アカハラ
スズメ目 ツグミ科 英名:Brown?headed Thrushu
学名:Turudus chrysolaus
全 長 :23.5cm 雌雄で若干色が違う
観察可能時期:春(4・5月)と秋(9・10月)の渡りの短い時期。
生 息 場 所:平地から山地の林。 渡りの時期には公園で昆虫・ミミズなどの餌を探す。
類 似 種 :マミチャジナイ アカハラにはマミチャジナイほど目立つ眉斑は無い。
特 徴 :雌雄ほぼ同色だが♀は喉が白く目立たない眉斑を持つものがいる。
サハリンから千島南部・日本でも本州中部以北で繁殖し、中国南部・台湾・フィリピンに渡って越冬する。
戸隠森林公園で繁殖時期に見掛けたことが有る。 春の渡りの時期は遅く、滞在は長い。
冬に本州で見られるアカハラは千島南部で繁殖するオオアカハラがほとんど。
幼羽は見えておらず喉が白く見えているので♀の成鳥。 地上採食性であるがこの時は木の上にいた。
2,006年4月17日 名古屋市
大雨覆いの羽先が白く喉が白い。 不明瞭ながら眉班が有るのでマミチャジナイと混同しやすいが
アカハラの♀や幼鳥には眉班を持つものがいる。 頭の色が薄いので♀かも知れないが若い♂も喉の
白いものがいるので性別は不明。 5月の時点で幼羽がはっきりしているので第1回の夏羽。
2,007年5月5日 名古屋市
上と同一個体。 喉の白さが目立っている。 アカハラもなかなか難しい。
成鳥だけど♂の様に頭が黒くなく全体の色が薄いので♀の可能性が有るが喉は白くない。
うっすらと眉班が見えている。
2,010年4月18日 名古屋市
成鳥♂。 上とは別個体。
2,010年4月18日 名古屋市
まるでハチジョウツグミのように見えるけど、ハチジョウツグミのアイリングはこれほど目立たない。
大雨覆いに幼羽が見えていて喉が白いのでまだ若い♀と思う。
2,013年4月20日 名古屋市
全体の色が濃いので別個体であるがやはり雨覆いに幼羽が残っている♂。
2,013年4月22日 名古屋市
成鳥♂。
2,024年4月22日 海津市
上より顔が黒く見えた成鳥の♂。
2,024年4月22日 海津市
記:2,008年8月27日
2,023年5月 7日改定
2,024年4月25日改定
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