとの事で
それ以上の情報は無く、今津浜の水泳場まで沿岸をチェックしながら北上して水泳場付近で発見した。
ホシハジロより一回り大きく、特徴的な色をしているので直ぐに見分けが付いた。 印象としては異様
な鳥である。 ここでの観察はカモが中心でマガモ・コガモよりヒドリガモ・オナガガモの方が多い。
カワアイサやハジロカイツブリもたくさんいて楽しめた。 一度は訪れてみたい探鳥地である。
水鳥センターは火曜日が休館。 備え付けのフィールドスコープは貧弱。 コハクチョウは見なかった。
写真はアルバム7に掲載したがちょっと遠かったのが残念である。
カイツブリ ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ
マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ アメリカヒドリ 同ハイブリッド
オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ アカハシハジロ キンクロハジロ ホオジロガモ
カワアイサ トビ オオバン ユリカモメ ハクセキレイ 以上26種類
12月3日(土)
四日市市・伊坂ダム(貯水池)のオシドリ
*伊坂ダムは鳥見を始めた頃によく行っていた所である。 周回道路を歩くとコゲラやジョウビタキ・シロ
ハラなどがよく顔を見せてくれて楽しかったが、カモの観察が中心となるので何時の間にか足が遠の
いてしまって久しぶりの訪問だった。 ここは桑名西高校のボート部の活動拠点となってからカモの
数が減っているがのんびりとカモを見るにはもってこいの場所である。 西岸からスコープを向けると
対岸付近に思った以上のカモが入っておりその中にオシドリの姿も有った。 44羽まで数えたが見え
にくい所にまだいるようで総数は50羽くらいと思われる。 もう少し近いと良いのだが残念!
カモはカルガモが最も多い。 周回道路の小鳥はほとんど現れず到着の遅れかツグミもいない。
マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ キンクロハジロ
オシドリ(約50羽) 以上9種類
*山村ダム(貯水池)
伊坂ダムより環境が良いのにカモの姿は疎らである。 カルガモがたくさんいたが伊坂ダムの方に飛
び立っていった。 両方を行き来しているのだろう。
カイツブリ マガモ カルガモ コガモ オシドリ(4)
11月27日(日)
弥富野鳥園のヘラサギ
*この秋はなんとした事か各地にヘラサギが現れているようで弥富野鳥園の池にも1羽来ている。
私が聞いているだけでもここを含めて4羽になる。 こういった珍鳥は存在が隠されて地元の人た
ちが静かに見守っているが、琵琶湖のヘラサギは湖北野鳥センターが情報を流しており、野鳥園は
誰でも観察できる公の場なので珍鳥だからといって隠す事は無い。
琵琶湖も含めて私が見た2羽は幼鳥だったが、野鳥園のヘラサギは嘴の黒い成鳥だ。 遠くにいる
ので写真は難しいと思うが成鳥を見ておくのもいいだろう。
11月26日(土)
アクアワールド水郷パークセンター・義呂池のカモ
*海津市にある木曽三川公園の施設の一つ、水郷パークセンターの池は毎年多くのカモたちが越冬す
る。 木曽三川に浮かんでいるカモ達より間近に観察できるお勧めスポットだが、ハスが生い茂って
オープンウォーターが少なくなり段々見難くなってきたのが残念だ。
今日の観察では
オオバンとヨシガモとカルガモがたくさんみられた。 他に
マガモ・コガモ・オカヨシガモ
ハシビロガモ・ホシハジロなど。 写真を撮るなら午前中の方が光線が良い。
時々、チュウヒなどの猛禽も姿を見せてくれる。
11月23日(勤労感謝の日)
湖北巡り
*この秋初めての湖北巡り。 三島池や西池の現状と山本山のオオワシがねらい目だった。
◎三島池
10月から来年の3月27日までの予定で改修工事が行われているせいでカモも
オシドリも少ない。
オシドリの数は日によって違って多い日で38羽。 今朝は18羽となっていたが見かけたのは暗い所
に10羽以下だった。 早朝に行けば泳いでいるところが見られるのだろう。 カモは
マガモ・コガモ・
ヒドリガモ・オナガガモ・カルガモ程度。
ミコアイサの♀が1羽入っていた。 写真はアルバム7
◎湖北野鳥センター
オオワシは朝方少しだけいて飛び去ってしまって会えず、話題を集めている
ヘラサギは延勝寺沖に
いて大勢のギャラリーが詰め掛けていたが距離が遠くて双眼鏡では確認出来ず。 スコープで覗いて
やっと見ることが出来た。 クロツラヘラサギは何度か見たがヘラサギは珍しい。
エンジン付きのボートが午前中にセンターの前に入ってきてコハクチョウやオオヒシクイを飛ばしてしま
そうで
コハクチョウは10羽程度。
オオヒシクイは4羽しか見なかった。 午後からは逆光になるので
見難くなる。
◎西池
旧知のセンター職員のNさんから「何もいませんよ」と情報を貰ったが一応見ておきたかったので帰り
がけに寄ってみた。 かってオオヒシクイがたくさんいた池にいたのは
マガモ・カルガモ・コガモ・オナ
ガガモ・ハシビロガモと数はそこそこいたが種類は少なかった。
オシドリは向こう岸近くに♂を7羽
見たので同じくらいの♀もいると思われる。 他に
オオバン・バン。
◎垂井町のミヤマガラス
帰る途中にちょっと寄り道して垂井町の
ミヤマガラスを見てきた。 コクマルガラスも期待したが今日は
短時間しかいられなかったので探せなかった。 時間をかけて探し出してミヤマガラス共々見られよう
な写真を撮りたい。
11月20日(日)
晩秋の鈴鹿市 N山
*標高750m。 晩秋の野登山は平地と違った鳥たちがいるのではないかと出掛けてみた。 山頂の
駐車場から寺の方に上がっていくとカケスが煩く喚き、大型キツツキの鳴き声も聞こえてくる。
山門の辺りで頭上をオオタカが一回りした。 幸先がいいような気がしたがオオタカがうろついている
ようでは鳥たちが隠れてしまう。 案の定、カケスは逃げ去りアオゲラは暗い木立の中で木をよじ登っ
ているのを見ただけだった。 カラ類がもっといるかと思ったがシジュウカラとヒガラが少しいただけだ
った。 イカルの10羽くらいの群がいた。
オオタカ キジバト アオゲラ コゲラ ヒヨドリ ヒガラ シジュウカラ ホオジロ イカル
カケス ハシブトガラス 以上
11種類
10月30日(日)
台高山系 高見山(1,248m)で出合ったヤマドリ
*登山口に着いて登り始めたのは朝の8時15分頃だった。 すでに数台の車がとまっていたので先行
しているパーティーがいるようだったが10分くらい登ったところで目の前をヤマドリが横切った。
カメラを持っていなかったのが残念だったが林道で出会った鹿など嬉しい出会いだった。
市街地から遠いこの山は登りが1時間もかからないので登山者の出足が遅く、早めにスタートすれ
ば鳥たちとの出会いは多い。 種類は少なかったが数は多かった。 アトリの20羽くらいの群を二つ
見た。 数千羽の大きな群をいつかは見てみたいものだ。
ヤマドリ キジバト コゲラ エナガ ヤマガラ シジュウカラ ホオジロ アトリ カケス
ハシブトガラス 以上10種類
10月2日(日)
羽島市南部と津屋川南濃町自然の郷・南濃梅園
*背割りを通り抜けて羽島市に行った。 ちょっと時期が遅いが堤防に彼岸花がたくさん咲いていた。
羽島市南部は完全に干上がっていたので彼岸花の群生地・南濃町の津屋川自然の郷に行ってみた。
ここは堤防の斜面にたくさんの彼岸花が群生しており、盛期を過ぎていたがたくさんの人がカメラを
持って撮影に訪れていた。
川沿いに歩いていると目の前に
カワセミがとまっていた。 カメラを取りに戻った間にいなくなってい
たがあまりにも良い場所にとまっていたので少し待ったものの目立つ場所にカメラマンが陣取って
動かないので昼までで次に移動した。 彼岸花を写すだけに同じ場所でじっと待つのは何だろう?
どんよりとした曇天で光線状態の回復は望めないのに・・・。
なかなか良いところで
カイツブリと
バンがたくさんおり、カイツブリがザリガニを捕らえて親子で分け
合って食べているのを楽しく観察した。 他に
ショウドウツバメ・コガモ・メジロ・アヒルなど。
9月29日(木)
コシアカツバメの塒
*気になっていたコシアカツバメのコロニーを日没頃に見に行った。 普通のツバメと違うところは子育
てに使った巣をずーっと使うこと・・・コロニーが塒と言う事だろうか。 今夕もコロニーの近くをたくさん
のコシアカツバメが飛んでいた。 飛び回るのでどれくらいいるのか数えるのは難しい。
彼らも間もなく南へ旅立って行くのだろう。 来年はもう少し詳しく観察したい。
9月25日(日)
強風の吹き荒れた五主海岸
*明野の航空祭をお昼で切り上げて午後から五主に行った。 風が強くて海岸は砂嵐が吹いていた。
いろいろと情報を貰っていたが入替わりがあるようでホウロクシギやコオバシギは見られなかった。
15時半頃に堤防で会った京都のバーダーさんはハマシギを見られたようだが私は見なかった。
池の方も強風が吹いてアオアシシギが3羽必死に風に耐えているのみだったが堤防をぐるりと回って
みたら隠れるようにしてセイタカシギなどがいた。 カモが来ていた。
○五主海岸(シギチのみ)
シロチドリ ダイゼン キョウジョシギ オバシギ アオアシシギ キアシシギ ソリハシシギ
オオソリハシシギ チュウシャクシギ ミユビシギ オグロシギ 他に
イソヒヨドリ
○池(シギチのみ)
アオアシシギ キアシシギ イソシギ タシギ タカブシギ セイタカシギ(2)
9月23日(秋分の日)
羽島市と
ツバメの塒
*南部から北部と見てきたがどこも田んぼの水が減り、強い日差しの中 見てみている目の前で干上が
っていく感じだ。 種類も個体数も少なかった。 ノビタキはたくさん見た。 シギチのみ挙げると
子供連れのタマシギ コチドリ ケリ トウネン オジロトウネン(1) ハマシギ(1)
アオアシシギ クサシギ イソシギ タシギ タカブシギ アカエリヒレアシシギ(1) ジシギSP
他にバンの親子 サギは大中小にアマサギもまだいる。
*ツバメはあちこちにたくさん飛んでいるが、今日 揖斐川の塒にやってきたツバメは数百羽と随分と
減っていた。 スズメの鳴き声が耳をつんざくようで数千羽がいるかもしれない。
9月19日(月・敬老の日)
S緑地公園と羽島市南部
*S緑地
ツツドリとサンコウチョウが話題になっているので流行に後れないようにように行ってきた。 8時
45分に到着して11時45分に離れるまでの3時間で目的を達成し、
ツツドリ・サンコウチョウ・赤色型
ツツドリの写真を証拠程度の出来だが撮る事が出来た。 大勢の人が集まっていた。
写真はアルバム 6に掲載。
*羽島市南部
目的はコアオアシシギである。 難なく見付かったが数は減って1〜2羽しかいなかった。 自信を
もって判定し、写真を撮ったが帰ってから見るとタカブシギのようにも見える。 しかし、現地でコアオと
判定したのだからやはりコアオである。 写真のコアオアシシギと最初に見たコアオアシシギは別個体
と思われる。
バンがたくさんいた。 シギチのみ掲載すると
コチドリ ムナグロ ケリ コアオアシシギ アオアシシギ クサシギ チュウジシギ タシギ
タカブシギ セイタカシギ(1) 以上10種類
9月17日(土)
再び明神の森 と 羽島市南部
*明神の森
天候が回復してきたので再び明神の森にいってきた。 早めに出発して8時半頃に到着すると既に
野鳥の会・岐阜県支部の人たちが10人ほど観察していた。 挨拶して状況を聞くとまだ0とのこと。
9時頃からボツボツ飛び始め、10時を過ぎる頃から集団でやってきてあちこちにタカ柱が立った。
遠いので写真にはならないが数十羽のタカが旋回する光景は素晴らしかった。
通過するタカたちは遠かったり高かったりで双眼鏡の世界だが時々写真の撮れる所も飛んでゆく。
時々小型のタカがもつれるように飛んで行くが識別は難しいようだ。 14時40分に山を下りた。
カワウ(上空通過) ハチクマ(42) トビ オオタカ ツミ ノスリ サシバ(410) タカSP
キジバト アマツバメ アオゲラ コゲラ ツバメ ヒヨドリ モズ ヤマガラ シジュウカラ
カケス カラスSP 以上19種類 岐阜県支部の皆さん有難うございました。
*帰りに少しだけ寄り道して羽島市南部
先日は何もいなかったのに今日は若干のシギが入っていた。 北の方はどうかな。
ヒバリシギ クサシギ タシギ タカブシギ アオアシシギ 以上シギのみ掲載
9月16日(金)
明神の森のタカ渡り
*タカ渡りの観察地・明神の森に行って来た。
岐阜県不破郡関ヶ原町の「明神の森」は標高が600mくらいにある公園で岐阜市の金華山と並ぶ
タカ渡りの観察場所となっている。 タカの渡りでは信州の白樺峠が有名だ。
この辺りでは金華山が岐阜市の中心近くにあるので行きやすいこともって有名だが、明神森はそ
れに匹敵するか数で上回り、タカ柱が立つ事も有るのでこちらの方が良いと言う人もいる。
ピークは今頃から20日くらいが良いそうだが、今日は断続的に雲が通過して朝の10時頃から12
時半頃までに
サシバ×8、
ハチクマ×1と少なかった。 白樺峠から2〜3時間でタカたちの一部は
明神の森を通過して行く。 白樺峠の渡り数を見るとまだ少なめなのでこの週末の天気が良けれ
ば数百羽の通過が見られそう。 週末の天気が良くなったらまた出かけるつもり。
観察場所はトイレも有るので安心して出かけられる。
ハチクマ(1) サシバ(8) キジバト アマツバメ ハリオアマツバメ ツバメ モズ
ヤマガラ カラスSP 天候の加減で小鳥は少なかった。
9種類
9月9日(金)
背割りから羽島市→愛西市
*昨年の今日も羽島市南部に出掛けて羽島IC近くでたくさんのシギチを見たので出掛けてみた。
背割堤では
ミサゴを見ただけで昨年の9月中旬過ぎに見かけたコサメビタキは見られなかった。
今日の羽島市南部はコチドリとケリのみで他のシギチの姿はまったく見られなかった。
愛西市はレンコンの葉っぱが枯れ始めているが開けた田んぼはまだ無くてサギばかりだった。
あちこちでたくさんのツバメを見たが
ショウドウツバメが多かった。
鳥が少なくてちょっと寂しい一日だった。
9月4日(日)
ハヤブサがツバメの塒に・・・
*久々にツバメの塒を見てきた。 前回と比べて空からやってくるものが少なかったのは天候のせい
だろうか。 しかし水面を次から次へと集まってきてウンカのように群れて飛び回る姿は相変わらず
の圧巻である。 数が減ってきているのかはよくわからない。
キキー! と鋭く鳴きながら目の前を通り抜けていったタカ。 後ろをツバメの小さな群が追いかけて
いる。 何だったか確認出来ないまま行方を追っていると電柱にとまった。 近付いてみたらハヤブサ
が足元に押さえつけた獲物を食っている。 数分で食べ終えたので獲物はツバメだったのだろう。
この数だと捕り損なうことは無さそうだ。 数分後にはまた同じように目の前を駆け抜け、今度は
視界の果てに消えていった。
秋になった最近ハヤブサを3回も見た。 この冬は出会いが多くなりそうで楽しみだ。
8月28日(日)
五主海岸探鳥会・後背地の休耕田・金剛川河口・その他
*三重支部主催の探鳥会に行ってきた。 どんな鳥が見られるのかも楽しいがいろんな人に会える
のが本当に楽しい。 お天気が良いだけ暑かったが堤防の上は時々涼しい風が吹き抜けていった。
参加人員は32名。 開会の挨拶と同時頃に上空にハヤブサが現れて楽しませてくれた。
それは良いいのだがハヤブサが現れると鳥たちが逃げてしまうので痛し痒し。
カワウ(95) アマサギ(10) ダイサギ(10) コサギ(?) アオサギ(5) ミサゴ(3)
トビ(2) ハヤブサ(1) シロチドリ(10) ケリ(1) キョウジョシギ(3) トウネン(20)
キアシシギ(20) ソリハシシギ(10) ウミネコ(100+) キジバト(20) ツバメ(10)
オオヨシキリ(1) セッカ(1) ムクドリ(45) スズメ(10) カラスSP 以上22種類
*後背地
稲刈りが進んで水の入った休耕田は僅かで探すのが困難だし、草が生えて観察がしにくいが
エリマキシギ5羽にアオアシシギ・トウネンと収穫は有った。 圧巻はここでも現地に着いたとたんに
上空に現れたハヤブサでしきりに急降下を繰り返してシギチを追い散らしていた。 海岸で見たの
と同じ個体かもしれない。 狩りは成功しなくて去っていった。
*金剛川河口
トウネン・ヒバリシギ・ウズラシギ・キリアイ(1)・アオアシシギ・イソシギ・ソリハシシギ
ここにもハヤブサが現れてシギチを蹴散らしていたそうだ。
*帰りに通りかかった某所で
ヒクイナ(3)・ヒバリシギ・トウネン・ジシギ(タシギのようだった) など。
以上、写真はアルバム6に掲載。
8月10日(水)
ツバメ乱舞
*結局今日も見に行ってしまった。 6時47分の日没が過ぎてもツバメの姿は疎らだったので場所が
変わったのかと思ったが7時頃から集まり始めて15分まで乱舞が続いた。 凄かった!
