サバクヒタキ                   スズメ目  ツグミ科 
                                    英名:Desert  Wheatear      
                                      

 
   全   長   :14.5cm  雌雄で色が違う
   観察可能時期:冬鳥として10月から3月   

   生息場所   :草地 農耕地 荒れ地
    特  徴   :♂は顔が黒い ♀の顔に黒味は無い    
   類 似 種   :イナバヒタキ ハシグロヒタキ セグロサバクヒタキ  各種とも稀
 
    アフリカ北部・チベット・モンゴルで繁殖し、冬季はアフリカ東部・アラビア半島・インドに渡って越冬する。 
    日本は渡りのルートから隔絶しているため極めて稀な迷鳥。 

    写真は2,020年11月末に三重県志摩市の海岸沿いのパターゴルフ場に現れたサバクヒタキの♀成鳥と見ら
   れる個体。  大勢の人たちが行き来するパターゴルフ場の芝生と海岸を行き来しながら行動していた。
    人を恐れる風は無く、じっとしていると目の前まで寄ってきた。
    見に行ったのは12月1日だったけど、次の日にはもう抜けてしまっていた。 間に合って良かった。
 
                       2,020年12月1日 志摩市  海岸堤防の上で
          

              

    
♀はイナバヒタキにも似るが、イナバヒタキは白い眉斑と黒い過眼線が明瞭。      
          

   
                          正面から見たところ。                           
          


    
 後ろから見たところ。 イナバヒタキは尾羽の黒い部分が逆T字型になり、パターンが違う。
          
                         


    
 サバクヒタキは黒いT字型の縦棒が無い。 
          



                               
記:2,021年11月1日
                                 


                                
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