アカガシラサギ
                     コウノトリ目  サギ科   英名:Chinese Pond Heron  
                                               
 
   出現頻度   :繁殖地や越冬地への渡りのルートから外ずれているので稀。
   全   長   :45cm前後 
   観察可能時期:夏鳥として春から秋に観察される。   

   生息場所   :水田・池・河川など。
    特  徴   :アオサギと並んだところをみたことがるが、足元に隠れるくらい小さかった。 冬羽は地味な色
             をしているが、夏羽は頭から胸にかけて赤紫色でとても美しい。 渡りの途中にサギのコロニー
             で観察されることがよくある。      
   類 似 種   :夏羽は独特で類似種なし。  冬羽も独特である。

   
    中国一帯で繁殖し、冬は中国南部から東南アジアに渡って越冬する。  
     
   2,003年3月14日、鈴鹿市の堀切川の河口付近で観察されたアカガシラサギの冬羽。  渡りの時期として
  は早すぎるような気がするが、この時期から注意が必要である。  
   大変小さくて一緒にいたアオサギの足元で隠れてしまうくらいだった。

                           2,003年3月14日  鈴鹿市 
  
            


    2,014年の夏、京都大覚寺の池で1羽のアカガシラサギがしばらく滞在した。 渡りの時期にサギのコロニー
   で観察された話はいくつか聞いたが、真夏に観察されるのは珍しくてようやく写真が撮れた。 
                        2,014年7月18日   京都市  
  
            
 
                            2,014年7月18日   京都市  
            


    
    8月31日に岐阜県羽島市で観察されたアカガシラサギの冬羽。  7月の中旬にきれいな夏羽を見たばかり
   だったのでわずか1ヵ月半後の冬羽は驚きだった。  ひょっとすると今年生まれの幼鳥だったかもしれない。 
    きれいに撮れなかったので翌日も探しに行ったけど移動したようで見付けられなかった。
                          2,014年8月31日 岐阜県羽島市 
   
              




                               記:2,015年3月5日  



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