8月9日(火)
ツバメの塒
*桑名市多度町の揖斐川右岸堤防(油島大橋から約1.2km上流地点)下の葦原に夥しい数の
ツバメが集まってきた。 とても数えられるような数では無い。 数千からひょっとすると万を越え
ているかもしれない。 水面を這うように高速で次から次へとやってくるツバメ。 ウンカのように
密集して頭上にやってくるツバメの群。 次から次へと芦原に下りるが後から後からやってきて
暗くなるまで続いた。 スゲー!の一言。
今日は6時45分〜7時15分までの日没から30分の出来事だった。
観察される方へ : 堤防道路は車の通行は稀だけど狭いので車を止めるときは端に寄せて通行
の邪魔にならにようにしてください。 車の通行は0では無いのでくれぐれも
轢かれないように気を付けましょう。
芦原を懐中電灯で照らしたりストロボでの撮影は厳禁です。
野鳥観察のルールに従って騒ぐことなく静かに観察してください。
一人より複数で行った方が感動すると思います。
8月8日(月)
ツバメの塒探し
*やはりMFの近くでも探したいと予ねて目をつけていた海津温泉近く・木曽三川公園アクアワールド
の義呂池に行ってみた。 18時半過ぎの周りが薄暗くなり始めた頃から頭上を夥しい数のツバメ
が南西方向に向かって飛んだ。 どこに下りたのか見極めるのは難しかったが大体の見当は付い
たので明日はその付近で待ち伏せてみたい。
8月8日(月)
鈴鹿のN山
*気になっているN山に行ってみた。 標高700mの山上は下界より4度くらい気温が低くて日陰は
とても気持ちが良かった。 日向もねっとりした下界の暑さとは大違いで鳥たちもたくさん顔を見せ
てくれた。 写真を撮るのはなかなか難しく、撮ってきたものも幼鳥や♀は何が何やら判らなくて
お手上げ状態だ。 一ヶ月ほど前にも一度来ているがその時に沢山いたホトトギスの鳴き声が
一つも聞こずイカルとウグイスの鳴き声が一際目立っていた。
キジバト アオゲラ(初登場) アカゲラ コゲラ ツバメ キセキレイ ヒヨドリ ミソサザイ
ウグイス オオルリ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ イカル(声)
その他不明の小鳥 16種類以上
8月7日(日)
確認出来ず
*ショウドウツバメかと思ったツバメは翌日移動したようで姿が見えず。 暫く見ていたけど確認出来
なかった。 残念!
7月31日(日)
ショウドウツバメか?
*夕方、家の近くで沢山のツバメが飛んでいた。 双眼鏡を持っていなかったのではっきりしないが
ショウドウツバメかもしれないので明日確認に行ってくる。
7月26日(火)
今朝のアオバズク
*雨が降っているので巣に戻っていないかと行ってみたがやはり不在。 2年位前だと思うが茂みの
中にいるのをちらりと見たことがあるので多分その辺りにいると思われるがこれ以上の探索はやめ
る。 ヒナを見られなかったのは残念だがまた来年を期待しよう。
7月25日(月)
今朝のアオバズク
*ちょっと出遅れて8時半に到着。 あれー? いない! 親の姿が2羽とも見えない。 巣の中に
いるかと双眼鏡を向けてみたが静まり返っていた。 今朝のうちに巣立って築山の植え込みの中に
移動してしまったのかもしれない。 1時間半かけて入念に探索したが見つけられなかった。
明日は台風の接近で大雨になりそうだが早起きしてもう一度見てくるつもり。
7月24日(日)
今朝のアオバズク
*朝から雨のせいか昨日と変化無し。 2羽とも巣を見通せる位置にいる。
7月23日(土)
今朝のアオバズク
*昨日とまったく変化なし。 巣の下には糞が有るので子育てしているのは間違いないと思うが・・。
7月22日(金)
員弁のアオバズク
*暑さボケで日付が一日ずれておりました。 御免なさい。
今朝のアオバズク・・高いところに一羽、巣の中は・・むむ! おらんぞ! と言うわけで念入りに
探した結果巣のまん前の向かい側に1羽いるのを発見した。 上が♀で下が♂かなー。
7月21日(木)
員弁のアオバズク
*夏休みに入って巣穴のある木の下で朝早くから元気な子供達のラジオ体操が始まりました。
お父さんは困った顔で一段と高い木の上に、お母さんは巣穴の中からキョロキョロ下界を見渡し
ておりました。
「しまったー! 夏休みに入る前に子供達を送り出してしまうんだった」 そう言っておるようでした。
7月20日(水)
員弁のアオバズク
*今朝は動きが無かった。
7月17日(日)
アオバズクの巣立ち・ネオポリスの池・コシアカツバメの巣・近郊のヒナたち
*鈴鹿山麓の神社でアオバズクのヒナが巣立ったと教えてもらったので早速行って可愛い姿をカメラ
に収めてきた。 ここのアオバスクは毎年17日くらいに巣立っている。 営巣して木の枝うちという
酷い仕打ちを受けながらよくも巣立ったものである。 員弁のアオバスクはまだ巣立ちの気配なし。
*隣町・東員町ネオポリスの三段池を初めて覗かせてもらった。 水際にアシが生えているなど環境
が素晴らしい。 カワセミがたくさんいそうだと思っていたら目の前を飛んでくれた。
*13日に3羽のヒナが見えていた巣の入口が崩壊してカラになっていた。 巣の下は川でアシが生え
ている。 ヒナたちが落とした糞の辺りを調べてみたがヒナらしきものは見えなかった。 無事に巣
立ってくれていると良いのだが・・・。
*夕方、菜園に行ったらモズやオオヨシキリの子供達がいた。 モズは巣立ったばかりのようだが
オオヨシキリは巣立ってからかなり経つみたいだ。
アオバズクのヒナ、カワセミ、モズのヒナ、オオヨシキリの若い衆 アルバム6に掲載
7月13日(水)
再び員弁のアオバズクとコシアカツバメとカワアイサ
*昨日員弁のアオバズクを見た人がいるので行ってみたら別の場所にとまっているのを見つけた。
まだ巣立っていなかったようだ。
*観察していたコシアカツバメの巣に3羽のヒナを確認した。 親鳥が餌を運んでくると三つの黄色い口
が わー!と開く様子が微笑ましい。 この瞬間を撮ろうとシャッターを切ったがなかなか望むように
応じてくれなくて見せられる写真が無い。 この巣の巣立ちはもう少し先だろう。
確認出来ている15の巣のうちどれくらいが巣立っているのかは今のところわかっていない。
*員弁から町屋川(員弁川)の左岸を通って帰りながら川面を探したら先日のカワアイサが泳いでいた。
水道水の取水用堰から上流付近を行ったり来たりしているようだ。 このカワアイサはやはり羽を
傷めているあの個体と思われる。 遠くていい写真にならなかったが越夏中のカワアイサと言う
ことで証拠写真をアルバム6に掲載しておく。 厳密に言えば証拠にはならないけど。
7月8日(金)
員弁のアオバズク と コシアカツバメ
*そろそろ巣立ちかなーと思って久しぶりに行ってみた。 いつもの場所に姿が見えないので30分くら
いあちこち探してみたが見付けられなかった。 巣立ったとすると茂みの奥に入ってしまうので幼鳥
を見つけ出すのは容易でない。 巣立ちの時期についてはここで定期的に観察している人がいれ
ば教えていただけるのだが・・・。 無事に巣立ったと思いたい。
*三つの巣を観察している。 二つ目の巣のヒナの巣立ちが近いかもしれない。 三つ目のヒナはまだ
当分先になりそうだ。
7月7日(木)
巣立ちました。
*巣立ち間近だったヒナが巣だったようだ。 中2日間あいてしまったので巣立ち日が何日だったのか
確認出来なかったのが残念。 近くに幼鳥らしいのはいないので親と一緒になって飛んでいるのだ
ろう。 もう一つヒナが見えている巣では親鳥が餌を持ってくると大きくあけた黄色い口が二つ並ん
で見えている。 もう一ついるのかもしれないが観察場所からは見えない。 こちらの巣立ちが見ら
れるといいのだがちょっと無理かもしれない。 こまめに行ってみるだけだ。
7月4日(月)
子育て中の巣の数は15個
*本降りの雨に窓も開けられず、橋裏は暗いのでどの巣に巣にコシアカツバメが出入りしているのか
なかなか見え難いのだが今日は新たに二つの巣での出入りが確認出来テ15個になった。
巣立ち間近のヒナはますます身を乗り出して今にも飛び降りそうになっている。
7月2日(土)
今日のコシアカツバメ
*昨年の巣の記録が探し出せないので数えなおしてみたら全部で52個と昨年より増えているようだ。
橋の裏側は桁によって全部で90のブロックに別れており、多いところでは一つのブロックに3つの巣
が並んでいる。 今日確認出来た範囲で親鳥の出入りしている巣は13個。 観察場所から巣の入口
が見えているのは4〜5個でしかないのでなかなかヒナの姿は見えないが、見える範囲でのヒナの
育ち方は巣によって差が有って今にも飛び出しそうなヒナもいれば目が開いたばかりと思われるもの
もいる。 図鑑には4〜5個の卵を産むとなっているが巣の入口が小さいので多くても3羽しか見えて
いない。 巣立ち間近と思われるヒナの写真はアルバム6に掲載。 暗くて撮り難い。
6月30日(木)
巣立ち間近のコシアカツバメ
*コロニーでは毎年子育てしているので積もり積もって40くらいの巣が有って一部はスズメが使ってい
る。 なかなか時間が取れないし暑いので長時間の観察は難しいが今日は10の巣で親ツバメが出
入りしているのを確認した。 昨年、全ての巣の位置を図に書いてあるので照合したいがまだ図面を
探し出せないでいる。
見やすい位置にある巣を観察しているがこの巣のヒナは入口に顔を出していて巣立ちが近いようだ。
他の巣は雛の顔が見えないものや抱卵中と思われるものなど千差万別である。 時間のある日に
じっくりと記録を取りたい。 巣が10mも高い位置に有るので人はあまり気にしないようだが静かに
やるつもり。 橋の裏なので暗くて難しかったが何とかヒナの写真が撮れた。 体が大きくなって今に
も巣から飛び出しそうだが嘴の黄色いのでヒナとわかる。 アルバム6に掲載。
6月26日(日)
コシアカツバメのヒナ
*なかなか観察に行けないでいるうちにヒナが誕生して初めて巣から顔を覗かせているのを見た。
巣の入口が狭いので顔を覗かせているのは1羽だけだが中にもう1羽いるのが見えた。 もう親と変
わらない大きさになっていて嘴だけが黄色い。 今日はカメラを持っていなかったので写真を撮れなか
った。 巣立ちが近そうなのでそれまでに写真を撮りたい。 10m以上も上にある巣を下から撮るので
入口から覗いているヒナが写ればそれで良しとしよう。
6月25日(土)
ほらがい池のヨシゴイと鍋田のコヨシキリ
*まだちょっと早いと思ったがヨシゴイを見に行った。 卵を抱いているのかあまり姿を見せてくれない。
会いたいと思っていたTさんがちょうどおられて話が弾んだ。 一昨年、池の蒲が減っていくのを危惧
されたTさんは大型魚が根っこを食い荒らしていると推定し、ヨシゴイの貴重な繁殖地を守ろうと池浚い
を行政に働きかけて昨年の3月に実現させた。 私も微力ながら池の掃除をお手伝いさせていただい
たが、地元の人の地道な努力に感謝しながらヨシゴイを見させてもらった・・・そんな堅苦しいもんじゃ
ないか・・。 カイツブリの夫婦が3匹のヒナを育てていた。 背中に乗せたりして可愛かった。
オオヨシキリの子育ても盛んである。 ヨシゴイを見に行くなら7月に入ってからが良いだろう。
*昨年コアジサシが子育てしていた港区を見てきた。 昨年と環境は変わっておらず7月には2番子の
ヒナが見られそう。
*鍋田のコヨシキリ。 今日はなかなかソングポストに出てきてくれなかった。 先日まで子育てしていた
コアジサシは子育てが終わったからいなくなったのだろうが、私は近付かないようにしていたのでヒナ
の姿を見ていない。 それで忽然といなくなったように見えたのだろう。
6月19日(日)
屏風岩探鳥会と曽爾高原
*屏風岩探鳥会 三重県支部主催・開催地は奈良県曽爾村。 ちょっと遠いけど参加した。
20名参加。 名張駅に集合してから車で現地に移動。 屏風岩公苑に至る山岳道路は少々狭
かった。 標高が700m以上は有るので林間の高原は涼しくて気持ちが良かったが鳴き声が殆どで
鳥たちはなかなか姿を見せてくれなかったのが残念。
ハチクマ コジュケイ(声) キジバト カッコウ(声) ツツドリ(声) ホトトギス(声) アオゲラ
(声)オオアカゲラ(声) イワツバメ ヒヨドリ ウグイス(声) オオルリ ヒガラ(声) ヤマガラ(声)
シジュウカラ(声) カケス ハシブトガラス 以上17種類
三重県支部探鳥会参加の皆さん、奈良県支部の皆さん、京都のUさん 有難うございました。
*探鳥会が終わってから曽爾高原に移動。 ここも標高は変わらないのに日差しを遮るものが無いので
暑かった。 ホオアカはたくさんいたがなかなか見えるところにとまってくれなかった。 私は聞こえな
かったが探鳥会を開いていた奈良県支部の人によれば
コヨシキリの声も聞こえていたそうだ。
草原内にはたくさんの通路=踏み跡が有る。 草原内のあちこちで巣作りしている鳥たちのことを考
えるとあまり踏み込まないほうがいいが、一般の人たちが好き勝手に歩いているのを考えると鳥たち
は承知で巣作りしているのだろう。 高原は秋になるとススキが有名で落日と併せて撮るために大勢
のカメラマンが集まるそうだ。 そして
ホオアカの渡って来る前の春に山焼きが行われてススキは灰
になり、そうやって草原は維持されている。
ホオアカも
セッカも一応写真は撮れた。 ホオジロが俺も撮ってくれと目の前に現れた。 ファインダー
を覗くとバックの緑との対比が美しくてシャッターをきった。 アルバム5に掲載。
キジ(声) ホトトギス(声) ヒバリ ツバメ ウグイス(声) セッカ ホオジロ ホオアカ
ハシボソガラス 以上9種類
6月18日(土)
カワアイサとコシアカツバメ
*カワアイサを確認に行ったが今日は浮いているのはカイツブリとカルガモだけで見当たらず。
コシアカツバメは2羽で飛んでいたいのが今日は1羽づつで3〜5分の間隔で1羽が出入りしていた。
卵を抱いているのかもしれないが判然としない。 昨年巣の数を数えてあるのでそのうちの幾つが
使われているかチェックするつもり。
鍋田のコアジサシのコロニーを見てきたが2箇所とも1羽もいない。 昨年の今ごろはヒナに餌を運ぶ
姿が見られたのにどうしたんだろ。 子育てが終わるにはちょっと早いような気がするけど・・・。
6月12日(日)
野鳥の会三重県支部主催 朝明渓谷探鳥会 と
員弁川のカワアイサ
*朝明渓谷から山道を辿って羽鳥峰峠までの探鳥ハイキングはとても嬉しい企画である。 梅雨入りし
たばかりなのに早くも梅雨の中休みで参加人員
21名と大盛況だった。 1時間ばかりの行程を2時
間かけて野鳥の声を聞きながら、樹木を観察しながらゆっくり登ってゆく。 羽鳥峰峠からの素晴らし
い景観を眺め、涼しい風に吹かれながらの昼飯が格別美味かった。 姿を見せてくれた鳥たちは少
なかったが鳴き声はたくさん聞くことができ、日本猿も近くに姿を見せてくれた。
野鳥の会の会員に植物にも堪能な方が何人かみえていろいろ教えてもらったがもう覚えられない。
樹木や花・昆虫なども覚えればとても楽しいだろう。
山小屋の軒下でキセキレイが子育てしていた。 暗かったのでボケてしまったがこれまで見てきた
どの鳥よりも雑な作りの巣に笑ってしまった。 アルバム5に写真を掲載しておく。
探鳥会参加の皆さん有難うございました。
トビ カッコウ(声) ツツドリ(声) ホトトギス アオゲラ(声) コゲラ キセキレイ ヒヨドリ
カワガラス(声) ミソサザイ(声) クロツグミ(声) ヤブサメ(声) ウグイス オオルリ
ヒガラ(声) ヤマガラ(声) シジュウカラ メジロ(声) ホオジロ イカル(声) カケス
ハシブトガラス 以上
22種類 他に日本猿・羽鳥峰湿原でイモリ
*帰りに員弁川の堤防を走っていたら中州に鳥の姿が見えたので車を止めた。 成鳥になる直前の第
3回夏羽と思われるゴイサギがいたので写真を撮ろうと車を降りたが堤防から下りる準備をしている
間に逃げられてしまった。 しばらく待っていたら川に浮いている鳥がいた。 双眼鏡を向けてみた
らこの時期にいるはずのないカワアイサの♀である。 一昨年の夏、もう少し下流で羽根を傷めた
カワアイサが夏を越した。 いつの間にかいなくなってしまったがひょっとすると同じ個体かもしれな
いので暫く観察する。 念仏大橋の下流辺りなので見られる人は見て情報を寄せていただきたい。
カワウ ゴイサギ ダイサギ チュウサギ アオサギ カルガモ カワアイサ(♀) コチドリ
ケリ コアジサシ ドバト
6月10日(金)
多度山と再びコヨシキリ
*梅雨入りを間近に控えて多度山を見てきた。 多度峡から8kmのコースを辿って山上へ。 多度峡
に入ったのは午前9時半。 キセキレイのけたたましい鳴き声が聞こえてくる他はヒヨドリとカワガラス
の声だけ。 入念に見ながら行ったがオオルリのオスを見かけただけだった。 10時過ぎに山道に
入った。 オオルリの声はひっきりなしに聞こえてくる。 姿も時々見かけるのでかなりいるようだ。
他の鳥は声だけで姿はまったく見えなかった。 山上公園到着は11時50分。 遠いなー!
