ヒメウ ペリカン目 ウ科
英名:Pelagic Cormorant
絶滅危惧TB類(EN) 近い将来における絶滅の危険性が高い種
全 長 :63〜73cm前後
見られる時期 :東海地方では冬鳥として11月〜4月頃まで
生息場所 :海岸の岩礁地帯や海上でみられる 内湾に入ることは少ない。
特 徴 :雌雄同色。 全身が緑色っぽい光沢を帯びた黒色。 幼鳥は褐色色。
類 似 種 :ウミウ・カワウと比べて小さく体つきが華奢なので識別は容易
日本からカムチャツカ及び北米大陸の太平洋岸に掛けての地域で生息・繁殖。
湾の奥には入らないヒメウが2,013年12月初旬に鈴鹿川派川河口の左岸海岸部に1羽のヒメウが入った。 消波
ブロックを岩礁地帯に見立ててしばらく滞在した。 地味な鵜なので評判にはならなかったが、近くで見られる機会は少ない
ので何日か通った。
2,013年12月5日 鈴鹿川派川左岸河口
写真のように褐色味が強いので幼鳥である。 色が黒いので露出を補正したけどきれいには撮れなかった。 また、遠い
ためなかなかピントが合わなかった。
2,013年12月5日 鈴鹿川派川河口左岸
潜ってはいろんな魚を次々と捕らえ、カワウより漁は達者であった。 何種類かの魚を捕らえている写真があって、底魚
がほとんどであるが伊勢湾の海の豊かさを物語っていた。
2,013年12月5日 鈴鹿川派川河口左岸
黒いためなかなかきれいに撮れず、露出は+補正しても適正にはならなかった。
2,013年12月9日 鈴鹿川派川河口左岸
鳥羽から伊良湖に向かうフェリー航路では近くを飛ぶのがよく見られる。 この個体は緑色が濃いので成鳥。
2,008年3月26日 伊勢湾内フェリーから
記:2,019年6月 2日
2,019年6月10日改定
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