ギンムクドリ スズメ目 ムクドリ科
英名:Red-billed Staring
全 長 :24cm ムクドリと同じ大きさ
観察可能時期:数少ない冬鳥として11月〜4月 または旅鳥
生 息 場 所:農耕地・林縁・人家の周辺でムクドリと共に行動する。
特 徴 :嘴が赤く先端部は黒い。 脚は赤。 成鳥♂は頭部が淡い褐色で白っぽく見え、
♀は全体的に淡色。
類 似 種 :カラムクドリ
中国大陸長江周辺から南部で一帯に生息し、一部冬季はベトナム北部にわたって越冬する。
日本では九州南部から琉球列島に少ない冬鳥として渡来し、八重山列島・石垣島で越冬する個体もいる。
本州や四国でも記録がある。 2,007年4月には大阪堺市の浜寺公園に現れたので20日に見に行ったけど
一日違いで抜けた後だった。 当日は大変なギャラリーが詰めかけていたけど、それほど話題性の高い野鳥だった。
2,009年には高知県でバライロムクドリなどと同時に現れて大変な話題になったけど、バーダーの数が増え
ているのでこれからは目撃情報が増えそうだ。
写真のギンムクドリの♂はムクドリと行動を共にし、広範囲を移動していたので見付けるのが困難だった。
早朝ネグラを集団で飛び立ったムクドリは幾つかの群れに分かれてあちこちの餌場に移動する。
どの群れに入っているか判らないので探して回り、電線にとまっているのをやっと見付けてかろうじて撮影できた。
朝早いため光線の具合が良くなく、本来の色が出ていない。
2,011年11月17日 三重県南牟婁郡御浜町
2,013年から2,014年にかけての冬に愛西市で越冬したギンムクドリ。なかなか群に入らないので探す出す
ことができず、一冬探して目にしたのは3回だけだった。探し出せないため情報はほとんど広まらず、飛来を知ってい
たのは少数の人だけ。
写真は撮れたけど電線止まりか、地上に降りているときははるかに遠くて写真にならなかった。
ここ3年続けて来ている個体は足指を傷めているけど、この個体は正常なので同じとは言い切れない。
2,014年2月6日 愛西市で撮影
2,014年から2,015年にかけて1羽のギンムクドリが越冬した。群に入らずに単独行動が多いことから
ひょっとすると同一個体の可能性もあるが、よく見ると左足の指が傷んでいるように見える。
2,015年2月11日 愛西市
2,015年から16年にかけての冬にまた1羽のギンムクドリ♂が越冬した。 前年と同じ場所にいついて行動の
パターンが同じなので同一個体と見られる。 また、左足の指が傷付いているのがはっきりわかる。
2,016年2月12日 愛西市
2,016年の秋にまたギンムクドリが越冬のためにやってきた。 左足が傷んでいるので3年連続での飛来である。
これまで採餌場所は畑になっていて野菜の陰で全体が見ずらかったけど、今年は野菜が無いので近くで美しく撮れた。
主に食べていたのはキウイの木の下で朽ちかけていたキウイの実だったけど、この場所で何を食べていたかはわから
なかった。
背景がごちゃごちゃして美しくないけど、生態写真としてはとても良い。
なお、この場所にギンムクドリが越冬に来たのを確認したのは4年前と思っていたけど、地元によると5年前から
来ていたのだそうだ。 そうだとしたら貴重なデータになる。
2,017年1月19日 愛西市で撮影
2,017年から18年の冬にかけてまた同じ個体が越冬のためにやってきた。これで2,012年の秋から6年
連続での飛来となる。 「夏は繁殖地の中国に行っているのだろうか?」 という声がある。
また、5年前に来た時から♂の成鳥であったが、寿命はどれくらいか興味深い。 来年も来てほしい!
2,018年2月2日 愛西市
このギンムクドリは2,018年の秋には姿を見せず、5年連続の飛来で終いとなった。
記:2,011年12月 4日
2,015年 2月12日 改定
2,016年 2月17日 改定
2,017年 2月18日 改定
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