帰りは健脚コースを30分で下った。 おり口でエナガとコゲラとヤマガラの混群と出合った。 普通
はシジュウカラなので珍しいなーとよく見たらヤマガラの幼鳥だった。 エナガは写真を撮らせてくれ
ないがヤマガラの幼鳥は比較的のんびりしていたので何枚か写真を撮らせてもらった。
今日は機動性を考えて400oのレンズにテレコン無し、三脚無しだったので光線の不足しがちな
山道ではちょっと厳しかった。 ヤマガラ幼鳥の写真はアルバム5に掲載。
キジバト(声) ホトトギス(声) コゲラ ツバメ キセキレイ ヒヨドリ カワガラス(声)
ウグイス(声) オオルリ エナガ ヤマガラ シジュウカラ ホオジロ スズメ カケス(声)
ハシブトガラス
*山を下りてからコヨシキリのアップ写真とセッカを狙って鍋田に行ってみた。 なかなか近くに来てくれ
なくてソングポストのコヨシキリを何枚か撮ったが空抜けで全滅。 たまたま直ぐ近くに短い時間とま
ってくれたのをなんとか撮ったが露出オーバーで残念。 セッカと期待したけどコヨシキリだった。
写真はアルバム5に掲載。
6月6日(月)
御池岳コグルミ谷と員弁のアオバズク
*ミソサザイの写真が欲しかったので10時頃からコグルミ谷に入った。 入口辺りから賑やかに聞こえ
る筈の野鳥の声がまったく聞こえない。 ゆっくりと探しながら上がって行くうちに
オオルリの声が聞
こえはじめ、餌を咥えて運ぶ♂♀をたくさん見た。 写真を撮っていると邪魔らしく虫を咥えたまま私
たちの周りをあちこち行き来する。 巣を探すつもりは無いので早々に立ち去った。
ク
ロツグミやアオゲラ・ツツドリ・ウグイスなどの声が聞こえてくる。
ミソサザイのけたたましい声も近
くでしているがこの時期は木の上にいるらしく姿は全く見えなかった。 姿を見たのは
シジュウカラ・
コゲラ・ヒヨドリくらい。 一日かけてじっくりと構えればもっとたくさんの姿が見られるかもしれない。
長命水で昼食をとってから引き返した。 長命水の上空の木に巣が有って大きめの鳥を一瞬見たが
種類までは特定できなかった。
野鳥を楽しむにはいいところであるが、梅雨に入ると蛭に襲われるので避けた方が良いかも。
餌を咥えている♀の写真をアルバム5に掲載。
植物観察に来ておられた四日市市のSさん有難うございました。
*三日前には満足に写真を撮れなかったので帰りに員弁のアオバズクを見てきた。 カメラマンの先
客が二人と、続いて二人やってきた。 アオバズクは先日とは違う場所にいて下が騒がしいにも拘わ
らず今日は写真を撮らせてくれた。 全体像は露出の設定を間違えてうまく撮れなかった。
写真は改めてアルバム5に掲載。 現地でお会いしたカメラマンの皆さん有難うございました。
6月5日(日) 再び
コヨシキリ
*先日撮ったコヨシキリの写真。 風が強くて葦がしきりになびくので少しでも早いシャッターを切ろうと
ISOの設定を800くらいにしたために粒子が粗くて気に入らなかったので撮り直しにいった。
やはり風が強くて撮りにくかったが前の写真より少しは良かった。 次は風の無い日に行ってみよう。
ここではオオヨシキリ・コヨシキリ・セッカ・コアジサシ・コチドリ・シロチドリ・・ヒバリ・キジなどが繁殖し、
木曽岬干拓地で子育てしているチュウヒがコアジサシなどを狙って今日も姿を現した。
セッカも近くに下りるのだが直ぐに茂みに入ってしまうので写真を撮るのは難しい。
6月3日(金)
アオバズクと
コシアカツバメ
*員弁のアオバズクをやっと確認出来た。 昨年から巣の位置が変わって昨年はよう見付けなかった。
地元の人の話によれば今年は昨年とも違うらしい。 満足に写真を撮る前に地元の人に話しかけ
られたので喋っていたらそれを嫌ったアオバズクはばたばたと飛んで奥に入ってしまった。
割と人馴れしているとはいえ驚かしてはならない。
コシアカツバメはまだ2羽で飛んでいるので子育てに入っていないようだ。
5月31日(火)
コヨシキリ
*オオヨシキリに比べて地域性の強いコヨシキリが繁殖しているらしいと聞いて行ってきた。
海沿いの造成地ではコアジサシやシロチドリが繁殖に入っておりコチドリも卵を温めていた。 ここを
格好の餌場にしているのがチュウヒで突然現れて狩りをしてゆく。 もうじきヒナが顔を見せるだろうが
動きの鈍いヒナは捕り放題だろう。 これも自然の節理だから仕方がないか。
この時期のチュウヒ・・・どこからやって来たのだろう? 写真はアルバム5に掲載。
5月29日(日)
伊吹山
*天気が良かったので久々に伊吹山に行ってみた。 駐車場に着くとカッコウやホトトギスの声がひっきり
なしに聞こえ、近くの木にとまっている鳥を見たらホトトギスで慌ててカメラを構えたら鳴きながら飛んで
いってしまった。 お花畑に登る登山道から観察したのはホオジロ・ウグイス・モズなど。
お目当ての鳥を見るため駐車場から少し下がった場所に行くと先客が二人カメラを構えていた。
遥か彼方の谷間からツツドリやセグロカッコウの声がひっきりなしに聞こえてくるが見るのは無理。
近くからマミジロ・クロツグミ・オオルリの声が絶え間なく聞こえてくるが、必死に探して見られたのは
オオルリだけだった。 3時半まで待機したがお目当ての鳥は見られず。 秋の方がいいようだ。
トビ キジ(声) カッコウ(声) セグロカッコウ(声) ツツドリ(声) ホトトギス イワツバメ
キセキレイ モズ マミジロ(声) クロツグミ(声) ウグイス オオルリ カケス
ハシブトガラス 以上
15種類 声だけが多いなー!
5月27日(金)
再び桑名のコシアカツバメ
*何時も橋の下から巣を見上げては飛翔写真に挑戦していたが空抜けしてシルエットしか写らないので切
歯扼腕していた。 今日は思いついて橋の上から観察した。 何ですぐに思いつかなかったのだろ。
橋の上からは目の高さの電線にとまってくれるのでディスプレイらしい動作も観察できて面白かった。
カップリングの相手は決まったようで殆どが2羽で行動している・・・と言うことはまだ子育ては始まって
いない。 飛翔写真は難しかった。 ツバメほどではないがとにかく早く、遠くから来るのをファイン
ダーで捕らえたと思ったらもう目の前に来ていてピントを合わせる暇もない。 再挑戦だ。
ヒナが育ったらまず目の前の電線にとまるだろう。 楽しみだ。
5月24日(月)
桑名のコシアカツバメ
*普通ツバメから遅れてやってくるコシアカツバメ。 20日前には巣の修復をやっていたのでそろそろ子育
てが始まっていないか見に行ってきた。 橋の下の巣の数はおおよそ40個くらいだろうか。 全てが
使われているようではない。 観察しやすい所にある一つの入口に1羽が見えていたのでカメラをセット
したら姿が消えてしまった。 中にいるかどうかは不明。 15分ほど待っていたら1羽がやってきて巣の
中に入った。 直ぐに出てくるかと待機していたが15分ほど待っても出てこなくて時間切れになった。
卵を温めているかどうかは判らなかった。 また行ってみよう。
5月22日(土)
七洞岳・五主海岸
*七洞岳
2月14日に大宮町・紀宝町・大内山が合併して新しく誕生した度会郡大紀町の七洞岳にアマ無線に行っ
た。 登山口から登り始めたのは朝の7時20分だった。 カッコウやツツドリ・クロツグミがあちこちで鳴い
ているが姿は見えず、僅かにヒガラとコゲラを見ただけだった。 でも、鳥の声を聞きながらの登りは楽し
かった。 別コースから登ってきた人がヤマドリの羽を3枚持っていた。 欲しかったがくれとは言えなか
った。 未練が残るなー!
ツツドリ(声) ホトトギス(声) コゲラ ヒヨドリ クロツグミ(声) ウグイス(声) オオルリ
エナガ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ ハシブトガラス 以上12種類
*五主海岸
大紀町の帰り道になるので五主に寄ってみた。 セイタカシギやツルシギのいた池も今日はキアシシギと
イソシギだけで春のシギチのシーズンも終わりである。 五主海岸は潮が上がってきていて干潟はほと
んど水没。 僅かな砂浜に
カワウ・チュウシャクシギ・ホウロクシギ・ミヤコドリがいるだけだった。
このミヤコドリはいつまでいるんだろう。 11羽までカウントした。
久々にクールピクス7900でデジスコしてみたがこのカメラはすぐにノイズが出るし、ピントの合い方が
目茶目茶でお勧めできない・・・というのが今の思いです。 これに惑わされないでね。
5月4日(水・休日)
桑名市のコシアカツバメ
*4月の末になっても姿を見せず到着の遅れていたコシアカツバメがコロニーにやってきた。 巣を見上げ
ると入口を塞ぐように1羽の姿が見えている。 時々2羽のコシアカがやってきてなにやらやっている。
巣にいるのがヒナにしては大きすぎるし、やってきた早々にヒナがいるはずが無い。 いろんな図鑑を当た
ってみると巣の入口を狭めるための工事をやっているようだ。 カップルの他にお手伝いがいるらしいが
そこまでは載っていなかった。 手伝っているのは夫婦とどんな関係にあるのだろう?
6月頃から繁殖に入って卵は5〜6個産むそうである。 じっくり観察していこうと思う。
ツバメの飛翔写真は難しいのでなかなか撮れないと思っていたら思いもかけずに近くの地上に降りてく
れたのでそこそこの写真を撮る事が出来た。 アルバム5に掲載しておく。
5月3日(火・祝日)
五主海岸と近くの池
*今日は無線の日として今年の2月に合併して新しい町となった度会郡大紀町の南亦山山頂から交信しよ
うと早朝から出かけた。 2時間近く走って行ったら登山口までの林道が崩れて復旧工事中で通行止め。
仕方なく雲出川河口に行って一人で探鳥することにした。 雲出川河口は干潟が大きすぎて観察には
良いけれど写真撮影は厳しいところがある。 ミヤコドリ十数羽を確認してから池に行った。
途中の田んぼでチュウシャクシギやムナグロをたくさん沢山見た。
池の方では新顔としてウズラシギが2羽入っていた。 セイタカシギも2羽いたが1羽は体が隣の個体と比
べると2/3ほどの大きさしか無かった。 これは何者だろう?
