ユキホオジロ
スズメ目 ホオジロ科
英名:Snow Bunting
学名:Plectrophenax nivalis
全 長 :17cm
観察可能時期:冬鳥として主として北海道で越冬するが、本州では日本海側でごく少数が観察されるこ
とが有る。
生 息 場 所:海岸の草地など
類 似 種 :無し
特 徴 :
ユーラシア大陸の北極圏・北アメリカ大陸の北極圏で繁殖し、ヨーロッパからアジアの中緯度域・北ア
メリカ中部に渡って越冬する。 群れで飛来することがある。
2,010年以降と思うけど、能登半島の先端に近い漁港に1羽のユキホオジロが飛来して越冬した。
見に行こうかと思ったけど、ちょっと遠いので諦めた。
2,016年の新年早々、四日市市の鈴鹿川河口に1羽のユキホオジロが飛来しているのが発見された。
俺は15年の暮れから知っていた・・・という人もいたけど・・・・。
見に行ったのは1月13日だった。 最初は鈴鹿川の右岸河口にいて餌を探し、時々飛んで行方が分か
らなくなるので帰ってくるのを待って写真を撮った。 堤防の上から5mほど下にいるのを打ち下ろし。
2,016年1月13日 四日市市鈴鹿川右岸河口
なかなか帰ってこないので飛び去った方向に探しに行って探してくださった方がおり、700mほど離れ
た海岸の砂浜にいるのを見付けた。
木道上の柵の上にいるのを砂浜に放列を敷いて撮影した。 この時は何故この場所に木道が有るの
か気にもせず、木道の下に降りて撮りたいだけ撮った。
2,016年1月13日 四日市市鈴鹿川右岸河口
2月に入ってからもう一度見に行ったけど行動は変わらず、カメラマンの数だけが減っていった。 体の色
に変化が無いので次に行ったのは2月24日だった。 1月に見たのと何も変わっていなかった。
しかし、木道から降りて私たちカメラマンが三脚を立てていた場所はハマヒルガオの自生地で、それを保
護するための木道であることがわかった。 申し訳ないと思いながら写真を撮った。
2,016年2月24日 四日市市
ハマヒルガオの自生地の砂浜で餌を探すユキホオジロ。 立ち入り禁止の看板が立てられたので更にカ
メラマンが減った。 最終的に3月10日に行ってみたけど抜けてしまってまったく気配がなかった。
図鑑を見比べた結果、この個体は♂。 雨覆いの黒味が濃いので成鳥ではないかと思うけど、迷鳥とし
て飛来するのは幼鳥が多い。
2,016年2月24日 四日市市
記:2,017年7月17日
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