コアオアシシギもなんとか見つけることが出来た。
近くの池
カイツブリ アオサギ カルガモ コガモ ヨシガモ キョウジョシギ ウズラシギ ハマシギ
ツルシギ コアオアシシギ アオアシシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ チュウシャクシギ
セイタカシギ 以上
16種類
4月30日(土)
県民の森から午後は三河へ
*キビタキ目当てに県民の森に行った。 友人の親切なアテンドを受けながら私はキビタキとの相性が悪い
のか姿を見ることが出来なかった。 コサメビタキはたくさんいた。 エナガが餌を運んでいたのでヒナが
孵っているようだ。 サンショウクイは遠くの木の上にとまっていた。 オオルリは青い♂ばかりが注目を
集めるが♀もたくさんいるので繁殖を期待したい。
午後からどおしても写真の欲しいシギの情報を貰ったので三河方面に出かけたがこちらも残念ながら
セイタカシギの夏羽を2羽見ただけでターゲットはゲット出来なかった。
ここのセイタカシギは頭が真っ白で大変美しかった。 アルバム5に写真掲載
帰りに城南を覗いたらアオアシシギが1羽入っていた。 城南海岸には60羽のチュウシャクシギ。
4月28日
雲出川河口(五主海岸)
*紀伊長島まで行った帰りに少し寄り道してシギチのメッカ雲出川河口を見てきた。 ミヤコドリが19羽残って
いるがそろそろ旅立ちだろうか。 遠くて写真は撮れなかった。 ちょうど午後の干潮時で広大な干潟が出
ていた。 うじゃうじゃいるのはハマシギでチュウシャクシギもたくさんいた。 イソヒヨドリの鳴き声を聞いた
が姿は見えなかった。 近くの池にコアオアシシギがいると聞いていたがアオアシシギばかりで残念なが
らコアオは確認出来なかった。
五主海岸で観察した鳥たち
カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ キンクロハジロ スズガモ シロチドリ
トウネン キョウジョシギ ハマシギ オオソリハシシギ チュウシャクシギ イソヒヨドリ
ミヤコドリ(19)
周辺の池
マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ツルシギ(6) アオアシシギ キアシシギ
イソシギ ソリハシシギ(1) セイタカシギもいたらしいが姿を見せず。
4月27日
声はすれども姿は見えず・・・三重県民の森
*オオルリはたくさん見られるがキビタキにはなかなか出会えない・・・ポイントを教えてもらったので朝の7時か
ら出掛けてみたが自分が正しいポイントにいるのか自信が持てなくてあちこち動き回ったせいか目指すキビ
タキの声は聞こえてくるが姿は見られなかった。 なかなか難しいものだ。
高い木の上でイカルが朗朗と歌っていた。 素晴らしい写真がたくさん寄せられているので今更とは思うが
オオルリの写真をアルバム5に写真を掲載。
姿を見た鳥
コゲラ ビンズイ サンショウクイ ヒヨドリ オオルリ コサメビタキ エナガ ヤマガラ
シジュウカラ アオジ カワラヒワ イカル スズメ カケス ハシボソガラス
声だけの鳥
コジュケイ ウグイス センダイムシクイ キビタキ メジロ 以上
20種類
4月22日
御池岳コグルミ谷と滋賀県多賀町の野鳥の森
*滋賀県犬上郡多賀町の霊仙山山麓に芹川ダムがあって周辺が野鳥の森になっている。 ビジターセンター
もあって充実していそうなので行ってみた。 今の季節だから鳥の姿は疎らだった。 パンフレットを見ると
見られる鳥として80種類ほどリストアップしてあったが特に珍しい鳥はごく稀となっているのでわざわざ出掛
けてゆくほどの場所では無さそうだ。
途中で御池岳のコグルミ谷を覗いてみたが昼頃のコグルミ谷はヤマガラ・シジュウカラ・ヒガラなどのカラ類
が主で静かだった。 オオルリが姿を見せてくれたが逆光で写真は撮れなかった。
4月16日
鞍掛峠から鈴北岳
*山頂まで20分くらいの所で朝の9時頃に鈴北岳山頂の上空を舞うイヌワシを3羽見かけた。 無線が目的
なのでカメラを持っていなかったのが残念。 このイヌワシは噂には聞いていたがなかなか見られなかっ
た。 鞍掛峠からのルートを選んで観察したのは少なめ。 帰りにはカラ類以外は会えなかった。
イヌワシ(3) キセキレイ ヒヨドリ ミソサザイ クロツグミ(声) ウグイス ヒガラ シジュウカラ
カケス ハシボソガラス 以上
10種類
4月15日
愛西市のニュウナイスズメ
*開花してから寒い日が間に入ったおかげで落花は盛んだが週末まで花が持った。 ニュウナイスズメと
桜の花に加えて葉っぱの緑色のコントラストがまた美しかった。 昨日のシマアジを探したが見付からず。
昨日は探せなかったオオハシシギも健在だった。 タカブシギが増えている他は大きな変化なし。
夏鳥がやってきているのにオオジュリンやアオジがまだ残っている。
帰りがけに背割りを覗いたら頭の黒いオスのノビタキが姿を見せてくれた。 一本松の辺りの長良川の
方にいるので午前中の順光の時ならいい写真が撮れると思う。 デジスコがいいかもしれない。
4月9日
ニューナイスズメを探す旅
*昨日撮ったニュウナイスズメの写真がいまいちだったので再び愛西市に出かけた。 出掛けに用事が出
来て到着は11時に近かった。 先客の人たちに聞いてみると出が悪いようなので他のポイントを回って
みたがまったくいない。 体育館に戻って来ると少数だが桜の木に来ていた。 数は例年に比べると
本当に少ないが、朝方は50羽ほど来ていたそうである。 朝がいいね。
昼を食べてから先日群を見かけた祖父江緑地に行ってみたがこちらはいそうな雰囲気なし。 次いで
月見の森を見てきたがこちらもまったくいなかった。 来年はどうかな・・・。
3月27日
O緑地公園のヤツガシラ
*O緑地にヤツガシラが来ていると聞いたので木曽岬探鳥会が終わってから行ってみた。 着いてみると
木曽岬で一緒だった女性方3名が先着されていてさっきまで目の前にいたけど飛んでしまったと興奮冷め
遣らぬ表情で教えてくださった。 飛んで入ったと思しき辺りを注視するもなかなか姿が見えず、でも
動いている姿をやっとやっと見つけることが出来た。 が、あまりにも遠くて写真にならなかった。
証拠写真をアルバム5に掲載。
ヤツガシラはあまり人を恐れない。 四日市市の公園に現れた時は芝生の上で餌を啄ばみながら移動
するヤツガシラの後を15人くらいのバーダーがぞろぞろついて回って写真は撮り放題だった。
でも、その時はカメラのせいでいい写真が撮れなかった。 返す返すも残念なことである。
3月26日
祖父江緑地のニューナイスズメ
*木曽川沿いの公園は冷たい風が吹き抜けて冬の寒さは厳しい。 年によってはミヤマホオジロやアトリの群が
やってくるが今年はほとんど行く機会が無かった。 背割りを通り抜けて近くまで行ったので寄ってみたら
嬉しい事に
ニューナイスズメの群がいた。 ちょこまかと動き回るので写真は難儀したが証拠程度の写真は
撮れたのでアルバム5に掲載しておく。 これで立田の桜とニュウナイスズメに期待が出てきたぞ。
3月13日
瀬戸市のI堂・豊田市の矢作川
*アオシギで賑わったI堂に遅ればせながら行ってみた。 もはや抜けたらしくギャラリーもいなかった。
ここでは素晴らしく美しいルリビタキやカヤクグリとミヤマホオジロに出会った。 ミヤマホオジロとは瞬間の出
合いでしかなかったので写真は撮れなかったがカヤクグリとルリビタキを撮る事が出来た。
カイツブリ ヨシガモ バン ルリビタキ ミヤマホオジロ ベニマシコ カヤクグリ ハシボソガラス
*ヤマセミを見に豊田市の矢作川まで足を延ばしたら2羽カップルで姿を見せてくれた。
カワウ オシドリ イカルチドリ ドバト ヤマセミ カワセミ イワツバメ キセキレイ ハクセキレイ
セグロセキレイ ヒヨドリ ツグミ ハシボソガラス 以上
13種類
1月24日
みたび三重県民の森へ
*ルリビタキの♂の写真が欲しかったので午後から出掛けてみた。 若い♂1羽と♀型1羽の2羽いたが冬の午
後の日差しは弱々しくシャッタースピードが上がらなかった。 トラツグミは今日は姿を見せてくれなかった。
現地滞在は1時間半と短かったので観察した鳥は少なかったが、ベニマシコが明るい日差しの中に姿を見せ
てくれたのは予想もしていなかった嬉しい出来事だった。 アルバム5に写真掲載
キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ ルリビタキ シロハラ ツグミ エナガ メジロ ベニマシコ
シジュウカラ ハシボソガラス 以上
12種類
1月19日
リベンジ県民の森
*トラツグミのまともな写真が撮れてないのでなんとか・・・と再度出掛けた。 相変わらず遠くでちょろちょろする
ばかりなので特別にお願いしてみたら撮らせてくれた。 たくさん撮ったが今にも雨が降りそうな天気だったので
残った写真は僅かである。 他に今シーズン初めてのシロハラも撮らせてくれた。 アルバム5に掲載。
ルリビタキも姿を見せたがすぐにいなくなった。 若い♂か♀かもしれない。
ハヤブサ(上空) キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ ルリビタキ ジョウビタキ トラツグミ シロハラ
ツグミ エナガ シジュウカラ メジロ ホオジロ カケス 以上
15種類
1月18日
惨敗の三重県民の森
*ルリビタキとトラツグミを見たくて午後から出掛けてみた。 現地滞在は2時半から1時間半。 駐車場から下の
ちびっ子広場まで往復してみたがトラツグミをちらりと見ただけで写真は撮れなかった。 県民の森はシロハラが
たくさんいたほかはひっそりとしていた。 たくさんの鳥たちがいそうだがなかなか姿を見せてくれず、トラツグミ
のいる場所のわかったのだけが収穫だった。
キジバト カワセミ ヒヨドリ モズ トラツグミ シロハラ シジュウカラ メジロ カケス 9種類
1月13日
東員町の員弁川
*北勢中央公園に向かう途中、員弁川にかかる東員町の中央大橋を渡りながら河原を見ると大型のシギが
いるのを見つけたので停車して確かめてみると
アオアシシギが5羽歩いていた。 この時期の越冬アオアシシギ
はまったく見ないわけではないがちょっと珍しい。 写真を撮ったが天候のせいで暗かったし遠かったので証拠
程度だがアルバム5に掲載しておく。 他に
カイツブリ・ダイサギ・アオサギ・クサシギ・イカルチドリなど。
1月10日
四日市市 山村貯水池
*昨日、山村貯水池にオシドリが30羽くらい入っているよーと教えていただいたので早速行ってみた。
確認出来たのは12羽だったがあとで聞くと岸に上がっているものもいるそうである。
この貯水池は広大な池になっているがカモは種類も数も少なめである。 時々トモエガモが入るので楽しみ
だ。 池の周りを回る道路沿いには野鳥の姿が多い。 一度ゆっくりとカメラを担いで歩いてみたいとこである。
ルリビタキのポイントも見つけたがピント合わせに手間取っている間に飛ばれてしまった。
カイツブリ ハジロカイツブリ(4) カンムリカイツブリ カワウ マガモ カルガモ コガモ オシドリ
ノスリ キジバト ハクセキレイ ヒヨドリ ルリビタキ シロハラ ツグミ ウグイス メジロ
アオジ ハシボソガラス 以上
20種類
1月8日
愛知県各地
*近頃大評判の
ソリハシセイタカシギはライファーになるので是非とも見ておきたいと出掛けてみた。
現地付近に到着してうろうろ探しているうちに同行のKさんがあっちじゃないかと指差す方向に行ってみる
と堤防の上から見下ろす水路にセイタカシギが多数いる。 これじゃないなと更に進むと車がたくさんいて
堤防下の池に浮いているのが見えた。 車を降りて池に行くと20人近い人が観察していた。
池に浮いているとこと少し飛んだとこで脚が写っている写真が撮れた。 水路を歩いてくれれば自慢の長い
脚が見えるのだが・・・。 脚はセイタカシギのように赤くなかった。
帰りにこれも大評判の
オジロビタキを見てきた。 一頃はたくさんのカメラの砲列が布かれていたらしいが
今日のカメラマン諸氏は少し離れたところでルリビタキを待ち受けていた。
オジロビタキはたくさんの方から写真を見せていただいたとおり可愛い顔をしていた。
写真は撮ったがピントが甘いのか手ブレかもう一度撮りなおしに行きたい。 今日は曇りで早いシャッターが
きれなかった。 今日の写真はアルバム5に掲載。
1月5日
いなべ公園
*広大な敷地と員弁大池という大きな池のある立派な公園なのに松の木が大部分なので鳥の姿の少ないの
が残念である。 大きな池にいるのはごく少数のマガモだけ。 どうしてだろう?
カワウ アオサギ マガモ キジバト カワセミ コゲラ ヒヨドリ ジョウビタキ シロハラ ツグミ
ウグイス(地鳴き) シジュウカラ メジロ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上
15種類
これでも多いほうである。
2005年1月3日
祖父江緑地
*時間が出来た・・と言っても昼頃からだったので遠くまで行けず祖父江緑地に行ってみた。
ここでは過去にアトリの群を見たりミヤマホオジロや数100羽に及ぶハクセキレイの群を見ているので気に
なっていたのだが、今日は鳥の数は少なかった。 エゾビタキの遊んでいた川沿いの遊歩道もヒヨドリばかり
で今シーズンは期待薄かもしれない。 オオタカがここを根城にしているようで何回も見かけた。
もう一つ馬飼頭大橋のある木曽川大堰の上には結構な数のカモが集まっていて
トモエガモやミコアイサ
の姿も有った。
鳥まで遠いのと車を停められるところが無いのが難点だが鳥の姿を見ている分には楽しいところだ。
祖父江緑地
カワウ オオタカ イソシギ キジバト カワセミ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ジョウビタキ
ツグミ シジュウカラ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上
14種類
2,005年
12月24日(金)
北勢地方の池
*時間が無くて近場の池めぐりをした。 桑名市の西の外れの池は干上がる事も無く水をたたえており、マガモを
中心にコガモ・カルガモ・オカヨシガモが寛いでいた。
いなべ市のオシドリの来る池は昨年に続いて今年も姿を見せず、マガモが数羽泳いでいるのみ。
いなべ市の涼仙ゴルフ場入口の池を覗いてみたらカイツブリ・ハジロカイツブリ・マガモ・コガモ・カルガモ
ハシビロガモ・キンクロハジロと賑やかだった。
12月16日(木)
弥富野鳥園
*今日こそ・・と午後から出掛けてアカツクシガモを見てきた。 遠いのでデジスコで写真に挑戦したがなにしろ遠く
て証拠写真程度にしかならなかった。 3階の展望室で写真を撮っておられた名古屋のBさん・Yさんと名刺交換。
チュウヒの素晴らしい飛翔写真を見せていただいた。
オオタカ・ノスリ・トビ・チュウヒと猛禽が賑やかに飛んでいたなかに白くて小型のチュウヒがいた。 噂の大陸型の
チュウヒかと思ったが顔が白かったのでハイイロチュウヒの♂だろう。
生憎とデジスコしか持っていなかったので慌てて駐車場までカメラを取りに行ったが間に合わなかった。
池のカモは大部分がマガモでハシビロガモとコガモに少数のオオバンとオカヨシガモも混じっていた。
長いレンズで一日猛禽を狙うのも楽しいだろう。
12月2日(木)
アクアワールド・水郷パークセンター(海津海津町)
*海津温泉の隣の立派な公園施設に義呂池と呼ばれるちょっと大き目の池が有ってたくさんのカモが越冬する。
撮影するにはちょっと遠いがヨシガモがたくさんいるのでデジスコで狙うにはいいかもしれない。
そしてここの目玉はチュウヒである。 今日も行ってすぐ姿を見せたので出現率は高いかもしれない。
写真は撮ったが逆光で空抜けではとても見られたものではなかった。
カイツブリ カワウ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ チュウヒ オオバン キジバト キセキレイ ハクセキレイ
セグロセキレイ ヒヨドリ ツグミ カワラヒワ スズメ ハシボソガラス 以上
23種類
11月29日(月)
桑名市西方の溜池
*ヨシガモがどうなったか覗いてみた。 3週間前と比べると随分と水が減ってきているのでそのうちに干上がるの
かもしれない。 その加減もあるのかカモが減っている。 葦の間を見るとけっこう沢山いるがヨシガモはやはり
抜けてしまったのか姿が見えなかった。 上空をコチョウゲンと見られる小型のタカがカラスに追われて通過。
ダイサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ ハシビロガモ コチョウゲンボウ
バン ケリ ハクセキレイ ヒヨドリ アオジ スズメ ハシボソガラス 以上15種類
11月23日(火)
鍋田干拓と野鳥園
*野鳥園の池にアカツクシガもが入っていると聞いたので行ってみたが抜けた後だった。 池にはたくさんのカモが
入って賑やかである。 鍋田はタゲリくらいで鳥の姿は少ない。 ハイイロチュウヒの♀が飛んできて着地したので
近付いてみたが孫娘が目を覚まして時間切れ。
毎年たくさんのカモがやってくる鍋田川の河口が今年はぱらぱらである。 この暖かさで遅れているのか。
11月21日(日)
木曽三川沿い
*羽島市の方から背割堤に入ろうと行ってみたが入口付近の堤防道路が酷く荒れている。 車の後席では孫娘が
寝ているのでさすがに入れなかった。 帰りは立田を通ってきた。 道路沿いに1羽のシギを見つけたので車を
停めてみたら凄い迫力。 凄いのがいるぞー! と写真を沢山撮ったがよくよく見るとアオアシシギだった。
町屋川で撮りそこなったのでまーいいかー。 アルバム4に掲載。
11月18日(木)
町屋川河口
*雨の今日に限ってのことかもしれないが、例年に比べてカモが少ないような気がする。 カモメも少ない。
川越町の堤防に回ると大き目の鳥が近くの中洲にいるのに気付いた。 車からそっと降りて覗き込むとアオアシ
シギの幼羽が3羽いるではないか。 小雨の降る中でカメラを向けてみるとフレーム一杯の距離。 この時期に
こんな近くで・・・と喜びながらシャッターボタンを押したら・・・あれー! シャッターがおりない。
なんたる事! メモリーカードが入ってなかった。 これ・・・よくやるんだ。 カメラだけ持って出たのでトホホ・・・。
カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ
ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ シロチドリ ハマシギ アオアシシギ幼羽(3)
ユリカモメ ウミネコ 以上
18種類
11月17日(水)
海津町の義呂池
*海津町の木曽三川公園・アクアワールド水郷パークセンターに義呂池というちょっと大き目の池が有ってカモたち
やオオバンが越冬するので通りすがりに覗いてみた。 双眼鏡だけで逆光だったので見難かったがヨシガモが
たくさんいた。 その他にはハシビロガモとカルガモが多く、オオバンもかなりいるようだった。 午後からは逆
光になるので午前中にゆっくりとカモたちを観察するにはもってこいの場所である。
池の周りの半分は芦原になっていてよくチュウヒが飛んでいる。
11月14日(日)
久しぶりの嘉例川
*工事中になっていた津田学園沿いの道路が通れたので久しぶりに団地から嘉例川沿いを歩いてみた。
津田学園前の坂道はよく小鳥を見るが今日はカケスがギャーギャー鳴いているのとヒヨドリだけだった。
カケスの写真は1枚だけ撮らせてくれたがあまりにも遠くて持っていた400oでは証拠写真にもならない。
冬になるとミヤマホオジロやベニマシコが遊んでいた嘉例川に抜ける谷間の田んぼは埋め立てられてしまい、
もう鳥たちは来ないだろう。 残されているクリークに以前のようにキセキレイがいたのでほっとした。
川沿いでは鳥たちの姿が少なかったが面白い事はあった。 小川沿いに歩いていると過眼線の鮮やかな小鳥
が藪の中でちらちらしていた。 一瞬、ムシクイかと思ったが渡りの時期は過ぎているのでウグイスと思う。
写真が撮れず確認出来なかったのが残念。 カワセミは目の前に止ってくれたが暗かったのでブレブレになって
しまった。 その後でシジュウカラの群と遭遇。 種類は少なかったが面白かった。
アオサギ キジバト カワセミ(2) キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ
ジョウビタキ ウグイス シジュウカラ ホオジロ スズメ カケス ハシボソガラス 以上
15種類
11月8日(月)
溜池のカモ
*桑名市の西の外れ、東員町との間に周囲が300〜400mくらいの小さな溜池がある。 2〜3年前までは水が
溜まっているだけで時々カモの姿を見るくらいだった。 昨年の冬は水が無かったような記憶がある。
今年は池の中に葦が生い茂って適度な隠れ場を作り、水もそこそこ入ってカモが泳いでいる。 通りかかる度
に気になっていたので様子を見に行ってみたら大好きなヨシガモが泳いでいた。
カルガモが大部分で個体数は多くないが結構種類が多くてもうけたような気分だった。
交通量の多い道路沿いなのでそこそこ人馴れしているが、歩道を歩いてみたらやはり警戒された。
写真はアルバム4に掲載。
カイツブリ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ ハシビロガモ
スズガモ バン キセキレイ ハクセキレイ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上
16種類
11月4日(木)
立田村と御衣野の菜園
*久々に立田を覗いてみた。 タゲリがたくさん来ていたほかはタカブシギを2羽見たくらいで収穫は無かった・・・
と言うより孫娘をチャイルドシートに載せて昼寝をさせながらの鳥見なので時間が足りなかったし、レンコンの
収穫と稲刈りで農道に入るのが憚られたので遠慮した。 そんな訳で情報と言うほどのもは得られなかったので
こちらに掲載した。
*夕方、御衣野の菜園を整理していたら南の方の団地(ひだまりの丘)上空に3羽の猛禽が飛んでいるのを見つ
けた。 トビかと思ったが心情的にはオオタカ。 双眼鏡を出してきたが遠くて判別が出来ない。
とにかく写真を・・とカメラをセットして写真を撮り、帰ってからPCで見たらどうもノスリのようだった。
ちょっとドキドキした夕方だった。 菜園の辺りはモズが沢山いる。
10月24日(日)
弥富野鳥園の池
*木曽岬探鳥会が終わってから覗いて見た。 カモの姿はまだ少ない。 チュウヒが2羽いて1羽は水際に下りて
いたがカモたちもカイツブリもまったく恐れる様子の見られないのはネズミ類が主食だからか。 野鳥園には
ヌートリアで食事をしている写真も掲げられているのだが・・・。 池を中心に
カイツブリ ハジロカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ
ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ チュウヒ(2) 以上
13種類
10月10日(日)
祖父江緑地から立田村
*弥富野鳥園の探鳥会が終わってから祖父江緑地・立田と回ってきた。
祖父江緑地は相変わらずヒヨドリ・エゾビタキとシジュウカラが多く、他の鳥は少なかった。 休日のことでも
あってバーベキューなど人出が多いので遊歩道を歩く人も普段より多めだった。
夕方回った立田はコチドリすら姿が見えなくて静かだった。 オオハシシギが来たようなので今後が楽しみ。
タシギはレンコン畑ではなく稲刈りの終わった田んぼのあちこちでかなりの数を見ることが出来た。
10月7日(木)
祖父江緑地 羽島市桑原 立田村
*ついに天体望遠鏡ボーグ101EDの鏡筒を買ってしまった。 12万5千円也。 ローン地獄に陥りそうだけど
我慢しよう。 どこにテスト撮影に行こうか考えたが、いま写せる鳥はこれしかいない・・・と祖父江緑地へエゾ
ビタキを撮りに行ってみた。 キビタキやアカゲラがいたがピント合わせに手間取って撮影できなかった。
カワウ キジバト アカゲラ ショウドウツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ キビタキ エゾビタキ
シジュウカラ メジロ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上
14種類
*桑原 稲刈りはぽつぽつ。 ノビタキはたくさん見たがシギチはコチドリ以外にはまったくいなかった。
*立田 ここもシギチはコチドリ以外何も見なかった。 ノビタキはたくさんいた。
10月6日(水)
祖父江緑地
*世間はタカの渡りで賑わっているが今年は出かけられない事情が有って近場で時間を探して鳥を見るしか
ない。 野山の鳥も渡っているので何かいないか祖父江緑地に行ってみたがエゾビタキばかりうじゃうじゃ
していた。 20羽以上はいそうである。 サメビタキを探したが見付からなかった。
9種類
キジバト コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ モズ エゾビタキ シジュウカラ メジロ ハシボソガラス
10月1日(金)
ワイルドネイチャープラザ・祖父江緑地
*渡り途中の小鳥が休んでいくとしたらここも良いはずだと期待していってみた。 堤防道路沿いの林では冬に
アトリやミヤマホオジロなどが見られたが今日はヒヨドリだけで他はいなかった。
川沿いの林の遊歩道に行ってみたらのっけからエゾビタキが顔を出してくれた。 たくさんいるが明日からの
2・3日の週末は行事が有って人が集まるので観察にはちょっと厳しいかもしれない。
他にはカラ類とメジロ・コゲラなどもたくさんいた。 今 面白いとこだと思う。
キジ キジバト コゲラ ヒヨドリ モズ エゾビタキ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ
ムクドリ ハシボソガラス 以上
12種類
9月26日(日)
弥富野鳥園
*木曽岬探鳥会の後で野鳥園の池を覗いてみたがカイツブリとカルガモだけだった。 10月10日に探鳥会が有
るがその頃にはコガモが来ていることを期待しよう。 野鳥園はやはり秋から春が良い。
たくさんのカモたちとそれを狙う猛禽の姿も見られる。
9月25日(土)
安曇野の白鳥湖
*安曇野の白鳥飛来地として有名な白鳥湖を見てきた。 どんな環境かアルバム4に写真を掲載しておく。
豊科町を流れる犀川に堰堤のようなダムのようなものが有って流れは速いが左岸側が一部流れが緩くなって
いる。 白鳥が羽を休めるにはちょっと流れが速すぎるような気もするが・・・。 写真に写っている水面は流れ
が緩く、中州の向こう側は早い流れになっている。 ちょっとわかりにくい場所だなー。
今日は
ダイサギ コサギ マガモ カルガモのみ。 白鳥の第一陣は10月かな。
9月22日(水)
三重の中部で
*珍鳥のヘラシギがいるらしいと聞いたので探しに行ってきた。 昨日は大捜査網が敷かれたそうだが別の場所に
移動していたのか見付からなかったのが、今日は難なく見つけることが出来た。 とても小さなシギで見かけは
トウネンにそっくりの可愛らしいシギだった。 写真はアルバム2に掲載。
カワウ シロチドリ メダイチドリ トウネン ミユビシギ ヘラシギ ウミネコ コアジサシ 8種類
9月19日(日)
岐阜県不破郡関ヶ原町 明神の森(標高は不明だがかなり高い)
*北勢地方から一番近くでタカ渡りを見られる場所はここかもしれない・・と言うことで最盛期を迎えているタカの
渡りを見に出かけた。 ちょうど岐阜県支部・西濃地区の探鳥会が開かれていたが曇り空に災いされて収穫は
サシバが1羽だけと寂しかった。 岐阜県支部が定点観測をしているが朝からでも昼までの合計で4羽のみ。
天気の悪い日はタカも休んでいるのだ。 カケスが渡っているのか30羽は目の前を飛んだ。 エゾビタキが姿を
見せた。 当HPに登場するのは初めてである。 他にコサメビタキが2羽おり、木の梢から飛び出しては虫を捕ら
えてまた戻るフライイングキャッチを繰り返していた。
ダイサギ(上空通過) トビ サシバ(1) キジバト アマツバメ ハリオアマツバメ ツバメ ヒヨドリ
ウグイス(地鳴き) エゾビタキ(写真はアルバム4) コサメビタキ カケス カラスSP 以上
13種類
9月17日(金)
羽島市桑原
*背割堤でコサメビタキと遊んでいたので昼過ぎの到着となった。 鳥見の車は1台もおらず。 ハジロクロハラ
アジサシもツバメチドリも抜けてしまったのか見付からなかった。 タシギとタカブシギが数え切れないほどいた。
アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ コチドリ ケリ トウネン(4) タシギ
ジシギSP(2) クサシギ タカブシギ キジバト ドバト ヒバリ ショウドウツバメ ツバメ
ハクセキレイ セグロセキレイ セッカ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上
23種類
9月14日(火)
羽島市桑原
*目的はハジロクロハラアジサシの飛翔写真を撮ること。 今日は干上がった泥田に2羽揃って羽を休めていた。
狭いあぜ道に先客がいて近寄れなかったのであちこちで見かけたジシギを探してうろうろした。
ハジロクロハラアジサシのいる田んぼにはツバメチドリもいたらしく、ハジロとツバチと揃って舞い上がったが現地
カメラマンたちのお目当てはツバチの方だったみたいでバズーカ砲を振り回していた。
ゴイサギ アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ コチドリ ツバメチドリ(1) ケリ
タシギ(7) チュウジシギを含むジシギSP(6) タカブシギ(1) ハジロクロハラアジサシ(2) キジバト
ドバト ツバメ ショウドウツバメ ハクセキレイ セッカ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 22種類
9月9日(木)
羽島市
*桑原では
タカブシギ(2) バン(2) コチドリ ケリ などで寂しい限り。 名古屋市のMさんとばったり会った
ので小熊まで足を伸ばした。
*小熊 ツバメチドリが隠れるようにいた田んぼもこのところの雨で草が伸びて見付からなかった。 オグロシギは
移動してしまって不在。 サギばかりでシギチの姿は疎らだった。
アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ バン コチドリ ケリ トウネン クサシギ タカブシギ
ジシギSP(多分タシギ) キジバト ドバト ヒバリ ショウドウツバメ ハクセキレイ セッカ
カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上
21種類
*上中町沖 上中町沖の信号交差点から長良川の方(西)に入った辺りにたくさんの休耕田があって今は面白い。
アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ バン コチドリ ムナグロ(3) ケリ トウネン
エリマキシギ(幼・1) アオアシシギ クサシギ イソシギ タカブシギ(うじゃうじゃ) スズメ ムクドリ
ハシボソガラス 以上
17種類 小熊より個体数が断然多い。
8月29日(日)
羽島市
*これまた・・・さんからの情報でハジロクロハラアジサシを見に行ってきた。 ツバメチドリがいたのと同じ田んぼに
降りるということだったがご機嫌が悪くて一度しか降りてくれなかった。 ワンチャンスで撮った写真を見るとまったく
図鑑どうりの幼鳥である。 文一の図鑑によれば×印しになっているのでこの地方では極めて珍しいそうである。
周辺の田んぼを回ってみると6羽のジシギがいた。 かなり黒い羽色のものが混じっていてこれはチュウジシギの可
能性が高い。
アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ バン コチドリ ツバメチドリ(2) ケリ トウネン
エリマキシギ(1) クサシギ イソシギ タカブシギ オグロシギ(2) オオジシギ チュウジシギ?
ハジロクロハラアジサシ(1) ドバト ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セッカ カワラヒワ(幼鳥がたくさんいた)
スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上27種類 他に
ヒバリシギ
46号線の上中北沖と言う信号交差点の長良川側の休耕田にオグロシギが3羽、タカブシギうじゃうじゃ、アオアシシギ
コチドリなどたくさんのシギチがいた。 桑原より面白い。
桑原は良い田んぼが無いみたいでムナグロ4羽とタカブシギが1羽のみで他はサギだけと寂しかった。
ショウドウツバメの小さな群がいた。
8月22日(日)
羽島市
*・・・さんから情報を頂いたツバメチドリを見に行ってきた。 城南では稲刈りがたけなわでシギチは消えてしまった
がここは稲に穂が付いていないのでここ暫くはシギチで賑わいそうである。 とても良いところだった。
アマサギ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ バン コチドリ ムナグロ
ツバメチドリ(3) ケリ ヒバリシギ アオアシシギ クサシギ イソシギ オグロシギ キジバト
ドバト ツバメ ハクセキレイ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 他にジシギSP 以上
24種類
8月20日(金)
五主海岸
*この辺りでは珍鳥のベニアジサシをもう一度見たくて朝から五主海岸に行ってみたが姿が見えなかった。
昨日数千羽のコアジサシが飛び去っていったそうなので一緒に行ってしまった可能性がある。 代わりに
若干嘴の鮮やかさに欠けるが同じく嘴と脚の赤い
アカアシアジサシ?を1羽見ることが出来た。
ベニアジサシは昨日が終認かもしれない。
五主海岸はシギチ大好きにとっては素晴らしい所である。 護岸堤防の下で待っているとキアシシギを始めと
してトウネン・ミユビシギ・キョウジョシギ・コオバシギなどが目の前10mくらいのところをトットットと走り抜けて行く。
あまりにも近いうえに相手の動きが速すぎて写真はブレブレが多かったが見られるものを数枚掲載した。
金剛川の河口にクロサギを求めて行ってみたがちょうど干潮時で干潟が広大すぎて鳥たちは遠く、見つけら
れなかった。 コクガンは確認出来たが相変わらず遠かった。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ シロチドリ メダイチドリ ダイゼン ケリ キョウジョシギ
トウネン コオバシギ オバシギ キアシシギ イソシギ ソリハシシギ オオソリハシシギ
ホウロクシギ チュウシャクシギ ミユビシギ ユリカモメ ウミネコ アジサシ アカアシアジサシ?
コアジサシ ツバメ ハクセキレイ ハシボソガラス 以上
27種類
8月15日(日)
金剛川と五主海岸
*所属しているMLのオフ会が金剛川で開かれたので遊びに行ってきた。 伊勢湾の奥と違ってシギチの
数も種類も多いのでとても楽しめた。
コクガンが1羽 ぽつんと浮いていた。 帰りがけにシギチのメッカ
五主海岸に寄ってみるとここも潮が満ちてくるのに合わせてシギチがたくさんやってきた。
アジサシの群がいたので写真を撮っていたら嘴が黄色くて鮮やかな個体が混じっていた。 沖縄で繁殖する
ベニアジサシだそうである。
アジサシの写真が登場するのは初めて。 写真はアルバム4に。 コクガンは遠くて撮れなかった。
◎金剛川河口付近(松阪市)
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ トビ シロチドリ メダイチドリ ダイゼン(夏羽)
ケリ キョウジョシギ アオアシシギ キアシシギ ソリハシシギ チュウシャクシギ ウミネコ
コアジサシ コクガン ツバメ ハクセキレイ セッカ スズメ ハシボソガラス 以上
23種類
◎五主海岸(三雲町)
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ トビ ミサゴ シロチドリ メダイチドリ ダイゼン
キョウジョシギ アオアシシギ キアシシギ ソリハシシギ チュウシャクシギ ウミネコ アジサシ
ベニアジサシ コアジサシ ツバメ ハクセキレイ セッカ カワラヒワ スズメ ムクドリ
ハシボソガラス 以上
25種類
8月13日(金)
駒ヶ根高原(木曽駒高原としていましたが駒ヶ根高原が正しい)
*息子一家と二泊三日で木曽駒高原へキャンプに行ってきた。 キャンプ場周辺は林に囲まれてたくさんの鳥たちと
出会えるかと期待したがあまり多くなかった。 日中は30℃と日が射すと暑くて鳥も動かずもっぱら朝夕に姿を見せ
てくれた。 朝早くから鳴き声もよく聞こえた。 駒ヶ根市で見たアオサギも数に入れておく。
アオサギ トビ キジバト ホトトギス アマツバメ アカゲラ コゲラ ツバメ イワツバメ キセキレイ
ヒヨドリ メジロ ホオジロ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上
15種類 標高は約800m
木曽駒ヶ岳・千畳敷ロープウェー駅にイワツバメが巣を掛けて子育てしていた。 巣の数は10も無く、ヒナの数は
一つの巣に2羽づつだった。 写真はアルバム4に掲載。 イワヒバリ・カヤクグリの声は少なくなっていた。
8月8日(日)
庄内川河口
*夕方の一時 庄内川河口を訪ねてみた。 干潮のピーク時間だったが小潮なので干潟は少ししか出ておらず、逆光で
観察には不向きだった。 ここでは北へ帰りそびれたごく少数のカモが夏を越しているそうである。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ ヒドリガモ オナガガモ スズガモ ミサゴ ケリ
アオアシシギ キアシシギ イソシギ ダイシャクシギ ホウロクシギ チュウシャクシギ ユリカモメ
ウミネコ キジバト ドバト スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上
23種類観察
8月3日(火)
霧ケ峰
*一泊ニ日で霧ケ峰まで鳥見に行ってきた。 好天に恵まれて初日は霧ケ峰でノビタキやホオアカを堪能し、2日目も
早朝5時頃から霧ヶ峰。 昼前からコマドリやミソサザイを見るために白駒池に移動したが声は聞けども姿は見えず。
代わりにメボソムシクイがすぐ側に現れて長いこと遊んでくれた。 写真を撮ろうとしたが動きが速い上に暗かったの
でたくさんは撮れなかった。 写真を整理の上で1ページ作りたいと思っている。
7月30日(金)
ちょっとだけ城南
*お袋の所に寄ったついでにお袋やら孫を連れて近くの城南を駆け足で回ってきた。 昨日と大きな違いは無いので
こちらに簡単に書いておくことにした。 久々にキジを見た。 たくさんいるはずなのにまったく姿を見せない。
タマシギはあちこちにたくさんいるようで行く度に見ることが出来るが今年はヒナを連れているのはまだ見ていない。
7月29日(木)
クロツラヘラサギ
*抜けたと思っていたクロツラヘラサギが戻ってきていると連絡を貰ったので見てきた。 なかなか見られない鳥だが
毎年この近くに現れている。 嘴先端のヘラを振りながら餌を探す様子も観察できた。 大きいので迫力があり、
写真にするにも比較的楽である。
7月24日(土)
御嶽山の野鳥たち
*23日・午後2時頃に登山口の田の原園地に到着。 早速遊歩道を回ってみたがウグイスとメボソムシクイの声が
盛んに聞こえてきたがなかなか姿を見せてくれない。 樹上にとまっているメボソムシクイを見つけたのでカメラを構え
て近付いたがその時に限って歩行者が前からやってきて飛ばれてしまった。 その他にはハシブトガラス・アマツバメ・
カッコウくらいで見られた鳥は少なかった。 翌日の御嶽山でもカヤクグリとイワヒバリの声は聞こえてくるものの姿を
見たのはイワヒバリ1羽だけだった。 上空にアマツバメが飛んでいたが数は少なかった。
7月20日(火)
シギチの到着はもうじき
*昼頃に城南を一回りしてみた。 今日はタマシギも姿を見せず、1枚の田んぼに中型のシギが3羽いたので来たか!
とスコープを向けてみたら全てクサシギだった。 イソシギの数が増えている。 他のシギチの到着も間もなくと
見られる。 城南に入ったオオジシギは最近姿を見ていない。 毎年来るところだがいつも滞在は短いのでもう
抜けた可能性もある。
7月18日(日)
高松海岸と城南干拓
*砂浜で潮水を飲むアオバトの反響が大きかったので昨日リタイアした昼過ぎから高松に行ってみたがウォーター
バイクが近くを走り回るのでアオバトが降りられるような環境では無かった。 潮干狩りの人が多いのでホウロク
シギも今日は姿を見せず。 1200羽いるはずのウミネコもどこかに避難して少なかった。
城南のオオジシギも姿は見えず、タマシギがいつもの場所で涼んでいた。 シギの到着はまだである。
7月15日(木)
立田村の現状と多度町のタマシギ
*花ハス田を見がてら立田をざーっと一回りしてみたが休耕田は全く無く、従ってオープンウォーターが無いので
シギチ環境ではなくアマサギがひしめきあっていた。 ここは当分お休み。
帰りがけに多度から大山田団地に向かって走っていたら休耕田に大き目の鳥を数羽発見した。 アオアシシギ
かなーと思いながら双眼鏡を向けてみたら2羽のタマシギとケリがいた。 真面目に探してみればタマシギは
たくさん居るのかも知れない。
7月11日(日) ほら貝池
*朝の7時に現地に着いて午前中観察した。 今年は池浚いの時にガマを根元から刈り取ったので古い茎が
無く、今年生えてきた若い茎は腰が弱いので例年のように餌を貰おうとヒナが上がってくると倒れてしまうそ
うである。 その為にヒナの観察が難しくなっているが親は大勢のギャラリーの前、ガマの根元で餌獲りに
余念が無く惜しげも無く全身を晒して大サービスしてくれた。 嘴の真っ赤な婚姻色のヨシゴイも1羽いる。
ここではバンの幼鳥も人を怖がることなく目の前で遊んでいる。
*帰りに名古屋のコアジサシのコロニーを覗いてきた。 まだまだ子育てが盛んで各段階のヒナの姿を見ること
ができた。 同じような環境で子育てするシロチドリの幼鳥もちらほらと混じっていた。
7月9日(金) ほら貝池
*例年より早めにヒナが確認されたのでそろそろヒナの姿が見られるかと現地では1時間ほどしかいられな
かったが偵察に行ってみた。 昼過ぎまで沢山のギャラリーがいてヒナも葦の上まで上がってくることが
有ったらしいがまだ早いようである。 ヒナが大胆に姿を見せてくれるのは17〜19日の連休くらいの方が
良いかもしれない。 池ではドラマが有ったらしく2羽いたカイツブリのヒナが1羽しかいなかった。
7月3日(土) 曽爾高原から倶留尊山(くろそ山)
*無線機とバッテリーを担いで曽爾高原から倶留尊山(1,038m)まで行ってきた。 朝7時半過ぎの曽爾
高原ではたくさんのホオジロガ鳴き、目の前をホトトギスと思われるトケン類が飛び去った。
登山道ではヤマガラやカッコウの鳴き声が聞こえていた。 ツバメがほとんどだがイワツバメも少し混じっ
ていた。 下山してから曽爾高原を一回りしたが昨年見かけたコヨシキリがいない。
亀池のほとりでヤマドリが目の前をばたばた飛んで通過した。 びっくり!
トビ ヤマドリ カッコウ(声) ホトトギス ツバメ イワツバメ ハクセキレイ ウグイス
セッカ ヤマガラ ホオジロ ホオアカ ハシボソガラス 13種類
6月30日(水) 弥富IC
*東名阪国道蟹江ICがサギのコロニーとして昔から有名になっているが、最近は弥富ICでも最近は沢山の
サギを見かけるようになったので行ってみた。 高速道路から見えるサギのたくさん留まっているICのラン
プウェーは外から見えない。 回りをうろついたが名古屋から見て道路の右側道路は車の通行量が多く
て停めるところがない。 左側に細い道路が有ってこの道路と高速道路との間に植えられている夾竹桃の
茂みでたくさんのゴイサギとコサギが巣作りをしていた。
他のサギはここでは見られなかった。 餌場になる周辺の田んぼにはサギが散らばっていたので蟹江IC
まで田んぼ道を走ってみようと思ったが途中に立田方面の看板が出ており、気が付いたら立田村にいた。
ハスの葉が茂って観察には不向き・・・サギとケリばかりだった。
6月27日(月) 嘉例川
*夕方に時間が取れたので久々にサンシティーから津田学園の少し先までの往復を2時間半かけて
歩いてみた。 圃場整理が進んで今年は一面の田んぼになるのかと思ったが休耕田になっている
ようだ。 農家の人を見かけたのでそのへんを聞いてみたら首をすくめながら横に振っていた。 ??
この時期だから鳥は多くないがコチドリが増えており、セキレイはセグロだった。
久々にカワセミを見た。 コシアカツバメのヒナの巣立ちはまだなのか巣から盛んに鳴き声が聞こえ
ていたが親鳥が盛んに餌を運ぶでもないようだった。 暑かった。 気温32度。
アマサギ チュウサギ アオサギ キジ コチドリ ケリ ドバト キジバト カワセミ
ヒバリ ツバメ コシアカツバメ セグロセキレイ ヒヨドリ セッカ ホオジロ カワラヒワ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上21種類
6月22日(火) ヨシゴイのほら貝池とコアジサシのコロニー
*3月の6日に池浚いを行ったほら貝池のその後についてカヤクグリさんや地元のTさんから情報を
頂いていたが、自分の目で見たかったので行ってきた。 現地にはカヤクグリさんが来ておられ、
Tさんもおいでになっていろいろと話を聞くことが出来た。 葦がたくさん茂ってオオヨシキリがたく
さん子育てしていた。 バンやカイツブリも子育てしている。 心配した餌になる小魚(鮒の稚魚)は
たくさんいて一安心。 カワセミも時々姿を見せるそうである。
ヨシゴイは♂と♀を1羽づつ見ることが出来た。 交代で餌取りに出掛けていたので抱卵していると
見られる。 7月中旬にはヒナが顔を見せるものと期待している。
カイツブリ ヨシゴイ バン ドバト ツバメ ヒヨドリ オオヨシキリ スズメ ムクドリ
*名古屋港のコアジサシのコロニーを見てきたが長居は可哀想だなーと思って写真だけ撮って退散した。
6月17日(木)
*梅雨の中休みが長く続くので高山植物の花には少し早いなーと思いながら一度行ってみたいと念
願していた木曽駒ケ岳に日帰りで登ってきた。
ロープウェーで千畳敷(標高2,612m)まで一気に高度を稼ぐので後は足慣らし程度である・・・
と言っても乗越浄土までの登りはきつかった。
菅ノ台でハクセキレイ・ヒヨドリ・ハシボソガラス・オナガ・ツバメを見た。
バスに乗ってシラビ平に行くとキセキレイがいたがロープウェーの連絡が良すぎて他の鳥を探す
ひまは無かった。
千畳敷でロープウェーを降りるとイワツバメが出迎えてくれた。 千畳敷カールではイワヒバリの
ホオジロに似た美しい囀りがたくさん聞かれたがなかなか姿を見せてくれず姿を見たのは4羽の
みだった。 前に富士山の登山道で1mくらいのところで見たことが有るがここのはシャイである。
ホシガラスの声を一度だけ聞いた。 ホシガラスは乗鞍岳の山頂付近でたくさん見られる。
木曽駒ケ岳の山頂(2,956m)ではたくさんのアマツバメが出迎えてくれた。 肩先を掠めて何
度も歓迎してくれたがガスが出てくると姿を見せなくなった。 合計10種類
山歩きの楽しさを堪能してきたが鳥の少なかったのが残念。
6月15日(火)
*ツバメの巣立ち雛を見かけることが多くなったので桑名のコシアカツバメのコロニーを訪ねてみた。
しかし、ツバメより渡ってくるのが遅いコシアカは巣立ちも少し遅れるらしく、親鳥がしきりに餌を
運んでいた。 写真を撮ろうとしたが速いので難しい。
ヒナが育てば近くの電線に並んでとまるのでもう少し待とう。
コシアカの写真を撮っていたらスピードが速いので目が回ってきた。
6月13日(日)
*鞍掛峠から鈴北岳山頂移動
登山口から登り始めたのは6時40分だった。 風が強くて登り始めは15℃と寒いくらいだった。
ウグイスを筆頭として鳴き声はよく聞こえるのだが姿はなかなか見られなかった。
トビ ホトトギス(声) カッコウ(声) キセキレイ ヒヨドリ ミソサザイ ウグイス(声)
メボソムシクイ(声) オオルリ(声) シジュウカラ ホオジロ オオルリ(声)
クロツグミ(声) カケス 以上14種類
6月7日(月)〜9日(水) 二泊三日の尾瀬ヶ原ハイキングツアー
*7日
諏訪湖SA : トビがたくさんいた。 ツバメ イワツバメ カワラヒワ ハクセキレイ
白樺湖 : 昼食に寄った白樺湖湖畔にあるコマーシャルでお馴染み・池ノ平ホテルの軒先に
イワツバメが巣作りしていた。 他にハクセキレイ ハシボソガラス
*8日
水上温泉 : 一泊した水上温泉では ノスリ ドバト ツバメ イワツバメ ハクセキレイ
ヒヨドリ スズメ ハシブトガラス
沼田市 : 移動途中の沼田市でオナガを見た。 他に ツバメ ムクドリ
オナガは関東以北では珍しくないが桑名周辺ではまず見られない。
鳩待峠から尾瀬ヶ原 : 森林地帯では ミソサザイ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ
の声がしきりに聞こえていた。
尾瀬ヶ原 : 時折雨が降って条件は悪かったがカッコウやホオアカが姿を見せた。 ノビタキを
見たかったが姿が見えず。 山の鼻でアオジが美しく囀っていた。
キジ(声) カッコウ ホトトギス(声) アマツバメ ヒバリ ウグイス(声)
アオジ ホオアカ
*9日
二泊目の草津温泉 : 朝起きたら雨と霧の中でカッコウの声がしきりに聞こえていた。
他にカケスの声 ハクセキレイ(何処に行ってもいる) ツバメ スズメ
草津白根山 : カッコウ(声) アマツバメ ヒバリ イワツバメ ハクセキレイ
ウグイス(声) ホオアカ ハシブトガラス
園原湿原 : 森の中でメボソムシクイが鳴いていたので探したが姿は見られなかった。
カッコウ(声) ホトトギス(声) イワツバメ ウグイス(声) メボソムシクイ(声)
カラ類 ホオアカ
駒ケ岳SA : 名古屋に向かう中央高速道路駒ケ岳SAにオナガがいた。 ラッキー!
以上 出会った鳥は少なく、尾瀬ヶ原では雨に降られたが楽しい旅だった。
6月6日(日)
*朝起きたら雨が降っていたが名阪国道を通って上野市〜名張市と進んで行くと次第に小降りに
なり、曽爾高原に着いた頃には雨具が無くても歩ける程度に回復していた。
ガスがかかってたまに霧雨が降る悪条件には変わりは無いが至る所にホオアカが姿を現して
歓迎してくれた。 期待したコヨシキリはまだ来ていないのか姿が見えなかった。
一度だけクイナらしい鳴き声を聞いたがさて?
トビ コジュケイ(声) キジ(声) ツツドリ(声) ホトトギス(声) ヒバリ ツバメ
イワツバメ キセキレイ ヒヨドリ ウグイス セッカ ホオジロ ホオアカ
ハシボソガラス 以上15種類
友人達によれば カケス アオゲラ カッコウ(声) ジュウイチ(声) なども観察されている。
天気の良い日に早朝から一日遊んでみたいところである。
6月2日(水)
*8時ころから登り1時間限定で御池岳のコグルミ谷に行ってきた。 もっと早く入りたかったが朝方
用事が有って家を出たのは7時過ぎだった。 谷に入るとオオルリやクロツグミ、ミソサザイなどの
鳴き声が賑やかに聞こえてくる。 登りはじめて間もなくクロツグミが移動していくのを見かけた
が遠い上に素早く去っていったので写真は撮れなかった。 暫くしてチッチッと呼びかける声に回
りを見回してみたら7〜8m先の木の枝にオオルリが留まっていた。 写真は一応撮ったがシャ
ッ ター速度が1/8秒や1/6秒ではいかんともしがたい。
ミソサザイがけたたましく耳元で鳴き、すぐ近くに姿を見せたが折悪しく登山者が登ってきたの
で遠ざかって行ってしまった。 いろんな鳴き声が聞こえていたが判別出来なかった。
キジバト コゲラ キセキレイ ヒヨドリ ミソサザイ クロツグミ ウグイス オオルリ
シジュウカラ カケス ハシボソガラス 11種類
5月29日(土)
*東員町の猪名部神社にオオルリがいるとの情報を貰ったので早速行ってみたら素晴らしい鳴き声
が聞こえ、姿を見ることが出来た。 この時期にこの場所でオオルリは珍しいと思う。
高い木の梢を行ったり来たりしながら元気に囀っていた。
一応写真は撮ったが遠くて逆光気味だったので色が出なかった。
でも、今年初めてのオオルリの写真なのでアルバムに掲載した。
*昨年エリマキシギなどで賑わった羽島市桑原の様子を見て来た。 ここは水の関係で田植えが
遅いぶん稲刈りが遅れるので秋口のシギチが遅くまで楽しめる。
やっと田植えが始まったばかりであった。 アマサギがたくさんいた。 他はコチドリのみ。
5月28日(金)
*御衣野の菜園に行ったらホトトギスが鳴いていた。 そろそろ背割りにトケン類がやってきている
頃だろう。 一度背割りを通り抜けて羽島市の桑原を見てくるかな。
御衣野の菜園では
キジ ケリ キジバト ホトトギス ヒバリ ツバメ オオヨシキリ セッカ ホオジロ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上12種類
5月22日(土) 汐川干潟と 赤羽根町の珍鳥メリケンキアシシギ
*紙田川の河口に行くつもりで迷い込んだ汐川干潟の後背地の田んぼでアカアシシギを2羽見付
けたが時間が気になっていたしまさかアカアシシギとは思わなかったので写真を撮らなかった。
しかし、次第に不安が募ってきて戻ってみたが発見できず。 赤羽で会った友人にその話をしたら
探しに行って追認してくれた。 それは良いのだが自分で写真を撮らなかったのが悔いである。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ カルガモ オカヨシガモ ダイゼン ケリ
キョウジョシギ トウネン ウズラシギ ハマシギ アカアシシギ(後背地) キアシシギ
チュウシャクシギ キジバト ツバメ オオヨシキリ スズメ ハシボソガラス 20種類
*赤羽のメリケンキアシシギ
ポイントの海岸に出てびっくりした。 今にも雨の降りそうな陰鬱な天気の中、台風残りの大波が
荒々しく打ち付けて飛沫が上がっている。 海岸は岩礁地帯になっているが岩の無いところには
テトラが置かれて護岸堤防がずーっと続いていた。 車を置いて堤防の上を歩き出すと直ぐに
1羽見付けたがこれは普通のキアシシギである。 更に100mほど進んだところで目の前を
黒っぽい2羽のキアシシギがすれ違って行ったので追いかけて戻った。 着陸地点を見定めて
探すとすぐに見付かったが普通のキアシシギとなかなか見分けが付かない。
とにかく写真を撮りながら双眼鏡で確認を取る内メリケンキアシシギと判断できる下腹部の
模様を確認できた。 最終的には10mくらいのところまで近付く事が出来て写真の撮り放題と
なったが天候が悪かったので本当の色が出ているか心配である。
メリケンキアシシギは初めて見た。 写真はアルバム3に掲載した。
5月14日(金) 豊田市のクロトウゾクカモメ
*早起きして八開に行くつもりだったが豊田市のクロトウゾクカモメを見に行ってきた。 どこかの
新聞に掲載されたこともあって10台くらいの車と倍のカメラマンが集まっていた。 新聞種に
なっても場所を特定するのは難しい。 鯖江市に来ているというアネハヅルも場所がわからない。
クロトウゾクカモメは鶏卵やキスなどの魚を貰っているようである。いわゆる餌付けという奴。
写真は撮ったが座り込んで動かないので立ち姿は撮れなかった。 たった一度だけ飛んでくれ
たので撮った写真はピントが合わなかった。 座っている写真は近いとこでは逆光になって目が
写っていない。 難しいものである。 アルバム3に写真を掲載した。
5月8日(土) 尾鷲市天狗倉山(552m)
*桑名からあまり遠いところの話もなんだけど南の方ではどんな鳥がいるのか・・・同じ県内だ
から。 と言うわけで朝の7時頃から熊野古道の一つの馬越峠から天狗倉山に行ってきた。
聞こえてくる鳴き声はウグイスばかりって感じで野鳥の種類は少なかった。
トビ コジュケイ(声) ヒバリ ツバメ ヒヨドリ ウグイス(声) エナガ ヤマガラ
ホオジロ ハシボソガラス まいったなー・・の10種類
5月7日(金) 弥富野鳥園
*午後から野鳥園の池を覗いたら先日見かけたセイタカシギとツルシギが水門のところでしきり
に餌を漁っていた。 野鳥園では写真展が開かれている。
カワウ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ キジ ツルシギ(1)
セイタカシギ(1) セッカ オオヨシキリ ハシボソガラス ハシブトガラス 13種類
5月5日(水)
*ゴールデンウィーク・大潮で昼頃干潮となると潮干狩りに持ってこいではないか。 高松海岸も
鈴鹿川の河口も人人人でごった返していて鳥どころではなかった。
5月2日(日) 再び三重県民の森へ
*今年はオオルリもキビタキも写真が撮れていないので満を持して早朝から出掛けてみたが
今にも降りだしそうな天気で声はするのだが姿は見えず。 明るく囀っているのはイカルばか
りで今日もトホホ・・・の結果に終わった。 もっとよい天気の日に出掛けてみよう。
4月24日(土) 強風下の三重県民の森探鳥会
*強風が吹いて木々の梢が大きく揺れる。 とても小鳥が出てくるとは思えなかったが終わってみれ
ば24種類とそこそこ出てきてくれた。 ツツトリは声だけだったが主催者によればここでは珍しい
という。 ヤブサメとか声だけの出演が多かったがキャリアの浅いオーシャンには鳴き声だけでは
なかなか判別が出来ない。 これはもう馴れてゆくしか仕方が無いだろう。
目玉のサンショウクイの写真をアルバム3に掲載した。 こんな近くに来てくれるのは珍しいので
とてもラッキーだった。
4月23日(金) 三重県民の森 リベンジならず・・・トホホ
*朝早くなら文句は無いだろうと5時に起きて5時半に家を出た。 6時に到着と同時に雨が
降りだし、左手の駐車場の上の屋根つきの休憩所に閉じ込めらてしまった。 7時になって
一応上がったので上の方に上がって行ったが待つ間に顔を見せたのはヤマガラだけだった。
今にも降りだしそうな森の中は暗く、オオルリを1羽見かけたがカメラを用意する間もなく飛
ばれてしまった。 暫く進んで遠くの木の梢で囀っているキビタキを見つけたが遠い遠い。
サンショウクイがいるらしいがオーシャンの前にピリピリと鳴きながら姿を見せるのは
カワラヒワばかりである。 ウグイスは結構たくさん見た。 それだけである。
8時になって帰る時間が来たので帰途についた。 帰りがけにやってきたMさんご夫妻の
成果はどうだったろう。 今度会ったら聞いてみなくちゃ。
オオルリはここだけではないしまだ暫くはいるだろうから再挑戦しよう。 悔しいなー!
4月21日(水) 三重県民の森
*さっと行ってコサメビタキの写真を撮って来た友人に刺激されてオオルリとキビタキ・コサメ
ビタキを求めて正午頃から三重県民の森に行ってみた。 上から下までずーっと回ってみ
たがオオルリもキビタキもそれらしき姿はちらりと見るのだが確認は出来なかった。
今朝早く出かけた鳥友は素晴らしい写真をものにしているので早朝が良いみたいである。
イカルの素晴らしい唄声が聞こえており、渡り途中のアカハラが顔を見せてくれた。
ノスリ(2) コジュケイ(声) キジバト コゲラ ツバメ ヒヨドリ アカハラ(1)
シロハラ(3) ツグミ ウグイス エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ
ホオジロ カワラヒワ イカル シメ スズメ ハシボソガラス 以上20種類
4月20日(火) 弥富野鳥園
*バードウィークの写真展に出品する写真を届に行ったついでに池を見てきた。 カモがかなり
残っており、2羽のセイタカシギとツルシギを見かけた。
カワウ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ コガモ オカヨシガモ
ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ トビ(ショウチャン) ツルシギ セイタカシギ
ツバメ ヒヨドリ ツグミ スズメ ハシボソガラス 以上19種類
4月17日(土) 鈴北岳
*無線機とアンテナとバッテリーと弁当を担いで鞍掛峠から鈴北岳へ行ってきた。 無線が目的
なのでひたすら上へと道を急ぐだけだったが峠付近でクロツグミの素晴らしい歌声を聞いた。
頂上直下付近で山腹を掠めて飛ぶ小型のタカがいた。 よくよく見るとチョウゲンボウだった。
チョウゲンボウ ヒヨドリ クロツグミ(声) ウグイス ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ
アトリ(10羽くらいの小さな群が山頂付近をあっちこっちしていた) カケス ハシボソガラス
以上
10種類
カタクリの花を二輪見たが咲いてない株は痩せているように感じた。
4月16日(金) 町屋川の旅
*月に一度と決めている町屋川のウォーキングに行ってきた。 干潮で潮干狩りの人が多く、
せっかく見つけたメダイチドリも写真を撮る暇もなく飛ばされてしまった。 アオジとタヒバリが
まだいてびっくりした。 カモはヒドリガモとコガモが大部分である。 カワアイサは見かけなか
った。 どっかで昼寝でもしているのだろうか。
カイツブリ カワウ ダイサギ チュウサギ アオサギ カルガモ コガモ
オカヨシガモ ヒドリガモ キジ コチドリ イカルチドリ シロチドリ メダイチドリ(3)
ケリ ハマシギ イソシギ ユリカモメ セグロカモメ(1) カモメ キジバト ドバト
ツバメ ハクセキレイ セグロセキレイ タヒバリ ヒヨドリ モズ ツグミ セッカ
ホオジロ アオジ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 36種類
4月12日(月) 多度町御衣野の菜園
*何時の間にか4月も中旬になった。 農作業に遅れを取らないようにしないと・・・。
菜園で今年初めてセッカの囀りを聞いた。 ヒッヒッヒ・・・と言う声が切なく聞こえて物悲しい。
キジ ヒバリ ツバメ ヒヨドリ モズ ツグミ セッカ ホオジロ スズメ
ムクドリ ハシブトガラス 以上11種類
4月11日(日) コグルミ谷から真の谷〜鈴北岳
*野鳥の会の皆さんと総勢12人でコグルミ谷〜カタクリ峠〜真の谷〜鈴北岳〜鞍掛峠のルー
トで探鳥会と山の花を見に行ってきた。 鈴鹿の山歩きを始めて30年にもなるがグループ
登山の機会が無く、そんな人たちを見ると羨ましかったので今日はとても楽しい山歩きが
出来た。 コグルミ谷にはミソサザイが沢山鳴いていた。 カラ類が多くアカゲラ・アオゲラも
かなりいた。 まだ葉が茂っていないので観察しやすい。 鞍掛峠のカタクリの花はもう少し
先になりそうである。
トビ アカゲラ アオゲラ(声) コゲラ イワツバメ ヒヨドリ ミソサザイ ウグイス
(声) エナガ ヒガラ ヤマガラ シジュウカラ コガラ メジロ イカル(声)
カケス ハシボソガラス 以上17種類
4月10日(土) 三重県民の森
*そろそろオオルリが・・・と行ってみたがまだ早いようだ。 いつ来ても木立の中に隠れて観察
の難しいところである。 いるのかいないのか・・・鳴き声もなかなか聞かれないが、今日はメ
ジロが明るく囀っていた。
コゲラ ヒヨドリ シロハラ ツグミ ウグイス(声) エナガ メジロ ホオジロ
ハシボソガラス 以上 9種類
4月8日(木) 鍋田干拓
*そろそろウズラシギが来ても良い頃だと午後の3時過ぎから鍋田に行ってみた。 半分くら
いの田んぼに水が張られてシギチには良い雰囲気になってきている。田植えが近いのだ
ろう。 強風の吹く中をゆっくり回っていると3羽のムナグロがいた。 まだ完全な冬羽だなー
と思いながらよくよく見てみるとうち1羽はウズラシギだった。 この春の初認となった。
カワウ ダイサギ チュウサギ コサギ アオサギ カルガモ オカヨシガモ
ハシビロガモ キジ コチドリ ムナグロ(2) ケリ ウズラシギ(1) クサシギ(3)
キジバト ドバト ヒバリ ツバメ ヒヨドリ ツグミ スズメ ムクドリ
ハシボソガラス 以上 23種類
4月5日(月) 町屋川
*じゃんせいさんのツリスガラを探しに行った。 鈴鹿川をメインにするつもりだったので
日の出橋付近だけを探すつもりだったが、もう10日も経って抜けてしまったのか探せ
なくて一号線の辺りまで行き、ついでに大潮で干潮の城南海岸も見てきた。
カモは大部分がヒドリガモで数は減ってきている。
カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ
コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ キンクロハジロ ウミアイサ
キジ コチドリ シロチドリ イソシギ ダイシャクシギ(8) ユリカモメ
セグロカモメ オオセグロカモメ カモメ キジバト ドバト ヒバリ ツバメ
ハクセキレイ ヒヨドリ モズ ツグミ ウグイス ホオジロ オオジュリン
ベニマシコ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 以上37種類
4月1日(木) 月見の森(海津郡南濃町)
*昨年、月見の森の駐車場で桜の木にニュウナイスズメがいて写真を撮った。今年も来
ていないかと行ってみたが柳の下に2匹目のドジョウはいなかった。 月見の森は時々
行ってみるが鳥の姿は少ない。 もう少しすればオオルリが姿を見せ、渡りの途中の
ムシクイの類が見られるだろう。 今日は少し早めだがクロツグミの素晴らしい歌声を
聞いた。 アルバム3にルリビタキの写真を掲載。 ちょっと暗かったので・・・・。
キジバト ヒヨドリ ルリビタキ クロツグミ(声) ツグミ ウグイス エナガ
ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カワラヒワ シメ ハシボソガラス
ハシブトガラス 以上16種類
3月31日(水) 町屋川河口のカモ
*河口付近には100羽くらいのヒドリガモが集まっており、他には僅かなマガモとキンクロ
ハジロ・カルガモ・コガモがいるだけだった。 川沿いに上っていくと1号線の辺りにかけ
てコガモが多く残っていた。 今日は風が強くて鳥見にならなかった。
城南干拓地は田植えの準備が進んでおり、昨日の雨で水が溜まっているが賑わうのは
まだ先になりそうである。
3月29日(月) 小幡緑地で花見
*暑いくらいの陽気の中、駐車場が満杯になるくらい大勢の人が花見に訪れていた。 広大な
園内の半分くらいしか歩けなかったので鳥はあまり多く見られなかった。 緑ヶ池は3種のカ
モが合わせて9羽浮いているだけだった。 鳥見の時期として今は中途半端だろう。
カワウ マガモ コガモ オナガガモ オオタカ(上空) キジバト ドバト コゲラ
ビンズイ ヒヨドリ ツグミ エナガ シジュウカラ メジロ カワラヒワ シメ
スズメ ハシボソガラス 18種類
3月25日(木) 青川オートキャンプ場と青川峡
*いなべ市営の立派なキャンプ場があってその奥が青川渓谷になっており、渓谷に沿って狭い
道路が通じている。 舗装はしてあるがすれ違いは難しい。 徒歩で30分の道のりを行くと
休コバの駐車場があってそこから先は車両通行禁止になっている。
今日はキャンプ場から駐車場までを歩いて往復してきた。 カワガラスが川沿いに飛び、ミソ
サザイが喧しく鳴いていた。 1時間半ほどかけて往復したが鳥の姿は多くなかった。
トビ キジバト カワセミ ツバメ キセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ ウグイス
カワガラス ミソサザイ シジュウカラ メジロ ホオジロ アオジ カワラヒワ
ベニマシコ ハシブトガラス 以上17種類
3月23日(火) 庄内緑地公園
*ハチジョウツグミに釣られて午後から行ってみた。 数日前まではそう難しい鳥では無かった
のに今ではなかなか姿を見せてくれないそうである。 見ることは出来たが写真を撮るまで
はいかなかった。 アオバトは以前の場所から移動したそうで探すのは困難。 ひょうたん池
にはクイナがいてよく姿を見せるそうだが今日は声だけで姿を見せたのは3羽のバンだった。
パンを投げてやるとバン・マガモ・ヒヨドリ・ムクドリ・キジバトが争って食べに来る。
ボート池の側にはアリスイがいるが今日は姿を見せなかったそうである。 コゲラが目の高さ
のところで木にアナを開けて巣作りに忙しい。 首の一部が白化したカラスを見た。
マガモ カルガモ クイナ バン キジバト ドバト カワセミ コゲラ ハクセキレイ
ヒヨドリ モズ ハチジョウツグミ ツグミ シメ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
ハシブトガラス 以上18種類
3月20日(土) 木曽岬干拓のチュウヒ調査
*毎月第三土曜日の朝8時から12時まで木曽岬干拓地に住むチュウヒの調査が野鳥の会の
愛知県支部・三重県支部・尾張野鳥の会・名古屋鳥類調査会の合同で行われているので
久しぶりに行ってみた。 干拓地を取り巻く堤防上の6地点からチュウヒを観察・記録し、こ
こがチュウヒの繁殖地・生息地として重要であるから自然保護を主目的とした今後の利用
計画を提言するのが目的である。 冬は吹きさらしの堤防の上は寒い。地道な調査である。
越冬組のチュウヒは旅立っていったので残った少数がここで繁殖する。
堤防上から観察した鳥は
カイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ
コガモ ヒドリガモ キンクロハジロ セグロカモメ オオセグロカモメ カモメ
ユリカモメ ミサゴ ノスリ チュウヒ ドバト ツバメ モズ ツグミ ホオジロ
スズメ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上25種類
*午後から纏めを行うがオーシャンは夕方所用があって出られなかったので羽数は不明。
お昼を鍋田のコミミポイントで食べていたらチュウヒに追われてコミミズクが飛んだ。
3月17日(水) 町屋川
*今までは上流側から下っていたが今日は城南海岸から遡ってみた。 この方が写真を撮る
のに光線の具合が良いのだが今日は生憎と良い出会いが無かった。
河口付近のカモは若干減っているが種類は揃っており、一部はR1近くまで遡ってきていた。
怪我をしたカワアイサは春眠暁を覚えず・・とぐっすりと寝込んで起きる気配無し。
アオジとタヒバリがたくさんいた。 特別な鳥はいなかったが個体数が多いので楽しかった。
カイツブリ カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ
マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ハシビロガモ
ホシハジロ キンクロハジロ カワアイサ ウミアイサ
トビ イカルチドリ シロチドリ ケリ タゲリ イソシギ ユリカモメ セグロカモメ
カモメ キジバト ドバト キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ タヒバリ
ヒヨドリ モズ ジョウビタキ ツグミ ホオジロ アオジ オオジュリン カワラヒワ
スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 以上44種類
3月14日(日) 庄内川河口探鳥会に参加
*庄内川河口は藤前干潟と一体になっており、干潟が出ると野鳥の楽園の感じになる。
探鳥会の後で藤前地区前の干潟に寄ってみたら「藤前干潟を守る会」の方がおられて
干潟についていろいろと教えていただいた。 神(じん)さんと仰るご夫妻。
神さん有難うございました。 また寄せていただきます。
3月9日(火) オオアカゲラとアオバトとヤマセミを求めて名張へ。
*オオアカゲラとアオバトが一度に現れたと言うので駆けつけてみたがもう去った後だった
らしく見ることが出来なかった。 ヤマセミも同行の友人は2羽飛んでいるのを見たらしい
がその後見失ったとかで私は見られなかった。 鳥見はかなり幸運に左右される。
3月6日(土) ほら貝池・鍋田干拓・弥富野鳥園
*鍋田干拓 午後の2時半頃に鍋田に入った。ミゾレが降って気温3度と寒かった。
夕刻、暗くなりかけた5時頃にかねて念願していたコミミズクが2羽ハイチュウに追われ
て姿を見せ、頭上を飛んだり杭の上にとまって喜ばせてくれた。
カイツブリ カワウ カルガモ コガモ オカヨシガモ
ノスリ ハイイロチュウヒ コチョウゲンボウ チョウゲンボウ
キジ ケリ タゲリ クサシギ キジバト コミミズク ヒバリ ハクセキレイ
ヒヨドリ モズ ジョウビタキ ツグミ オオジュリン スズメ ムクドリ
ハシボソガラス ハシブトガラス 26種類
*弥富野鳥園 3時頃に覗いたら昼間いなかったカモが戻ってきたとのことだった。
それにしては数が少なめだった。 チュウヒが3羽姿を見せてくれた。1羽はわりと近くに
止まっていたのでデジスコでなら写真が撮れそうだった。
カワウ ダイサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ヒドリガモ オナガガモ
ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ
ミサゴ(1) トビ ノスリ(1) チュウヒ(3) キジバト ハクセキレイ ヒヨドリ
モズ ツグミ カワラヒワ スズメ ハシボソガラス 23種類
3月4日(木) 庄内川河口・名古屋野鳥観察館から観察 鍋田干拓
*昨日に続いてフェリー埠頭に行ったので観察館から観察してみた。 強風が吹き荒れて
カモたちは川岸に集まっていた。 30種類
カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ
コガモ ヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ
ミサゴ(3) チュウヒ(2) シロチドリ ハマシギ ダイシャクシギ(3)
ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ ズグロカモメ(16) キジバト ドバト
ハクセキレイ ツグミ ヒヨドリ スズメ ハシボソガラス
*鍋田干拓
こちらも強風が吹き荒れてもうもうと砂塵が上がっていた。 25種類
カワウ アオサギ オオタカ(1) ノスリ(1) チュウヒ(2) コチョウゲンボウ(1)
チョウゲンボウ(1) キジ(♂5) イソシギ ケリ タゲリ キジバト ドバト
ヒバリ ハクセキレイ タヒバリ ヒヨドリ ツグミ ホオジロ オオジュリン
スズメ ムクドリ コクマルガラス(3) ハシボソガラス ハシブトガラス
3月3日(水) 庄内川河口
*元会社に用があってフェリー埠頭まで出かけた帰りの午後に短時間観察した。 満潮時で
干潟は僅かにしか出ていなかったのでシギチは殆ど見られなかった。 観察館の近くにい
るカモのは大部分がキンクロハジロで他のカモは少なくなっている。庄内新川橋に近い
場所にホシハジロが纏まって浮かんでいた。 25種類
カンムリカイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ
コガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ
ミサゴ ダイシャクシギ(4) ユリカモメ セグロカモメ オオセグロカモメ カモメ
ズグロカモメ キジバト ハクセキレイ ドバト モズ ヒヨドリ
3月2日(火) 庄内川緑地公園
*アオバト情報を確かめようと午後から行ってみた。 着いたのは1時過ぎで園内をぐるりと
回ってみたがドバトとキジバトにハシボソガラスのオンパレードだった。 噂のアオバトは
最大では11羽いたことも有ったらしいが最近は多くて4羽。 今朝は2羽が地面に下りて
きて餌を探していたそうである。 オーシャンが2時前にポイントに着いたときは8人のカ
メラマンが待機していたが3時頃に雨が降り始めたので結局は見られなかった。
アオバトを待っている間に名古屋にお住まいのカヤクグリさんと知り合いになった。 蜘蛛
がとてもお好きなようで雨が降り始めるまでの間とても面白い話を聞かせていただいた。
有難うございました。
カワウ マガモ トビ ユリカモメ キジバト ドバト ハクセキレイ ヒヨドリ
モズ シロハラ ツグミ シメ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 15種類
3月1日(月) 城南と町屋川河口
*城南干拓地はそろそろ田起しが始まっているが鳥の姿は疎らである。 城南沖の海には
ウミアイサの♂3・♀3が潜水を繰り返していた。ミサゴが1羽杭の上、カンムリカイツブリ
も浮かんでいた。 町屋川河口のカモは若干減っているがマガモ・カルガモ・コガモ・
オナガガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・ホシハジロ・キンクロハジロと一通り揃っていた。
2月26日(木) 弥富野鳥園
*大陸型チュウヒを見ようと時間があいた午後から1時間ほど野鳥園を覗いてみた。 大陸
型は見られなかったがチュウヒ2羽がしきりに飛んでいた。 野鳥園の人気者・ショウちゃ
んちゃんと思われるトビとチュウヒとカラスが絡み合う空中戦が面白かった。
今日はオオタカがいないせいか池には若干のカモが入っていた。 チュウヒは小動物や
小鳥しか食べないのでカモたちには安全な存在なのだろう。
カワウ アオサギ マガモ カルガモ コガモ ホシハジロ キンクロハジロ
ミサゴ トビ チュウヒ キジバト ヒヨドリ モズ ツグミ ハシボソガラス
2月25日(水) 高松海岸・山村ダム
*山村ダムは少数の水鳥だけ本当に寂しい。昨年やってきたトモエガモは姿を見せず終い。
カイツブリ カワウ マガモ カルガモ コガモ キンクロハジロ ウグイス
2月24日(火) 上野城・平城京跡・奈良公園
*上野城公園へアオバトを見に行った(小林さん有難うございました)
トビ キジバト アオバト ドバト カワセミ コゲラ ビンズイ ヒヨドリ
シロハラ ツグミ ウグイス エナガ シジュウカラ メジロ アオジ カワラヒワ
イカル シメ スズメ ムクドリ ハシボソガラス 21種類
*平城京跡公園へはアリスイを探しに行った。 時間が無くて一帯を回れなかった。
カワウ ダイサギ マガモ コガモ オカヨシガモ ハヤブサ オオタカ
アリスイ ヒバリ ヒヨドリ モズ ツグミ スズメ ムクドリ 14種類
*1時間半ほどしか時間が取れなかったがレンジャクを求めて奈良公園に行った。
知事公舎付近のヤドリギに来るレンジャク類はヒレンジャクを2羽見たのみ。アオバトを
探して東大寺裏を2月堂まで歩いたが見つけることは出来なかった。
カワウ コサギ アオサギ カルガモ コガモ キジバト ドバト キセキレイ
ハクセキレイ セグロセキレイ ビンズイ ヒヨドリ ヒレンジャク(2) ツグミ
シジュウカラ カシラダカ アトリ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
ハシブトガラス 22種類
2月22日(日) 木曽岬探鳥会と弥富野鳥園
*木曽岬探鳥会は途中で雨が降ったりして予定より1時間早く終わった。 オオタカが3日前に
キジを捕らえたそうでクリークの中で食べていた。写真はアルバム3に掲載。 小学生の僕と
その若いお母さんが参加していた。 僕の瞳の輝き方が特別印象的で素敵な親子だった。
*野鳥園の潅木にチュウヒとオオタカがとまっていたせいか今日も池にカモの姿は疎らだった。
噂の大陸型チュウヒ(白っぽい)は今日は姿を見せていないということだった。
野鳥園の3階から観察できる鳥。 35種類
カイツブリ カワウ ダイサギ コサギ アオサギ マガモ カルガモ コガモ
オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ
ミサゴ トビ オオタカ ノスリ チュウヒ ハヤブサ チョウゲンボウ
キジ バン キジバト ハクセキレイ ヒヨドリ シロハラ ツグミ ヤマガラ
シジュウカラ メジロ カワラヒワ ムクドリ スズメ ハシボソガラス
2月20日(金) 庄内川 万場大橋〜横井大橋往復
*左岸の堤防工事は大詰めを迎えていて年度内には終わりそう。 万場大橋の少し上流の
左岸にクリークの流れ込んでいる場所があり、ヒドリガモがたくさん群れていてその中に
アメリカヒドリとヒドリガモのハイブリッドと思しき個体が1羽いた。 遠かったので良い写真に
ならなかったがアルバム3に写真を掲載しておくのでご意見を頂きたい。
河川敷の草むらにマガモが沢山上がっていたが何だろう?
カワウ アオサギ マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ
ケリ イソシギ セグロカモメ キジバト ドバト ハクセキレイ ヒヨドリ モズ
ジョウビタキ ツグミ ホオジロ カシラダカ オオジュリン カワラヒワ スズメ
ムクドリ ハシボソガラス 24種類
2月19日(木) 牧野ヶ池・豊田市九久平町
*牧野ヶ池のクビワキンクロは健在だった。 28種類
カイツブリ カワウ ゴイサギ ダイサギ コサギ アオサギ
マガモ カルガモ トモエガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ
キンクロハジロ クビワキンクロ ミコアイサ オオタカ
バン オオバン キジバト コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ シロハラ ツグミ
ウグイス エナガ ハシボソガラス
*豊田市九久平町のレンジャク
ヤマセミも住んでいる水のきれいな渓谷と呼びたい川のほとりにヤドリギがあってレンジャク
が住み着いていた。
キレンジャク ヒレンジャク ヒヨドリ キセキレイ など
2月14日(土) 揖斐川探鳥会後 多度峡・多度山
*多度峡のカワガラスの写真を撮ろうと行ってみたが愛想が悪かった。
カワガラス ジョウビタキ ホオジロ メジロ シジュウカラ ヒヨドリ
*来る春山に備えて多度山の健脚コースに挑戦。 鳥見しながら50分で登れた。楽勝!
ホオジロ ヒヨドリ エナガ シジュウカラ メジロ コゲラ アオジ シロハラ
ウグイス ツグミ ハシボソガラス 11種類
2月13日(金) 庄内川・万場大橋〜大当郎橋(横井大橋から万場大橋間は左岸も)
*万場大橋から下流の左岸は河川改修工事が行われているので鳥の姿がめっきり減った。
右岸側は昨年行われたが葦が復元していないので鳥たちは局地的に集まっている。 横井
大橋から200m上流付近には夥しいオオジュリンが見られた。
カワウ アオサギ マガモ カルガモ オカヨシガモ ヒドリガモ ホシハジロ
ケリ ユリカモメ セグロカモメ キジバト ドバト ハクセキレイ ヒヨドリ モズ
ツグミ アオジ オオジュリン ジョウビタキ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
以上22種類
2月12日(木) 四日市市中央緑地公園
*鈴鹿川の帰りに四日市市の中央緑地公園に寄ってみた。 時間がなくて駆け足の探鳥だったが
じっくり見たら面白そうである。 行ってすぐメジロとコゲラ・シジュウカラの混群に出会った。
シジュウカラ メジロ コゲラ ハシボソガラス シロハラ(1) キジバト
ジョウビタキ スズメ ヒヨドリ アオサギ モズ ツグミ 12種類
2月11日(水・建国記念の日) 町屋川
*月に一度と決めた町屋川歩きに出かけた。 無風快晴で出だしから河原では沢山の鳥
たちが迎えてくれた。 オオジュリンやホオジロが多いがここは個体数の多いのが楽しい。
鉄橋上流の人道橋の橋脚補強工事が進められていてカワアイサの行方が気になった。
行きは姿が見えなかったが帰りは元気な姿を見せてくれた。
今日はこれまで最高の53種類も観察できた。
カイツブリ カンムリカイツブリ(15) カワウ ダイサギ コサギ アオサギ
マガモ カルガモ コガモ オカヨシガモ ヒドリガモ アメリカヒドリ(純血ではなく
ヒドリガモとの混血と考えられる) オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ
キンクロハジロ カワアイサ ウミアイサ(♂5、♀12 合計17)
ミサゴ(1) チュウヒ(2) チョウゲンボウ(1)
キジ イカルチドリ シロチドリ ケリ タゲリ(1) ハマシギ アオアシシギ
イソシギ ユリカモメ オオセグロカモメ カモメ(ユリカモメと半々くらいで他はいない)
キジバト カワセミ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ タヒバリ
ヒヨドリ モ ズ ジョウビタキ イソヒヨドリ ツグミ ウグイス ホオジロ
カシラダカ アオジ オオジュリン カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス
ハシブトガラス
2月10日(火) 員弁公園
*時間の取れた午後からエナガの写真が欲しくて員弁公園に行ってみた。 行ってすぐエナガの
群に出会ったが直ぐにいなくなってしまった。 相変わらず鳥の姿の少ない公園だ。
カワウ マガモ トビ コゲラ ヒヨドリ ジョウビタキ エナガ メジロ カラス
2月9日(月) 牧野ヶ池・猪高緑地(名古屋市)
*牧野ヶ池に珍鳥・クビワキンクロが来ているというので行ってきた。 大勢のバーダーが詰め
掛けていて数えてみると25人でその後も何人かの出入りがあった。
ここは野鳥の種類の多いとこだ。 31種類
カイツブリ カワウ ゴイサギ ホシゴイ(ゴイサギ幼鳥) ダイサギ コサギ
マガモ トモエガモ(♂2♀3) ヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ホシハジロ
キンクロハジロ ミコアイサ(♂♀) クビワキンクロ(1) バン オオバン
キジバト コゲラ ハクセキレイ ヒヨドリ ルリビタキ(♂1 ♀2) ジョウビタキ
ツグミ ウグイス エナガ シジュウカラ メジロ アオジ カケス ハシボソガラス
ハシブトガラス
*猪高緑地 ルリビタキの多い公園らしいが初めて行ったので要領を得なかった感じがする。
牧野ヶ池に比べると人が少なくて静かなのだが野鳥の姿は疎らだった。 何故だろう?
鳥たちも人馴れしていなくて折角姿を見せてくれてもすぐにいなくなってしまった。
カワウ ダイサギ コサギ アオサギ チョウゲンボウ(1) キジバト コゲラ
セグロセキレイ ヒヨドリ ルリビタキ(♀1) ジョウビタキ シロハラ(3) ツグミ
シジュウカラ メジロ カシラダカ(群) カケス ハシボソガラス ハシブトガラス
2月5日(木) 青川峡(いなべ市 鈴鹿山麓)
*天気が悪かったので予定の町屋川を変更して青川峡に行ってみた。2003年の春にオープン
したキャンピングパークが素晴らしい。 オートキャンプ場 1区画3,500円から。
キャンプ場入口ゲートの左側の川にカワガラスが遊んでいた。 今日はキャンプ場に入る手前
を左折して山道を上がっていった。 すれ違いが出来ないくらい狭い道路の至るところに落石
がある上に上の方は雪が残っているから普通タイヤでは入らない方がよい。
セグロセキレイ カワガラス ジョウビタキ ヒガラ シジュウカラ ホオジロ
カシラダカ アオジ ベニマシコ(群) ウソ 10種類
2月4日(水) 青山高原・一志郡白山町
*アオゲラが見られるというので遠征してきた。 風が強く到着時1℃、最高で7℃と寒かったが
歩いていると寒さを忘れた。 お目当てのアオゲラを見ることは出来たが写真は撮れなかった。
カケスとウソがたくさんいた。アルバム3にウソの写真を掲載した。 13種類
カケスはなかなか写真を撮らせてくれない。
トビ アオゲラ セグロセキレイ ヒヨドリ ルリビタキ ツグミ ヤマガラ アトリ
ウソ アカウソ カケス ハシボソガラス ハシブトガラス 番外:リス
2,004年